ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
ヌードデッサンモデル
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:ヌードデッサンモデル
投稿者: (無名)
大学2年生になって、早くも躓いた。
母ひとり小ひとりで育ててくれた母が、苦労して学費を工面してくれたのに、このざまだ。
奨学金で大学へ通うという息子を許さず学費を用意してくれたのは、卒業後に借金で苦しませたくないという親心に他ならない。

生活費くらいは自分でと稼いできたけれど、バイト先の店長と折り合いが悪くて居られなくなってしまった。
さあどうするか、来月からの生活費………。
よせばいいのに拓也は通い詰めるスナックで安酒を手に、ママに愚痴をこぼしていた。

あんた
 
2025/08/16 23:33:47(bX5KuHU6)
7
投稿者: (無名)
薄いグレーの上下、ホワイトのボータイブラウスという、ビジネスシーンにおいては極めて普通の姿の女性が電車に揺られていた。彼女が一流大学を卒業している事実は世の中では、あまり知られていない。なぜそんなキャリアのある人物が今の職業に就いているのか、時おり首を傾げたくなることがあるけれど、彼女もそのひとりなのだろう。

大学在学中の20代で業界にスカウトをされて、モデルを始めた麻子はよく雑誌の中で輝いていたのだ。ファッション雑誌はもちろんのこと言うまでもなく、グラビアで披露をする水着姿は世の中の男性の注目を集めていたのだ。それも入れ替わりの激さと時の流れにより30代となって、雑誌もミセス世代へと移り、新たな領域を目指してついにヌードモデルの世界に足を踏み入れていた。

ひと回り以上歳下の世代となる学生たちには麻子の輝かしい時代を知る者はいない。その身体は未だプロポーションを保ち、衰えるどころかどこか成熟度を増していくような、言うなれば色気を漂わせるようになっていくのだった。当初はありきたりなヌードを見せるだけの普通のモデルだったけれど、ある人物に出会ったことから人生が変わったのだ。

それは藤木美紀、その人である。
麻子と同世代の彼女にその才能を感じ、専属契約を交わして今に至る。過激さを増すようになったのはここ数年のことで、もちろん麻子にも相談があってそれを受け入れたのだ。初めは若い男性の彼らはすぐに勃起をしてしまうので、正直にいって困ってどう対処していいのか分からなかった。後から抱き締められるボーズでは否が応なく硬くなったアレを押し付けられ、あらゆるボーズでも必ず身体のどこかに接触するのだった。

それを美紀はもったいないとして、男性モデルに隠すことを禁じた。逞しく屹立したペニスも立派なデッサンの対象となり、いつしか麻子に対しても過激なポーズを要求するようになった。下の毛が見えるのは当然のことだからいいとして、今までは秘部が露骨に見えるポーズはあり得なかったといいのに、いつしか脚を開く格好を要求されるようになっていった。古代ギリシャ彫刻においても男性器は表現されていたけれど、女性器は隠されてきたはずだ。それは卑猥だとかの次元ではなくその見た目から敬遠されてきたことは、想像できる範囲で理解出来るはずである。美紀はそれを打ち破りたくて、いや……女性器の美しさこそ芸術にしたいとの想いが強かったのだろう。

幸いかどうかは別として麻子の秘部は崩れてはおらず、小陰唇もほぼ左右対称を保った形を維持していたから下の毛を処理するだけで披露された。
麻子も女である、女性特有のサイクルからある種の欲求が高まる時期は必ずやってくる。その時期にヌードモデルの仕事が重なった時、身体の反応を自分でコントロールすることは困難なのだ。

わざとか偶然だったのかは分からないけれど、2人とも膝立ちになって、後から彼に抱き締められるポーズをとらされることがあった。その際に彼のペニスはお尻に押し付けられるのが自然だというのに、股の間に滑り込んだままデッサンは進められたのだ。普通サイズの彼のペニスは生徒たちに見えるほど股の間から飛び出すことはなかったけれど、興奮した彼にはペニスへの血流を制御なんて出来るはずはない。硬さを保ちながらドクンッドクンッと脈動が露骨に伝わってくるではないか………。

それも彼の若さゆえ美紀や生徒たちに分からないように微妙に動かすので、麻子は非常に困惑しなければならなかった。彼が容易に動かせてしまえるほど麻子のそこは潤いに満ちて、つまり反応してしまったのだ。乳首はその形を誇示するようになり、美紀は目ざとく麻子の変化に気付いた。
それまでは声を出して指示を出してくる彼女がその時はわざわざ2人の所まで出向き、こう言ったのだ。


椅子を用意するから座面を自分に向けて、背もたれを掴んで背中を少し反らせるの………。
そうね、少し胸を張ってくれる……?
貴方は………彼女に後から寄り添ってね………。


この格好で寄り添うなんて曖昧な言い方だけれど、ある程度の性経験のある者ならばそれがどんなスタイルであるかは想像がつくというもの。

彼女は何を考えているの………?

麻子は彼女が自分の芸術を追求するあまり、理解が追いつかなかった。まさか、一線を越えることを彼に指示していたなんてこの時の麻子には知る由もないのだこら、どうしていいのか分からなかった。そう、美紀は2人から去り際に彼にだけ見えるように左手の親指と人差し指で輪を作り、そこに右手の人差し指を差し込んで抜き差しをして見せる、そういう仕草を意味ありげにしたのだ。
最後に小さく頷いて、生徒たちの所へゆっくり戻っていく彼女………。

お尻に下半身を密着してきた彼は麻子の予想通りにペニスをお尻に押し付けることはなく、その下に滑り込ませてきた。背中を反らせて椅子の背もたれを掴んで胸を張り、脚を開いた膝立ちの格好をとるということは、必然的にお尻を突き出す格好になる。潤った秘唇をなぞるように滑り込ませてきた彼のペニスは、上を向こうとピタリと密着してくる。1度腰を引いた彼は腰を再び前に押し進め、亀頭が氷砕船のように秘唇を左右に切り裂いた。ヌルリっと進んだ亀頭がその先の敏感な所に触れて、麻子は奥歯を噛んだ。それからも微妙に腰を動かしながら刺激してくる彼に、思わず右手を椅子から離して彼の脇腹を押し退ける仕草をとる。その麻子の抗議が伝わったのか彼の悪戯は止まったのだけれど………。

