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家族愛 延長戦
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:家族愛 延長戦
投稿者: 醤油味噌バタ子 ◆ljF/ZTgs8w
長い長い年月が過ぎ

地球も何度か滅んで栄えてをくりかえしながら生まれ変わった頃

俺は迎えに行くと約束をした人に会えた・・


「亮太くーん!学校の時間だよー」

母さんに呼ばれて目が覚めた
古い目覚まし時計をつかんで時間を見る

「ふぁ・・」

遅刻か・・

・・遅刻

・・遅刻!!

寝坊するとなぜか現実を受け入れるのに時間がかかる
「あー!もう!母さん、もっと早く起こしてよ!」

台所に行くと母さんが腕組みをしてニヤついていた
母さんはいつも着物を来ている・・フリフリのついたエプロンも
「亮太くんの寝顔にきゅんきゅんしてやした!さーせん!」
「・・うー!朝御飯いらない!いってきます!」
「はーい♪車とトーストくわえながら走ってる転校生にぶつからないように気を付けるのよー♪」

「車だけに気を付けます!」
とりあえずバタバタ着替えてバタバタと走って学校に向かった

中学に入学して半年

中学生って大変だ!

なんだかやることがたくさん増えた

勉強はもちろん先輩との上下関係を気にしたり・・あと女子がエロい体になってきて目がいったり

とにかく大変だ!

俺はそんなに体が強くない
昔から病気ぎみだった
走るのはキツい

学校についた頃には一限目が終わっていた
先生に怒られてから教室に向かい友達にからかわれるという流れ作業が待っている・・
憂鬱だな・・
とりあえず職員室に向かう
がらがらと扉を開ける
すんげー重く感じた
「す、すみません・・遅刻しましゅた」

俺が噛んだのをクスクス笑う先生方
そして俺をどぎつい目でにらむ
ジャージを着た肌黒いオスゴリラ
彼が俺の担任の
「よう、村田亮太」
「お、鬼瓦せんせぃ」
「いっぺんケツ叩いたろか?あ?」
「す、すみません」
「5秒やる、教室に行け」
「はい!?」
「走れ!」

なんだよ、学校で走るなといつも言ってるくせに!
やっぱこいつ先生じゃねぇ!ただのゴリラだ!



走る

走る・・
教室まで・・
休み時間が終わる・・
息が切れて
でも走る・・
どんっ
角を曲がる時にかるくぶつかった
「やべ、ごめん!」
「ん?うん」
すぐに謝った
女の子だ
小麦色の肌
猫みたいにきれいな瞳
すごく整った顔
そして・・なかなか立派な胸
スタイルいいなぁ
エロい・・
俺の胸の中でなにかざわついた
なんだか・・探しものを見つけた気がした
2013/06/15 15:25:47(p14VJc0m)
12
投稿者: ♂アダム♂
ID:xxxxsxxxx
この続き、すごく気になります (´∀`,,人)♥*.
13/07/16 03:06 (0xP8YK04)
13
投稿者: とり
甘酸っぱい気持ちになりました
続き気になる!

13/07/16 17:46 (uyjY9Eqs)
14
投稿者: 醤油味噌バタ粉 ◆ljF/ZTgs8w
ガガガッ

砂利道を進む軽トラック

俺はハンドルを華麗に切る
「うはっ!じっちゃん、また速くなったね!」
「おうよ!」

軽トラといってもガワだけで中は別物だ
暇と金をつぎ込んだこのモンスター軽トラ・・すげぇ速い
「FFが一番だ!イニシャルCかTか知らんがFRばっかりが速い車じゃないぞ!うははっ!」

(*´∀`*)じっちゃん言うねぇ・・

駆動方式によって特性が違う
FRもいいけどFFも速く走れる

車庫に入れてエンジンを止めた
「また上手くなったな!亮太!」
「俺、天才!」

(*´∀`*)スカッとした!

心拍数下がらないまま玄関の戸を開けた

「こらっ!」

母さんが仁王立ちして俺をにらむ
「ごめん・・」
「もう乗っちゃダメ!」
「う・・」
うわ、じっちゃん逃げたし・・最悪だ
ま、俺が乗りたいって言ったんだからな

その後、じっちゃんは正座させられて怒られていた
母さん・・すごく怖いです

縁側に座っている歩
夜風で髪がなびいている

後ろから抱き締めたくなるがここはぐっとこらえる

「俺の運転見てた?」
「ん?うん・・誉められたことじゃない、安全運転しなきゃダメだよ?」
「わかってるよ・・ははっ」
歩の横に座る

歩はすこし横にずれた
「なぁ、歩は親がいなくて平気なの?」
「ん?へーき」

歩はいつも明るく振る舞っている
寂しくはないのかな・・

「なんでいきなりそんな事言うの?」
「いや、なんとなく・・」
「・・考え方を変えればいいんだよ、親がいないと気楽って・・しばられる事ないもん」

「そうかな・・」

「幸せとかさ・・1つはいろんな事が絡まってできているんだよ、物だってそうエンジン、サス、タイヤ・・いろんな物が絡まって合わさって車ができる」
「・・つまり?」
「局所だけを見ないでほしいって事、私は親がいなくても幸せ・・他にたくさんの良い事があるからね」

