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あれから
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:あれから
投稿者: 法子 ◆nKtjMDIjdk
3年が経ちました。その間のことを、書き起こしても、読んで頂けるでしょうか。
 
2014/08/21 19:50:03(oBNgcIh5)
12
投稿者: 法子 ◆nKtjMDIjdk
乗客の列は、私の後ろにもどんどんと伸びていきました。
暫くして到着した特急の車内も始発駅から乗り込んだ乗客で、立客がいる状態でした。
(また・・・)
また、あの恐怖が過り私は列から外れようとしましたが、後ろからの乗客に押されるよう、そのまま電車に乗り込んでしまいました。
車内でも座席の間の通路に行こうとしても、後ろの男性に肩を押されるように、そのまま反対側のドアの前に立つことになってしまいました。
そのまま周りは人に囲まれて・・・、私は左手を胸の前でドアを押すように、そして右手は鞄を持ったまま隣の人との間に・・・。
(身動きが・・・取れない・・・)
そして・・・、左肩に当てられていた男の手のひらが、ゆっくりと私の腕をスーツの上から撫でてきました。まだ、反対側のドアも閉まっていないのに・・・。
私は身を固くしただけで・・・、何も出来ませんでした。後ろの男はその事を察してか、左腕を撫でつつ、反対の手でスカートの上から太ももを撫で始めました。
(いやっ・・・)
振り返ろうにも振り返れず、私は握りしめた左手の拳に、おでこを当て・・・俯いてしまいました。

やっと、電車が動き始め・・・。
男の左手は私の腕と脇の間をすり抜け、上着の上から胸を撫で始めました。狭い隙間で、ゆっくりと優しく・・・。そして、右手で太ももからお尻を撫で上げ、下着のラインを指先でなぞってきました。軽く・・・そっと・・・。
その両方の行為が、くすぐったいような、気持ちの良いような・・・。
(くっ・・・だめ・・・)
体が勝手に反応し始めました。腰が引けたり、また後ろに突き出したり・・・。そうしてるうちにも、左手がスーツのボタンを外し、ブラウスの上から次第に強く胸を揉んできました。時折、乳首のあたりをつままれて・・・。右手は次第にスカートを引き上げ、後ろのスリットから手を差し込まれ、そのまま裾から捲りあげられてきました。パンストの上から、熱い手が太もも、内腿を撫でてきます。脚を閉じて、抵抗をしたのですが、脚を閉じることで結果的に片手で両方の内腿を撫でられることになってしまいました。
(だめ・・・、お願い・・・)
首を振ってみたのですが、ここまでされて許して貰える訳がありませんでした。
後ろの指がパンティーの上から股間に差し込まれ・・・、指を曲げてお尻の穴あたりを刺激してきます。前の手はブラウスボタンを外し・・・、そしてブラの中に差し込まれてきました。
「くっ・・・」
声が出そうになり、慌てて左の手の平で口を塞ぎました。
「感じてるのか?」
耳元に男の声が、熱い息とともに吹きかけられました。
(ち・・・ちがう・・・、あっ・・・くっ・・・)
「ほら・・・、乳首が固くなってるぞ」
男の指が直接、乳首を摘んできました。久しぶりの・・・、男性の指の感触・・・。
腰が砕けそうになるのを、後ろの指が支えてきます。
「脚・・・、開いてみろよ・・・。もっと、気持ちよくなれるぞ・・・」
(そ・・・そんなこと・・・)
男の囁き・・・、中途半端な動きの後ろの指・・・、そして、胸の刺激・・・。
(す・・・少しだけ・・・)
脚をほんの少しだけ開こうとした瞬間に、男の膝が差し込まれてきたのでした。
「スケベな女だ・・・」
そう言うと、脚の間に手が差し込まれ、パンストの上からあそこを刺激してきました。
(いやっ・・・、そんな・・・)
「こんなに熱くして・・・、おまんこ、濡らしてるんだろ?」
(そんなこと・・・)
首を振って否定をしました。男は指をパンストの上から割れ目に食い込まれ、あそこやクリのあたりを捏ねてきます。
(くっ・・・、だめ・・・)
私の股間を弄る手が、パンストを引っ張り始めました。
(ダメ・・・それだけは・・・)
ピリッ、という感覚のあと、そこから指を差し込まれ、ビリビリとストッキングが裂かれていきました。
(あっ・・・いやぁ・・・)
男の手が直接、脚の付け根に触れたかと思うと、そのままパンティーの脇から指を差し込まれました。
(だめっ・・・)
とうとう・・・、自分以外の指が、あそこに触れてきました。
「ふっ・・・、ぐっちょりじゃないか・・・」
指が1本、割れ目を弄ってきます。その指がクリに触れ・・・、私は声を堪えるのに精一杯でした。
(あぁ・・・、触られてる・・・)
割れ目をなぞるように指で触れられ、その先端のクリトリスを捏ねてきました。
(だ・・・だめ・・・そこは・・・)
更にパンストが引き裂かれ、下着を引っ張られ、男の手の平全体が下着に差し込まれてきました。
胸は強く揉まれ・・・、体中に電気が走り・・・、あそこは何本かの指で、いやらしく触られてきました。
そして、あそこの入り口を直接撫でられて・・・
「真面目そうな格好して、おまんこからマン汁が溢れてるぞ」
(い・・・言わないで・・・)
そして、男の中指が私の中にゆっくりと差し込まれてきました。
「い・・・」
(入って・・・くる・・・)
そして・・・、もう1本。中で指を曲げられ、指の関節を一番のところにグリグリと当ててきます。窮屈な中で、それでも刺激を与えられ・・・
(だ・・・だめっ・・・)
あそこが勝手に指を締め付けているのがわかります。
左の腰には男の固いものが押し付けられてきました。
(あぁ・・・、こんなに固くして・・・)
腰が砕けそうになるのを、私の中に入れた指で支えられるようにしながら、私は男の悪戯に耐えていました。
(も・・・もう少しで・・・)
私の体は、久しく触れられていない自分以外の指で達することを望み始めていました。
しかし、電車は次第にスピードを緩め、アナウンスが駅に到着することを告げていました。
(い・・・逝きたい・・・、でも・・・解放される・・・)
男の手は名残り惜しそうに、胸からもスカートの中からも去って行きました。
そしてドアが開き、乗客の多くが動き始め・・・、私はスカートの裾を確認し、スーツの前を掴みながら振り返りましたが・・・、ドアが閉まり指の持ち主が誰かわからないまま、電車は動き始めました。

