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(無題)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:(無題)
投稿者: 昌子
人の人生って、チョットしたきっかけで大きく変わって
しまうモノですよね。
以前の私は「そんな事は他人事、自分には関係の無い事」として
考えもしませんでした。

私は32歳。結婚4年目で、経済的には楽ではないけれど、
パートにも出てますし、やりくりしながらそれなりに安定した
生活を送っています。
子供が居ないので、その点も負担が少ないと思います。

夫とは以前の職場で知り合い、人当たりの良さと優しさに
惹かれて結婚しました。
派手なことは苦手ですし、ギャンブルもしません。
お酒も殆ど飲みませんし、タバコも吸いません。
嗜好や価値観も私と似ていて、今まで生活の中で衝突したことは
一度もありません。

そんな夫婦生活で、私が唯一不満に思う事。それは
夜の営み・・・なんです。

決しておざなりにされている訳でも無いですし、精力が弱い
訳でもありません。では、何故不満なのか・・・それは
お互いの体型の違いなのです。
夫は元々ラクビーの選手で、身長も体型も大きく、その身体に
比例したイチモツの持ち主です。
方や私は、身長も低く体型も大きくありません。
したがって夜のSEXの時、けっこうツライというか、
私に対して夫のモノが大きすぎるのです。

最初の内は(しばらくすれば慣れるはず・・・)と思って
いたのですが、やはり私にはオーバーサイズみたいで、
求められると正直(うわぁ~・・・)って思ってしまうことも
多いのです。

世間的には「贅沢言ってる」「幸せな事でしょ」と非難させる
かもしれませんが、受け入れる側としては、正直ツライんです。
(出血する時もありますし、股関節が痛む事も・・・)

それでも不倫だとか浮気だとかは、考えたことは無く、
その安定した生活にドップリ浸かっていて、その生活を変える
気持ちはありませんでした。
そう、去年の夏までは・・・。

去年の春、桜も満開になり暖かな日差しと爽やかな風に
誘われて、私は徒歩で買い物に出かける事にしました。
数日続いた雨と寒の戻りで、降ろすにおろせなかった
新しく買ったリーボックのスニーカーを、やっと降ろすことが出来た
からなのです。

それまで履いていた¥1980の無名スニーカーとは大違い!
軽くて衝撃も少なくて、足が勝手に前に前に進む感じがとても
素晴らしいんです。
我家の経済的には、痛い出費でしたが、その価値はあるとな~と
納得する履き心地でした。

スーパーまでの道のりで公園を横切るのですが、そこのデコボコ
した石畳も難なく歩けるし、春の陽気も手伝って私はウキウキ
気分でした。

買い物を終えての帰り道、行きと同じように公園を横切って歩いているとき
それまで軽やかに進んでいた筈の足が急に進まなくなり、
「え?」と思った次の瞬間、身体への衝撃といきなりドアップに
なった石畳が見えていました。
そう、私は子供のように転んでしまったのです。
前を見ると、石畳の上に散らばる買い物品・・・。
恥ずかしさのあまり、急いで立ち上がろうとした瞬間、
右膝に力が入らず、立ち上がることが出来ませんでした。

「イタタッ~・・・」
思わず右膝を手で押さえた時、手の平にヌルリっとした感じを
おぼえ、(まさか・・・)と思いながら恐る恐る手をどけて
見ると、黒いストッキングは無残に裂け、細かい擦り傷から血が
滲んでいました。それも結構勢い良く・・・。

たぶん、まだ新しいスニーカーに足が馴染んで無く、グリップ性能の
良いソールが石畳に引っかかってしまったのでしょう。
完全に私の不注意でした。

最初の内はヒザの痛みも痺れた感じでしたが、次第に痛みが
増してきて、血も止まる気配がありません。
私はその場に座り込んで途方に暮れていました。そのとき
「大丈夫でしか?」と男性の声が聞え、半べそをかきながら
声のする方へ視線を向けると、カジュアルな服装をした
30~40代ほどの男性が自転車に乗って駐まっていました。

私は震える声で「あの・・転んじゃって・・・」とだけしか
いえませんでした。
その男性は素早く自転車を降りると、
「大丈夫ですよ。取り合えず落ち着いて下さい。」
そう言うと私に肩をかしてくれて、近くのベンチまで連れて行って
くれました。

私を座らせると、散らばった買い物品を拾い集め袋に入れると
私の横に置いてくれました。
「怪我をなさっていますね。チョット待ってて下さい。」
そう言うとその男性は、自分の自転車まで戻り、自転車のカゴから
自分のバックを持ってきました。

男性はバックを開けると、半透明のプラスチックケースと
ペットボトルのミネラルウォーターを取り出して、
「応急処置だけしか出来ませんが、取り合えず血は止まるはずです。」
そう言うと、傷口をペットボトルの水で洗い、消毒液で消毒し、
脱脂綿とガーゼで傷口を覆い、持っていた恐竜柄のバンダナ
(手ぬぐい?)で縛ってくれました。

処置を受けている間、この人が格好いい人だったら、まるで
ドラマみたいで素敵だろうな~・・などと不謹慎極まりない
妄想をしてしまいましたが、残念ながら特に格好いい訳でも無く、
かといって不細工と言う訳でも無い、極々普通の人でした。
(私も人様の容姿を言えるほど綺麗な訳でもないのに・・・)

