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人妻の初恋
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:人妻の初恋
投稿者: てんてん
会場に入ると何人もの旧友達が声をかけてきた。
ホテルの広間を貸し切り、立食形式の同窓会。
今回は五回目だが成人式で会って以来、前回までは仕事の都合で参加することが出来なかった。
「ヤマト、、、久しぶりだな、、、」
「ヤマト、わたしのこと覚えてる?」
「みんな会いたがってたんだよ、、、」
「お前、、、それにしても変わらないな、、、」
周りを囲まれ苦笑いを浮かべる。
「そんなこと無いって、、、俺はとっつぁん小僧かよ?」
ドッと笑い声があがる。
川島ヤマトは高校時代、クラスのムードメーカーだった。
180の長身、剣道部だったヤマトは今も引き締まった身体を維持していた。
当時から大人びた整った顔立ちで口数は多くはなかったが、ここぞというときはジョークを混じえクラスを盛り上げた。
成績もトップクラス、普段から穏やかで優しく、裏表の無い性格で男女を問わず人気者だった。
懐かしい面々との再会で話は弾んだ。
同窓会も佳境を迎え、それぞれがグループに別れ盛り上がりを見せる。
ヤマトは一人集団から離れ会場外の喫煙所へと向っていた。
「ヤマト、、、」
後ろから声をかけられた。
「ハルミ、、、」
元カノだった。
高2の途中から付き合っていた佐倉ハルミ。
「元気にしてた?」
「まあな、、、お前は?」
「わたしも、、、」
36には見えない、、、
そして変わらぬ美貌、、、
いや明らかに女としての魅力は増している。
突き上げる胸、くびれた腰、よく持ち上がった大き目のヒップ、、、
滲み出るような色気、、、
「ヤマト、二次会は?」
「うん、行くつもりだけど、、、」
あの頃から、その美貌もスタイルも抜群だった。
いろんな男にアプローチされていたのに、なぜかハルミの方から告白されて付き合うことになった。
大学に進学して遠距離恋愛になって別れてしまったけど、、、
「よかった、、、じゃあイッパイ話せるね、、、すごく楽しみ、、、フフッ、、、」
なぜか意味ありげに微笑んでハルミは行ってしまった。
そして喫煙所から出ると今度は、、、
「板橋、、、」
ミナミが立っていた。
俺を待っていたのか?
それにしても、、、こいつも全然変わらないな、、、
相変わらず人形の様な可愛らしい顔立ち、ちょっと垂れ目の癒し系、、、
スラリとした細身の体型。
けれどミディアムボブの艶めいた黒髪が人妻らしい清楚な色気を醸し出している。
「わたし、、、もう板橋じゃないんだけど、川島くん、、、」
「そうだったな、、、」
同級生の和泉リクヤと結婚した。
二人は幼馴染で中学のときから付き合っていた。
リクヤは成績は常に学年トップ。
生真面目な性格でクラスのまとめ役。
運動はヤマトと違いからっきしだったが生徒会長をしていた。
背は高くはないが、それなりのメガネイケメンだった。
「川島くん、、、結婚式に来てくれなかったね、、、」
「あっ、、、ああ、ゴメン、、、都合がつかなくて、、、」
「ううん、、、責めてるんじゃないの、、、こっちこそゴメン、、、」
何となく気まずい雰囲気が流れる。
都合なんかじゃなかった、、、
本当は行きたくなかった、、、
「今日はリクヤは?」
話を逸らせるように尋ねる。
「仕事で来れないんだ、、、それで、、、わたしにも一次会で帰れって、、、」
相変わらず嫉妬深いヤツだ、、、
「ふ〜ん、、、お熱いことだな、、、」
「そんなんじゃないよ、、、あの、、、それでね、、、」
ミナミがモジモジしてる。
「どうした?」
「うん、、、良かったら、、、連絡先、交換してくれる?」
「もちろん、、、いいけど、、、」
どういうつもりなんだろう?
そう思いながらも交換する。
まあ、気まぐれか社交辞令なんだろうな、、、
それなのにミナミはスマホを大切そうに胸に抱えてる。
まるで子供のように嬉しげに、、、
そういうの、、、いけないと思うよ、、、
誤解しちゃうから、、、
でも、、、お前は変わらないな、、、
誰よりも俺を温かくしてくれる。
そう、、、ミナミは忘れることの出来ない初恋の人だった、、、

