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番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:番外編
投稿者: 銀狼のスレ主 ◆Df3LS3WJTE
私は新婚時代にルカに料理をならった。      今日は肉じゃがを作る。
「ふんふーん・・」
美空は地下で研究中。
美月は居間でテレビを見ている。
ベル君とランちゃんは師匠の所に修行に行った。
二人とも強いけどまだまだ未熟。
私に勝てるようになるまで修行に行かせる事になった
ま、師匠の修行は凄まじいから・・・・耐えられるか心配。
肉じゃがをお皿に盛る。
味見をしてみる。
「うむ・・・うみゃい!」
テーブルに運んでごはんを盛る。
母親って感じ。
「美月、美空にごはんできたって言ってきて」
「あ、うん」
美月は地下に向かった。
私はテレビを眺める。
ダイエットの番組か。
私には必要ない。
これ以上若く見られても困る。
30歳を少し過ぎた今でも女子高生に思われてナンパされまくるんだから・・。
もう少し大人っぽくなんなきゃね。

「もぉ!テレパシー使えばいいじゃん、ばか!」
「僕は直接呼びに行きたかったの!」
美空と美月が居間に戻ってきた。
ちょっともめている。
「能力は有効に活用しなきゃ、美月は・・ばか」
「ばかって言うなよ・・僕は美空のために・・」
私はパチンと手を叩く。
「はぃはーい!そこまで!ごはん食べよ!」
「あぅ・・」
「むぅ・・」
二人共もくもくと夕飯を食べている。
可愛いなぁ・・私の子供。ルカと私の・・・。
ルカ・・・・。

