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人妻小説 ―うちの妻が―
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:人妻小説 ―うちの妻が―
投稿者: 無名 ◆9z0ZMaNSSw
第1話

夫の弘志(ひろし)は現在45歳、妻の智子(ともこ)は36歳であり、ごく一般的な夫婦である。結婚10年目を迎え、1人娘が小学生にあがって手がかからなくなると、専業主婦である智子には自由な時間が増えた。智子はスレンダーで特に胸が大きいわけでもないが、よく男にモテた。男好きのする顔立ちをしており、美人の部類に入る。また若作りをしているためか、よく20代と間違われることもあるのだという。平日の昼間に1人で外出すると、よく男からナンパされるという話を弘志は聞いていた。しかし、弘志が智子の身を心配することは無かった。智子は結婚当初からとにかく性に対して淡白であり、弘志が何度求めても断られるうちに、娘が産まれてからは完全にセックスレスになってしまっていた。弘志は智子から、私はセックスがなくても全然平気、といつも言われており、智子がよその男に付いて行くなど考えもしなかった。しかし最近、弘志は智子の微妙な変化を感じていた。胸も大きくなった気がするし、腰回りからお尻にかけての肉付きが良くなったように思えるのだ。
そんな折、弘志の休日に智子と娘が泊りがけで家を空ける機会があり、広い1戸建ての家に弘志1人がのんびり過ごせる日があった。その晩、1人夕食を終えた弘志は2階に上がると、何気なく智子の部屋を覗いてみた。今では当然、夫婦別室であり、弘志が智子の部屋に入ることは何年も無かった。智子の部屋は綺麗に片付いており、すぐに立ち去ろうとした弘志だったが、気づけば結局30分近くも智子の部屋を物色していた。そしてクローゼットの奥にある引き出しを物色していた時、数枚のDVDを見つけていた。手書きのマジックで書かれていたそのDVDのタイトルを見た瞬間、弘志は心臓が張り裂けそうなほどの緊張を感じた。DVDは全部で3枚あり、「1. フェラチオ」、「2. 初めてのセックス」、「3. 中出し」と書かれていたのである。弘志はその場に立ち尽くしたまま、自分の動悸が激しくなっていくのを抑えられなかった。これはもちろん、自分との行為を写したものではないのは明らかだった。結婚してから智子とのセックスをビデオに収めたことは1度も無く、マジックで書かれた筆跡は自分のでも智子のものでも無かった。結婚前のことかもしれないが、もしかすると最近の・・。弘志は夢遊病者のようにフラフラと自分の部屋に戻ると、1枚目のDVDをデッキに入れ、再生ボタンを押していた・・。
 
2011/02/18 20:39:06(Q6xm1Eas)
67
投稿者: 無名 ◆9z0ZMaNSSw
作者です。以前にレスをいただいた方々、ありがとうございました。すごく間があいてしまいましたが、別作品を投稿させていただきます(今回で四作品目となります)。今回の作品に出てくる「智子」は第一作に登場する「智子」とは別人です(何度も同じ名前ですみません)。私の携帯からは1000文字ずつしか送信できないのでファイル数が多くなってしまいますが、どうかご了承ください。

12/09/17 16:37 (hQcCSIdq)
68
投稿者: 無名 ◆9z0ZMaNSSw
人妻小説
『妻を見つめる』

「1」

 降りしきる雨の中,一人の中年男性が道を急いでいた。木崎聡史(きざきさとし)は三十七歳のごく普通のサラリーマンである。今日は水曜の平日だが,会社にはなんとか無理を言って休みをもらっていた。しかし,このことは妻には言っていない。朝はいつもと同じようにスーツで出勤し,会社には行かずに近くの本屋で時間を潰していた。そして昼近くになると聡史は外に出て傘を拡げて歩き出した。

(まさか・・。そんなことあるわけないんだ・・)

 時刻はまもなく昼の十二時になろうとしていた。強い雨のせいで,昼間でもあたりは薄暗い。聡史は頭によぎる不安を振り払うかのように急ぎ足で歩を進める。

(うちの智子に限って,そんなバカな・・。絶対にありえない・・)