つづく
 
2025/07/26 09:45:36(eu6k/c6g)
32
削除済
2025/08/22 23:59:21(*****)
33
投稿者: てんてん
ミナミはふらつくカラダを真田に預け歩いていた。
わたし、、、酔ってる、、、
セックスにずっと不満を持っていた。
これからずっと欲しかったものを知ることができる、、、
真田のことがあんなに嫌いだったのに、、、
気持ち悪いと思ってたのに、、、
そんな男に、これからホテルで裸にされる、、、
あの毛深いマッチョな身体に抱き締められ、全身を舐められる、、、
そして、、、あのスゴイのをフェラチオして、、、
生理的に嫌いな男だから絶対好きにはならない、、、
その安心感はある。
でも凄く興奮してる、、、
わたしのカラダ、、、ヘンになってる、、、
疼いてる?欲求不満?
今も、こんなに濡れてる、、、
真田とセックスする自分が浮かぶ、、、
毛深い男は嫌いだ。
そんな毛深い逞しい男にしがみつき彼氏の倍はある性器で貫かれ初めての絶頂を教えられる。
リクヤへの罪悪感はある。
でも、、、今回だけにすればいい、、、
そうしたら誰にも知られない、、、
ひょっとしてリクヤともイケるようになるかも知れないし、、、
とにかく今夜は真田とのセックスを思いきり愉しむ、、、
真田ならリクヤに言えないような恥ずかしいことだって要求できる、、、真田だったら悦んで何でもシテくれる、、、
わたし、、、きっと淫らなメスになる、、、
その時、、、なぜかヤマトの顔が頭に浮かんだ。
いつも優しかった、、、
辛いとき、隠していてもさりげなく声をかけてくれた、、、
あのとき、、、自分に自信が持てなくなったとき、、、板橋は最高の彼女だよと言い切ってくれた。
一気に酔いが覚める。
ダメ、、、こんなの絶対にいけない、、、
すぐ先にドアを開けたタクシーが止まっていた。
客待ちだ。
真田の腕を振り払い、いきなり駆け出す。
真田は油断していた。
「おい、待てよ!」
当然無視してタクシーに飛び乗る。
「ドアを閉めて、早く車を出して下さい!」
すぐに運転手は車を走らせた。
「お嬢さん、大丈夫かい?」
「はい、、、ありがとうございます、、、」
見るからに人の良さそうな運転手だった。
「警察に行くかい?」
何かを察しているようだ。
「いいえ、、、大丈夫です、、、家までお願いします、、、」
危なかった、、、本当に、、、
もう少しで悪魔の誘いにのってしまうところだった。
酔いが覚め冷静さを取り戻す。
あんな男に、、、わたしがどうして?
キスされてしまった、、、
胸も見られて触られた、、、
思い出すと鳥肌が立つ。
わたしは流されてた、、、
でもちゃんと最後ははねつけた。
川島くんのおかげだ、、、
あのとき頭に浮かばなければ、今頃間違いなく真田とセックスしてた、、、
また川島くんに助けられた、、、
真田を訴えることも考えた。
無理やりされたと。
でもそれだと大事になる。
人に知られる。
それに少しだけ引け目もある。
だから、もう相手にしない、真田とは一切関わりを持たない、、、そう決めた。
真田は地団駄を踏んでいた。
このオンナはもう堕ちたと思い込み、ホテルでハメることばかり考えてた。
いきなりシャブらせてオレのデカチンを見せつけてやる。
クンニで2回ほどイカせてからナマでぶち込む。
外で出すからと言って納得させればいい。
死ぬほどイカせてから思いきり中にぶちまける。
なあに、妊娠しても構わない、、、
堕ろせばいいだけだ、、、
そうすれば俺から離れられなくなる。
そんなことを考え油断してた。
くそっ、、、あのまま便所でヤッちまえばよかった。
取り逃がした魚は大きい。
あの顔、あのカラダ、、、諦めきれずに大学で声をかけた。
「これ以上つきまとったら全部大学に言います、、、
周りの人にも、、、あなたに無理やりされたって、、、」
「無理やりじゃないだろうが?お前だってその気だったじゃないか?」
「無理やりです。わたしは怖くて何も出来なかっただけ、、、そう警察にも言います。」
毅然とそう言い切り、真田をにらみつける。
本気だ、、、このオンナ、、、甘く見てた、、、
そんなことされたら間違いなく退学だ、、、
俺は終わる、、、
「分かったよ、、、あのことは忘れる、、、誰にも言わない、、、だから、お前も忘れてくれ、、、」
「本当ですね?もしウソだったら、、、わたし警察に行きますから、、、これからは二度と話しかけたりしないで下さい。」
ゴミを見るような目でそう言うとミナミは足早に去って行った。
くそっ、俺としたことが、、、
あのときタクシーさえ止まってなければ、、、
ミナミの後ろ姿を見送る。
それにしても、あのケツ、、、
後ろからぶち込んでヒーヒー言わせでやりたかったな、、、
まあいい、、、
オンナは他にいくらでもいる。
危ない橋は渡らない、、、
それにおとなしくしておけば、いつかまたチャンスが来るかも知れない。
そのときは、、、今度こそ絶対にモノにする。
真田は約束を守りミナミたちに近寄らなくなった。