不意に密着していた彼の下半身がお尻から離れたと思ったら、圧迫感を覚えた入り口から侵入してきたのだ。その衝撃を麻子は固く目を閉じてどうにか堪え、確信犯であろう美紀は別として生徒たちには何としても気づかれないように、平静を装わなければならない。両手を麻子の腰に添えて動かずにいる彼、それだけが救いだった。

時間が過ぎ去るにつれて、身体に変化が訪れる。
子宮口に接触する亀頭、膣壁に収まる陰茎に体温が上昇するのを感じて頭がぼぉ〜っとしてきたのだ。意図的にせよ生理的な反応による現象にせよ中で時おりピクビクと動くペニスが、静かな水面に波紋を作る。何かを呼び起こすようなむず痒さというのか、甘さを含んだ波が押し寄せる。
やっぱり………麻子はそう思った。

我慢しきれなくなった彼が、微妙に腰を動かし始めたのだ。おそらく数センチの動き、それが子宮口を優しく圧迫し、焦れったいだけでそれ以上でもそれ以下でもなかった感覚に戸惑いを覚える色が加わってきた。心地が良いのだ………。
その感覚はやがて気持ち良さへと形を変え、つまり快感を覚えるまでになったのだ。麻子は暗い絶望に包まれて、身体の奥を軽く突かれる甘さを覚えながら、気丈に無表情を維持していく。

グンッ…グンッ…グンッ……と、奥を圧迫される甘さに神経が集中すると、膣壁の全体に快感が伝播していくのが如実に分かる。こころなしか無表情が緩み、呼吸が大きくなったのか乳房が少し上下するようになっていた。無意識にペニスを締め上げてしまう麻子は、彼の背中を押してしまう……。

無表情でいた彼も表情が崩れて呆けたようになり、麻子も時おり目を閉じるタイミングが増えてきた。眠そうに見えなくもないけれど眉毛が僅かに下がり、早くなってきた呼吸が乳房の位置を上に下にと静かに移動させる。その頃には2人の異変に生徒たちも気付き、麻子の身体が少し前後に揺れ動いていることは、乳房の不自然な揺れ方からも気付いていた。

潤みを増していく麻子の瞳、苦悩を物語るように時おり開く唇、そしてついに顔を俯かせてやや横に向けたり、再び上げた顔はどこか切なげに変化して見えている………。
麻子は生徒の誰とも視線が合わないように遠くを見詰め、いつ終わるともわからないこの快楽にひたすら耐え続けていく。醜態を晒すことで芸術を汚したくない、いや……若い彼らの前でオーガズムを迎えるなんて、そんな恥ずかしいことは何があっても受け入れられない……。
そんな麻子の願いは自由に動けない分、長持ちしてしまった彼に身体が高まっていくのを自覚もしていた。

吸い付くようにして纏わりつく麻子の膣壁と優しくぶつかる子宮口、幾度も繰り返される硬く熱い杭による往復輸送………。
いくつもの生徒の目が息を飲んで2人を見詰め、温かい中から麻子の粘液を纏わりつかせた艶々の陰茎の根元が、姿を見せては花園の中へとまた消えていく……。

もう、許して…………。

そんな麻子の内なる叫びが肩で息をする姿から感じ取れ、少し頭を跳ね上げるような仕草からその時が近いことを予感させた。30分以上も続けられた甘く切ない苦行は、彼の暴走によって終りを迎えることにはなる。
麻子の腰を掴んでいた彼の両手が脇腹からその上へと伝い、豊かな乳房を包みこんだのだ。
恍惚とする麻子の顔、美しい裸に絡みつく逞しい男の腕と手は、さながら蔦のように見えなくもない。美紀には苔生した森の中で蔦に絡みつかれながら生気を注がれる美女、そんなふうに見えていた。

そして、ついに…………。


美紀の指示もないのに暴走した彼は、クビになったのか姿を見せることはなくなった。
座面に突っ伏したあの日のことは、今でも忘れことができない。
それほど恥ずかしくて屈辱的で、苦しくて戸惑いの中で堪らなく良かったから…………。
38歳を迎える半年前の、秋だった。
それからも何人もの若い男性モデルがやってきたけれど、麻子が気に入ったのは2人だけ。
ひとりは昨年に半年ほどのモデルをしてくれた人で、彼は就職のために社会へと旅立っていった。
そしてもう一人は、言うまでもなく拓也である。
彼の人柄と相性の良さ、中毒性のある立派なあのペニス…………。何人もの男性と身体を重ねてきた麻子でも、彼は別格だった。

そんな麻子はある大学に経済学の客員講師として教鞭をとり、沢山の学生の前に立ったのは新鮮だった。誰も自分を知る者はいない、ただの客員で迎えられた講師の顔を知る者などいないと高を括ってのだけれど………。

ひとりの熱い視線を受けていたことに、麻子は気付けなかった。

夕方の帰宅ラッシュに混み合う電車に揺られて、麻子はヌードモデルの仕事をぼんやりと思い返していた。いつまでも続けられる仕事ではなく、この大学講師も先を見越しての行動でもある。
緊張感と羞恥心に身を焦がし、若い男性に貫かれて身を捩りたいほどの快感を注がれても、ひたすら我慢しなければならない。最も拓也が来てからここ半年ほどは、彼も麻子も性器を露わにすることを求められ、間近でデッサンされることが当たり前になってきた。何よりも挿入されることを隠すどころか公然と指示をされ、今では躍動感を写すためとして芸術の元にセックスを公開しているのだ。