「ママ、美味しかった!」
「うん、良かった」
美空はまた地下に行く。
また何やら研究しているらしい。
「美空は可愛いねぇ・・・あの子はアイドルになったら凄い事になりそう」
私はボソッと呟く。
美月は少し黙った。
「うん、でもアイドルになんてなって欲しくない」
美月はムスッとしている。私は肉じゃがを口に運ぶ。「美空は僕のそばにいて欲しい。だから、やだ・・」私は美月の隣に座って頭を撫でた。
「美月はいいお兄ちゃんだね・・・」
「うん・・・」
美月もアイドルになれば間違いく凄い事になる。
こんな可愛いのが売れない訳がない。
ルカと私の子供だ。
親バカかもしれないけど私とルカのいい所取り。
でも面影はルカにそっくり・・・。
「僕はアイドルになんかならない・・綾も嫌でしょ?僕がアイドルになるのは」ビールを一口飲む。
相変わらずお酒は好き。
「まぁ・・嫌だね」
「でしょ?」
私は心を読まれるのには慣れた。
ルカもそうだったし。
「ふぅー美味しかった」
「デザート食べる?」
「えっ?あるの?」
「うん、ケーキがあるよ」
「ほしい!食べたいよっ」
「ははっ、待ってて」
甘党は私譲りか。
目をキラキラさせて私を見つめる。
冷蔵庫からケーキを取り出す。
美空の分もある。
私と美月の二皿を持って行く。
私は二人共愛してる。
けれど・・・やはり、美月には特別な感情がある。
息子としてではなく・・異性として見てしまう。
だってルカにそっくり。
愛した人とそっくり。
「美空も呼んでくる!」
「美月・・二人で・・食べようよ・・」
美月は私を見て黙った。
「うん、綾と二人で食べる・・・二人きりで」
「ありがと・・・」
美空には悪いけど私も美月が好きだよ・・・。
とっても・・・好き。
私はレアチーズケーキを一口食べてビールを飲む。
「ビールとケーキって合うの?」
「合わない・・かな。私は好きだけど」
「ははっ、ビールって美味しい?飲んでみたいな」
美月はビールを見つめる。「だぁーめ」
「なんで?」
「お子ちゃまには分からないよ」
「僕はお子ちゃまじゃないもん!」
ムスッとしてしまった。
可愛い・・・。
「美月・・・」
「ふぇ?」
「愛してるって言って・・嘘でもいい」
「・・・綾?」
「言って・・お願い・・」
美月は私を見つめる。
少し照れながら。
「綾、愛してる」
「・・私も・・美月を愛してる・・」
ルカと暮らしてなんども聞いた言葉。
聞いたというか・・頭に浮かぶ言葉。
美月は照れてチョコレートケーキを一口食べた。
「美月、私にも一口食べたいな」
「えっ、うん・・はい!」
美月はフォークで一口分のケーキを口元に近づける。私は美月の手を握って美月の口元にやる。
「えっ?僕は・・んっ」
私はケーキを食べてすぐに美月にキスをした。
舌を絡めて味わう。
「んっ、ちゅっ・・」
「あっ、んんっ・・」
美月を抱き寄せる。
長い長いキス。
普通じゃないのは分かってる。
親子でしちゃいけない事。私も我慢してる。
でも無理。
ゆっくり離れる。
「甘いよ・・美味しい」
「綾・・えっちぃよ・・」
美月は美空を好き。
私はどうかな?
愛してくれてるかな?
「綾・・やめて・・僕は・・選びたくない」
また心を読まれた。
「僕は・・綾も愛してる・・・美空も・・・」
美月が欲しい。
たまらなく。
「今日は美空と寝るの?」
美月は首を横に振る。  「ううん、今日は徹夜で研究するって・・」
「じゃあ・・今日は私を愛して・・・エッチしよ」
私は男を誘惑するテクニックなら誰にも負けない。
そんじょそこらの女には絶対に負けない。
「あぅ・・・」
「ねっ・・しよ・・気持ちよくなろ?」
「うん・・僕も・・エッチしたかった・・綾と」
「じゃあ、お風呂行こっか・・・二人で」
「あ、うん・・・」
私は美月とお風呂に向かう「あ、綾・・」
「なに?」
「お風呂でエッチはしないでね・・・ベットでしたい・・・」
「ふふっ・・いいよ」
美月は私の手を握ってついてくる。
昔もこんな事があったな。ルカとお風呂に入った。
二人でシャワーを浴びる。ボディソープで美月を綺麗にする。
「気持ちいい?」
「うん、気持ちいいよ」
だんだんと下半身へ。
「あっ、下は自分で・・」
「・・・そう・・じゃあ自分で洗いなさい」
「えっ?」
美月は残念そうな顔をした、私の腕を握ったまま離さない。
「どうしたの?」
「あのっ・・・」
「洗って欲しいの?」
美月はコクりと頷く。
ルカと同じ。
可愛い・・・。
ゆっくりと洗う。
チンコに触れるとあの切ない声。
ルカと同じ・・切ない声。「んっ・・・」
「もっと強くする?」
美月は黙って頷く。
ゴシゴシと強めに擦る。
美月のはまだ皮が完全にむけきれていない。
勃起してもまだ可愛らしいチンコだ。
まだまだ子供。
首筋を舐めてあげる。
「んっ・・はっ」
「もっと・・いっぱい聞かせて」
先っぽをクリクリ苛める。「んあっ!」
切ない声と共に射精した。「あはっ、いっぱい出たね・・・」
「・・・っ・・」
「お風呂入ろう・・」
二人で湯船に浸かる。
美月は私の膝の上。
「綾・・・ママ・・」
「美月・・・」
この体勢でのキス。
あの時のルカと同じ。
初めて愛しくなった・・・人を好きになったあの時と・・・・。
唯一違うのは。
美月は息子・・・。
私の・・実の息子。
罪悪感も少し薄れてきた。けれどもイケナイ事なんだって思う。

私とルカの思い出。
なんとなく頭をよぎった。








2010/12/08 00:55:37(rQugZWpC)
52
投稿者: 美月 ◆Df3LS3WJTE
僕は美空の肩をガシッと掴む。
美空の目を見つめる。
「美空は僕の妹だよねっ!」美空はポケーッとして固まっている。
「美月は・・・ばか?」
「妹だよなっ?」
「うん・・」
「そうだよね・・」
あの時はおかしかったんだ・・・。
もうドキドキしないし大丈夫。
ルーシさんとクルミちゃんは帰って行った。
僕はクルミちゃんを好きにはなれなかった。
上品すぎて・・・。
扱いが分からなかった。
クルミちゃんが帰ってから美空は機嫌がいい。
美空はクルミちゃんの容姿に嫉妬していたのかな? けど・・クルミちゃんはたしかに可愛いが美空ほどじゃない。
美空は自分に自信がないのかな?         いつものような訓練の日々が始まる。
美空と一緒に過ごす日々。訓練をして美空と遊んで・・・・。
僕は退屈と感じない。
美空と遊ぶのが一番楽しいし幸せ。


