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最高の女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:最高の女
投稿者: てんてん
「それで五代くん、話って何?」
放課後誘い出したユウカが後ろから声をかけてくる。
180ある長身のリョウタは振り向く。
周りには人影もなく二人きり。
日詰ユウカ
高校に入ってからずっと意識していた。
学年一の美人、165ほどの身長で細身の体型だが豊かな胸が人目を引く。
ミデアムボブの髪をライトブラウンに染め、高校生離れした大人びた雰囲気。
下品さを感じさせない制服の着崩しが色気を漂わせる。
当然のように男子にはモテモテで経験も豊富と噂されている。
やっぱ、、、最高のオンナだな、、、こいつ、、、
リョウタはユウカを熱く見つめた。
「はっきり言うな、、、日詰、俺に一回ヤラセてくれ!」
「はあ?」
アーモンドのように形の良い瞳が驚きで見開かれる。
「あんた、、、何言ってるの、、、殴っていい?」
表情に怒りが滲んでいる。
「もちろん構わない、、、でもそれは俺がMで美女に殴られたいということじゃない、、、俺は日詰のことが好きだ、、、」
臆面もなく堂々と告げる。
「それ、、、本気?」
日詰の表情が少しだけ和らぐ、、、
「本気、、、全部本気だ、、、」
胸を張る。
こいつ、、、バカなの?
「普通、告白が先でしょう?いきなりヤラセろって、、、わたしのこと、そんなふうに見てるんだ?」
まだ怒りがおさまったわけでは無いようだ。
「違う、、、俺、日詰のこと、ずっと好きだった、、、お前のこと見てるうちに俺の理想の女だって、益々好きになった、、、」
「そんなの気づかなかった、、、だって普通に話してたじゃん、、、」
「それは、、、俺なんかじゃ日詰に釣り合わないだろう、、、だから諦めてた、、、それなのにまた、、、お前がどんどんキレイになるから、、、ガマン出来なくなった、、、」
「だからって、、、いきなり、、、」
ユウカの頬が赤く染まる。
「すまない、、、どうせ告白しても断られるのは分かってたから、、、ずっと日詰とシタいって思ってたから、、、正直に言って玉砕してスッキリ諦めようと、、、」
「勝手だね、、、」
「その通り、、、だから断ってくれ、、、殴ってもいいぞ、、、」
ユウカはなぜか急にモジモジしだし上目遣いでリョウタを見つめてきた。
「あのさ、、、五代くんって、、、アリサと付き合ってるんじゃないの?」
「はあ?」
木戸アリサは小学校からの幼馴染だ。
ユウカはアリサと割と仲が良いはずだ。
「だって、、、いつも一緒だし、、、」
「アイツは幼馴染で、、、女として考えたことなんて一度もない、、、」
「本当に?」
「本当だ、嘘じゃない、、、俺が欲しいのは日詰だけ、、、あっ、ゴメン、、、」
「分かった、信じる、、、それなら、、、いいよ、、、」
小さな声だった、、、
「えっ、、、いいって?」
「五代くんが本気なら、、、五代くんだったら、、、シテも、、いいよ、、、」
恥ずかしそうに視線をそらす、、、
「本当に、、、いいのか?」
「恥ずかしいんだから何度も聞かないで、、、」
嬉しさのあまりユウカの肩を掴む。
「五代くん、、、痛いよ、、、」
「あっ、ゴメン、、、嬉しくてつい、、、」
「ふふっ、、、でも今日は、、、今すぐはダメだよ、、、」
「ええっ、、、」
ガッカリした顔しちゃって、、、カワイイ、、、
「女の子には色々準備があるの、、、今度の日曜日、、、ちゃんとデートした後で、、、」
「うん、分かった、、、ありがとう日詰、、、俺、やったぜ!」
いつも落ち着いてる五代くんが、、、こんなにはしゃいじゃって、、、
ユウカはまた頬を染めた、、、

