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妻として、母として 番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妻として、母として 番外編
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。
今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。
本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。
短編の内容なので、年内には完結する予定です。
それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。
個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。




2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
92
投稿者: (無名)
いつまでも待ち続けております
19/07/07 06:08 (zCjYyBqY)
93
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【60】
寒い冬も終わり、最近ようやく暖かい風が吹く季節になった。
ほんの1ヶ月ほど前まで防寒具を羽織る者達も多くいたが、今では身軽に外を出歩いている。
3月、春がやってきた。
やっぱり、暖かい季節を迎えると心も弾む様だ。
最近の僕は、まさにそんな充実した日々を送っていた。
しかし、それは春を迎えただけが理由ではない。
あれから、もう半年が経とうとしている。
この半年はあっという間に過ぎ去ったが、一生忘れられない出来事だった。
そして、きっと僕以上にそれを感じているのは、幸子に違いない。
およそ半年前、幸子は近所に棲む淫獣、伊藤に犯されたのだ。
徹底的に、完膚無きまでに犯され尽くしたといっても過言ではない。
幸子の下着を盗んだ僕のちょっとした出来心が引き金になり、幸子は1ヶ月もの間毎日の様に伊藤に犯され続けたのだ。
脅迫されていた僕は止める事も出来ず、伊藤の淫醜行為を見過ごすしかなかった。
だが、そんな状況を救ったのが僕の同級生でもある杉浦だった。
全てを知った杉浦が、伊藤を逆に脅迫したのだ。
僕も幸子も外部には絶対に漏らせない事実だったが、杉浦はそれを逆手に取ったというわけだ。
杉浦の脅迫が効き、伊藤は幸子だけではなく僕にも接触してこなくなった。
晶から聞いた話でも、幸子はしばらく元気が無かったが今では表情も明るくなったと言っていた。
もっとも、晶や由英は体調不良が原因だと思っている様だが・・・。
とはいえ、完全に安心するわけにもいかない。
伊藤の事だから、また幸子を犯す機会を窺っているはずだ。
幸子が時折見せる不安な表情も、まだ伊藤を警戒しているからだろう。
しかし、なんといっても意外だったのは杉浦だった。
幸子に向ける淫欲度は、伊藤に引けを取らない程だと思っていたからだ。
もちろん覗き行為などの異常な行動が物語るように、幸子に淫らな感情を抱いている事は本人からも聞いている。
僕と同じで、妄想で幸子が犯される姿に興奮しながら自慰行為に耽る。
杉浦は、それだけで満足だと僕に言っていた。
でも、僕が感じる杉浦の淫悪な雰囲気はそれ以上のものだと確信していた。
なのに、杉浦は以前と変わらず幸子の目の前には現れていない様だ。
それどころか、杉浦はあれ以来僕に幸子の話すらしなくなった。
恐らく、覗き行為や幸子が犯された映像に酔いしれてはいるのだろうが、幸子の事を語ろうとはしなかった。
僕も無闇に幸子の話をするわけにもいかないので、幸子の話題は避けていた。
やはり、見た目で判断してはいけないという事だろうか。
正直、意外というよりも拍子抜けというのが本音ではあるが・・・。
だが、とにもかくにも僕と幸子は以前の様な何気無い日常を送っていた。
そして、明日はとうとう卒業式だ。
19/07/14 16:12 (e4Wmf7Xy)
94
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【61】
この春から、僕は地元での就職が決まっていた。
しかし、晶は地元を離れる事となった。
希望する職種が、県外にある為だ。
幼少期からの親友が居なくなるのは、やはり寂しい。
でも、僕は親友の夢を応援する事にした。
幸子が平穏な生活に戻った事もあり、晶に対して罪悪感というかモヤモヤした感情は薄れていたので気持ちよく送り出せそうだ。
それから、晶に聞いた話では幸子も4月から働きに出るらしい。
昨年、アルバイトとして働く予定だった喫茶店だ。
あんな事があって1度は断ってしまったが、また幸子に話があった様だ。
今回は、面接なども無かったらしい。
子供も自立し、ようやく幸子も自分だけの時間が増えて、これからは充実した日々になるだろう。
ちなみに、杉浦も僕と同じく地元企業に就職が決まっている。
しかも、その会社名は野田土木興業。
幸子の夫、由英が勤める会社だったのだ。