つづく







25/08/23 09:19 (u2pW1WId)
34
投稿者: てんてん
苦い思い出。
でもあの男はちゃんと約束を守った。
ミナミ達のグループから距離を置き、ヘンな噂を流すことも一切無かった。
もちろんミナミに脅されたこともあるのだろうが本当のクズではなかった。
流されそうになった自分にもいけない部分があったし、ある意味男らしい引き際がミナミをホッとさせたのも事実だ。
こうして年月が過ぎると以前のような嫌悪感はない。
「真田くんは、、どうして?」
あの一件はミナミの胸に留め誰にも話してない。
「アイツ、、、セフレが何人もいたんだぜ、、、学生とか、OL、人妻まで、、、」
「そう、、なの?」
「アイツ、絶倫でセックスがすごかったらしい、、、」
「えっ、、、」
やっぱり、、、
「チ○ポがデカくて何度も続けてできるって自慢してたな、、、」
確かに、、、そんなことも言ってた、、、
「だから一度真田に抱かれるとオンナは離れられなくなるんだって、、、みんな他の男じゃ満足できなくなって逢いに来るからメチャ忙しいとニヤついてたよ、、、」
「そんなの、、、話だけかも知れないでしょう?」
「そうかもな、、、でもあのときセフレは5人はいた、、、もう一人欲しいとも言ってたな、、、今狙ってるのがいるって、、、」
まさか、、、それって、、、わたしだったの?
「そんなに?」
「それにアイツ、ミナミにも興味があったんだぜ、、、いろいろ聞かれたな、、、」
「何を聞かれたの?」
「どんなオッパイしてるとか、セックスの時どんな声だすのかとか、、、」
「まさか、、、教えてないよね?」
「教えるわけないだろう、、、でも見た目よりずっとオッパイはデカくてカタチもエロいとは言った、、、」
「もう、、、やだよ、そんなの、、、」
だからあんな目に遭ったのかも知れない、、、
「ゴメン、、、でもアイツ友達のオンナにては出さないからさ、、、」
出されたよ、、、
「でもスゲェ羨ましそうにして、ミナミのオッパイのこともっと聞いてきて、、、」
「何を?」
「乳輪とか乳首とか、、、オッパイは感じるのかとか、、、」
「呆れる、、、教えたんだ?」
「それは教えてない、、、それに一度だけ触っていいかって言われたけどちゃんと断った、、、」
触られたよ、、、見られたし乳首も舐められた、、、
ああっ、、、あのとき最後までサレてたら、、、
わたしも真田くんから離れられなくなってたの?
「アイツ、、、あの後絶対にミナミでオナニーしてたぞ、、、」
ヘンな気分になっちゃう、、、
あのデッカいチ○ポ、、、わたしでシゴいてたんだ、、、
「なあ、、、真田はどうなんだ?」
「ムリ、、、生理的にムリ、、、」
「そっか、、、じゃあ一度だけとしたら川島と真田、どっちとシタい?」
「二人とも、、、シタくない、、、」
そう応えるしかない、、、
「そんなのダメだよ、、、ただの言葉の遊びだよ、、、選ばなければならないとしたらでいいから、、、ミナミはどっちとシタいんだ?」
「そんな、、、」
「ミナミは浮気はしない、、、分かってる、、、でも興奮するんだ俺しか知らないミナミが他のヤツと、、、」
してるよ、、、ヤマトと、、、今日もシタよ、、、
「リクヤのヘンタイ、、、」
あぁ、本当に勃ってる、、、
もう一回出来るの?
「ヘンタイでもいいから、、、ミナミ、どっちとシタいんだ?」
乳房を揉まれ乳首をシャブられる。
「ああイイッ、、、気持ちいい、、、乳首摘んで、、、」
さっきより感じる、、、どうして?
「川島と真田と、、、どっちとオマ○コしたいんだ?」
「ああっ、イヤぁ、、、そんなの言えない、、、」
指が伸びてクリを撫でる。
「こんなに濡らして、、さっきよりビショビショじゃないか、、、本当はシタんだろう?二人ともオマ○コしてたんだろう?」
「してないの、、、ああっ、オマ○コはしてないのぉ、、、」
興奮してもうわけがわからなない、、、
誰でもいい、、、シタい、、、
シタことのない人とシタい、、、
いろんな男とシタい、、、
シリがくねりだす。
「あっ、あっ、、、シタい、、、欲しい、、、」
「入れてやる、、、誰とシタいんだ?」
「真田くんとオマ○コしたい!」
本音だった。
今は夫より、、、ヤマトよりも真田とセックスしたい、、、
「ミナミ!」