つづく



 
2025/07/03 10:20:40(xVfKx1qu)
22
投稿者: てんてん
ユウカは塞ぎ込んだ毎日を送るようになった。
リョウタには避けられ、いつの間にかジュンペイと関係があったことが噂に広まっていた。
犯罪者の元カノ。
いつも周りでチヤホヤしてくれた友人たちはいなくなった。
心の奥にあったユウカへの嫉妬がある意味これを機会に噴き出したのかも知れない。
みんなが遠巻きにユウカを好奇の目で見ながらヒソヒソ話をしている気がして、居た堪れない孤独感に打ちひしがれた。
そしてたまに声をかけてくるのは学校の嫌われ者ばかり、、、
いやらしい目つきでユウカを見つめてくる。
「寂しいんだろう?俺が慰めてやろうか?」
露骨に誘ってくる者もいる。
そんな誘いはもちろんこっ酷くはねつける。
分かってはいたけど、、、
皆がわたしを軽い女だと思ってる、、、
そして、リョウタがいない毎日がこんなに味気無く
辛いものだとは、、、
いつも穏やかで嫌な顔ひとつせずに、どんな話でも聞いてくれた。
わたしをいつも一番に大切にしてくれていた。
わたしを好きでいてくれることが本当に嬉しかった。
彼の腕の中で本物のオンナの悦びを知った。
いつも自分の快楽よりも、わたしを気持ちよくすることを考えてくれ。
他にこんな人はいなかった、、、
リョウタを失いたくない、、、
このまま終わってしまいたくない、、、
ちゃんと話をしたい、、、
本当の気持ちを伝えたい、、、
汚れた自分の過去、、、
自分の虚栄心と快楽に溺れ、軽い気持ちで見栄えのいい男と関係を結んできた。
でもリョウタだけは違う、、、
わたしを変えてくれた。
心からリョウタを愛してる、、、
元には戻れないかも知れない、、、
けれど、罵られてもいい、、、
そばにいられるだけでいい、、、
ユウカは心に決めた。

リョウタの家のそばの公園で帰りを待つことした。家に帰るときは必ず通るはずだ。
しばらくしてリョウタの姿が見えた。
しかし、、、なぜかその横にはアリサが、、、
どういうこと、、、
あの件以来、リョウタはアリサのことも避けていたはず、、、
二人はこちらに向ってくる。
すぐに二人はユウカに気づいた。
「ユウカ、、、どうしてここに?」
アリサがあからさまに不機嫌そうに尋ねてくる。
「リョウタに大切な話があって、、、」
「ふーん、、、でもわたしが先よ、、、そうだ、ちょうどいいわ、ユウカも一緒に来て、、、」
リョウタは無言だった。
そしていつものような優しげな瞳はなかった。
三人は東屋に移動して、それぞれに座った。
辺りに人はいない、、、
「アリサ、話は何だ?」
リョウタの言葉に身を乗り出し話始める。
「リョウタ、わたし分かったんだ、、、わたしとリョウタは騙されていたんだって、、、」
「どういう、、、ことだ?」
「全部、横川のヤツがわたし達を陥れるためにやったことなんだよ、、、ユウカと組んで、、、」
「陥れるって、、、」
「アリサ、、、何言ってるの?」
全然意味が分からない、、、
「ユウカは黙っていて、、、リョウタ、とにかく聞いて、、、」
アリサの目は真剣だった。
「経験のないわたし達は二人の作戦にまんまとハメられたんだよ、、、」
「どうして、そんなことをする必要がある?」
「わたし達が幼馴染で似合いのカップルだったから、、、わたし達、もうすぐ結ばれる運命だった、、、そして皆に祝福されるはずだった、、、それが気に食わなかったんだと思う、、、」
「まさか、、、それに俺たちはただの幼馴染で、、、」
「リョウタは分かってないよ、、、二人がいなければ、わたし達は今頃絶対に恋人になってた、、、」
それは、、、ないとは言い切れないけど、、、
「二人はそれが気に食わなかった、、、ほらいるじゃん、、、幸せそうな人に意地悪して悦んでるヤツ、、、
人の気持ちを傷つけることを暇つぶしみたいに平気でやるヤツ、、、横川もユウカもカラダを使ってわたし達を誘惑して弄んで陰で笑ってたんだよ、、、二人でセックスしながら、全部報告し合ってたんだよ、、、」
「違う!そんなことしてない!わたしは、、、」
思わず叫ぶように声をあげる。
「証拠はあるのか?」
「あるはずないでしょう、、、残念だけど、、、でも辻褄はあう、違うという証拠もない、、、わたし達は被害者
なの、、、」
「違う、そんなことするわけない、、、リョウタが好き、本当に、、、」
信じられない、、、信じたくない、、、
しかしユウカの言葉も、鵜呑みには出来ない。
「一方的に被害者と言うけど、、、それは違うんじゃないか?」
「どういうこと?」
「俺はお前に忠告した、、、横川は信用出来ないと、、、お前は食ってかかってきたよな、、、アイツのこと分かってないって、、、わたしは分かってるって、、、お前は横川のことが好きだったんだ、、、だから初めてを捧げたんだろう?騙された?それだけじゃ済まされない、、、」
「それは、、、でもリョウタも悪いんだよ、、、ユウカと仲良くなっちゃうから、、、わたし、リョウタと初めて同士で全部と決めてたのに、、、すごく悔しくて、、、」
あの男に夢中になってたクセに、、、
都合が悪く慣れば手のひらを返したように、、、
勝手なものだ、、、
誰もが自分の都合の良いように話を変えてくる、、、
「今更どうしょうもないことだ、、、話をしても仕方が無い、、、もうよそう、、、」
リョウタが席を立つ。
「待って、、、わたしの話がまだ、、、」
「ユウカ、今はやめよう、、、アリサの話を信じた訳じゃない、、、でも気持ちの整理がつくまでは何も聞きたくない、、、」
「そんな、、、」
リョウタは振り返ること無くその場を去った。