美空と僕も成長して。
体つきも変わってきた。
僕もちゃんと男の子になった。
けど朝寝坊は相変わらず。「美月・・おきなよ・・」
「うん・・」
「はーやく!」
「うにゅ・・・」
美空が布団をひっぺがす。朝日が顔に当たる。
まぶしい・・・。
「美月、学校行こうよ!」
「あぅ?学校?」
美空は僕の頬っぺたをつねる。
「いたいっ!」
「美月、早くおきないと・・・ママが朝食作っちゃったよ!」
ママ?学校?。
あぁ・・そっか・・。
日本にいるんだった。
「美空・・」
美空を抱き締めて。
幸せを噛み締める。
「もぅ・・ばか・・」
「美空・・キスしよ」
「うん・・」
僕も素直になった。
もう想いは殺さないから。
ご飯を食べて学校に行く。だんだん肌寒くなってきた・・・。
美空と僕はお揃いのマフラーを巻いている。
「寒いね・・」
「美空・・手繋ご」
「うん・・」
昔も今もこれが一番好き。美空と手を繋ぐ。
これが一番好き。

10/12/21 00:57 (YBNmJ64G)
53
投稿者: 美月 ◆Df3LS3WJTE
今日は進路希望の用紙のが渡された。
「来週までに出すように!」綾は元気よく言った。  僕は悩んでた。
このまま日本に残って綾と生きるか。
海外に行って大学に通うか・・・。
美空にも聞こうかな。
「美空、進路どうする?」
「うん?・・・分かんない」「そっか、このまま大学行くのもいいかなって思うけど・・・」
「・・・・」
美空の表情は険しい。
怒ってはいない。
今美空の心は読めない。
「帰ってから話そう・・」
「うん・・」
ちょうど放課後のベルが鳴る。
「美空、部活行こう!」
「うん、行こっ!」
美空の表情が明るくなる。そうだよな・・。
僕たちの本性は人を殺す化け物・・・銀兔と羅紗。
いい未来が待っているのかは・・・分からないよ。

部活が終わって帰宅する。綾は冬休み前のテストで忙しいらしい。
「美空、夕飯何作ろっか?」最近料理の腕も上がってきた。
美空と一緒だから作れる。一人じゃ無理だな。
「美月・・ちょっと来て」
「うん?お腹減ってない?」「先に話した方が・・ラクだし・・」
「・・・・?」
美空はまた何か企んでいるのかな。
エレベーターに乗って地下に向かって。
セーフルームのソファーに座る。
美空も隣に座る。
美空は僕の手をギュッと握ってキスしてきた。
「美空・・エッチしたいの?」
美空の表情は真剣で・・。すぐに否定される。
「美月・・はっきり言うよ」「うん・・」
「私たちは死なない・・」
「そりゃまだ死なないよ。やる事いっぱいあるし」
美空が悲しそうな顔をして僕の頬に触れる。
首をゆっくり横に振る。
「違う・・・」
「美空?何が言いたいの?」「不老不死なの・・・」
「・・・・えっ?冗談だよね?」
「本当・・・だよ」
不老不死?
なんで?
美空は僕に抱きついてきたブルブル震えている。
「私はここ最近・・私たち双子について調べてた。自分たちの体について・・」美空がさらにギュッと抱きついてきて・・。
「自分なりに調べた・・あらゆる事・・私たちの体の細胞は分裂のリミッターがない・・・つまり老化がない・・物理的攻撃以外では死なない・・寿命がない」不老不死・・。
夢みたいだ・・。
いや・・ずっと生きてどうするの?
「美月、もう普通の幸せはいっぱい感じたよね・・中学を卒業したら私たちのいるべき所で死を待とう・・・」
「美空・・」
あるべき所。
戦場。
僕たちがもっとも自分らしくなれる場所。
でも・・・。
「美空だけ不老不死じゃないんでしょ?」
「うん・・美月も・・」
美空の背中をさする。
「僕と美空でずっと生きていよう・・ねっ?」
「ずっと・・・?」
「うん・・ずっと」
僕たちは子孫を残せない。細胞分裂のリミッターは子孫を残すまでの猶予時間。僕たちにはそれがない。
ある意味・・不老不死は無期懲役みたいな物だな。
「美空がいればいい・・二人ならなんでもできる」
「美月・・怖いよ・・私・・一生この世界を見なきゃいけないなんて・・」
美空の頭を撫でる。
「僕もいるから・・怖くないよ・・もし何か事故があったら・・一緒に死のう・・・ねっ?」
「・・・・うん」
美空はまた一人で悩んでたんだ・・・。
もう限界になって僕に打ち明けたんだ。
「もう・・すぐに話せよな・・僕も・・ビックリしたけど受け入れるよ」
美空はまた泣き出した。
「ぐすっ・・美月がいるんだよね・・世界が終わっても・・二人でいられるんだよね・・」
「うん・・僕たちの未来を考えよう・・」
神様でも人間でもない存在になった。
物理的攻撃・・・恐らくそれも当たらない。
僕の感覚はどんどん広がっている。
攻撃はすぐに察知できる。当たるはずがない・・。
「美空、綾にはまだ言わないように・・」
「うん・・」
割と落ち着いている自分にビックリしている。
「美空、研究した資料とかある?」
「ううん、すぐに廃棄した・・見つかると困るから」少し資料を見たかったけど・・・。
美空は嘘つきじゃないし大丈夫。
「美空・・とりあえず・・」「うん・・」
「腹が減ってまずいから・・・ご飯食べよ!」
お腹がグゥーッと鳴る。
美空はそれを聞いて笑った「美月・・ばかっ・・ははっ!」
「えへへっ!」
やっぱり美空は笑ってる方が可愛い。