処置を終え、その男性は私の前にしゃがんだまま、立とうとは
しませんでした。ただ顔を伏せたまま
「立てますか?」とだけ聞いてきて、私は恐る恐る立ち上がると
痛みは残っていましたが、出血も収まりなんとか歩けそうでした。
「ありがとうございます。これで何とか帰れそうです。」
「そうですか・・・あまり痛むようでしたら病院に行って下さい。」
「あの、それで・・お礼なんですが」
と私が言いかけた途端、その男性はベンチに横たわって
しまいました。

(え?・・・なに?・・)私は状況が把握出来ませんでした。
「あのぉ~・・・だいじょうぶですかぁ?」
そう言ってその人の顔を覗き込むと、男性の顔色は真っ青で、
虚ろな目つきになっていて、
「だいじょうぶ・・です。・・しばらく休めば・・・」
そう言ったきり、その人はそのまま動かなくなってしまいました。

そのまま立ち去る訳にもいかず、私はベンチの空いているスペースに
座って待つしかありませんでした。
15~20分ほど経った頃、その人はベンチから起き上がり、
「ふぅ~・・・ふぅ~・・・」と何度も深呼吸して、
「いやぁ、お恥ずかしい姿をお見せしました~」と
バツの悪そうな顔をしながら、ポリポリと頭を搔いて
「実は怪我とか血とか見ると貧血を起こしてしまうんです。」

白馬の王子様、とはいかないまでも、あまりの三枚目ぶりに
私は思わず吹き出してしまい、その人も
「いや~面目ないです。ここで颯爽と立ち去ったら格好いいのに
 小説や映画のようにはいきませんね。ハハハッ。」

「お宅は近くですか?ひとりで帰れそうですか?」
「あ、はい。もう大丈夫です。」
「そうですか。それでは私はこれで。」
そう言うと自分の自転車に乗って去ろうとしていたので
「あの、治療費というか・・・お礼がしたいのですが。」
「それでしたら、同じように困っている人が居ましたら
 手助けしてあげて下さい。自分もそうやって助けて
 もらった一人なので。」
そう言うと、その人は自転車を走られ去っていってしまいました。

しばらくヒザは痛みましたが、病院に行くほどでも無かった
ですし、傷口も化膿しませんでした。
数日後、私は薬局で携帯用のファーストエイドを購入し
縛ってもらった緑色の恐竜柄の手ぬぐいを、いつ会っても
返せるように綺麗に洗濯しお礼文と一緒に持ち歩いていました。

ですが、たまたま通りかかった人と出会える確率は低く、
出来る限り、同じ曜日の同じ時間帯に買い物に出かけ、
公園を通るようにしましたし、時にはしばらくベンチに座って
待ったりもしましたが、その時の男性は現れませんでした。

もちろんそればかり気にしているわけにもいきませんし、
その人に特別な感情は、その時はまだありませんでした。
ただ、私の中でこのままでは収まりが悪く、せめて手ぬぐい
だけでも返して、改めてお礼を言いたい。ただそれだけでした。

全然官能的な所もないまま、前説だけで長文になって
しまいました。(o_ _)o

続きはまた・・・。

 
2013/03/14 21:46:46(v/NX1Snn)
42
投稿者: 昌子
続きです・・・。

私は彼を受け入れたままの姿勢で、動くことが出来ません
でした・・・そして鏡越しに合わさった、彼の視線からも・・・。
私達は見つめ合い、初冬の柔らかい日差しの差し込む中で
愛情と快感に満ちたこの時間に浸っています。
私は呼吸をするのがやっと・・・口は半開きのまま閉じれず、
うつろな目で、彼を見つめるだけでした。

しばらくすると彼は一体になったまま、私の身体を抱え、
彼がソファーに座り、その上に私が乗る姿勢になりました。
そして、
「さぁ、昌子。さっきのように自由に動いてごらん」
と私の後ろから耳元に優しくささやいてきました・・・。
「え?・・・そんな・・・またなの・・・?」
ただでさえ自分の身体を支えられず、彼に腰を支えてもらって
いるのに、なおも動くなんて・・・・
それに、私が上になったせいで、彼の逸物は私の中に
完全に収まりきり・・・秘部の最深部を押し上げてきて
いて、とても動くどころではありません・・・。

でも、
「さぁ、しょうこ・・・・」
柔らかく促してくる彼の言葉に、私は抗う事が出来ず、
私はゆっくり、腰を動かし始めました・・・・。
前後・・・そして左右、秘部を擦れ合わせる様に動かしていくと
彼の逸物は、私の中を動き回り・・・先は私の最深部を
クリクリッ・・・と刺激し・・・秘部から溢れ出たおびただしい
量の潤いは、彼の下腹部・・・そして起毛のソファーカバーまで
達してしまうほど・・・・。
そしてその潤いは、卑猥な音を立て始めていました・・・。

その刺激は、今までの彼との情事には無かった新たな
快感を、私の身体に刻みつけていきます・・・。
完全に収まったままの快感・・・激しさはないけど・・・
一定した・・そして確実な快感を私に伝えてきます。

私の腰は、自分でも分からない内に、ユックリとした動きから
早い動きへと変化していました・・・。
そして、その刺激は、私の秘部の最深部から、頭の頂点まで
私の身体を貫通していきます・・・。