つづく





25/07/15 16:42 (o.036vUT)
23
投稿者: てんてん
事態がどんどん悪くなってる。
このままでは二人の関係が終わりを告げるのは確実だ。
もうなりふりなど構ってはいられない。

翌日、午前中道場で汗を流したリョウタは昼食を取ったあとベッドに横になった。
昨日のアリサの話が頭をよぎる。
まさかと思いながらも、ユウカにとって、所詮俺は今までの男達の中の単なる一人に過ぎないのではと考えてしまう。
いずれにせよ、もう以前のようにユウカを信じ切ることはないだろう、、、
それだったら、、、
「リョウタ、、、ユウカちゃんが来てるわよ、、、」
ドアの外から美子の声がした。
「会いたくない、、、」
それを聞いて美子が部屋に入ってきた。
「リョウタ、何があったかは知らないけれど、話だけは聞いてあげなさい、、、どうするかはリョウタが決めること、わたしは何も言わないわ、、、ただ一方的に拒絶することは間違ってる、、、リョウタだったら分かるわね?」
「分かった、、、話は聞く、、、」
「流石はわたしの息子、、、ちゃんと本音で話すのよ、、、」
美子が部屋を出ていく。
しばらくしてユウカが入ってきた。
昨日よりも更にやつれて見えた。
頬も少しこけたような気がする。
「ごめんなさい、、、いきなりやって来て、、、それなのに会ってくれて、、、ありがとう、、、」
「うん、、、話は聞くよ、、、」
嘘偽りのない事を話さなければならない。
居住まいを正すようにしてユウカは話し始めた。
「あの頃のわたしは本当にイヤなオンナだった、、、自分はキレイで特別だから男から告白されることなんか当たり前だと思ってた。横川に告られたとき、顔もいいし、カッコいいし、女の子にも人気があるから、わたしと釣り合うなんて浮かれた気持ちでOKした、、、すぐにセックスもして、、、アイツ、、、慣れてたから、、、上手で気持ち良くて、メチャクチャイカされて、、、正直、好きになってた、、、こんなイケメンが恋人だって周りに自慢出来るって、、、いい気になってた、、、」
ユウカも他のオンナ達と変わりがないと言うことか、、、
あまり聞いていて、いい気はしない、、、
でも本音をぶつけてくれているのはハッキリと分かった。
「でも横川の本性がすぐに分かったの、、、嘘つきでカッコばかり気にして、中身が空っぽで、頭の中はセックスだけ、、、他の女にすぐ目がいくくせに独占欲が強くて身勝手ばかり。しまいにはハメ撮りさせろとか、他の女を入れて3Pするぞと言い出して、、、すぐに愛想も尽きて大嫌いになった、、、そしてキッパリ別れた、、、未練がましくしてたけど、クズ男、二度とわたしに近づくなって言ってやった。だからアリサの言ったことなんか絶対にしてない、、、お願い、、、信じて、、、」
こらえていた涙が溢れ出す。
「俺はユウカの過去は気にしないつもりでいた、、、今のユウカにとって俺が一番ならそれでいいって、、、気にしたらダメだって自分に言い聞かせてた、、、」
「一番だよ、、、ずっとリョウタが一番だよ!」
「でも実際は、、、ユウカがあんな見かけだけの最低の男を受け入れたなんて、、、信じたくなかったし、、、すごく気分が悪かった、、、」
「ごめんなさい、、、わたし、浅はかだった、、、バカだった、、、」