曲線美のある女体に揺れる美しい乳房、可能な限りの角度で麻子はデッサンをされ、逞しい身体を駆使して麻子の中に出し入れさせる拓哉を躍動感あるデッサンが描き出す。
反り返ったペニスが出入りする様を克明に描き出し、正常位、背後位、対面立位、対面座位、背面座位…………その日によっても違うけれど、美紀の求める体位をこなさなければならない。
麻子が何とか自分を抑制出来るのは最初の一回だけで、2回目のオーガズムへと向う彼のピストンにもはや自我を失わなければ、とてもいられないものになっていた。
拓也は美紀の要求に応じて抜き取ったペニスから射精する瞬間を彼女に見せて、顔に飛び散った彼の精液を美紀は舐めて見せた。驚愕していた学生たちも藤木美紀という講師ならやりかねない人だと理解しているらしく、あらゆる場面においても興奮を覚えはしても、もう驚かなくなってきた。
そう……生徒たちに向かって椅子に座った拓哉の上に麻子も腰を下ろし、股を開いてペニスを飲み込む結合部を露わにしても間近で卑猥な音を聞きながらデッサンが出来る。

拓哉をフェラチオする際も間近で女生徒が見詰め続け、麻子をクンニリングスする際には彼の舌先にクリトリスが弄ばれるのを、男子生徒が釘付けになって見詰めた。慣れとは恐ろしく、あの空間なら生徒とモデルを問わず罪悪感は無くなっているのかもしれない………芸術だとの建前で。

麻子は不意に、下半身に異変を覚えた。
自分の背後にピタリと貼り付いた何者かによってお尻を弄られ、前に回った手がスカートの裾を持ち上げられていく。若い女ならいざ知らず、自分のような中年女に痴漢するのは変態に違いない。
麻子は必死に静かな抵抗を見せたけれど、その手は難なくスカートの中へと侵入を果たし、パンストのそこを破って敏感な所を弄りだした。
そして気付く、この手触りと仕草、背後から漂う体臭は拓也だと…………。

ショーツの中へと侵入した指に慣れ親しんだ愛撫が開始され、麻子も彼のズボンの前を後ろに回した手で擦る。堪えきれなくなった拓也は分身を取り出して、フレアスカートなのをいいことに破けて広がったパンストの中のショーツを寄せた。
いくらなんでもここでは嫌、それなりの抵抗をしてみせたけれど彼は許してはくれなかった。
麻子は息を止め、奥まで到達してからゆっくりと吐息を出して目を閉じた。電車の揺れが手伝ってあのエラの張った亀頭が中で揺れ動き、彼の意図的な腰の動きも加わる。麻子の弱い所を熟知した拓也は決して早く動かすことはせず、一昨日に味わったばかりの快楽を彼女に求めた。現実の中で非現実を味合わされて、感じないはずはない。だからプライベートで拓也と会うのは、これまで避け続けてきたのだ。悪くない、私が悪いんじゃないわ…………。自分に言い訳をしながら麻子は早くもそのとろけそうな感覚に、膝の力が抜けそうになっていた。




我慢なんて、出来るはずがなかった。
満員電車とはいえいつまでも繋がっていることはできず、下半身が露わになった麻子のスカートを拓也は直すと、彼女に手を引かれて駅の外へと彷徨い出た。駅前から離れてしばらく歩き続けると幹線道路が現れ、衣料品店や和食レストラン、ファミリーレストランが並ぶ対面にドラッグストアが見えてきた。駐車場もそれなりの広さがあり、その一角にトイレがあるのを見つけると、迷わず麻子は多目的トイレに拓也を引き入れる。彼をペンキに座らせると下着を脱ぐ時間も惜しくて、先ほど彼に貫かれたようにショーツを寄せて拓也のそれを飲み込むように腰を下ろしていった。

彼の肩に置いていた片方の手で自分の口を塞ぎ、下半身を前後に揺する麻子が堪らないといったように首を振る……。
上下に腰を振り下ろし、波打つような動きで前後に腰を揺らして大人の女の強欲さを見せつける。
拓也も麻子の身に着けるボータイブラウスをスカートから引き抜き、ベージュのブラジャーをずらして乳房にしゃぶりつく。障害者用に設えられた両サイドのバーを背中より後ろ側で両手で掴み、下半身だけを躍動させる麻子の頭が跳ね上がる。
ペニスのエラが気持の良いところを擦り、子宮口に繰り返し当たっていく……。何度も何度も当たって、もうこれ以上は……………。
そんな心境の麻子にくぐもった声を上げた拓也に身体を突き上げられ、中に射精されていくのが伝わってくる。1度離れて簡単に処理を終え、今度は壁に手をついた麻子を拓也が後から貫く。
加減をしつつ容赦のないピストンが繰り返し麻子の中を掻き乱し、後から両手で麻子のに乳房を鷲掴みにする。半分ほどが外にでたペニスが忙しく膣の中へと沈み込み、麻子は力強く逞しい彼のその分身の突き上げにオーガズムを迎え、彼に支えられなければ倒れていたかもしれない。

もう一度後からの執拗なピストンを受けて立っていられなくなると、便器に座らされた麻子は中腰になった拓也に正面からの攻めを堪能することになった。講師としての麻子は凛々しくて、いつもの彼女とは別の顔を見せていた。講師として大学に現れた彼女を見てびっくりしたけれど、彼女が身につけているスーツの下を思い出して、講義どころではなくなっていたのだ。その彼女の中の吸い付くような感触を堪能し、数時間前に見た顔とはまるで違う淫らな麻子を容赦なく攻めていく。

オーガズムを迎えては身体を弾ませ、また激しく突いて3度目、4度目と麻子を狂わせて限界を迎えてしまった。

もう離れられない…………。

脈動を繰り返して中に注ぐ拓也に対し、40の女が腰を震わせていた。
25/08/19 11:28 (rU9a2jIh)
8
投稿者: (無名)
何の変哲もない町の本屋、この日はいつものよりも訪れる人の数がいささか増えていた。
その紳士、淑女たちは店の奥まで足を進め、通路と繋がった裏の蔵の中へと足を運ぶ。
湿度、温度が一定に保たれ綺麗に改装されたその中は、絵画とデッサンの状態の絵が等間隔に壁に並べられていた。
ある絵画は長い時の流れを生きてきた大木が描かれ、まるで女体を彷彿させる奇っ怪な姿を見せている。隆起した部分や凹んだ所のラインがあまりに生々しく、女性器に見えなくもない部分、そこにはまるで男性器を彷彿させる大蛇が頭を潜り込ませようとしている。