私はその快感に身を委ね・・・天を仰ぎ・・・身体の赴くままに
動き回っています・・・。
その時、
「昌子、見てごらん。とても素敵な君がいるよ・・・」
と彼のささやきが聞え、私は天を仰いだままの顔を壁の鏡に
向けました。

身体を仰け反らせ、彼にウェストを支えられ・・・そしてその手の
下は、まるで別の生き物のように腰が動き回っています・・・。
その腰は、まるでレゲエダンサーの様・・・
恍惚感に満ちた私の表情・・・口はだらしなく開き・・・
横を向いたため、口元からは唾液が糸を引いて、
垂れています・・・。

「あぁ・・・あな・・た  わ・・わた・・し・・・・・・」
「素敵だ・・・なんて素敵なんだ・・・」
「すご・・く・・・はずか・・しい・・のに・・・・・」
「良いんだよ・・これも昌子なんだよ。」

彼のその言葉に、無意識に抑えていた『何か・・・』が私の
中で外れ・・・そして身体を貫く快感に無防備になった私は
彼の上で、一気に絶頂へと向かっていきました・・・・・。

見ていた物が涙で潤み・・・上下感も希薄になっていき・・・
絶頂に達した私は、一瞬の光の世界を感じ・・・そして
頭の中に冷たい水が流れ込んできた様な感覚を
覚え・・・一気に光の世界から落ちて行くのでした・・・。

目を覚ますと、私は彼の上で仰向けになったまま・・・
彼は私の頭を撫でていました。
「・・・うぅ~ん・・・あ・・・あなた・・・わたし・・・」
「気が付いたかい?昌子は気を失っていたんだよ。」

少しずつ意識がハッキリしてきます。
私は足を大きく開き、彼と一体になったままだったのです。
その一体感・・・そして身体の細胞一つ々に満たされる
充実感・・・・この嬉しさ、この気持ちをどうしたら彼に
伝えることが出来るの・・・
「あなた・・・わたし・・・あの・・・わたしね・・・・」
でも、それからの言葉が思いつきません・・・歯がゆく
感じている私に、
「良いんだ、なにも言わなくて良いんだよ。昌子の気持ち、
 感じていることは全て伝わっているから。」
彼は優しくささやいてくれました・・・・・・。


「まだ時間はあるから、一度休憩しよう。」
そう言うと、彼は私の中から抜き出ていきました・・・。
いつもの事ですけど、この瞬間は少し寂しい・・・です。

私達は、二人でシャワーを浴びました。
お互いの身体にシャワーを浴びせ、身体から汗を流していた
その時です、彼はいきなり
「私も昌子みたいに、下を処理してみようかな?」
「え・・あなたも?」
「うん、避妊具は仕方が無い事だけど、さっき自分の毛が
 邪魔に感じたんだよね。どう思う?」
「どうって聞かれても・・・・・・・」
「普段使っている髭剃り、あれじゃダメかな?」
「大丈夫・・・だと思うけど・・・」

私は以前、彼に黙って借りた事を伝えました。すると、
「なんだ、大丈夫なんだ。それじゃやってみてよ。」
「やってみてよって・・・え~!私がするの~?」
「だって自分でしたことないから・・・それに自分じゃ
 剃れないよ。」
「そんなぁ~・・・私だって人のをした事なんてないのに・・」
「まぁまぁ、とにかく試してみようよ。シャワーも
 浴びてる事だし。」

私は自分のポーチから、むだ毛切りの小さなハサミと、
洗面台にある彼の髭剃りを持って来ました。
「ハサミも使うのかい?」
「長いままだと剃れないの。だから最初に短く切ってからで
 ないと・・・」
「そうなんだ。ほら、やっぱり昌子でないとダメじゃないか。」
褒められているのか、乗せられているのか・・・でも
そんなやり取りが、妙に嬉しい・・・。
「もう、変なこと言わないで。刃物を使うんだから動いちゃ
 ダメよ。」
「うん、分かっているよ。」

私はハサミで短く切っていき・・・その後ボディーソープを
付けて髭剃りで処理していきました。
すると彼の逸物が大きくなってきて・・・
「もう、なんで大きくするの?」
「仕方が無いじゃないか。そんな風に触られたら・・・」
「それは・・・そうだけど・・・・」
「それに大きくなった方が、処理し易いかもしれないよ。」

私が困ったのは、処理のし易い、し難い・・・ではなくて、
目の前に、彼の逸物が迫って来る事だったのです・・・。
気を付けて処理しないといけないのに、気が散って
仕方がありません・・・。

なんとか一通りの処理も終り、
「こんなところかしら?流すわね。」
立ち上がった彼の身体にシャワーを掛け、ソープの泡を
流し終えると、綺麗に処理された彼の股間が露わになり、
それは何とも不思議な光景でした。
ただ、周りに生えていた毛が無くなってだけなのに、妙な
アンバランス感というか・・・卑猥な感じというか・・・・。