私はドアを背に、ぼんやりと立っていました。他に立っている人もいますが、もう混雑というほどではありませんでした。
(また・・・、ちかん・・・されてしまった・・・)
どうして私ばかり・・・、そんな思いがよぎりました。
次の駅で私は電車を降り、改札を抜け、部屋までの道を歩きました。途中でスーパーに寄ることも忘れ・・・。
途中、それとなく後ろを確認しましたが、後ろをつけてくる人影もなく・・・。
マンションに着き、エレベーターに乗り、廊下を歩き・・・、自分の鼓動が早くなってくるのがわかりました。
鞄から出した鍵が足元に落ち、それを拾うことももどかしい位に・・・。
部屋に入ると、靴を脱ぐことも出来ないまま、鞄を床に置き、私は壁にもたれると右手でスカートを捲り、股間に這わせました。
ビリビリに破れたパンスト・・・、その中に手を差し込み、湿り気を持った下着をずらすと、あそこはまだ充分に潤っていました。
私は左手で口を塞ぐと、右手で一気にあそこの中を掻き回しました。
(だ・・・だめっ・・・、そ・・・そんなにしちゃぁ・・・)
あそこからは、どんどんといやらしいものが溢れてきました。
(あ・・・あの・・・、大きいものが・・・欲しい・・・)
腰に当てられた感触。熱く、固い男の・・・モノ。
(あれを・・・、入れられたら・・・)
左手で口を塞ぎ、私はズルズルと壁に持たれたまましゃがみこみました。、
(だ・・・だめ・・・、い・・・逝っちゃう・・・)
右手が勝手に、あそこの中を激しく掻き混ぜてきます。
「い・・・いやっ・・・、い・・・逝く・・・い・・・ちゃう・・・」