またある絵画は原木栽培の椎茸を描き、その中には傘が広がる前の成長途中とされるキノコがまるで反り返った男性器そっくりに突き出ていた。
またある絵画はザクロを描き、またある絵画は海の中の岩場に棲息するアワビの姿を描き出している。沢山の粒がひしめき合うザクロは見方を変えれば女性器であり、裏返ったアワビは詳細に描かれた女性のそのものに酷似している。
何よりも生々しいのは芸術の名のもとに男性器、女性器がいくつも詳細に描かれたデッサン画であり、男女が重なった様々なデッサン画では肌に汗が浮かぶ艶感までも詳細に写し出されていた。

表情の苦悶、恍惚、そして上り詰めていく様が如実に描かれ、美しい形を保っていた乳房が鷲掴みにされて形を歪ませ、腰を打ち付けることで粘液が飛び散る結合部は見る者の目を引いた。
年に数回ほど開催されるこの秘密の個展は、会員制となっており、いつの時代にも存在する上流階級のスポンサーが趣味の出資で成り立っている。
一際目を引いたある連画、それは鮭の一生に重ねられていた。

ペニスの亀頭を女性の唇が根元へと覆い隠していくその瞬間から、包皮を捲り上げて露出した陰核を一旦見せて、そこを男性の舌先が弄び唇で吸われる場面………。
そして結合して奥へと沈む陰茎によって膣口の粘膜が中へと凹む姿、引かれる際に外側へと陰茎に纏わりつく様が生々しく、引き抜かれた後から流れ出す精液が糸を引いて落ちるまでを記録されたデッサン画は圧巻だった。もちろんモデルである麻子と拓也の顔は本人と分からないように脚色されている。

時を同じくしてお金に悩む女子学生が、カフェで物思いにふけていた。お酒が苦手だから水商売の世界は足が向かないし、何より酔客は大嫌い。
残るは………AV、先日スカウトされて男に渡された名刺を虚しい気持で眺めていた。

ある日の午後、大学で講義を受ける生徒の中にひとりの女の子に目を引かれた女性講師がそっと声を掛けた。人を引き込む魅力と安心感から学生の彼女は、悩みを打ち明け始めた。麻子の感はやっぱり当たっており、自分はヌードモデルをしていると彼女に打ち明け驚愕させた。秘密は守られるしギャラも良い、初めから裸体の全てを見せなくてもいいように出来るから、やる気があるのなら話を繋げてもいいと平井唯をスカウトをした。
社会に出てから少なくても数年は奨学金の返済に追われることになる、20代の青春は無いものと思ったほうがいいのだ。唯には選択肢が無かった………。




数週間後、唯の姿は駅で待ち合わせた麻子と共にいつもの場所にあった。藤木美紀との簡単な打ち合わせの後に控室に入り、彼もモデルだと麻子に紹介された自分と同世代の男性と顔を合わせた。
驚いたのは麻子は彼の目の前で着替えを始め、彼もまた同じように服を脱ぎ始めたことだった。


始めのうちは恥ずかしいかもしれないけれど、慣れるから大丈夫よ………。


麻子は事もなげにそう言ってブラジャーを取り去り、片足づつショーツを抜き去ってしまった。
彼もまた全てを脱ぎ去り、目のやり場に困りながらガウンを着る際に立派なペニスの持ち主であることを知ってしまった。仕方なく唯も急いで身に着けている物を引き剥がし、震える手で上下の下着を取り去ると即座にガウンを身に着けた。



どうしても困った時にはサポートするけれどね、あたしは今日は基本的に手を出さないから、彼に任せていればいいわ………。
初日だから、少しづつ慣れていけばいいの……。



あの包み込むような笑顔で麻子に背中を押され、3人は控室から足を踏み出した。
10人いるかどうか、恥ずかしくて性格な人数を確認する余裕なんてない、まともに生徒たちを見ることはできなかった。
明るい照明の下に出て半円に広がった生徒たちの前に立ち、まずは美紀の要求に応じてポーズをとる。その際に胸元を少し緩ませて脚を開き、右手を頭の後ろに回す格好でしばらく身体を固定させる。美紀の次の指示は後から彼に抱き締められるというもので、ガウン越しに逞しい身体をしていることが生々しく伝わってきた。心臓が早打ちして体温が上昇するのが自分でも分かり、矢継ぎ早に美紀が出す要求に顔まで熱くなった。なぜなら彼の手が緩んだ胸元から入ってきたのだから……。

胸をいきなり掴むような不躾なことはせず、拓也は下から支えるように触れるだけにする。嫌でも唯の早打ちする心臓の鼓動が手から伝わり、気持ちがほっこりする。自分だって初めてのときは口から心臓が飛び出るんじゃないかと思うほど、脚が震えて緊張したものだった。無表情でいてね言われた通りに出来ているのか自身はなく、唯は彼が触れる手の温もりに羞恥するだけだった。

美紀の指示は彼女の気分で変わる。今度は肩ひじを突いて下に寝そべりながら片膝を立てるというもので、ガウンの下側が開いて秘部が見えやしないかと冷や汗が出る。そこに同じように後ろに寝そべった彼に密着され、やはり胸元から手が入れられてくる。



大丈夫………?