 聡史の携帯に電話がかかってきたのは一昨日の晩だった。相手は妻である智子(ともこ)がパートで働いている小さな日本料理屋の女店主からだった。以前は夫婦で店を営んでいたようだが,何らかの理由で離婚したようであり,その後は何人かのパートを雇って続けていた。昼は定食を,夜はお酒を飲みながらの和食を提供しているようだったが,人手が足りないからと言われて妻の智子が昼の部だけという条件で働き出してから約二か月が経っていた。その女店主である裕美(ゆみ)から会社の帰宅途中に突然電話があり,「あなたの奥さんが浮気をしている」と突然聞かされたときには驚くと同時に裕美に対して怒りを覚えた。「うちの妻に限ってそんなことは絶対にない」と強く言い放った聡史だったが,裕美から「今日の昼十二時に店にくれば分かる」と言われたのだ。電話を切った後も聡史は混乱していたが,夜中に帰宅して智子の様子を伺っても普段と何一つ変わらぬ様子だった。この二か月,智子が浮気をしているような気配は一切感じていない。しかし,それでもあの女店長の言葉にはどことなく説得力があった。

12/09/17 16:44 (hQcCSIdq)
69
投稿者: 無名 ◆9z0ZMaNSSw
「2」

「くそっ・・。もうあの店でのパートは辞めさせてやる。だから最初から反対だったんだ・・」

 聡史は歩きながら思わず呟いていた。初めに智子が昼の部だけでいいから働きたいと言い出したとき,聡史はすぐに反対した。聡史は結婚して九年が経つ今でも妻のことを溺愛していた。妻の智子は現在二十九歳であり,聡史より八つ年下である。高校の時からずっと付き合っていた智子が二十歳になった時に結婚をし,すぐに一人娘が産まれた。智子の両親から金銭の援助を受けながら念願のマイホームを手に入れ,家族三人で幸せに暮らしていた。娘が小学校に入ってからは少しでも働きたいと何度も言っていた智子だったが,聡史はそんな妻の申し出をいつも却下していた。聡史は妻に対する束縛心が非常に強く,外で自分以外の男に言い寄られるのをひどく嫌ったのである。

「着いたぞ・・。ん・・?」

 店の前に着いた聡史は扉の前にかかっている札に目を見張った。「店主不在のため,今週はお休みします」という手書きの札がかかっていたのである。

(智子はそんなこと言ってなかったぞ・・。まさか本当に・・)

 聡史は自分の心臓の鼓動が急激に高まるのを感じていた。その時,突然目の前の扉がゆっくりと開き,あの女店主が顔を出した。年のころは三十代か四十代に見える。顔は少し派手できつい感じもするが比較的美人なほうであり,ムッチリとた全身からは異様なほどの色気が感じられる。

「入って。音を立てないよう静かに」

 聡史は戸惑いながらも店の中に入っていった。この店には何度か来たことがある。妻が働く店として安全かどうかを確認するため,ここで何度か食事をした。店主もパートの従業員も女性ばかりであり,安心したこともあって智子が働くことを許したのである。女店主の後ろを歩きながら,聡史の緊張はますます高まっていった。
12/09/17 17:25 (hQcCSIdq)
70
投稿者: 無名 ◆9z0ZMaNSSw
「3」

「それを見て。奥さんは二階よ。でもその前にあなたに話しておきたいことがあるの」

 裕美が指差したのは,二階につながる階段の足場にある二足の靴である。一つは明らかに男の靴で,しかもかなり大きなサイズだった。そしてもう一方は女物の黒いヒールだった。聡史は腕を引っ張られるように一階の奥の座敷に連れて行かれ,裕美から小声で話を聞かされた。まず男のことであるが,かなり気性の荒い人間であるので,決して怒鳴り込むようなことはしないよう促された。その男はこの店の常連であるらしく,このあたりの不動産業界ではかなり名の知れた男であると裕美から聞かされた。聡史は男の詳しい正体が気になったが,とりあえず二人の関係はいつからなんだと裕美に問い詰めた。