私は玄関の壁にもたれたまま・・・、昇り詰めてしまいました・・・。
14/09/14 16:32 (Jvb9O4hS)
13
投稿者: 法子 ◆nKtjMDIjdk
翌日、嫌な夢を見ることもなく、朝を迎えました。でも、私の心には清々しさはありませんでした。
(私の体と心は、どうなってしまうのだろう・・・)
そんな思いのまま、また1日が始まりました。
そして、悪い夢を見て朝を迎えたり、後ろめたいまま、自分で行為を行い朝を迎えたり・・・。そんな日々の繰り返しました。

(男の人に・・・されたい・・・。あれが・・・欲しい・・・)
そんなことを考えてしまう夜もありました。
しかし、あの男たちのことを思い出すと、悔しい思いから、その思いを断ち切れていました。
(私は、愛する人にだけ、抱かれる・・・)
そうでないと、逃げるように姿を消したことで、きっと心配をしているであろう、前の彼に償うことが出来ないと考えていました。

それから暫くして、私は学生時代の友人に誘われて、街に出かけました。
友人と楽しい時間を過ごし、少しでも汚れた記憶を消してしまいたい、そんな思いがありました。
友人はOLをしていたため、私は昼から出かけ、夕方までをショッピングで時間を潰し、夕食を共にしました。
余り強くないアルコールも口にし、少しの時間でしたが昔通りに笑い・・・、そして彼女と別れました。
彼女は結婚をしていたため、余り遅くない時間に、私鉄の駅のホームに私は立ちました。ただ、金曜日の夜ということもあり、ホームは少し顔の赤い会社員達で混雑していました。
楽しい時間を過ごしたこと、そして少し酔っていたせいか、私は各駅停車の列ではなく、特急の列に並んでいました。その時には、先日の車内でのことは、全く頭にはなかったのです。昔の友達に会ったせいか、心は学生時代に戻ってしまっていたのです。それは、満員電車に恐れを持っていない頃の私の心でした。

既に混雑している電車が到着し、私は周りの列に合わせて車内に乗り込みました。やはり車内は混雑し、私は押されるままに反対側のドアへ・・・。そのまま私は帰ってから見るテレビ番組のことを考えていました。
(・・・!!)
しかし、ドアが閉まる頃、私は学生時代から現実に引き戻されました。
後ろからゆっくりと、お尻を撫でる感触。ワンピースの生地を通して、それが指だとはすぐに判りました。
指先でゆっくりとお尻の丸みを撫でてきました。
(また・・・)
私は体を硬直させました。しかし、その指先には次第に力が込められ、私の下着をなぞり、そしてお尻の割れ目をさするように触れてきました。
人差し指と薬指で割れ目を広げられ・・・、中指がワンピースと下着の生地毎、お尻の割れ目に侵入してきました。
(い・・・いやっ・・・)
ドアに映った後ろの乗客を見ましたが、ほとんどが背を向けている状態でした。
(誰・・・?)
同様する私を無視して、中指がお尻の穴の辺りを捏ねてきました。
(そんなところ・・・)
私は鞄を持っていない左手を後ろに回し・・・、男の手を払おうとしました。と、同時に左側の男が体を押し付けてきて・・・、そして左脚の前を撫で始めたのでした。
(あっ・・・)
ちかんは、後ろではなく、左側の男でした。
男の体と私の体に遮られ、左手は後ろに回ったまま・・・。
男の手が太ももから股間に、にじり寄ってきました。下着の前縁を撫で・・・、おへその下あたりを撫で・・・、そして・・・脚の間にゆっくりと手が入ってきました。
(い・・・いやっ・・・)
脚を閉じ、指の侵入を拒みましたが、男はゆっくりとワンピースの裾をまくり始めたのでした。
(だ・・・だめ・・・)
膝上丈のフレアなワンピースの裾は、簡単に男の手で捲られていきました。太ももに触れる冷たいドアの感触が、その事が更に私に実感させました。
そして、男の指がワンピースの中に侵入し、パンストを履いた内腿に直接触れてきました。
指先でひっかくように内腿を撫で上げ・・・。私は・・・、ドアに頭を押し付け・・・、俯いてしまいました。
ドアと私の体の間で・・・、男の手が周りの目を気にすることなく、動き始めたのは当然のことでした。
中指が私の股間に差し込まれ、敏感な部分を指先で刺激を与えてきます。私は・・・、熱い息が漏れないように・・・、男に気付かれないように、下唇を噛みしめるのが、精一杯でした。
お尻を撫でていた手は、私の肩を抱き・・・、周りからはカップルのように見えていたと思います。
しかし、周りから遮られたところで・・・、男は執拗に悪戯を続けてきました。