「俺は小さい男だ、、、カッコつけて、なんだかんだ言ってユウカの過去にこだわってる、、、横川とセックスしてユウカが何度もイカされたことが、、、たまらなくイヤなんだ、、、」
ユウカはボロボロに泣き出した。
「ずっと後悔してた、、、リョウタが大好きになって、、、こんなに人を好きになったのは初めてだったのに、、、そのリョウタに初めてを何もあげられなくて、、、それがすごく辛くて、、、わたしバカだから簡単に考えてた、、、全部、、、リョウタに初めてをあげたかった、、、」
ユウカが想いを込めて必死に訴えてくる、、、
「ユウカにはもっと相応しい男がいるよ、、、俺は過去に拘るつまらない男だ、、、」
「イヤだあ、、、リョウダだがら、、、わだじはがわっだの、、、リョウダじゃないどイヤだあ、、、」
もうボロ泣きだった。
あのクールな美貌が涙でビショビショだった、、、
そのうえ鼻水まで、、、
それなのに、、、少しも汚いとは思わなかった、、、
愛おしさがこみ上げてくる、、、
気持ちが揺らぐ、、、
「わだじ、、、もっど、がわるがら、、、もうがぐじごとなんでじないがら、、、チャンスをぐだざい、、、」
ダメだ、、、こんなユウカを見捨てることは出来ない、、、
やっぱり俺はユウカが好きだ、、、
「分かった、、、」
抱きしめていた。
「ほんどに、、、ゆるじでぐれる?」
「ああ、、、やっぱり俺はまだユウカが好きだ、、、」
「わだじも好ぎ、、、もうリョウタを裏切るようなごどは絶対にじない、、、」
しゃくり上げながらしがみついてくる。
髪を撫でる。
「ユウカ、、、鼻水、かもうな、、、せっかくの美人が台無しだぞ、、、」
「うん、、、自分で、、、ずる、、、」
「ダメだ、、、ほらチーンして、、、」
リョウタがティッシュを手に持ってユウカを促す。
チーンがすむと涙も優しく拭う。
ユウカがようやく落ち着きを取り戻し恥ずかしそうに笑みを浮かべた。
「汚いのに、ゴメンね、、、」
「そんなことないさ、ユウカだからな、、、」
「良かった、、、」
再びユウカが抱きついてきた。
その背中を撫でる。
「ユウカ、痩せたよな、、、」
「だって、、、リョウタがいなくなると思ったらご飯も喉を通らなくて、、、」
そんなに俺のこと、、、
「そうか、、、でもこれからはちゃんと食べないと、、、オッパイが萎んじゃうぞ、、、」
「そんなのイヤだ、、、オッパイ小さくなったらリョウタに捨てられる、、、」
「お前な、、、俺のこと何だと思ってるの?」
「プリンプリンなデカパイが大好きなエッチな人、、、」
「うっ、、、まあ否定は出来ないけど、、、」
「でも大好き、、、」
頭をスリスリしてくる。
「俺もだよ、、、そうだこれから二人で何か食べに行こうか?」
いつの間にか夕飯時だ。
「うん、、、パンケーキがいい、、、わたし、お腹ペコペコ、、、」
「よし、そうするか、、、」
「それから、、、そのあと、、、」
「んっ?」
「仲直りエッチしたい、、、」
「うん、、、俺も、、、」
「いっぱい、、、激しいのがいい、、、」
「パンケーキのこと?」
「リョウタの意地悪、、、」
拗ねるような目で睨まれる。
かわいいな、やっぱ、、、
唇を重ねると両腕を首に回してきた。
舌が触れる、、、熱い口づけ、、、
すごく久しぶりのような気がした。
「あん、リョウタだと、、、キスだけでイッちゃいそう、、、」
ユウカが甘く囁いた。