つづく





25/08/23 14:18 (jBsJgNx9)
35
投稿者: てんてん
ギンギンのチ○ポに貫かれる。
「ああっ、硬いぃ、、、さっきより大きい!」
背中がのけ反る。
夫に思いきりしがみつく。
「真田の方がもっとデカいぞ!」
「欲しい、デッカいの欲しい!」
唇を求め舌を絡め合う。
夫が逞しく打ち込んでくる。
さっきと全然違う、、、
乳房を荒々しく揉まれ吸われる。
「イイッ、、、もっと乱暴にして、、、わたしを犯して!」
「シタのか?本当は真田とオマ○コしてたのか?」
「してない、キスとオッパイだけ!」
夫が中で更に硬くなる。
「今度あったら最後までスルのか?」
「していいの?真田くんとシテいいの?」
「一回だけだぞ、一回だけだからな!」
「本当にするからね、真田くんとオマ○コしちゃうからね!」
俺しか知らないミナミが真田の巨根で汚される。
激しい興奮がリクヤを限界に追い詰める。
「ミナミ、いくぞ!」
「来てえ!」
アイツはきっとミナミの中にぶちまける、、、
ヘドロのような汚いザーメンを、、、
「ぐおぉぉぉ!」
「イッグぅ!真田くん!イッぢゃう!!」
カラダがガクガク震える。
まるでヤマトとしたみたい、、、
夫でこんなに感じたの、、、初めて、、、
ビクンビクンと中で跳ねながら、まだ射精してる。
「あん、まだ出てる、、、ザーメン熱い、、、」
二人はカラダを繋げたままキスをする。
夫の性器はまだ力を失っていない、、、
「あん、、、凄くよかった、、、アナタ、全部ウソだからね、、、あなたに激しくして欲しかったから、、、わたし、真田くんとは何もシテないからね、、、」
本当にしてないんだろうか、、、
でもオッパイぐらいは絶対に触られてる、、、
「分かってる、、、でも今のミナミ、スゴかった、、、
最高だった、、、」
「わたしも、、、」
今までの夫のセックスでは最高だった、、、
「それで川島とは、、、本当はどうなんだ?」
「知りたい?」
ミナミの瞳が妖しくひかる。
「ああ、知りたい、、、」
耳元で囁く、、、
「シタよ、、、川島くんとは最後まで、、、セックスしたの、、、高校のとき、、、あなたに隠れて何度も何度も、、、川島くん、あなたよりスゴいんだよ、、、わたしを初めてイカせてくれたの、、、わたしをホンモノの女にしてくれたんだよ、、、」
リクヤがまた復活する。
ミナミの中で反り返る。
「くそっ、ミナミは俺のものだ!」
違うよ、、、
わたしは身も心もヤマトのもの、、、
「あぁ、スゴイ、、、あなた、また、、、」
こんな戯れも悪くない、、、
夫と3回も続けてなんてしたことない、、、
またさっきみたいにイキたい、、、
今度はヤマトを想いながらイク、、、
ヤマトの名を呼んでイク、、、
ミナミはリクヤにしがみついていった。