「その良い事の一つに俺も入ってる?」
歩はきょとんとして俺を見る
体育座りをして顔を隠した

「まぁ・・あるかも」
「よかった」
「あの・・君ってさ・・それ狙って言ってんの?」
「うん、そうだよ」

「・・ばか」

月の光は明るく、俺と歩を照らす

俺はすこし歩に近寄った
歩はまた横にずれた

俺はまた近寄った
歩は・・逃げずに俺の顔を見た
「村田くん・・・あのさ」
「ん?」
「・・・なんでもない」

彼女が何を言いたかったのか
俺は分からなかった

13/07/16 19:16 (5JjS3vb3)
15
投稿者: 味噌バタ子 ◆ljF/ZTgs8w
海Da!(。・ω・。)

ただしピッチピチのギャルも、ムッチムチの熟女もいない
いるのは海女さんが数人

俺と歩と母さん、三人で来たんだが・・・やはり人いねぇな

「亮太くん、おまたせ」
振り返ると母さんが手をふっていた

母さんクソかわいい(*´∀`*)
マザコンすぎるわけじゃなく母さんがかわいすぎる

体もエロいし・・・正直母さんをオナネタにする日も少なくはない

だが・・・血のつがった女の人だ
そこは諦めねばなるまい

「歩は?」
「ん?私の後ろにいるよ?」

母さんのうしろに歩が隠れている
ちらっと顔を出した

「水着、はずかしいな」
「はやく見せろよ」
「っ!?最低!」

歩は顔を赤くして俺をにらんだ



海水に入る前に準備運動

歩の水着姿・・・エロいな

「じろじろ見んな変態」
「見てない」
「・・・」

歩はそっぽを向いた

俺はビーチボールを持って海に飛び込んだ

さあ!楽しむぞ!









「無理しちゃダメって言ったのに・・・亮太くんまだ体弱いね」
「うー・・・」

母さんがうちわをあおいでくれている
俺、ほんとにダメだな
まだまだ体力がついてきてない
「歩ちゃんと散歩してらっしゃい♪マザコンだと思われちゃうよ」
「うぃっす」

俺はパーカーをはおった
日焼けしたいが痛みに耐えられるほど強くない

(。・ω・。)情けないっす

「歩、散歩しよ」
「うん、体は大丈夫?」
「へーき!」
歩はクスッと笑った
俺はなんか照れ臭くなってそっぽを向いた


防波堤の近くにきた
金属の柵や門は錆だらけで荒れ果てている

俺は岩の上に座った
歩も俺の隣に座った
なんとなくそんな気分になって・・・言ってしまいたくなる
「なぁ、歩」
「ん?」
「付き合って」
「ん?どこに?」
「いや、だから・・・俺の彼女になって」
「・・・・・ダメ」

歩は悲しそうな顔をした
俺はすごく抱き締めたい気持ちになった
「今住んでる施設・・・閉鎖されるの」
「は!?」
「だから・・・次の大会が終わった頃かな、引っ越しする・・・だからダメ」
「そんな・・・」
「養子にもらわれるまではまた別の施設で暮らすと思う」

胸が痛い
こんなに痛いのは生まれてはじめてだ

俺はいままで女の子と付き合って別れても別に痛くも痒くもなかった

なんだろう、この身を引き裂かれるような感覚
こんなの本気で好きじゃないとおきない
俺・・・歩のことこんなに好きだったのか?

はじめて気づいて

はじめて受けた痛みだった

13/07/27 09:29 (S3bPOOn/)
16
投稿者: 味噌バタ子 ◆ljF/ZTgs8w
大会が近づくたびに胸の痛みが強くなる
夏休みが終わるころ
歩もいなくなってしまう

そんなの嫌だ
絶対に・・・嫌だ

家に帰ってから俺はなにもする気がおきず
ぼーっと寝ているばかり

最近歩にあってない
会いたいけど会えない
顔を見るとつらくなる
会えなくなるのは嫌だ

「亮太くん、夏ばて?」
「・・・・母さん」
「ん?」
「歩が・・引っ越しちゃう」

母さんは俺の頭をやさしく撫でた
「・・・だったら、たくさん思い出を残してあげようよ」
「会うのが・・・つらい」
「亮太ッ!」

母さんが怒鳴った
俺の肩をつかんでジッと目を合わせた
「体は弱くても心は強い子!それが亮太くん!そうでしょ?」
「・・・母さん」
「さぁ、行っておいで?ラジコンの大会があるんでしょ?二人で優勝しなきゃ!」
「・・・うん!」


俺はすぐにいつもの空き地に向かった
歩は一人で車体の調整をしていた
「あ・・・」
「お、おぅ」
「最近・・来ないから・・もう 会えないかと・・」
「な、夏バテてただけだ!おら!練習すっぞ!」
「うん!」
歩の笑顔・・・ずっと見ていたいけど

俺にとってこれが初恋だ
ほんとのほんとに・・・はじめてした恋だ




大会までたくさん練習した
当日はすごく緊張した
朝飯食って気合いをいれた
歩は市民体育館の前で待っていた
「歩、おはよ」
「おはよ・・・」

歩はすこし寂しそうな顔をしている
「歩・・どした?」
「これが終わったら会えなくなる・・・」
「それは仕方ないよ・・」

歩はポロポロと涙をこぼしながら俺をジッと見た

「私・・私・・・わたしね・・・君の事が・・・」

俺は歩の口を手で優しくふさいだ
「その言葉はまだ言わないでくれ」
「亮太・・」
「ようやく下の名前でよんでくれたな」

歩は帽子を深くかぶって涙をぬぐった
「優勝しよう!」
歩の目に光が戻った
「おぅ!やってやろうぜ」
俺は歩と拳を合わせた

人生って叶わない夢だらけだな

歩と手をつないで会場に向かった


13/07/27 09:49 (S3bPOOn/)
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