耳元で彼が優しく気遣いを見せて、言葉をかけてくる。



藤木美紀はどんなことも芸術に繋がるから、それだけは忘れないでね………。
そう言われた言葉がが頭の中で繰り返され、今は麻子と拓哉を信じ、次なる美紀の要求に黙って目を閉じるしかなかった。彼の手がゆっくりと乳房を包み込み、下半身のガウンの割れた所からもう片方の手が入ってきたのだから………。
それでも彼は乳首に触れないように指の間に逃がし、下半身も恥毛の上を人差し指、薬指が触れるだけで秘唇に触れないように中指を浮かせてくれる気遣いが救いだった。


初日だからとこの日は舞台から降りることを許された唯は、離れた位置で麻子がいることから急遽2人の仕事を見学することを許された。


貴女からしたら過激に見えるかもしれないけれど、2人は長いからこういうモデルの仕事もこなせるの………。
いきなり貴女に同じことを要求するようなことはしないから、それは安心して………。
まずは勉強だと思って見てくれればいいし、同じレベルで仕事が出来るようになればギャラも上がると思っていいわ………。



美紀のその言葉の意味をは、唯の想像を遥かに越えたものだった。
2人はガウンを脱ぎ捨てて並んでポーズを決めて、美紀の要求に応えて様々なポーズをとっていく。寝そべったり椅子に手を置いて腰を突き出したり、下に座って脚を広げて恥部を豪快に晒したり…………。
彼も様々な角度で肉体美を披露し、麻子と見つめ合うと驚きの変化を見せる。ペニスが勃起し始めて、それを恥じることなく見せつけながら生徒たちはデッサンを進めていく。どんなことも芸術に繋がる、美紀の追い求める芸術は昔も今も禁断の領域にある人の根本的な欲を、芸術に変換したものなのかもしれない……。唯は痺れる頭でいつしか必死に2人を見詰め、この世界を理解しようとのめり込み始めていた。


不意に近寄ってきた美紀が、唯に語りかける。



今日はもういいわよ、疲れたでしょ………?
それとも最後まで見ていく………?

曖昧に頷く唯を見て、一言忠告をする。

最初にも言ったけれど頭が混乱しようと貴女がどう思おうと、誰が何を言おうとこれから見ることは全て芸術なの………。
芸術には道徳心だとか常識は時として邪魔なだけだし、分かる人にだけ分かればいいとあたしは思うの……。
人の業の深さとか欲求だとか、その領域の美しさの中の芸術に目を背けるなんて愚の骨頂よ……。
見ていくのはなら貴女の自由だけれど、AVだとか下卑た世界と同じにしないでね………。

それだけを言うと、美紀はキャンパスの上を忙しく手を走らせる生徒たちの元へ帰っていった。
そして唯は驚きの光景を目にして驚愕し、喉の乾きを覚えても2人から目を離せなくなっていた。
唇を重ねだした2人は顔をそれぞれ逆に傾けて舌を絡ませ、互いを味わうようにゆっくりと舌を動かし、その様子を自分が見えやすい位置に移動した生徒たちが必死にデッサンをする。

唾液の糸を伸ばしながら2人は口を離し、ビキニを着せたら絶対に似合うプロポーションを保つ、そんな麻子の首筋から舌を這わせて乳首に絡みつく。横からも照明が当てられた2人は映画のワンシーンのように美しく、唾液で艶々した乳首があまりに卑猥で神秘的に彼の唇から弾け出る。


麻子の顔はまるで女神のように慈愛に満ちて、彼の下に転がされるたびうっとりとして目を閉じる。そのまま下に仰向けに寝かされた麻子は彼によって右脚を肩に担がれ、生徒たちに恥部が見えるようにされると顔を埋めてしまった。
暫く経つと麻子の顎が跳ね上がり、背中が床から浮いてしならせながら大きく口を開く。
顔を右に左に倒して彼の髪の毛を掻き毟り、不意に顔を離して生徒たちに晒した麻子のそこは艶々として、ピンク色の粘膜と立派に勃起を果たして飛び出るクリトリス。スクープをものにしようとするカメラマンのように、生徒たちが忙しくその生々しい光景をキャンパスに正確に描き写していく。

用意された椅子に麻子が座るとすぅ~っと膝が開き、そこに彼が顔を埋めると再び麻子の顎が弾かれたように跳ね上がる。上下左右に顔を向けて切なげな表情を見せながら、食いしばった白い前歯を唇から見せつける。眉間に深い皺を刻んだ麻子が背中を反らせ、アップにされていた髪の毛が解けて表情を覆い隠す。背中を反らせるたびに突き出された白い乳房が揺れ動き、震わせながら吐き出される吐息が、垂れ下がる髪の毛を浮かせ快感の深さを見せつける。不意に麻子が身体を大きく仰け反らせて静かになった。

息が整わないまま立ち上がった彼が仁王立ちになると、麻子が膝を突いてペニスを掴みやや下に向きを変える。生徒たちに見えるように身体を横に向けた2人は、麻子の口の中に消えては現れるを繰り返す亀頭を一心不乱にキャンパスに描き写していく。時に歯を食いしばり、時に呆けた表情を見せ、固く目を閉じてこめかみに血管を浮かせて堪える彼を見ていたら唯は堪らなくなった。
満を持したように両手で麻子の頭を優しく持って遠ざけると、立ち上がった麻子の片脚を持ち上げて彼が抱え込み、恥部にあてがったペニスの先端をゆっくり沈めていった。生徒たちは慣れたもので当たり前のようにそれを見詰め、近くまで寄ってキャンパスに手を走らせる。まるで巨大な蛙の口が飲み込んだ蛇を吐き出すように、根元まで埋まった陰茎が半分ほど姿を表し、艶々した卑猥な姿が見え隠れする。

彼が椅子に座るとその上に麻子が身体を正面を向けて腰を下ろし、彼の脚に自分の脚を外側に垂らして生徒たちに結合部を曝け出す。巨大な芋虫が蠢くように膣口から姿を見せる陰茎が、後から乳房を鷲掴みにされた麻子が腰を動かすことで、ウネウネとする様がいやらしい。年齢差があるだけでも卑猥なのにお互いが相手を必要とするのが唯にも伝わり、なぜだか麻子に嫉妬心が沸き起こる。

