妻の携帯を鳴らしてみたが、伝言メモに切り替わるを繰り返して、出る気配は無かった。
メールをしてみた。
【今どこに居る？すぐに連絡して】
10分待ったが返事は無かった。
ニュースで出会い系がらみの事件を色々思いだし心配になってきた。
居ても立ってもいられず、飲んでいるにも関わらず車で探しに行こうと着替えて玄関を出たところに妻が自転車で帰ってきた。
妻『遅くなってごめんなさい。』
俺『心配して探しに行くところだったんだぞ』 妻『ごめんなさい』
俺『なんで電話に出なかった？』
妻『えっ？電話くれたの？何時？』
俺『さっきだよ』
妻は笑いながら『ニット帽子被ってるし、自転車に乗ってるし、携帯はカバンにあるからわかんないよ。家に入ろう』と自転車を置いて家に入った。
俺『遅かったな？』
妻『最後だったから…』
俺『最後だから抱かれたのか？』
妻『…。』
俺『酔ってる？』
妻『今は冷めてるよ』
俺『正直に全部話せるか？』
妻『途中で怒ったり問い詰めたりしないと約束してくれる？』
俺『まぁ無事帰ってきたから、約束する。抱かれて来たのか？』
妻『お茶飲んでいい？』
俺が妻にお茶を入れてやり渡した。
妻『ありがとう』
俺『話して。』
妻『最後まで黙って聞いてくれる？』
俺『ああ』
妻『約束だよ』
俺『約束するけど、先にゆきは離婚したいのかしたくないのかだけ教えてくれ』
妻『私は離婚したくない。でもパパが無理だったら仕方ないと思っている。』
俺『相当ショッキングな内容か？』
妻『浮気自体がショッキングでしょ？』
俺『もちろんそうだけど』
妻『あなたって、私の浮気よりされた事の内容が気になってるの？』
俺『浮気か本気なのか俺にはわからない。だからお前がどんな事まで受け入れたのかを知りたいんだ。』
妻『酔ってないから内容は詳しく言いたくない。今は飲みたくもないから』
俺『とにかく話してみてよ』
妻はリビングで俺に背を向けて話し始めた。
２日の日にパパに嘘ついて会ってきたよ。
朝からラブホに行ったら、約束通り中で出されちゃった。二回も。
多分安全日だったから約束は約束だから守ったの。
その日で二回抱かれて、やりたいだけだったら私が悔しいから３回目会えるか聞いてみたら、幼稚園が始まってから会いました。

３回目は、ゆうさんのアパートで会ったの。その日は危険日だからゴムを着けてもらった。
４回目はママ友の新年会で、ことねママの彼氏や阿部寛似の健ちゃんとゆうさんの友達が来てて、ゆうさんの友達の丸山さんがミサママを口説いてたの。ゆうさんに、みゆママがべったりくっついて、私に健ちゃんがくっついてカップルになってカラオケしたあと丸山さんのマンションへみんなで遊びに行き、みんな関係したの。
酔ってたし、お互いのパートナーを取り合いみたいになって、みんな盛りの付いた猫みたいになったの。
で、帰りに健ちゃんが私を追いかけてきて、ネットカフェでこっそり抱かれたの。
それからはママ友で各パートナーを決めて楽しむことになったの。
当番制で一人子供を見る役以外は、楽しむようになってた。
私は健ちゃんやゆうさんから何度も頼まれて昼間にも何回か会ったの。 最近では、ゆうさんの頼みでゆうさんの友達とも関係してた。
ゆうさんが借金してるみたいで、可哀想だったから…。
今日、キチンと旦那に知れたし、ミサママん家も引っ越しするから終わりにするって言ってきた。もう二度としませんから許してもらえるなら許して欲しい…。
と簡単に言われてしまった。
『昨夜の縄の痕は？』と俺は聞いた。
妻『ゆうさんの友達で、断れなくて仕方なかったの。』
俺『リング入れてんだろ？いつ？』
妻『３回目に会ったあと、ゆうさんにせがまれて。それと中出しできると人気があったから…。ごめんなさい』
俺『何人くらいと寝たんだ？』
妻『わかんない…。いつも酔ってたから。今日以外は…』
俺『複数もあるって事？』
妻『新年会の日に丸山さんのマンションの時だけ。一人ずつ順番だよ』 俺『１日に何人も？』
妻『ゆうさんの友達に、こんな美人に中出し出来るって言ったらしくて、いっぱいお願いされたから』
俺『ゆうさんでなくても良かったのか』
妻『…ゆうさんじゃなかったら、こうなってなかったかも…』
俺『なんで？』
妻『だって初体験を思い出して、嫌なのに強がってしまうの』
俺『昔話してたこと？』
妻『うん。だってパパは結婚してからは私を褒めてくれなくなったじゃん。』
俺『だからって浮気するの？』
妻『浮気をする気なんて最初は無かったよ』
俺『酔ってたし、いっぱい嬉しいこと言ってくれたから』
俺『男はエッチの為ならおだてるよ』