つづく

25/07/15 20:33 (Ybheb8Rb)
24
投稿者: てんてん
階段を降りていくと美子が声をかけてきた。
「あら、お出かけ?」
「うん、パンケーキ食べに行ってくる、、、」
「そうなの、、、せっかくリョウタの好物のエビチリと酢豚を作ったのに、、、」
「えっ、、、そうなんだ、、、」
思わずユウカを見る。
「わたしもエビチリと酢豚、大好き、、、」
瞳を輝かせている。
落ち着いたことで食欲が湧いているようだ。
「流石はユウカちゃん、、、お父さんもいないし三人で食べましょう、、、」
結局三人で食卓を囲むことにした。
美子の料理の腕前はバツグンだ。
ユウカも美味しいと何度も口にする。
「ユウカちゃん、ダイエットの気持ちは分かるけど、、、ほどほどにね、、、」
事情を知らない美子はユウカが痩せたことを気にかけているようだ、、、
「ユウカちゃん、全然太ってないから、、、前ぐらいがちょうどいいよ、、、ムリするとオッパイがさ、、、小さくなっちゃうよ、、、」
さっきの俺と同じこと言ってる、、、
「はい、リョウタにもさっき言われ増した、、、」
あの、、、そういうことは言わないで、、、
嫌な予感が、、、
ほら、、、
案の定、、、
「ふ〜ん、、、まっ、いいか、、、わたしも巨乳だからよく分かるんだ、、、」
自慢げに胸を張る。
「スゴイ、、、」
ユウカが目を瞠る。
「ムフフ、、、GだよG、、、ユウカちゃんは?」
「あの、、、わたしもG、、、です、、、」
恥ずかしそうに胸を張る、、、
あの、、、なに張り合ってるの、、、
「ふむ、おぬしもなかなかのモノよのぉ、、、悔しいが
引き分けじゃあ、、、」
「二人とも何やってるの?あのさ、、、母親が息子の前で巨乳とかナシだから、、、」
「何言ってるの、、、わたし達の乳ガン見しながら、、、このマザコン息子が、、、」
「リョウタって、、、マザコンなんですか?」
「生粋のマザコン、、、巨乳好きで、もうバリバリ、、、」
「ちゃう、ちゃう、、、」
必死の抵抗、、、
「照れちゃって、、、義母さんと結婚するって言ってたじゃない、、、」
「いつのことだよ、、、それに絶対言ってねえし、、、」
「リョウタって、、、そうなんだ、、、」
ジト目でユウカが睨んでくる。
覚えておきなさいよ、、、
目がそう言ってる、、、怖え、、、

仲直りのラブホエッチは燃えた。
ユウカは全てをさらけ出しリョウタを求め続けた。
自ら進んでリョウタの全身を舐めまわした。
浴室では手と大きな胸を泡だらけにして甲斐甲斐しく洗ってくれた。
ベッドに戻るとフェラチオはもちろんのこと、乳房を使って徹底的に奉仕をされた。
「お義母さんのオッパイ、チラ見したら赦さないからね、、、わたしだけを見て、、、わたしが全部してあげる、、、」
マザコンの話を真に受けたのか、ユウカは美子に対抗心を燃やしているようだ。
尻の穴までたっぷりと舐められ、そのお返しも要求された。
ユウカは淫蕩なメスそのものだった。
下品な声と言葉を吐き散らかし、リョウタのセックスが過去のどの男よりも最高だと訴えながら、数え切れないほど昇り詰めた。
グッタリとしたカラダを甘えるようにリョウタの腕に預けてくる。
「顔も声も、何もかもリョウタが一番好き🩷」
ユウカがそう囁いた。