彼は浴室の鏡で確認して、
「なんか、凄いことになっちゃったな~!スースーするよ。」
「あなたが言い出した事でしょ?」
「まぁ、そうなんだけどね。でも昌子みたいに綺麗にならない
 のはなんで?」
「毛質の関係じゃない?私は元々そんなに濃い方じゃ
 なかったし、除毛剤も使っているし・・・。」
「そうか~除毛剤を使うともっと綺麗になるのか~」
「うん・・・て、あなたがさせた事なんですけど!」
私が少し膨れ顔をすると、
「はははっ、まぁまぁ。これで一緒になったんだから良いじゃ
 ないか。」
「え・・・もしかして・・・・私にさせて事・・・気にしてたの?」
「結果的には、私も昌子も気に入った事だから、気にしてた
 って程でもないんだけどね。まぁ良いじゃないか。それに
 毛が邪魔に感じたのも事実だよ。」

シャワーを終え、私達は浴室を出て身体を拭き合いました。
処理した後だと、濡れた身体を拭くのも楽なのですが、
大人の男性の股間に毛が無いのは、やっぱり・・・少し変・・・。
でも、彼は気にもしていない様子で私の手を引き、キッチン
まで行くと、ポカリをグラスに注ぎ、私に差し出しました。
こういう時のポカリは、本当に身体に染み込んでいくようで
美味しいです。

彼は、ポカリを注ぎ足したグラスを持ち、またソファーへと
向かい、腰を下ろしました。
私はてっきりベットに向かうと思っていたので、少し拍子抜け
してしまいましたが、一人でベットに向かうのも変なので
私も彼の横に座りました。

彼はグラスをテーブルに置くと、
「さっきの昌子は、本当に素敵だった。見惚れてしまうほど
 だったよ。」
「なによ・・・・急に・・・」
私は顔が熱くなって来て・・・そして鏡の中に映る自分の姿が
脳裏に蘇ってきます・・・・。
「本当さ。鏡に映っていたのは偶然だったんだけど、
 気が付いたら、もう視線を外せなくなってしまったよ。」
「私は・・・・恥ずかしくて見ていられなかったわ・・・」
「少し困っていたようだね。でも、最後は見ていただろ?」
「・・・・うん」
「昌子はどう思った?」
「私は・・・自分じゃない様に感じた・・・自分なのに・・」
「うん・・・」
「でも・・その姿に興奮したのも・・・ホント・・・」


私は彼の身体に寄り添い、お互いの身体を行き交うぬくもりを
感じながら、ただ、私達の上を流れる時間を恨めしく思い・・・
それと同時に、掛け替えのないものを運んできてくれる
悪戯好きの天使 のように感じていました。

その天使達は、角度の浅くなった斜光の中で
「もう、あまり時間が無いよ」 と悪戯っぽくほほえみ、
私の心の中に羽を落としては、即すかの様に私の心を
くすぐるのです。

私は彼の身体に抱き付き、そのまま口づけを求め・・・
彼もそれに答えてきました。
柔らかい口づけは、徐々に熱を帯び・・・私の身体を
熱くたぎらせていきます。

そして私達は興奮と快楽の渦へと再び流れ込んで
行くのでした・・・・。

13/05/20 23:39 (S7n3HR5X)
43
投稿者: 昌子
続きを書きたいと思います。

 私達は抱き合い、熱い口づけを交わし・・・そして徐々に
お互いの身体が熱く、そして心と身体が強く求め合って
行くのを感じていました。

彼は私の身体を愛撫し、それは今までより一層情熱的で、
私の身体に熱い快感を刻みつけて行きます・・・。
乳房への愛撫は痛く感じる寸前・・・その熱い愛撫に、
私の身体は、躊躇無く反応してしまい、気持ちの方が
付いて行けずに、置いて行かれてしまいそう・・・。

私は彼をソファーに横たえると、彼の顔の上に跨がり・・・
そして私は彼の逸物を頬張るのでした・・・。
すでに力強く、そして大きくなった彼の逸物。
体毛が無くなり、むき出しのそれは、私をより一層
興奮させるに十二分な効力を発揮し・・・
それは「愛撫」と言うよりも、私自身が「彼のものを楽しむ」
の方に傾いていました・・・。
彼を直に私の中に受け入れられる・・・その喜びはそのままに、
さらに一歩進んで、この行為が「大好き・・・」になって
いました。

彼の先から溢れ出る粘液・・・そのヌルリッとした感触と共に
逸物の脈動と熱さ・・・そして口内に伝わる食感・・・。
その全てが、私の身体を熱く燃えさせ、秘部から熱い潤いを
湧き出させていきます・・・・。

休憩で、一旦収まった身体の興奮は、一気に沸点へと上昇
していき・・・彼のものを含んでいるだけで、もう絶頂へ届いて
しまいそう・・・。
(もう・・・もう・・・イッちゃう・・・・・)
そう思ったその時・・・彼が私の秘部への愛撫を開始
したのです。
その快感は、私の背骨を駆け上がり・・・そして後頭部へ
強烈な刺激をもたらしてきます。
あまりの刺激に、私は彼の逸物を含んで居ることも出来ず、
彼の顔の上で仰け反ってしまうのでした・・・。

頭の中が熱い快感で一杯になる中、私の視界の中に
もう一人の私が映っているのに気が付きました・・・。
その私は、彼のモノを握ったまま、彼の顔に跨がり・・・
そして仰け反りながら絶頂を向かえようとしていました。
(あぁ・・・なんて・・・・すがたで・・・・・・・)
そう思った瞬間、私は絶頂に達し、視界もままならなくなり、
彼の上に、身体を重ねてしまいました・・・・。