この田舎町の中では1、2を争う大企業と言えるだろう。
肉体労働だけに、杉浦の様な体型をした人物は重宝されるらしい。
とはいえ、そんな会社に就職出来たのだから素直に祝福するべきだろう。
もちろん、幸子の夫が勤める会社に就職した事には何の意図も無いと信じたいが・・・。

そんな事を考えながら、僕は卒業式前日の学校にいた。
学生生活もこれで終わりかと思うと、感慨深くなる。
明日で最後という事もあり、同級生と昔の出来事を懐かしげに話し合った。
だが、その中に1人だけ姿が見えない事に気付いた。
救世主ともいうべき存在、杉浦だ。
登校時には居たので、欠席ではないし早退もしていないはずだ。
すると、何処に居たのか杉浦が戻ってきた。
「あれ、何処に行ってたの?」
「明日の準備だよ。
・・・明日は、俺の記念すべき日になるからな。」
明日の準備とは、卒業式の事だろうか。
しかし、卒業生が会場の準備をするわけがない。
卒業式とは別に、何か予定でもあるのだろう。
その時の僕は、深く考えなかった・・・。
翌日、遂に学生生活の最終日を迎えた。
3年間着たブレザーとも、今日でお別れだ。
将来への期待もあるが、まだ学生でいたい。
名残惜しい思いを抱きながら、僕は家を出た。
今日は卒業式なので、僕の親も出席する予定だ。
当然だが晶の母、幸子も出席する。
卒業式の予定は、9時から11時半くらいまでの2時間半程度らしい。
学校へ着き、卒業式が始まるまでは教室で待機だ。
教室に入ると、既に杉浦も居た。
僕は、杉浦に声を掛けた。
「おはよう。」
「・・・あぁ。」
「・・・・・。」

「おう、洋太。遅かったな。」
「あっ、おはよう。」
晶が、声を掛けてきた。
晶とこの教室で会話をするのも、今日が最後だ。
僕は、晶や他の同級生達との会話を楽しんだ。
その後、担任教師もやってきて朝のホームルームが始まった。
しばらくしてホームルームが終わると、卒業式までは自由時間だ。
当たり前の様に、賑やかな空間に包まれた。
男子の悪ノリした遊び、女子のはしゃぐ声はいつも通りだ。
皆、和気あいあいとした雰囲気で会話をしている。
でも、また一人足りない事に僕は気付いた。
やはり、杉浦だ。
先程までは、確かに居た。
昨日も、何処かへ行っていた様だが・・・。
トイレにでも行っているに違いない。
そう思いながらも、何故か僕は妙な胸騒ぎがしてならなかった。
ここ最近の杉浦の行動や様子は別人の様に大人しいものだったが、昨日から怪しい雰囲気を醸し出している事に僕は気付いていたのだ。
そして、それが以前まで感じられた淫獣の危険な香りだという事にも・・・。
とはいえ、まさか卒業式という門出を祝う清新な日に何か企んでいるなんて、いくら何でも考え過ぎだ。
僕は、雑念を振り払う様に友人達と談笑した。
しかし、僕の嫌な予感は的中する事になる・・・。
そうこうしている内に、卒業式の時刻が迫ってくると卒業生の親が続々とやってきた。
19/07/14 16:24 (e4Wmf7Xy)
95
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【62】
卒業生の教室は3階で、僕の席は窓際だった。
その席だと、窓から玄関がよく見える。
僕の親や顔見知りの親も、玄関に入っていく。
すると、待ちに待った人物が僕の視界に飛び込んできた。
緩やかなウェーブがかかり、ボリューム感のある茶褐色の髪が肩まで伸びている。
それでいて、今日は化粧や口紅が少し濃い目という事もあり、気が強そうな表情は更に際立っていた。
間違いなく、幸子だ。
だが、その幸子の姿に僕は驚いた。
上半身が濃紺のスーツ、中には白のYシャツ。
下半身がスーツとセットになった同色の濃紺スカート、中はベージュのストッキング。
靴は、黒い光沢を放つハイヒール。
つま先が尖り、これも気が強い性格の幸子を一際引き立たせている。
そう、この姿は幸子が初めて伊藤に犯された時の服装だ。
あの時は、面接に行く為の正装だった。
今日も息子の卒業式なのだから、この様な服装を着用するのは当然だろう。
しかし、てっきり僕は捨てているものだとばかり思っていた。
この服装だと、嫌な記憶を思い出してしまうのでは・・・。
そう考えるのが普通だが、どうやら僕は幸子の気丈さを見誤っていたのかもしれない。
あくまで僕の推測だが、新しいスーツを買う事は犯されたという事実に負けてしまうと思ったのではないだろうか。
あんな辛い事実にも屈しない、幸子の強い意志の表れではないだろうか。
そうでなければ、わざわざあの時と同じ服装など身に纏いたくはないはずだ。
気が強くて勝ち気な幸子であれば、そんな結論に至っても不思議ではない。
でも、僕にとっては幸子が犯された時の光景を思い出してしまう姿だ。
どうしても、勃起を抑えきれない。
スーツの上からでも確認出来る豊乳、同じくスカートの上から主張する豊満な肉尻。
いつもと変わらぬ極上の美貌と肉付きは、健在だ。
他の父親や玄関先で案内をする男性教師達も、幸子に浴びせる視線は卑猥に見える。
やはり、他の男達も幸子の魅惑的な容姿に釘付けだ。
そんな男達など気にも留めない幸子は、校舎内へと入っていった。
玄関から真っ直ぐに廊下を進むと、卒業式を行う体育館がある。