向きを変えて対面座位となった2人、波打つように前後に腰を躍動させる麻子のお尻の下で、苦しげに見え隠れする陰茎が麻子を狂わせる。ゴリゴリと子宮口を擦る亀頭は何度味わっても至福を感じさせ、上へ上へと押し上げてくる。身体を持ち上げて腰を打ち付ければ熱を持った硬い杭がさらなる濃厚な味をもたらし、彼の首に捕まっていなければ意識が飛んでしまいそうになる。
よく見れば生徒たちの中には欲情を隠しきれなくなった者が男女問わず認められ、唯と同様に堪らなそうな眼差しを向けているではないか……。
そのエネルギーを必死にキャンパスに落とし、彼ら彼女らは躍動感に溢れた2人の姿を見事に描きき、2人の混ざった粘液が結合部から漏れ出して彼の陰嚢が白濁する様子まで、克明に描き出していた。

麻子は大学の講師としての立場を忘れ、世の中の全てを置き去りにしてひとりの女として狂う。
教え子の拓也の味はそれほどまでに毎回麻子を狂わせ、拓也もまた懐の深さを見せる麻子の中に酔いしれさせられる。抱きつかれて離そうとしない膣壁はピタリと纏わりつき、まるで生気を吸い取るようにして虜にさせられる。麻子の人柄も女としての魅力も同年代の女の子に比べようはなく、彼女の中に可能な限り射精したくなる。我慢できずに美紀を見ると、仕方がないわねと言うように小さく頷いて見せてきた。つまりはお許しが出たことを意味しており、そのかわりに美紀を満足させる芸術性を見せなければならない。

つまりは麻子をイキ狂わせなければ、二度と勝手は許されないだろう………。

拓也は麻子を抱えて下に寝かせ、容赦のない攻めに転じた。両脚を抱えて休みなくリズミカルに腰を動かし続け、上り詰めていく麻子をさらに追い立てていく。激しく揺れ動く2つの丘が物語るように麻子には逃げ場がなく、喘ぎ声を抑える変わりに息遣いが危機迫る様子を如実に証明させる。普段なら頃合いを見てイカせてくれるのにその隙を与えられず、許容を越えた快感に翻弄されていく麻子がついに悩ましい声を上げてしまう……。

嫌っ……おかしくなる…………。

頭の片隅でそんな感情が悲鳴を上げさせて、力の抜けた顎が口をパクパクと動かせて麻子が時おり戻ってきたように声を上げ、またトランス状態に落ちいていく。そして拓也の唸り声と共に射精が始まると、麻子も身体を弾ませて痙攣を見せる。静寂が訪れると生徒たちの誰もが手を止め、乳首を舌で弄ぶ拓也を黙って見詰めていた。

数分後に我を取り戻した麻子と口を重ねた拓也は再び彼女の身体を揺らし始め、いやらしい水音を奏でて彼女の甘く切ない鳴き声を出させていく。
床にへたり込んた唯は知らず知らずのうちに利き手を自分の股間に伸ばしていることすら意識になく、オーガズムを迎えてしまった。

次の講義で麻子の顔をまともに見られないことは、もう分かっていた。

25/08/20 15:08 (wrMsMe0z)
9
投稿者: (無名)
大学の敷地内に門から続く、黄色く色付きはじめた銀杏の並木道。等間隔に設えられたベンチのそこに、午前の講義を終えた唯が乾いた秋の空気に触れて腰掛けていた。よく晴れた秋晴れの空に柔らかな日差しを受けながら、持参したハムとチーズのサンドイッチを手にしていた。友達は苦いと言うけれど唯は好きなブラックコーヒーを水筒に淹れて、一口サンドイッチを頬張るとコーヒーを飲む。インスタントだけれどパンとの相性が抜群だから、甘い飲み物よりも断然こちらのほうが好きなのだ。

今日は午後の講義を終えたら、急いでバイトに向かわなければならない。夕方から深夜のシフトは時給が高いのだ。
あの衝撃的な体験からは数日が経ち、あの日は朝まで眠ることが出来なかった。大人しい見た目から男性経験は少なく見られる印象を持たれがちな唯は、大きな声では言えないけれどそれなりには経験が豊富なほうだとの自負がある。最も人数というよりは付き合った時間の長さであり、若さと興味から身体を重ねることが必然的にあったというだけである。

3人しか男性は知らないけれど、3人目の彼がいわゆる上手な人だったのだ。肌の温もりや接触は嫌いではなかったけれどセックスとは、こんなものなのかなという印象でしかなかった。その唯が初めてペニスの良さを知り、オーガズムを経験したのが最後に付き合った彼だった。
2回、3回と連続して上り詰めたときには泣きながら甘味な味に酔わされ、彼の浮気を知って終りを迎えるまでは合うたびに身体を重ねていたのだ。
その日から1年近く彼氏という存在は縁がなく、近づく男性を意識的に遠ざける癖がついていた。

お客様のテーブルへと料理を運び、空いたテーブルの後片付けをする。将来の夢を思い浮かべれば耐えられはしても、奨学金の返済を考えて絶望することの不安を繰り返す日々…………。鬱屈とする気持を吹き飛ばしたあの日が夜が、今となっては非現実感を伴って脳裏に焼き付いている。
明日は講義が終われば彼らと会う日であり、何がどこまで行われるのか不安とあるか無きかの期待に似た気持ちが、唯を揺さぶっていた。


控室に入ると麻子の姿はなく、男性モデルの拓也だけがそこにいた。


やぁ……もう来てくれないかと心配したけれど、また顔を見ることが出来てホッとしたよ……。

はにかんだ可愛らしい笑顔を浮かべる彼に、前回の光景を思い出して恥ずかしくなる。麻子のことを聞いたら今日は遅れてくるのだという。それまでは女性モデルは自分だけしかおらず、急に不安になる。


本当は肌に後が残るから今のうちに脱いで、下着の後をマーサージをするなりして消すんだけれどね………。
まだ恥ずかしいだろうから、身に着けたままでも良いんじゃないかな………。
でも生徒たちはなるべく正確にキャンパスに描くから、下着の後も描かれるかもしれないね……。