ピクピクッと身体は痙攣し、絶頂の余韻が引いていない
のに、すでに私の身体はさらなる快感を求め・・・・
目の前にある、握ったままの彼を迎え入れたくて
仕方がありません。

気持ちは抑えようとしても、身体が言うことを聞かず、
暴走気味になっていて・・・、
彼の顔から腰をずらすと、そのまま彼の逸物に跨がって
しまいました・・・。
彼は慌てて、
「昌子!まだだ!! まだ着けてない!」
彼の制止も聞かず、私は彼を秘部へと受け入れてしまった
のです・・。
始めて直に彼を受け入れ・・・避妊具の無い快感と感動に
我を忘れ、もはや制御出来ない身体は、勝手に彼の上で
動き始めてしまうのでした・・・。

後ろから彼に抱き付かれ、動きを抑えられ、
「昌子、待つんだ。少し落ち着きなさい!」
身体の痙攣は収まりませんでしたが、彼の一言で自我は
戻り、少しだけ落ち着く事が出来ました・・・。

「どうしたんだ?昌子らしくも無い・・・・」
「わたしらしくもない・・・・? 違う・・・これも私なの・・・」
「そうか・・・すまない。これも昌子だったんだね。でも
 少し落ち着こう。一度抜くよ。」
そう言って、私から出て行こうとした彼を、私は制止ました。
「お願い・・・少しの間だけで良いの・・・このまま続けて・・・」
「いや、しかし・・・・」
「最後までとは言わないわ。でもアナタを直に感じて
 居たいの・・・お願い・・・」

私は彼を受け入れたまま、身体を反転させ、彼と向き合い、
そして彼を抱き寄せ、熱い口づけを交わしました・・・。
「分かった。でもユックリだよ。そしてこれ以上はと私が
 判断したら、躊躇無く出て行くからね。それで良いかい?」
「うん・・・ありがとう。それでいい・・・・」

私は彼の上で、まるで美味しいモノをユックリ味わうように
動いて行きました。
0.0何ミリの薄い避妊具が無いだけで、こうも感じが違うの?と
再認識してしまうほど、避妊具の無い直に感じる彼は
とても官能的でした。
そして、今までに無い密着感。
お互いの陰毛を処理したため、肌と肌が触れあい、
二人の間には、ムダな存在が無く完全に一体になった
満足感が私を包みます・・・。
それと同時に、避妊具とはなんて無粋なモノなのかも・・・。

直に私と一体になっている彼を受け入れている私の秘部は
不規則な痙攣を続け・・・ユックリと、そして確実に私に熱い
快感を伝え続けてきます・・・。
それはまるで、石窯で焼かれる料理の様に、私の身体を
焦がしていきます・・・。

もう、これ以上はユックリとは出来ない・・・そう思った時、
彼は何の前触れも無く、私の中から出ていってしまいました。
「ああぁん・・・・もう?・・・」
「これ以上は無理だよ。済まないけどね。」
そう言うと、彼は無粋な避妊具を着け始めてしまいました・・。

彼の背中に抱き付きながら、彼の肩越しに逸物に着けられる
避妊具を恨めしく見つめていると、
「昌子は自分で認識ているのかい?」
と彼は聞いてきました。
「え?・・・なに・・・?」
「昌子の中は凄いんだよ。」
「え?・・・凄いって・・・どういう事?」
「まぁ、私も自慢できるほど女性遍歴がある訳では無いん
 だけど・・・今日、避妊具無しで分かったんだよね。
 今まで経験したことの無い感覚なんだよ。昌子は・・・」
「私もそんなに経験人数は多くないけど・・・でも
 そんな風に言われたことは無かったわよ・・・」
「名器 なんて表現は適切じゃ無い感じだけど、でもあの
 ゆっくりの動きだけで限界になっちゃうんだから、それは
 凄い事だよ。」
「どんな感じなの? 自分では分からないわ・・・」
「う~ん・・・ あの感覚を表現するのは難しいなぁ~・・・・
 凄くフィットしているのに、絡みつくというか・・・
 纏わり付くというか・・・・」

褒められているのは分かるけど・・・何となく素直に喜べない
感じもして・・・なんか複雑な気持ちでした。
でも、私自身も彼を直に受け入れて、今までに無い
感覚を覚えたのは事実ですし、それは「私が」では無く、
「私と彼の相性が凄く良い」と受け入れる事に
しましたし、たぶんそれが正解だと思います。


彼は無粋な避妊具を着け終え、私をソファーに横たえると、
ゆっくりと私の中に入って来ました。
先ほどとは違い、避妊具の隔たりは著明に感じられ、
一瞬の不満感が私の中に通り過ぎます。
でも、彼を受け入れる「喜び」は、その不満感を大きく上回り、
私の中で動き始めた彼からの快感は、徐々に私の身体に
充満していきます・・・。

