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里帆の物語
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:里帆の物語
投稿者: 妄想爺 ◆wHoMdhqds6

<前書>

本作は、人気のエロマンガ「カラミ○かり」のヒロイン里帆を主人公に、
勝手な妄想による裏設定とそれに基づく裏ストーリーです。

「カラミ○かり」については、
vol1は、○校生男女4人の性春を描いた秀作だと評価が高かったが、
vol2になって、「里帆はただのビッチだった」とする低評価が増えた。

が、しかし、本当にそうなのか?
里帆は心の奥底で、何か葛藤を抱えていたのではないか?
実は、そうした読者のモヤモヤを解消する「裏設定」があるのでは?
そして、今後の「謎解き」まで、この「裏設定」を読者に悟られないように、
里帆の言葉や感情表現を最小限に抑えているのでは?

少しでも里帆を擁護してあげたい、
しかし、一方で、堕ちてゆくところも見てみたい。

様々な思いを抱えながら、妄想はスタートした・・・


※初心者&初投稿につき、もしルール違反等があれば、ご指摘ください。


里帆の物語【本編】


<里帆の物語 -1- 里帆の両親>

里帆の父親は、いわゆる亭主関白。
妻や娘に対しては、「とにかく、俺の言う通りにしろ」が口癖。
夫は外でバリバリ仕事をして、妻は家庭を守るもの、との考えから、
家事や育児は妻に押し付け、家庭のことは顧みない仕事人間。
妻とのSEXも実に独りよがり。
ろくに前戯もせずに、しかもすぐにイッてしまう。

母親はまだ30代。
清楚で物静かで控えめ、まさに父親好みの女性。
しかし彼女には秘密があった。
その大人しい性格ゆえに押しに弱く、強引に迫られると、
イヤイヤと言いながらも押し切られ、その結果、
これまでに何人もの男性にカラダを許してきたのだ。

最近になって、そのことが夫にバレてしまい、
夫は妻を怒鳴りつけ、激しく罵倒し、
妻はただひたすら泣いて謝ったのだった。
しかし、妻の受動的浮気は、その後も続き、
その度に、また夫は妻を激しく罵倒し、
妻もまた、ただひたすら泣いて謝るのだった。


ある晩、里帆は父の怒鳴り声を聞き、
ドアの隙間から、そっと中の様子を覗っていた。
しかし、その日はいつもとは違っていた。
母は泣いていなかった。
「あなた、お願いがあります。私と別れてください。
今度は浮気じゃないんです。本気なんです。」
しっかりした口調だった。

その日から数日間、毎日激しいやり取りが続いた末に、
母は家を出て行った。
父は酒に溺れ、毎晩泥酔して帰宅するようになった。

 
2020/01/04 03:58:59(/VpySOD3)
22
投稿者: 妄想爺 ◆wHoMdhqds6

<里帆の物語 -22- 悪夢、再び>

あらぬ妄想をオカズにオナニーをしてしまい、自己嫌悪に陥った里帆。
ベッドの上で、ため息をついていると、
酩酊状態で帰宅した父親が、里帆の部屋に。

顔を紅潮させながら、興奮気味に話し始めます。
「お前、いろんな男達と、手当たり次第にヤリまくってるんだってな!
近所でもウワサになってるぞ。この淫乱オンナめ!」
青ざめる里帆。
事情を考慮して、警察も学校も、
父親には知らせない約束になっていたのだが、
噂話が独り歩きをして、ついに父親の耳にまで届いたのです。

「俺の娘がこんな淫乱なはずがない。
やっぱり、お前は、あの淫乱な母親と浮気相手の子なんだよ!」
そう言うと、父は里帆をベッドに押し倒した。
里帆は頭の中が真白になり、もはや抵抗する気力も失っていた。

父が里帆の秘部を指でまさぐると、
さっきのオナニーで、中はまだ濡れていた。
「こんなにスケベ汁を垂れ流してやがって・・・
お前、またオナニーしてやがったな。」
父の老獪な指の動きで、里帆のアソコは再び蜜で溢れ、
クチュクチュ といやらしい音をたて始めた。
「やだっ! ぃやっ! ・・・あんっ! ああんっ!」 
そして、父の猛り狂った男根が、里帆の秘部に突き刺さった。
「グッ! あっ! ああぁぁ---っっ!!」


再び悪夢の一夜が通り過ぎた翌朝。
ぐったりとベッドに横たわる里帆。
涙が溢れて止まらない。
「もう、この町にも、この家にも、いられない・・・」

20/01/05 06:24 (fy2cU9sf)
23
投稿者: 妄想爺 ◆wHoMdhqds6

<里帆の物語 -23- 流れ行く里帆>

校内だけでなく町内でも噂が流れ、
さらに父親からも再びレXプされ、家にもいずらくなった里帆は、
高校卒業を待たずに、町を出て上京する。

頼った先は、あの大根先輩だった。
大根先輩は、大学進学のために上京と言っていたが、
実は、デカチンを生かすため、AV男優見習いとなっていた。

大根先輩との久々のSEXで、先輩も驚くほど乱れまくる里帆。
それを見た大根先輩は、里帆にある提案をする。

「AV女優にならないか?」

驚く里帆に、「お前、学校も家族も捨てて来たんだろ?」
「(そうだ。今の自分には、学校も家族も、
そして友達もいない・・・
もはや失うものなど何もないんだ・・・)」

こうして、里帆は、AV女優となった。

20/01/05 06:25 (fy2cU9sf)
24
投稿者: 妄想爺 ◆wHoMdhqds6

<里帆の物語 -24- エピローグ(オチ)>

数か月後...
大学生となっていた高成に、
同じ高校出身の友人がスマホの動画を見せて、
こう言った。

「このAV女優、飯田に似てね?」

-完-


<後書>

とりとめのない妄想と、拙い文章にお付き合いいただき、
ありがとうございました。

20/01/05 06:32 (fy2cU9sf)
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