それはそれでも恥ずかしいけれど、2回目とあって麻子もいないのなら勇気が出そうにない。彼の言葉に甘えて下着を身に着けたままガウンを羽織り、呼びに来た美紀によって控室を後にする。
同じ顔ぶれかどうかは分からないけれど、生徒たちの前に立って光を浴びる。拓也は早々とガウンを脱いで肉体美を披露し、ポーズを決める。所在なさげにしている唯は、緊張と恥ずかしさで身体が言うことを聞かないまま美紀の指示によって彼に後から抱き締められた。頭が沸騰しそうなのに胸元に手が差し入れられ、これも容赦ない美紀の要求通りにブラ越しに乳房が彼の手に包まれる。

若い唯には瑞々しさはあっても色気が乏しく、女を感じさせるには羞恥心を抱かせるのが早道だと美紀は判断した。下着を身に着けていると知らされたので、ガウンの中で取り去るように拓也にはあらかじめ指示を出しておいたのだ。彼はガウン越しに背中のホックを外し、羞恥する唯を胸元から入れた手で巧みに両肩からストラップを外し、中に入れさせた腕からも抜き去る。カァ〜っと顔を紅潮させた唯の胸元から再び手を入れて、優しく手の平に包まれると不意に身体をピクっと反応させた。彼の指が乳首を摘み、先端を擦りながらクネクネと揉みほぐす………。

太腿を擦り合わせて顔を俯かせ、恥ずかしさで燃える身体では顔を前に向けられない……。
その初々しさをキャンパスに写していく生徒たちの音だけが静かな空間に聞こえ、揉んでも弾き返すような柔らかい乳房を、左胸から右胸へと手が移動する。ガウンを外そうとしたけれど唯に阻まれては仕方がなく、美紀に目配せしてから通常はしない生徒たちに背中を向けて、どうにか露出させた片方の乳房に口を付ける。若さのあるピンク色の乳首が瞬く間に硬くなり、唯が身を捩らせて感度の良さを図らずも白状する。

静かに椅子を持ってきた美紀が小さく頷いてから退き、唯を座らせて間髪入れずに開かせた股の間に顔を埋める拓也……。閉じたくてもどうにもならない唯を尻目に、ショーツのそこを寄せると薄く可愛らしい恥毛が現れる。シャワーを浴びる暇もなくやって来たのか尿とチーズが混ざった臭いが鼻を突き、秘唇を割って下から上へと舌先が舐め上げる。僅かな塩味を感じながらピクリと反応する唯……。もはや生徒たちの目よりも身近な羞恥に周りが見えなくなった彼女は、弱点の小指の爪ほどのサイズのクリトリスを弄ばれて、上体を折り曲げながら悲痛な声を出す………。鋭い刺激の中に何も考えられなくなる快感の波が押し寄せ、優しく積極的に攻められて、ついに恍惚の色に染まった女の顔を露わにする……。

ウネウネと腰を無意識に動かす唯の下半身を抱え込み、丁寧に吸いながら触れるか触れないかというソフトタッチの舌先が躍動する……。
女の子にありがちなうるさいだけの喘ぎ声ではなく、意外にも唯は経験豊富な女性であるかのように快感を堪能する、余裕のある甘い声を漏らして息を吐く………。
人の気配に気が付けば自分たちの周囲でデッサンをする生徒たちに、気付いてしまった唯が悲鳴を上げる。

いやぁーっ!……見ないでっ!

怒涛のように注がれる快感は止まることなく、唯の願いは踏みにじられたまま上り詰めていく……。
身体の震えが収まらない唯の両膝を抱え、彼女の思考が働く前にあてがった所に力を込める。
悶絶する唯が息を呑み、中へと拓也の分身が飲み込まれていく……。

狭い中は麻子よりも凹凸感があり、美紀よりもザラザラした感じが伝わってくる。苦しげに呻く唯も慣れてくるに従って甘い声を出すようになり、拓也の抜き差しに順応して若者らしからぬ享受を見せはじめた。気持ち良くて堪らないといったように正直な喘ぎは、拓也も堪らない。エラの張ったカリ首が唯の膣壁を研磨する刺激はその狭さゆえに拓也にも返ってくる。常に狭いのにザラつきが纏わりついて堪らなくなる。

1つしか違わない唯がこれほどまでに良いなんて、つくづく相性というものを感じてしまう。
もはや周りを気にする余裕など無くなった唯との結合部を、ゆっくり出入りするペニスを必死に描き写す女生徒が、悩ましげな視線を拓也に向けてくる。ツンとしていた彼女も回数を重ねるにつれて正直になり、願望を隠さなくなってきた。

一段、また一段と上り詰めていく唯に余裕が減っていく様子がそのまま反応に現れ、拓也もまた堪えなければいけない状態になってきた。泣きそうな表情で身を捩り、椅子の背もたれから背中を反らせた唯の声が出なくなり………その時が訪れた。

新たなタイプの相手に拓也はショーツを剥ぎ取り、数十分の幸せを届けて彼女の中に射精を流し込んだ。疲労のためかショックからから足取り重く帰っていく唯を見て、意外にも美紀は気に入ったらしい。緊急避妊薬を手渡された彼女は、またその姿を見せてくれるだろうか………。

唯も美紀も控室から出て行くと、しばらく経ってもう帰ったはずの生徒のひとりが顔を覗かせに来た。クレームでも言いに来たのならば、改善するために聞かなければならない。女生徒のひとりの彼女は恥ずかしそうにしながらも欲情を隠そうともせず、相手にすることとしないことでどちらがトラブルに発展するかを検討する。彼女の場合は興奮を冷ます必要性を感じ、間近で切なげな顔を見せていたことから彼女を納得させるにはすでに答えは出ていた。