捲りあげられたワンピースの中で、男の中指があそこからクリの辺りをなで・・・、そしてカリカリとパンストの上からクリを引っ掻くように・・・。執拗に・・・、何度も・・・。
(だめ・・・、そんな・・・)
男は右手に力を入れ、私を強く引き寄せました。私の左の二の腕は男の胸に強く押し付けられ、頭には男の熱い息が吹きかかってきます。
そして、男はパンストを引っ張ると、ピリッ・・・ピリッ・・・と、少しずつ引き裂き始めました。
(だめ・・・、それ以上は・・・)
私は俯いたまま首を小さく振りました。
「もっと・・・、気持ちよくしてやるよ」
男が小声で囁いてきました。
男の指がパンストの裂け目から侵入し、更に下着の脇から直接触れてきました。
「くっ・・・」
タプッという感触・・・。そして、割れ目を開かれると、いやらしいものが流れ出るのがわかりました。
(あぁ・・・、また・・・濡らしてしまって・・・)
「ぐっちょりじゃないか・・・」
男の指が直接クリを転がしてきました。
(い・・・いやっ・・・、それは・・・)
体の芯にから頭に電気が走りました。崩れそうになるのを男に支えられ、私の脇腹には、男の固くなったモノが感じ取れました。
(あぁ・・・こんなに大きくして・・・。こ・・・これが・・・)
クリを悪戯していた男の指は、私の心を見透かしたように次第に後ろにずれ・・・
「中も触ってやるよ」
そういうと、ゆっくりとあそこの中に差し込まれてきました。
(あぁっ・・・くぅ・・・い・・・ぃ)
下唇を噛んで、必死に声を堪えていました。中指であそこを、そして親指でクリを悪戯されて・・・
(い・・・いぃ・・・)
私は左手を男の固くなったものに触れさせました・・・
(こ・・・これが・・・欲しい)
閉じた瞼の裏に火花が散り始めてきました。自分の・・・、女の指とは違うごつごつとした男の指・・・
(い・・・、また・・・こんな・・・、い・・・逝きた・・・ぃ)
動きそうな腰を堪え、声を我慢し・・・、私はもう少しで達してしまいそうになりました。
(こ・・・このまま・・・、逝きたい・・・)
男の固いもの・・・、そしていやらしい指・・・。
このまま、と思った時に電車は駅のホームに滑り込みました。
(あ・・・あと・・・少し・・・)
しかし、男の指は引き抜かれ・・・、ワンピースの裾も戻されてしまい、強く抱かれていたかたからも、さりげなく男の手が離れていきました。

(あと・・・もう少しで・・・)
私はドアにもたれたまま、息を整えました。
周囲の混雑も少し落ち着いて、電車は走り始めました。
私のあそこは、まだ熱く疼いたままでした。
(触りたい・・・、触って・・・達してしまいたい・・・)
左手に残った男のモノの熱さ・・・。
(あのものを・・・入れられたら・・・)
想像してしまうだけで、体がまた熱くなってきそうでした。

(誰かに・・・、入れられたい・・・)
14/09/14 16:33 (Jvb9O4hS)
14
投稿者: 由美子
過去の投稿を読ませてもらいました。

短期間に辛い思いをされたのは大変だったと思いますが、早川・長谷川・田中から逃げたのは正解だと思います。(勿論会社も)
早川なんかは、私を言いなりにさせていた子と被って見えました。

私の場合ですが、早川みたいなリーダー格の子とサブリーダー格の子に2ヶ月くらい彼等の望むようなSEXの相手をさせられ、その後2ヶ月くらいは彼等の連れて来る友達や後輩の子達の相手もさせられました。
性欲優先で責任など考えていない子達ですから避妊などしてくれるはずもなく妊娠してしまいました。
妊娠した事を伝えると、ことの重大性に気付いたのか、それ以来一切連絡が来なくなり終わりました。
後に残ったのは、敏感になってしまった体と3人以外はフルネームも知らない誰の子か分からない子を妊娠してしまい中絶に14万の出費と後悔だけです。

≫実際に書き始めると、過去を思い出すことで体が震え、憎しみと恐怖に支配され
と有りますが、本当にソレだけですか?