予想はしてたけど最後に飲んでヤってきたんだ。実は、最初に連絡着いたときには、もう一緒にいたんだったりして。今度は、酔わせてプレイ内容を聞き出さないと。

妻『そうかも知れないね。でも結婚して子供が出来てから誰も私を見てくれてなかったから。本当に今の状況が嬉しくて嬉しくて仕方なかったの』俺『俺はお前が専業主婦で子供を育てたいからって、仕事を頑張ってた。育児を任せっきりだからママ友の親睦会も行かせてたよ。そんな風に開き直られて全てを話してくれなかったら、離婚はしようがないと思えてきたよ。』
妻『本当に反省してるから、これ以上詳しく言いたくないの。ごめんなさい。』
俺『もう二度と会わないのか？』
妻『あなたが許してくれるなら』
俺『許さなければ、そいつとこに行くのか？』 妻『…。』
俺『行くのか？』
妻『い…行かないと思う』
俺は妻を男に取られたくない感情から許せない気持ちを隠して精一杯落ち着いて『明日離婚届を貰って来い。』
妻『えっ!?』まさか俺から言うとは思っていなかったように驚いた。
俺『３カ月様子を見る。携帯のＧＰＳは常にわかるようにすること、それと今日のことだけは正直に全て話すこと』と条件を突きつけた。
妻『もう会わないから大丈夫だけど、今日のことは話たくない』
俺『悪いと思って反省してるなら言えよ！』
妻『悪いと思ってるよ。でも…』
俺『言えないなら明日、お前の親に全て話す。俺の親にも話す。娘の親権は渡さない』
妻『わかった。言うから。あなたと別れたくないの。だから許して』
俺『じゃ俺の顔を見て話せ』
妻は俺に体を向けたが、うつむいたままだ。
小さな声で話始めた。

ゆうさんが待ち合わせ場所に遅れてきて、飲みに誘われたけど断ったの。そしたらゆうさんのアパートに行くってなって行ったの。
そして事情を話たの。
ゆうさんは仕方ないって残念がってたけどわかってくれたわ。
ただ、泣きながら土下座されて最後に抱かせて欲しいと頼まれたの。
俺『で、この時間か？』妻『お願い最後まで黙って聞いて欲しいの。本当に嫌だったけど脅されて仕方無かったの』
俺『何を？』
妻『ビデオを投稿するって』
俺『いつの？』
妻『ゆうさんのアパートで会った時に隠し撮りされてた』
俺『今あるのか？』
妻『返してもらって、自分で割ってコンビニに捨ててきた』
俺『内容は？』
妻『最後まで話させてお願い』と俺の話を遮ると話を続けた。

ビデオを見せられ返すからと、ゆうさんのやりたいことをさせてあげたらしい。
縛られ、下の毛を剃られバイブを入れられ一時間ほど放置されたらしい。

そんなつもりは無かったが、マッサージ器を股間に押し当てられた状態でテープで固定されイカされ続けた。
やっとスイッチを切って貰った時には、ゆうさんの他に先日のゆうさんの友達も来てた。
二人に代わる代わる抱かれ、また会うように迫られたが断ってＤＶＤを返してもらって帰ってきた。
掻い摘んでの報告は以上だった。
妻の『嫌だった』の言葉を信じて、様子を見ることにした。
数日後ミサパパから転居の挨拶があった。
ミサパパはことねママやみゆママの家にも話をしており、ことねママは離婚し、みゆママは顔が変わるほど旦那に殴られ許して貰ったらしい。
うちは俺が隣の県にある支店の運行管理責任者が病気で長期入院のため資格を取っていた俺が急遽栄転となり、引越をした。
妻の携帯を解約させ専業主婦を続けさせた。
あれ以来妻は家で大人しくしていた。
引越以後、慣れない仕事で、嫌な出来事が薄れ始めた頃たまたまドライバーの休憩室で、いつも愛想の良いドライバーにエロ本を見せられた。普段なら見ることは無かったが、ページを開いて見せられると、なんと妻のゆきが…。驚いた俺をみたドライバーは『こんな綺麗な奥さんの方がスケベなんですね。付録のＤＶＤに有りましたけどめちゃくちゃエロいバカ女ですよ。』と何も知らすに俺に話ていた。
『ＤＶＤもあるの？』と思わず聞いてしまった。我に帰って『まああっても嫁に見つかると怖いから』とごまかしてみた。
『それがさこの間たまたま昔の仲間に会って、その時にやってしまって今ではもう一回この女で抜いてみたいよ』と言われた。本は３月号だ。先月発売みたいで、内容を確かめたいが、もう手に入らないだろう。
するとドライバーは『その辺のエロＤＶＤ屋で売れ残りを安く売ってるから、探したら』とアドバイスをもらった。
今日と明日は夜勤の為、明日の出勤前に探そうと思った。
妻はこの事を知っているのだろうか？
チラッと見た妻の姿は極細の目線で顔をかろうじて断定出来ない程度に隠され、縛られて男の小便を飲まされていた。
また居酒屋で胸を露出させられていた。
怒りより性的興奮が 湧き上がっていた。
その日に帰った時に、妻の顔見ることは出来ず、疲れたと嘘をついて、早めに布団に入って寝た振りをして色々考えていると全く眠れ無かった。仕事の為にコップ酒を飲んでなんとか寝た。