シャワーを済ませて出てきた拓也のペニスを咥えた彼女は、30代の女性らしい卓越さを見せながら2度の射精を果たしたペニスを勃起させた。
彼女は自らスカートの中に手を入れてショーツを脱ぎとると、跨がろうとするのを制止して拓也はそこに顔を埋めた。恥ずかしがる彼女は拒絶を示したけれど、なるほど剛毛を掻き分けることになった。性欲の強さを隠そうとしなかった彼女はよく鳴きながら腰をうねらせ、自ら拓也に跨って身を躍らせた。感度の良い彼女はイっては腰を動かし、またオーガズムを迎えては欲しがった。
結局さらに2度の射精をするまで開放されず、5〜6回目のオーガズムを迎えるまで拓也は容赦のないピストンを久しぶりにしなければならなかったのだ。

これで彼女を入れて四人の女性と交互に交わることが決定的となり、彼女はここの生徒であり続ける限り、また何度でも求めてくるのだろう……。

25/08/21 00:22 (HkDY0fPL)
10
投稿者: (無名)
〜番外編〜



予定の日でもないのに藤木美紀に呼び出されで、拓也はひとりの女性と対面した。
ライトブラウンの髪色をしたボブショートで、品の良い30代後半だろうか。美紀の学生時代の同級生らしく、避妊治療中なのだという。すでに3年を治療に費やして金銭的に限界が迫り、それでも悲願の子供が欲しいのだという……。
それがどうして自分に会わせるのか、美紀に言わせれば彼女は独身で子供だけを希望しているらしいのだ。美紀は密かに拓也の姿を事前に彼女に見てもらい、父親として種を提供して欲しいらしい。ならば病院に向うのかと思えば、お金は後のためにこれ以上は使えず、つまりは………。

彼女は最後まで要求を説明できずに俯き、美紀が後を取り次ぐと要するに単純にセックスをして中に射精してくれればいいのだと………。
そう言われても……と、考える暇は与えて貰えそうになく、美紀の睨みに負けて承諾せざるを得なかった。

シャワーは済ませてきましたからと言う彼女は、羞恥心を無表情の仮面で覆い隠してストッキングとショーツを順に脱いで、服は脱ぐつもりはないらしい。あくまで種付けだと割り切ってはいても、まずはセックスが可能の状態にしなければならない。ローションも何も用意してこなかったのは美紀の作為を感じさせ、任せていればいいとでも言い含められて彼女はやって来たのだろう。

仕方なく彼女の股に顔を埋め、綺麗に整えられた恥毛が生えた丘を指で開いた。上目で彼女を窺うとやはり恥ずかしいのか顔を背けており、すぐに敏感な所に取り掛からずに小陰唇の表裏に舌を這わせ、ゆっくりと唇を押し当てながら、粘膜に舌先を当てていく。両手で顔を覆い隠す彼女を見てしばらく焦らし、クリトリスを弄ぶ………。
全く動かず声も出さない彼女はそういう体質なのかと思えば、しっかりと透明な粘液を湧き上がらせてきた。しっかり感じていたらしく彼女を注意深く窺っていると、クリトリスの攻めに指を震わせているではないか……。拓也麻子を思い浮かべては執拗に攻め続け、この彼女も麻子のように吸われながら舌を動かされるのが弱いらしい……。
首を振って必死に声を堪え、ついに腰を弾ませてオーガズムを迎えた彼女………。間髪入れずに攻め続けると上体を起こして拒絶を見せたけれど、拓也は無視をして悶絶する彼女が甘い声を出すまで続けた。

苦しみの果に2度目のオーガズムを迎え、ゆっくりとペニスを彼女の中へ飲み込ませた。
程よくまったりした彼女の中は、それでもペニスを逃がしまいとするように纏わりついてくる。
どの辺をどのようにすれば感じるかを探りながら抜き差しを繰り返し、手前と奥を交互に攻めると反応が良いことを突き止めた。

強弱をつけてザラついた入り口からわりと近いお腹側をエラの張ったカリ首で攻め続け、不意をついて子宮口を優しく突き立てる。すると彼女は何度も背中を反らせて浮かせ、強く拓也を締め付けて果ててしまった。
服の裾を捲り上げると抗う仕草を見せる彼女に、ピストンを再開させる。抵抗をする気持ちが途切れた隙に服を捲り上げ、やや強引にブラジャーをずらして乳首を口に含む。敏感になった身体はよく反応を見せ、1枚、また1枚……服を剥ぎ取ってスカート以外は何もなくなった彼女を攻め立てる。

彼女の心細さと羞恥心を快感が凌駕させ、容赦のない腰の躍動が彼女の上品な顔を歪ませる。
最後のスカートを取り去り、彼女を四つん這いに指せると後から攻めていく。いたずらに子宮口を突かずに加減を加え、手前と奥を反応を見ながら攻めていく。抜き差しするいやらしい音と頭を持ち上げる彼女の仕草が堪らなく、激しく頭を振りながら前に突っ伏してオーガズムに沈む彼女……。

再び正常位で彼女を貫き、唇を重ねると舌で出迎えられて甘い声を漏らして背中に手を回してくる。彼女の鉄壁がついに崩れ、快感に酔いしれながら恥ずかしげもなく声を出し、何もかも忘れて3度目のオーガズムに震える彼女の中に射精を流し込む………。



落ち着いたころに1回の射精では不安なのか、物足りないのか、多分、両方なのだろう……。

今度は彼女の主導で上になった女の腰が躍動し、自らの乳房を掴んで崩れ落ちて………。
結局何度でも達する体質の彼女はそれからも数回オーガズムを迎え、最後は拓也の腰に脚を絡ませて抱きついて終わった。

彼女は美紀を通じてその後も不定期に現れ、半年が過ぎた今も妊娠の兆候は聞こえではこない。

つい先日はビルの屋上に呼び出され、エアコンの室外機が並ぶ影で求められ、真っ昼間から彼女の後頭部を見ながらたっぷり1時間も腰を振らされたばかりである。

最近の彼女は職場で綺麗になったと、数人の同僚に言われたという………。
25/08/21 01:51 (HkDY0fPL)
11
投稿者: 久美
常識では考えられない世界ですが凄く感じました
私もそんな世界のモデルになってみたいです
何度もオナニーしてしまいました
唯さんとの今後が気になります
25/08/21 22:25 (BwZ3qp5B)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.