私は彼の身体に抱き付き、その満たされていく快感に没頭し、
悶え・・・喘ぎ声を上げ始めていきます・・・。
すると彼は、私の足を抱え込み・・・一体になったまま軽々と
私の身体を持ち上げてしまいました。
元々小柄で、体重も重くないとは言え、一体になったまま
持ち上げられたのは初めてで・・・少しの怖さと同時に
大きく開かれた足・・・そして体毛を処理した秘部の密着感・・・
振り子の様に動き・・突け上げられる快感に
「あぁ・・こんなの・・・あぁん・・・・・すごい・・・・・」
そう言いながらも、新たな快感に私の身体は熱く火照り、
秘部からは、おびただしい潤いが溢れて来ます。

彼は私を抱えたまま部屋を歩き、窓際まで行きました。
レースのカーテン越しに、午後の町が見えます・・・。
外は平日の極普通の風景が営まれています。でも窓ガラス
一枚隔てたこの部屋では、こんなにも卑猥な事が・・・・。
その事実が、私をより一層興奮の渦へと誘って行きます・・。

「あなた・・・いやぁ~・・・はずかしい・・・・・」
「ふっ・・・誰にも気づかれはしないよ。カーテン越しなんだし」
「あぁん・・・でも・・・・でも・・・はずかしい・・・・」
でも彼はなおも身体を動かし、私の秘部に快感を
与え続けて来ます・・・・。
溢れた潤いは、その都度卑猥な音を立て・・・彼の首に回した
私の手と、彼に支えられた足だけで、宙ぶらりん状態のまま
突き上げて来る快感・・・・
落ちてしまいそうな怖さと、その不安定な状態・・・恥ずかしさ、
その中で伝わって来る快楽に、私は今までに無い絶頂へと
向かっていきました・・・。

(いやっ・・・こんなの・・・でも・・・すごく・・・感じる・・・イッちゃう)
絶頂へ登り詰める瞬間、彼は動きを止めてしまいました・・・。
イき切れないもどかしさと、登り詰める寸前の身体・・・・
私の秘部は、激しく痙攣を起こし、彼を捕食し続けます・・・。

彼は窓際から離れると、壁の鏡の前まで行き、自分達の姿を
映して見せてきました・・・。
彼に支えられた私の姿・・・足を大きく開き、お互いの秘部を
密着させ、彼の首からぶら下がっています・・・・。
その自分の姿に恥ずかしくなり、彼に抱き付こうとしましたが、
もう腕には力が残ってなくて、身体を密着させることが
出来ません。それどころか腕がプルプルと震えてしまって
いました。
もう、彼の首にぶら下がっていることも限界来ていました。

彼は鏡の前で、そのまま座り込み、私を上にしたまま、
「身体を反転させるんだ」
そう言って来たのです。
(そんな事をしたら、目の前に鏡が・・・・)そう思っても
彼の言葉に抗えません。
私は言われた通り、一体になったまま、身体を反転させ
ました・・・。
裸の自分の身体・・・恍惚感で満たされた表情・・・・
そして、一体になった秘部が露わになります・・・。
私の秘部から、大量の潤いが溢れた事を示すかの様に
彼の内ももが濡れています・・・。
透明と白濁色のそれは、淡い香りを先ほどから漂わせ、
私と彼の間を潤滑しています・・。

彼は上半身を起こすと、私の肩越しに私を見つめ・・・
そして私の乳房を愛撫してきました。そして
「さぁ、今度は昌子が自由にする番だよ。好きに
 すると良い・・・」
と耳元に優しく囁いてきます・・・。
(そんな・・・・こんな状態で・・・・恥ずかしいのに・・・)
そう思っても、快楽に焦がされた私の身体は、勝手に
動き始めてしまうのでした・・・。

13/05/26 23:43 (XVJHJ31T)
44
投稿者: たくみ
相性ですね。
その一言だと思う。

続き楽しみにしています。
13/05/28 09:53 (qynEtQYO)
45
投稿者: 昌子
しばらく投稿できずにいました。すみません・・・。
続きです。

私は彼の上でユックリと動き始めました。
腰を前後左右・・・処理した彼の逸物周りは、所々 ジョリッ と
した感触がします。たぶん綺麗に処理しきれなかったのでしょう。
でも、その感触は、私の秘部周りを刺激し・・・痛いとも
くすぐったいとも付かない微妙な刺激を私に伝えてきます。
聞える音・・・香り・・・肌の触れあう感触・・・鏡に映る光景・・・
それが全て快感となって、私の身体の中を駈け巡り・・・
熱く焦がしていきます・・・。

気が付くと、私は彼の上で激しく身体を上下させていました・・・。
自分の身体なのに、もう抑制する事が出来ません。
あまりに自分の喘ぎ声が大きく聞え、その不自然さに薄目を
開けると、そこには目の前まで鏡が迫っていて・・・
恍惚感に満ちた私の顔が映っていました。
ウットリした瞳・・・開いた口からは唾液が糸を引いて垂れ・・
そして何より、私自身の姿・・・・、
両手を前に着き、足を開いて腰を動かし続けるその姿は、
まるでカエルの様・・。
(なんてかっこうなの・・・・あぁ・・でも・・はずかしいのか
 いやのか・・・それすら・・・もう・・・わからない・・・・)
その体勢のまま、私は自分の痴態に興奮し・・・そして
絶頂へと昇り詰めていきました・・・・。

床に倒れ込み、息も絶え絶え・・・身体は不規則な痙攣を
起こし、体力も限界でした。
(もう・・・もう・・・だめ・・・・・これ以上は・・・・・・)
でも、彼はそんな私の身体を後ろから抱き起こし、
脇の下から身体を支えると、下から激しく突き上げて
来たのです・・・。