僕の席からだと、その廊下にある窓も見えた。
割と大きな窓なので幸子が通るのも確認できると思い、僕はその窓を凝視した。
すると、ハイヒールからスリッパに履き替えた幸子が歩いてきた。
息子の卒業式という事で、幸子の表情も晴れやかに見える。
きっと幸子の今の心情は、子供が巣立っていく寂しさと喜びが入り交じっているのだろう。
母として、子供の成長を頼もしくも感じているに違いない。
だが、そんな感慨に浸る幸子を阻害する存在が、無情にも現れるのだった。
幸子も、異変にはすぐ気付いた。
表情が険しくなり、足を止めたのだ。
幸子の視線の先に、誰かが居る事は分かった。
そして、それが招かれざる人物だという事も・・・。
僕は、瞬時にある人物が頭に浮かんだ。
幸子があんな厳然とした表情をする相手といえば、伊藤しかいない。
まさか、わざわざ息子の卒業式という日に幸子を弄ぼうと現れたのだろうか・・・。
しかし、伊藤が幸子に接触するのは禁じられているはずだ。
実際、杉浦の脅迫によって幸子には近づいていない様だし、最近の幸子の様子からもそれは確認出来た。
では、何故幸子の前に現れたのだろう。
幸子に対する淫欲には勝てず、後先考えずにやってきたという事なのか。
だとすれば、納得も出来る。
幸子の魅惑的な雰囲気に、冷静さなど存在しないという事だ。
やはり、僕が不安視していた事態が起きてしまった。
伊藤はまだ幸子を諦めていなかった、まだ幸子を犯し続けるつもりなのだ。
すると、幸子が後退りする様な動きを見せた。
伊藤が、近付いてきた様だ。
廊下の窓にはまだ伊藤の姿が見えていなかったが、これで確認出来そうだ。
ところが、そこに現れたのは伊藤ではなかった。
僕と幸子を救った恩人、杉浦だったのだ。
19/07/14 16:41 (e4Wmf7Xy)
96
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【63】
僕の視界に入ってきた人物は、間違いなく杉浦だ。
何処へ行ったのかと思えば、まさかあんな所に居たとは・・・。
一体、何の用があって幸子の元へ行ったのだろう。
考えたくはないが、嫌な予感しかしない。
まさか、息子の晶が卒業する事に対して祝い言を伝えに行ったわけではないだろう。
それは幸子の険しい表情、そして杉浦の淫らな笑みが物語っている。
杉浦は何かを言いながら、幸子に近付いた。
もちろん、幸子は警戒している。
伊藤と同等の嫌悪感を示しているのだから、当然の反応だ。
それに、幸子は伊藤の淫醜行為を止めたのが杉浦だとは知らない。
伊藤が自然に何もしてこなくなった、そう思っているはずだ。
伊藤自身が警察に発覚するのを恐れた為に止めたのでは、とでも思っているに違いない。
だから、いくら息子と同い年とはいっても幸子にとっては杉浦も淫獣と同じなのだ。
自身の下着を嗅いで舐め回す光景を目撃した時の衝撃は、未だに忘れられないのだろう。
ましてや、杉浦とは久しぶりの対面かもしれない。
警戒せずにはいられないはずだ。
そんな幸子に、杉浦は無遠慮に近付くとある物を見せた。
杉浦の携帯電話の様だ。
するとその瞬間、幸子は驚愕的な表情に一変した。
携帯電話の画面に何か写っている様だが、僕の位置からでは確認出来ない。
だが幸子の様子を見る限りでは、消して微笑ましい内容ではないだろう。
凍りついた様に強張った表情をする幸子に、杉浦は何か話した。
ここからでは、どんな会話をしているのか全く分からない。
僕は、食い入るように2人の情勢を見詰めた。
しかし、こんな時に校内アナウンスが流れた。
卒業生と在校生は体育館へ集まる様に、という指示だった。
「洋太、行こうぜ。」
「あっ・・・うっ、うん。」
晶に言われて、僕はその場を離れるしかなかった。
2人の様子を、晶には見せられないからだ。
杉浦が何を考えているのかは分からないが、晶に少しでも悟られてはいけない。
僕は、皆と体育館へ向かった。
体育館へ続く廊下、そこに着いた時にはもう2人の姿は無かった・・・。
もしかしたら、ただ会話をしていただけなのかもしれない。
幸子に淫らな欲望は抱いているが妄想の中だけ、杉浦は僕にそう言っていたのだ。
恩人を疑う様な真似は、止めよう。
平穏な日常を希求する僕は、杉浦を信じる事にした。
卒業生は合図があってから体育館へ入場となる為、僕達は廊下で待機していた。
やはり、杉浦の姿は無い。
どこかモヤモヤした感覚に襲われながら、入場の合図があり卒業式は始まった。



およそ3時間弱、12時が迫ろうとした頃に卒業式は終了した。
予定時間は少々過ぎたが、卒業式は順調に進み滞りなく終えた。
卒業生や親の中には泣く者もいたり、感動的で良い卒業式だっただろう。
でも、残念ながら僕にとっては感動に浸る余裕など無かった。
卒業式が始まって入場した時から、気掛かりな事態は起こっていた。
卒業式会場は後ろに保護者、その前が在校生、1番前が卒業生という席順だ。
中央の通路を進んで席に座るのだが、僕はそこで気付いてしまったのだ。
保護者席に、幸子の姿が無い事に・・・。
19/07/14 16:53 (e4Wmf7Xy)
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