私は彼等が来るのを待っているときは嫌で嫌でしょうがないのですし、帰った後に体についた精子・唾・汗を洗い流しているときは嫌悪感でいっぱいでしたが、彼等に逝かされオチンチンを入れられてしまうと「もっと気持ちよくさせてほしい!」と言う想いと「もっと気持ちよくさせてあげたい! 満足させてあげたい!」と言う気持ちが有ったのも事実です。

暫くは悩みましたが、私の中にもそのような一面が有ることを受け入れることで気持ち的にも楽になりました。
人それぞれですので法子さんが当てはまるか分かりませんが、早く吹っ切れるといいですね。

14/09/15 13:41 (joNLGLGP)
15
投稿者: けんじ ◆cs35F7wSqc
ID:funkey4
前のIDの頃だが、お前から「探してください」と返事がきたときは興奮したな。
14/09/26 23:35 (NMVJ/9LA)
16
投稿者: 法子 ◆nKtjMDIjdk
2度の電車の中での、恥ずかしい行為。毎日のように訪れる悪夢。そして、嫌なのに・・・、反応してしまった私の体・・・。
どうして良いのか分からず、解毒作業であるネットへの書き込みもしつつ・・・。
季節は冬に、街にはクリスマスのイルミネーションが灯っていました。街が一年で最も輝き、恋人といることを幸せに感じる日・・・、そんな時も私は・・・。

最後のネットへの書き込みの後も、私を求める言葉、救いの手を差し伸べようとする言葉、体で慰めてやるという言葉、同情する言葉・・・、そして・・・、見つけてやるという言葉・・・。色々なものが並びました。
そんな言葉を見つめながら、他の女性の書き込みも読み・・・、私はどうなるのか、と思い悩み、新しい年を迎えました。

年が明け、目ぼしい仕事も見つからないまま、私は部屋で悶々とした日々を過ごしていました。
(気晴らしに、街に出ようか・・・)
私は街に出かけました。空気は冷たい冬の日でした。でも、空は青く晴れ、何か良いことが起こらないか、期待させられるような日でした。
ネットで見つけた店で、遅めのランチを取り、ショップをブラブラとし・・・、しかし、暫く仕事をしていなかった私はあまり買い物も出来ないまま、夕方を迎えました。ショップの多く入ったビルを出ると、冬の夕暮れは早く、街は夜の帳が下りていました。
(また、あの部屋に帰る・・・)
晴れやかだった気持ちから、現実に引き戻されてきました。ウィンドウに映る自分の姿・・・。あの日、電車のドアに映った自分の姿を思い出してしまいました。
(あの電車に・・・、また乗る・・・)
淫らな思考が・・・、私は首を振り・・・、歩き始めました。でも・・・、時計を見ると5時を少し過ぎた時間・・・。
(もう少し、遅い時間・・・)

私が、駅のホームに立ったのは、6時過ぎでした。あの時と、同じ時間・・・。
あの時と同じように、特急を待つ長い列に並びました。そして、あの時と同じように、混雑をした特急が到着し、私は・・・、列に流されるように車内に押し込まれました。着ぶくれした乗客で、車内はあの日よりも混雑していました。あの日とは違い、反対側のドアまで押し込まれることも出来ないほどの混雑。私は辛うじて、ドア付近の吊革を右手で握りました。
正面には、私と同年代と思われるサラリーマン。後ろから押されるようで、私にグイグイと体を押し付けてきました。そして、私の下腹部には、男の手の感触。はっとして見上げると、その目はいやらしく光っていました。
(だめ・・・)
男の手の平がコートの上から、体を撫でてきます。右手は私の左腕を押さえ・・・。
私は男の顔を見続けることが出来ず、俯いてしまいました。体の芯が熱くなり・・・、体中の血管が騒ぎ始めるのに、時間はかかりませんでした。
男はコートのボタンを一つ、二つと外すとその中に手を差し込んできました。
(だめっ・・・やめて・・・)
俯いたまま首を振りましたが、許されることはありませんでした。
コートに差し込まれた男の手は、スカートの上から太ももを撫で、そして脚の間に差し込み、内腿をゆっくりと撫であげてきました。手の平で・・・、指先で・・・。
(い・・・いやっ・・・)
脚を閉じようとしても、体が動きませんでした。
男はスカートの上から、私のあそこを撫で・・・、私が抵抗をしないことを確認した上で、ゆっくりとスカートを捲り始めました。
(また・・・、また・・・悪戯される・・・、触られる・・・)
私は、悪戯される恐怖と・・・、そして・・・「今日は・・・」という淫らな期待の狭間で揺れ動きました。