つづく
25/07/17 14:05 (HdpJl6pi)
25
投稿者: てんてん
それからユウカは一途にリョウタに尽くす女へと変わっていった。
クールな美女のイメージは封印され穏やかな笑みを浮かべ人と接するようになった。
自分の過去を心から悔い、生まれ変わってリョウタとの関係を大切にしようとしているように見えた。
そんなユウカに陰でとやかく言う声も次第になくなっていった。
離れていった友人達も少しずつ戻ってくるようになった。
リョウタももちろん、そんなユウカの気持ちをしっかりと受け止めるつもりだった。
しかし時が経つにつれユウカへの情念が以前ほどではない自分に気づいていた。
甘えるユウカ、、、
性に貪欲で激しく乱れるユウカ、、、
それは俺にだけではない。
過去の事を割り切ると決めても、その相手が誰だったがハッキリと分かった今、どうしても割り切れない気持ちが残ってしまう。
知らなければ良かった、、、
相手を知らないままでいれば、そのイメージはぼやけたまま記憶の片隅にでも追いやることも出来たのかも知れない、、、
ユウカと逢えば逢うほど、抱けば抱くほど、その思いが膨らんでいった。
少し距離を置いたほうが良いのかも知れない、、、
リョウタは逢う機会をへらしていった。
夏休みも講習を申し込み、勉強に集中した。
逢うのは10日に一度ほど。
毎日逢うつもりでいたユウカは不満そうだったが、渋々受け入れてくれた。
なにしろ来年は受験なのだ。
リョウタは国立を目指していたが、ユウカはそばにあるそれなりの大学でいいつもりらしく、受験にそんなには熱心ではなかった。
夏休みは2回ほどのデートしかせずにあと2日を残すだけになった。
夏期講習も終わり新学期の準備をしていると義母が郵便を持ってきてくれた。
渡されたのは大きめの封筒だった。
住所も宛名も機械で打ち込まれたものだ。
差出人の名前は無い。
なんだろう、、、
リョウタは封を切った。