身体に力が入らない・・手も上げれない・・声も出せない・・・
なのに、突き上げられる快感は、私の身体の中を駈け巡り、
頭の中に熱いモノを満たしていきます・・・。
「ううぅ・・・・・ううううぅ・・・・・・」
そんなうめき声しか出せない・・・支える力を失った首・・
突き上げられる度に、頭がカクカクっ と揺らされ、
平衡感覚も曖昧になりはじめてきます・・・。

虚ろな瞳に映るのは、鏡の向こうでユレル私の姿・・・。
涙を流し・・・唾液を滴らせ・・・・・支える力を失った身体は
ぐにゃり・・・とした物体のように見えました・・・。

そんな私に、愛情を示し続ける彼・・・私は申し訳ない
気持ちで一杯になり・・・
(・・・ごめん・・なさい・・ごめんな・・・さい・・・あ・・な・・た・・・)
そう心で訴え続け、涙を流すしか出来ませんでした・・・。

彼の動きが一層激しさを増し・・・一緒に絶頂を迎えられない
自分を呪いながら、私の中の彼は脈動を始めました・・・・。
そして、私は身体をブルッと一度だけ震わすと、そのまま
意識を失ってしまうのでした・・・・。

気が付くと、私はベッドに寝かされ、彼は私の顔を濡れた
タオルで冷してくれていました。
「あ・・・・あ・・・・・わた・・・」
何故か上手くしゃべることが出来ません。
「気が付いたね。今は休みなさい。まだ時間は有るから。」
身体中が疲労で重く感じられ、身体を彼に向けることも
出来ません・・・。
「済まなかった。昌子には無理をさせてしまったようだね。
 本当に済まない事をした。」
私は顔を僅かに横に振るだけしか出来ません。
「私もつい夢中になってしまってね・・・自分を抑えることが
 出来なかったんだ。恥ずかしい事だが、この年齢になって
 こんな素晴らしいSEXをしたのは始めてなんだよ。」
私は小さく肯くと、上手くしゃべれないのを無理して
「あな・・た・・・・キ・・ス・・・し・て・・・」
とだけ言いました。


しばらくは、彼に介抱されていました。彼は私の身体を起こすと
冷たいポカリを飲ませてくれたり、少し体力が戻ると
今度はユンケルの顆粒を水で溶いたモノを飲ませてくれました。
疲労感は残っているけど、かなり元気になって来て、身体の
重さも、さほど感じなくなって来ましたし、普通にしゃべれるまで
回復していました。

「ありがとう、凄く楽になったわ。」
「良かった。元気になって。」
それまでの彼の表情にあった不安感は消え、いつもの柔らかい
笑顔が戻っています。

しばらくして、
「ところで さっきから気になっていたんだけど・・・」
「うん? なんだい?」
「・・・・どうして着けたままなの・・・?」
そう言って、未だに避妊具を着けたままの彼の逸物を
指さしました。
「いやぁ・・これは、昌子が・・・・」
「うん?・・・私が・・・なぁ~に?」
「あの・・・・最後に・・・楽しみしているかなぁ~って思って・・・」
「そう・・・私だけのため・・・なのね?・・・」
「あ・・いや・・・その・・・・・」
彼は困ったように、私から視線を逸らします・・・。
「私の為だけにねぇ~・・・それで外れないように輪ゴムで
 止めてくれていたのね?」
彼は観念したようで、(ふぅ~)とため息をつくと
「分かった。私の為でもあるんだよ。最後に昌子のコレが
 無いと、終わった気持ちにならないんだよね。」
顔を赤らめながら、まるで子供のように耳の下をポリポリと
かく彼の表情に(ぷっ)と吹き出しながら、
(ちょっと意地悪しすぎたかな~)と少し後悔しました。

彼に輪ゴムを外してもらい、私は彼から避妊具を抜き取り
ました。
すでに小さくて柔らかくなった彼の逸物に、避妊具から
彼の愛情がしたたり落ちます・・・。
ムンッと独特の香りと避妊具の匂い・・・下まで流れないように
袋の下から手で塞き止めながら、私は彼の愛情を逸物と
一緒にススリ・・口に含みました・・・。
口の中に広がる、愛情の味と香り・・・・一滴も余さないように
吸い上げ・・舌で舐め取り続けます・・・・、
そして、彼からの愛情を、身体の中に取り込んでいきます。
それまで柔らかかった、彼の逸物は徐々に固さを増して
きました。
今まではそれ以上にはならなかった、でも今日は完全に
力強く固さを取り戻したではありませんか。

「もう・・・どうしたの?こんなに固くなっちゃって・・・」
「分からない・・・・凄く気持ち良いんだ・・・」
「このまま続けてても・・良い?」
「あぁ、頼むよ。このまま・・・」

私は彼の逸物を慈しむように愛撫し続けました・・・。私は
(もしかしたら・・もう一度・・私に愛情を注いでくれるかも・・)
と淡い期待を持ち始めていました。
その期待感は、慈しむような愛撫から、熱く激しく貪欲な
愛撫へと変化させていきました・・・。