一見情熱を取り戻したかに見えた夫婦の性生活の知恵もすぐに陰りを見せた。
どうせハルミや若い娘を抱いているのだろう、、、
久しぶりに妻に女を感じ抱いてはみたが、すぐに飽きがきた、そんなところか、、、
このままでいいかも知れない。
ヤマトにも奥さんがいる、、、
偽りの夫婦関係を続けながらヤマトとの愛を育んでいく。
ヤマトに負い目を感じてもらいたくない。
ヤマトにオンナを目覚めさせられ、夫のセックスでもイケるようになったけど、、、
それだけ、、、愛情が戻ることはもうない、、、
やっぱりわたし達はもう、、、
ヤマトはこのところ仕事が忙しく、しばらく抱かれていない。
すごく逢いたい、、、
ヤマトはやはり特別だ、、、
ヤマトを愛してる、、、
思いきり抱き締めて欲しい、、、
それだけでいい、、、

でもきっとセックスしちゃう、、、

つづく


25/08/23 19:39 (tLXOyO/j)
36
投稿者: てんてん
夫の顔色が悪い。
元気もない。
会社で何かあったのだろうか?
娘のレナがお風呂をすませ部屋に入ると、リビングから夫が声をかけてきた。
「ミナミ、、、話があるんだ、、、」
「ちょっと待ってて、、、」
洗い物をすませソファに座る。
「話ってなに?」
「すまない、、、俺はミナミを裏切っていた、、、」
いきなり、、、夫から切り出すなんて、、、
どういうつもり?
「それで?」
「、、、驚かないのか?」
「知ってたから、、、」
「まさか、、、どうして?」
「アナタのパソコンを見たから、、、」
「あっ、、、どうして黙ってた?」
「そうね、、、絶対に赦せないと思ったけど、、、ハッキリとは分からないわ、、、きっとわたし達の関係には長い歴史があって、、、躊躇いがあった、、、でも言うつもりではいたわ、、、ショックだった、、、まさか高校の時からだなんて、、、ハルミのことは酷すぎるよ、、、」
「彼女から誘ってきたんだ、、、でも本当に悪かったと思ってる、、、」
沈黙が流れる。
「実は、、、会社の子が妊娠したんだ、、、」
「えっ?」
「俺の子だ、、、」
この人は避妊もしないで浮気してたの?
「別れて欲しい、、、彼女と暮らそうと思う、、、」
勝手な言い分に呆れかえってしまう。
先日リクヤはミドリに妊娠を告げられ結婚を迫られた。
既婚者の自分が部下の女子社員に手をつけ孕ませたことが会社に知られたら、何もかもが終わってしまう。
「ミナミやレナのことは愛してる。でも彼女のことも愛してるんだ、、、出来る限りのことはする、、、別れてくれ、、、」
ハッキリと分かった、、、
こんな男を赦すことは出来ない。
もう一緒にいたくない。
「わかったわ、、、別れましょう、、、」
ハッキリと告げた。

娘のレナにも事実を告げた。
13になったレナは思春期の真っ只中で、あからさまに父親への嫌悪感を露わにした。
仕事にかまけ家のことは母に任せっきり。
そのくせたまに顔を合わせると細かいことを注意してくる。
普段から偉そうに煙たい存在だった父親は裏では浮気をして、若い女を妊娠させた。
気持ちが悪いと思った、、、
最低の父親だ、、、
当然母のミナミと暮らすと断言した。
ミナミはヤマトにも相談した。
ヤマトは優しくミナミを支えてくれた。
慰謝料や養育費、全て相談に乗ってくれた。
その上、仕事を探さなければならないミナミの勤め先まで紹介してくれた。
それなりの会社の事務職。
女性が多い職場で待遇もかなり良い。
勤めて分かったが優しい人ばかりで居心地もかなり良い。
一ヶ月が過ぎた頃には仕事もこなせ、職場にもしっかりと馴染むようになったいた。
ミナミも生活に落ち着きを取り戻すことが出来た。

一方、リクヤは早くも後悔を覚える日々を過ごすようになっていた。
ミドリと再婚し会社へも届けを出すことで難は逃れた。
若く美しい妻との新婚生活。
しかも妻は資産家の娘。
初めは既婚者だったリクヤに難色を示していた妻の両親もリクヤの優秀なキャリアと可愛くてしょうがない娘の妊娠を知り二人の結婚を認めてくれた。
ところが夢見た新婚生活もそれは幻に過ぎないという現実を知らされた。
料理もまともに出来ない、、、
掃除に洗濯も適当、、、
箱入り娘のお嬢様は何も満足に出来ない女だった。
出来ることはセックスだけ、、、
そのセックスすら妊娠でままならない。

つづく

25/08/26 09:19 (oHDqcAc6)
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