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義兄妹
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:義兄妹
投稿者: (無名)
朝、ふと目が覚めた。スマホを見るとまだ6時半だった。男は隣りに寝る裸の女を見た。女は可愛い顔を男の方に向け、静かな寝息をたてていた。男はその顔にムラムラして、女にキスをする。女は「ん~っ…」と言ったが起きない。男は女の体を弄り始めた。布団の中に潜り込むと首筋から鎖骨にキスをして、小振りだが形のいい胸のピンクの乳首に吸い付いた。やがて女は気持ちいい違和感に目を覚ました。「んっ…何?…あっ!?」と吐息をこぼし布団を捲る。そして「ちょっと…あっ…アキ兄…朝から何してんのよっ!?…んぁっ…」と言うと「何って…夕貴(ゆうき)が可愛いからムラムラしちゃって…」と男は答えた。「もう…夕べ…あんなにしたのに…バカ兄貴…あっ」「嫌か?」「嫌じゃないけど…んぁっ…」…この兄妹は大学生で、男は上杉晃(20)の大学2回生で、女は上杉夕貴(19)大学1回生。夕貴が大学生になり、1人暮らしをする晃の元に来た。2人は5年前に兄妹になった。そして2人が関係を持ったのは3年前だった。
 
2016/12/27 17:15:17(K3zFyruU)
7
投稿者: (無名)
晃がH高に決めた理由はもう一つある。バスケ部のユニフォームだった。色は青で違うがNBAのシカゴブルズの黄金期と同じデザインだった。晃はブルズが好きでバスケを始めた。昔のビデオを見てジョーダンは勿論、ピペンやロドマンと言う名選手のプレーに憧れた。その中でも第二期黄金時代のブルズの6マンであった、T・クーコッチに憧れた。この選手はクロアチア代表で、ブルズではC以外の全てのポジションが出来る選手だった。晃の中でクーコッチは師匠であった。彼のプレーをテープが擦り切れるほど見て真似た。それが今、晃のプレーに原形なっている。晃は右利きだが、クーコッチは左利きだった。部活終了後いつも左の練習をした。顧問に「何で左の練習をしてるんだ?」と聞かれた事があった。晃は「左右同じ様に打てたら、ブロックしにくいし相手も迷うから」と答え、顧問を唸らせた。その練習を続けた結果〇中のエースになった。晃は特別足が速いワケでも、ジャンプ力があるワケでもなかった。
16/12/29 14:07 (JXp4XgEH)
8
投稿者: (無名)
ただ試合になると相手は中々晃を止められなかった。利き手がないそれだけで相手を翻弄した。部活で仲間が「どっちで来るか読めないから迷う」と言った。その上3Pの決定率も6割強と高かった。…話しを戻す。晃はすぐにバスケ部に入った。同じ中学の先輩で元キャプテンの内藤陽介(2年)がいた。晃と晃の相棒の丸山誠と岡島徹の入部を喜んだ。誠は170で高さは無いが、抜群のスピードとパスセンスが武器で、徹は180でジャンプ力の高さとリバウンド力が武器だった。早速1年対2、3年の紅白戦が組まれた。1年は全部で7人が入部。本番形式の試合だった。3年は5人で、2年は6人だった。2、3年チームはキャプテンの上田(C)と副キャプテンの土屋(F)が外れ、内藤(F)、武田(3C)小幡(3F)馬場(3G)高坂(2F)が出てきた。晃達1年は、晃(F)誠(G)徹(F)松本(G)沼田(C)でスタメンを組んだ。晃は先輩達のスタメンを見て(舐められた)と思った。エースの真田先輩(2F)が出ていなかったからだ。
16/12/29 14:55 (JXp4XgEH)
9
投稿者: (無名)
ティップオフ、2、3年のボールから始まった。1年チームはマンツーマンでマークに付いた。晃は内藤に付いた。誠が馬場にプレスを掛けた。馬場が内藤へパスを出した。晃はそれに反応して一歩踏み出してカットした。1年チームの攻撃。誠は他の2人の実力を見る為に、セットオフェンスを選んだ。ポジション捕りは悪くない。誠はローポストの沼田へパスを入れた。沼田は迷わずシュートに行ったが外した。外れたボールは徹が捕った。晃と誠は(相変わらずリバウンド強ぇな)と思った。徹が松本に出した。松本は誠に戻した。晃は囮で中へと走ると、松本がうまくフリーになり、すかさずパスを送った。松本は外から打ったが、これも外れ徹がまた拾い誠に渡した。沼田がスクリーンを掛けに動いた。誠がフリーになり中に切れ込むと、内藤がフォローに走り晃がフリーになった。誠は分かっていたかの様に、晃へパスを送った。晃はフリーで3Pを放った。ボールは綺麗に吸い込まれた。それを見た上田と真田は(コイツ上手いな)と思った。
16/12/29 16:27 (JXp4XgEH)
10
投稿者: (無名)
馬場から武田へとボールが入った。武田は体格差を生かして、強引に決めた。沼田は188と高いが細い。高さは沼田だがパワーでは武田が上だった。誠は徹へパスを送った。誠は小幡より徹の方が上だと思っていた。確かに徹のスピードが上回っていた。だがシュートを外した。「下手くそっ」と晃と誠が同時に言った。徹はリバウンドは強いがシュートは下手だった。「マコっ徹のシュート期待しちゃダメだよ」「だなっ」と言った。内藤が「アイツ相変わらずシュート下手くそだな」と言った。晃と内藤の1対1。内藤は高い攻撃力を持っていたがパターンは決まっていた。晃は内藤の癖を知っていた。相手の左側から抜く時必ず左膝が内側に動き、反対の時も右膝が同じ様に動いた。晃は膝だけを見た。左膝が内側に動いた。その瞬間ボールを叩いた。「あっ!?」と内藤が言った。晃は速攻を仕掛けた。内藤がギリギリで追い付きジャンプした。晃はノールックでパスを出した。誠が決めた。中学時代何度も決めたプレーだった。晃と誠はグータッチをした。
16/12/29 16:58 (JXp4XgEH)
11
投稿者: (無名)
第1Qは15-10で1年チームがリードした。望月が松本と代わった。もう1人の海野は「俺素人だからいいよ」と言った。2、3年チームは土屋が高坂と代わった。誠は望月を試した。望月は鋭いドリブルを持ってて土屋を交わしてレイアップ。だが武田のブロックに潰された。馬場は武田と小幡を使って攻めた。沼田は何度も吹っ飛ばされた。徹は何とかやられずに持ちこたえていた。誠は望月をまた望月を使った。望月はまたドリブルで切れ込んだ。望月の武器はドライブだけと分かった。望月は何度も突っ込んだが、先輩達はわざと突っ込ませ罠に架けた。晃達はタイムアウトを執った。「望月君…狙われてるの分かってる?」と誠が言った。望月は何も言わなかった。「よしっディフェンスは1-3-1か2-1-2使ってみようか」と晃が言うと、沼田が「ゴメン足引っ張って」と謝った。「沼田君…パス捌ける?」と晃が聞くと「うん捌ける」と言った。「じゃあハイポスト使おう」と誠が決めた。再び試合が始まった。
16/12/29 18:20 (JXp4XgEH)
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