「先週・・。智子さんがうちに来てくれたときに,その男にレイプされたの。今から二階で始まろうとしているのが二回目よ・・」

 それを聞いた聡史は,先週の妻の言動を思い出していた。確かに一週間前のある日,明らかに妻の様子がおかしい時があった。しかし仕事で疲れて帰宅した聡史は,妻の話を聞くことも無く早々と就寝した。次の日にはいつもの妻に戻っていたこともあり,聡史はその事を今になるまですっかり忘れていたのである。あの時きちんと相談に乗ってやればと後悔しつつも,今はすぐに二人をとめて警察に通報することが先決だった。やはり妻は被害者だったのだ。自分が長年信じていたように,あの智子が浮気などするはずがない。愛する妻を強姦魔の凌辱から守ってやれるのは自分しかいない。急いで小部屋を抜け出そうとする聡史の背中に,後ろから裕美が言葉を投げかける。

「待ちなさい。怒鳴り込んで行っても返り討ちにあうわよ」

「な・・なぜ・・?」

「昔から空手で鍛えてるって,いつも自慢してたわ。あなたじゃ無理だと思うけど・・」

 裕美の一言は最もだった。聡史は華奢な体格で,スポーツなど体を動かすことが苦手である。だとすれば,二階には行かずに今すぐに警察へ電話すべきだと思える。その聡史の反応を察知した裕美がまたすぐに声をかける。
12/09/17 17:26 (hQcCSIdq)
71
投稿者: 無名 ◆9z0ZMaNSSw
「4」

「警察はやめたほうがいいわ。例えあの男が捕まっても,あいつの仲間があなたの家庭を襲うに決まってる。娘さんだっているんでしょ? 絶対に後々面倒なことになると思うわ・・。助けてあげるから,ここは私の言うことを聞きなさい。悪いようにはしないから・・」

 冷静に諭すように話す裕美の言うことには説得力があった。だとしたら,いったい自分はどうすべきなのか。聡史の頭は激しく混乱していた。しかしこうしている間にも,愛する妻が襲われようとしているのである。今はこの女店主の「助けてあげる」の言葉が聡史にとって唯一の頼りだった。

「ど・・,どうすれば・・」

「私にいい考えがあるわ。とにかく,今後警察に行くにしたって,奥さんが襲われている証拠がいるわよね。だから今から二階に行って,ビデオでその様子を隠し撮りするの。絶対に気づかれないようにね。それを警察に届けない代わりに,妻から手を引いてくれって言うわけ。でも私一人じゃ証拠を押さえるのが不安だったから,こうしてご主人であるあなたに連絡したの」

 裕美の考えに納得し,聡史は少し落ちつきを取り戻した。今は裕美の言葉に従うことが最善であるようにも思える。というよりも他の手段がすぐには思い浮かばない。聡史には格闘家の友人や地元の有力者が知り合いにいるわけでもない。そうこうしているうちに,裕美は部屋の片隅にあった小型のビデオカメラを手に取ると,スイッチを入れた。部屋を出る前に再度,絶対に覗くだけと強く念を押された聡史は,しかたなく裕美の後についていった。

聡史は二階へと続く階段をゆっくりと登っていく。幸い外では強い雨音が響いていることから,二人の足音は聞こえていないだろう。聡史は内臓全てが万力で締め付けられるような緊張感を覚えていた。すでに背中には大量の汗をかいている。裕美はすでに二階へと到着していた。二階には二つの部屋があり,裕美は奥のほうの部屋へ向かっていく。遅れて二階に到着した聡史も,足音を立てないようにゆっくりと歩を進めていく。すると聡史の耳にも女のくぐもった声が聞こえてきた。しかしそれが妻の声かどうかはまだ分からない。二人は扉の前に来ると,裕美が聡史の耳元で話しかける。
12/09/17 19:56 (hQcCSIdq)
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