そんな私の愛撫を、彼は拒むことはせず、そのまま受け入れて
くれています・・・。
熱さと固さを増していく逸物・・・私は愛情が放たれる前兆を
予期し、愛撫をより一層激しいものへと変えていきます。
「ううぅ」
彼のうなり声・・・逸物の固さがピークに達し・・・
私の口の中で、彼の逸物は激しい脈動を始めました。
それと同時に、私は頬がへこむ程、強く吸い上げ、
彼からの愛情を口内へ導きました・・・。

その日、3回目と言う事もあり、愛情の量は極少量でしたが、
それでも、私の心と身体を満たすのには充分でした・・・。
脈動が終り、彼からの愛情を身体に注ぎ入れ、なおも
私は彼の逸物から口を離すことが出来ません・・・。
彼は辛そうな声を上げ、
「昌子・・・もう・・・止めてくれないか・・・」
分かっている・・・分かっているのに、止められない。
彼も私も限界・・・なのに
一緒の時間・・・今、この時を1分1秒でも繫がっていたい・・・
今日の残り時間もあと僅か・・・その焦りが私の行為に
歯止めを効かさなくしていました。

「ダメだ・・・昌子・・・ダメだよ・・・・あぁ・・」
彼の悲痛な叫びが聞え、逸物が一瞬力を失ったその時・・
シャッ・・・シャッ・・・・と2回ほど暖かい物が口内に放たれ
ました・・・・でもそれは愛情の様な粘度は無く、普通の
液体のようでした。
(え?・・・なに・・・これ・・・?)
口内に広がる暖かさとしょっぱさ・・・・
(もしかして・・・これって・・・・おしっこ?・・・)
私は彼を口に含んだまま、動きを止めてしまいました。
本来なら、直ぐに洗面所に向かい、口内のモノを吐き出して
口をゆすぐ・・・そうする筈でした・・・
その筈だったのです・・・でも、
(彼からの愛情は全て受け入れる・・・そう誓ったはずでしょ?
 違うの?昌子・・・)
私の中の、もう一人の私が、そう問いかけて来ました。
(そうだけど・・・これは・・・)
(そう・・・貴女の誓いは、そんなに脆いモノだったのね?)
(違う!そんなこと無い。 でも・・・・・・)
(でも?・・・それなら吐き出せば良いでしょ?彼の前で)
(そんな・・・・・・)
(自分からしておいて、彼の制止も聞かず、その挙げ句に
 彼からのモノを吐き出して、私の愛情はこの程度です。て
 示せば良いんだわ。)
(違う!違う!!違う!!! 私は・・・わたしは・・・・・・)

私は彼の逸物を口に含んだまま、放たれたモノをコクリッ と
飲み込みました・・・。そしてその瞬間、もう一人の(私)は消え、
そしてまたひとつ、薄い衣を脱ぎ去った気持ちに包まれて
いました・・・。

彼は申し訳なさそうに、
「・・・ごめん。昌子・・・・今のは・・・たぶん・・・」
私は彼の逸物から口を離し、そしてニコリと笑顔を見せて
「あなたが謝る事なんて、なにも無いわ。」
「でも・・・・本当に・・・・ごめん・・・」
「謝らないで。もちろん私も初めての経験だったけど、
 でも、これもあなたからの愛情だと思っているのよ。」
彼は今にも泣き出しそうな顔をして、そして私を抱きしめて
くれました。そして未だ香りの残る私の口に、そっと口づけを
してきて・・・そして彼は私の口内に舌を入れて来ました・・・・。
私は少し困惑しましたが、そのまま彼の行為に舌で応え・・
香りが消えるまで、その熱い口づけは続くのでした・・・。


私達はシャワーを浴びていました。もう時間も殆ど残って
なく、身支度を終えたら直ぐに出ないといけません。
なのに、私の身体は、彼との熱い・・・とても熱い行為の
余韻が残り、シャワーを浴びていても、なかなか平静に
戻ってくれませんでした・・・。

身支度を終え、もう出ないといけない時間になり、
「あなた・・ごめんなさい。夕食の用意はするつもり
 だったんだけど・・・もう時間が・・・・。」
「構わないよ。昌子の手料理をひとりで食べるのは苦痛だ。」
私は玄関まで行き、スニーカーを履くと、彼に向き合いました。
そして、
「あの・・・それじゃ帰りま・・」
と言いかけたとき、彼の人差し指が私の口を塞ぎました。
「昌子、違うよ。私は今日、君をここで迎えたとき、何て言ったか
 覚えているかい?」
「えっと・・・お帰りって・・・」
「そうだね。そして君はなんと応えたんだい?」
「私は・・・・ただいまって・・」
「そう、帰って来る場所から出るときに、帰ります は変だと
 思わないかい?」
「あ!・・・・そう・・・そうよね。」
「だろう?」
「それじゃ、あなた。行ってきます!」
「うん!行っておいで、昌子。」

13/06/13 01:24 (fgt0ucvE)
46
投稿者: シンジ ◆mJKgzDmk8E
昌子さん、久々にすばらしい文章に出会いました。
私は子育てを終えた還暦間近の男ですが、今年下の
既婚女性と付き合っています。

昌子さんと条件は違いますが、お二人の行くすえが
気になります。

願わくば、お二人が幸せをつかまれんことを。
13/06/16 10:50 (D9A6tKHV)
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