つづく
25/07/17 20:47 (Y56o9OVd)
26
投稿者: てんてん
翌日、昼過ぎにユウカに電話したが繋がらなかった。
三十分ほどして返事がきた。
「ゴメンね、ちょっと出れなくて、、、どうしたの?」
「これから逢えないか?話があるんだ、、、」
「うん、、、でも今、友達といるから、、、1時間後でいいかな?」
「分かった、、、家で待ってる、、、」
ユウカが来たのは2時間を過ぎたあとだった。
「リョウタ、ゴメンね、、、遅くなって、、、」
「外に出よう、、、」
リョウタは封筒を手に家を出た。
ユウカは拍子抜けした気分だった。
部屋に招かれ話のあとは久しぶりにリョウタとの熱
いひと時を過ごすつもりでいた。
「友達の話がなかなか終わらなくて、、、」
「、、、」
「怒ってる?本当にゴメン、、、あっ、もちろん友達は女だからね、、、」
「そうか、、、」
リョウタは公園の例の東屋に向った。
今日も周りに人気は無い。
「座れよ、、、」
「う、うん、、、」
向かい合って座る二人にぎこちない雰囲気が流れる。
「なんか、、、久しぶりだよね、、、リョウタが誘ってくれて、、すごく嬉しい、、、」
取ってつけたように甘える声をかけてくる。
「誰と逢ってた?」
目を合わすことなくリョウタが尋ねる。
「えっ、、、女友達だよ、、、彼氏のことで相談されて、、、」
「お前、、、もうウソや隠し事はしないんじゃなかったのか?」
「そんなこと、、、ウソじゃないよ、、、」
「これ、、、見ろよ、、、」
リョウタが封筒を渡した。
「何、、、これ、、、」
ユウカは怪訝そうな表情を浮かべ中を開いた。
そこには、、、
ユウカの過去、、、男性遍歴が書かれていた、、、
小6の時に家庭教師だった大学生との初体験から始まり、次々と他の男たちと関係を結んでいった。
中学になってからは同じ中学生はもちろん、ナンパされた高校生、中には父親の友人までも、、、
期間が重なっているときもある。
高校に入ってからは、すぐに3年の先輩と。
その後、、、横川、、、
そして、、、
妊娠、、、
堕胎、、、
それが原因で別れ、、、
おそらくそれがショックで、暫く期間を開けて、、、
リョウタ、、、
落ち着いたように見えたが、1ヶ月前から初めての相手、今は社会人の薬田ショウマと関係を復活させる。
日を空けず密会を続けている。
二人がキスをしている写真、男の肩に甘えるように頭を預けているものもあった。
この前に逢ったときは寂しかった、すごく逢いたかったと激しく求めてきたのに、、、
その裏では他の男とヤりまくっていたんだ、、、このオンナは、、、
ユウカの顔は青ざめていた。
「ウソだと言わないのか?」
「、、、」
「今日も逢ってたんだろう?」
「ゴメン、、、なさい、、、」
「今日、遅れて来たのは、、、俺との電話のあと、、、セックスしたからだよな?」
「ゴメンなさい、、、わたし、ゴメンなさい、、、」
「俺を待たせて、、、他の男とセックスしてイッたんだな、、、」
「わたし、、、最低でした、、、ゴメンなさい、、、」
その状況を悦んで受け入れたということだな、、、
怒りはもうなかった、、、
虚しいだけだ、、、、
「初めての男は、忘れられないか?」
「そうかも、、、知れない、、、でもセックスだけ、、、寂しかったの、、、本当に好きなのはリョウタだけ、、、」
「セックスだけって、、、そんなこと簡単に言うんじゃない、、、セックスは入れて終わりじゃないんだよ、、、キスをして、カラダを舐め合って、いやらしい声を出して、、、互いのカラダを繋げて、男が射精して、、、ユウカがその男の性器で絶頂して、、、今日、お前は俺と逢う前に平気で他の男とそうやって愉しんで来たんた、、、今日以外にも何度も何度も、俺に隠れて、、、」
「寂しかったの、、、リョウタがわたしから離れていく気がして、、、すごく怖かったの、、、」
「お前は寂しくなったら、、、他の男とセックスする、、、そういうオンナだということだな、、、」
「ああ、わたし、、、わたし、、、酷いこと、、、」
ユウカの顔が絶望に歪む。
「もう、、、無理だよね、、、」
「お前は、、、俺にバレたら終わりだと分かっていながら浮気を続けていた、、、」
その通りだ、、、
そのスリルと背徳感を愉しんですらいた、、、
「だから終わりだ、、、完全に、、、」
立ち上がるリョウタにユウカは縋り付こうとした。
「触るな!さっきまで他の男の男のカラダをいじっていた手で!」
ビクンと身体を震わせ動きを止める。
それでも必死に見つめてくる。
「お願い、、、最後にもう一度だけわたしを抱いて、、、ちゃんとカラダをきれいにするから、、、愛しているリョウタとの最後の思い出にしたいの!」
「お前との思い出なんかもう無くなった、、、そんなにシタかったら今からまたクズ男に逢いに行け。」
「クズ男、、、」
「小学生の女の子とセックスする大学生なんて、クズ中のクズだ、、、胸糞悪い、、、しかも横川の子どもまで、、、」
リョウタが去っていく。
全て知られてしまった、、、
もう本当に終わりなんだ、、、
その場に力なくしゃがみ込んだ。
嗚咽が漏れる、、、
両手で顔を覆う。涙が止めどなく流れた。

つづく


25/07/21 09:21 (VOxCXtHv)
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