その日は膝丈のスカートでしたが、満員電車でしかもコートの下では、捲られるても周りからは一切見えない状況でした。
男は片手でスカートの裾を手繰り寄せると、ストッキングに包まれた太ももに触れてきました。私が抵抗しないこと、そして周りからは見えないこと・・・、スカートの中で、男は躊躇することなく、手の平、5本の指で私を辱めはじめました。パンストの上から、内腿、そして脚の付け根・・・、下着のラインに指を這わせ、脚の間に手を差し込んだかと思えば、また太ももを撫でて・・・。そして、おへその下から指先で撫で下し・・・、あそこに触れられるかと思ったら、また指が遠ざかり・・・。
(ど・・・どうして・・・)
指があそこに近づく度に、高まってくる感度・・・、そして指が離れていくもどかしさ・・・。体温がどんどんと上がっていくことが感じられました。満員電車の中で知らない男にスカートを捲られ、俯いたまま、私の体は更なる刺激を与えられず、僅かな刺激にも反応をしてしまっていました。
シャツの中でブラに包まれた乳首も、多分、固く尖っていたと思います。
パンティーの中も、いやらしい汁で溢れ始めていたと思います。
(い・・・いやっ・・・、くっ、・・・さ・・・触って・・・)
下唇を噛みながら、悠々と私を虐める男の手を恨めしく思いました。
(さ・・・触って・・・欲しい)
垂らしていた左手に、男が体を押し付けてきました。太く、逞しい太もも。
私は・・・、その太ももにそっと這わせ・・・、そしてズボンの上から男の・・・に触れてみました。電車の揺れに合わせて、男に気付かれないように・・・。そこは・・・、大きく、固くなっていました。
(あぁ・・・、こ・・・これが・・・欲しい・・・)
時折、ビクッ、ビクッと脈打つように、固く、逞しい・・・、男のもの。私はその形を確認したく、指先でなぞってしまっていました。気付かれないように・・・。
私のあそこは、熱く・・・、そして潤いが溢れていたと思います。男の指に触れて欲しくて・・・、揺れに合わせるように腰を動かしましたが、その度に男の指は離れていきます。
(ど・・・どうして・・・)
下唇を噛みながら、声が漏れないように熱い息を吐き、そして鼻から大きく息を吸い・・・。
(あそこを・・・、あそこに触れて欲しい・・・、そしたら・・・、い・・・ける)
私は、男の顔をゆっくりと見上げました。男は私と目が合うと、いやらしく笑みを浮かべ・・・、そして中吊り広告に目をやりました。でも、その間も私の脚の間では、手が私を辱めていました。
(さ・・・触ってほしい・・・)
電車が減速を始め、駅に到着するアナウンスが車内に響きました。
(き・・・今日も・・・)
このまま終わってしまうもどかしさ、そして終わってしまう安堵感・・・。
男の手がゆっくりとスカートから抜かれ・・・、そしてコートのボタンが留められました。
(このまま・・・部屋に帰って・・・)
電車のドアが開き、乗客が動き始めました。私は奥に入ろうとしたとき、私の左肩を掴んでいた男の腕に肩を抱かれ、駅のホームに降ろされました。
「な・・・なに・・・?」
突然のことに、そして想定外のことに私は動揺しました。男は私の肩を抱き、ホームを歩き始めました。
「大声を出して、恥をかくのはあなたですよ」
声を出そうとする私より早く、男が呟きました。私の肩を抱く手の平に、力が入りました。
(そ・・・そんな・・・)
「付いてきますよね」
男の声は、至って冷静でした。

私は・・・、俯いて男に導かれるままに、歩きました。
14/10/05 16:12 (Rpi/jdPI)
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