僕たちの進路はこれから決めよう・・・。
その前に腹ごしらえ。
腹が減ってはなんとやら。今の僕と美空にピッタリ。
10/12/21 10:04 (YBNmJ64G)
54
投稿者: 美月 ◆Df3LS3WJTE
簡単に答えを出せるはずがない。
こんな複雑な状況で・・。美空と幸せになりたい。
そうするにはどうすれば・・・・・。

いつもどうりに学校へ。
「おはよ!美月くん、美空ちゃん」
「あっ、利奈、おはよ!」
「おはよ・・」
利奈は僕と美空の関係を分かってくれた。
留美も遊も雪も・・・。
本当に奇跡に近い。
でも友達に打ち明けられたのは4人だけ・・・。
近親相姦ってだけでもかなりヤバいのに・・・。
銀兔と羅紗の事が知れたら間違いなく避けられる。
絶交される。
それが怖い・・・。
せっかく仲良くなったのに・・・。
不老不死の事もいまさら動揺してしまう。
けど美空が調べたんだ・・間違いない。

学校について教室に向かう前に職員室に寄る。
美空にもついて来てもらう昨日相談して決めた。
綾はまだ来てない。
校長室をノックする。
「はい、どうぞ」
校長先生は優しい。
生徒の相談に快くのってくれる。
綾の次に人気がある。
「失礼します」
校長先生はニコッと笑った「おぉ、君たちか・・座りなさい」
僕と美空はソファーに座るフカフカではないけど本革の高そうなソファー。
「校長先生・・相談があります」
「・・・何かね?」
「僕と美空はもっと難しい勉強をしたいんです・・だから今の授業を・・」
「いいよ、好きにして」
「ふえっ?いいんですか?」心を読む前にあっさり答えられた。
「正直心配だったんだよ。いいよ、好きに勉強しなさい。テスト、宿題は気にしなくていい。・・ただし」校長先生の目がさらに優しくなる。
「教室で勉強する事!友達と一緒に教室にいる事・・いいね?」
「はいっ!」
校長先生はやっぱりいい人だった。
教員には伝えておいてくれるらしい。
教室に向かう。
「良かったね、美空」
「うん、しばらく勉強漬けだね」
「美空・・あれ、持ってきた?」
「・・・うん、あるよ」
美空はカバンをポンポンと叩く。
教室のみんなに事情を説明する。         席を後ろの方に移動させる。
美空も同じ。
美空と机をくっつける。
みんなの邪魔にならないようにする。
朝礼が終わって勉強にとりかかる。
幸せになりたい。
そのためにはもっと知識がいる。
そのために今よりもっと勉強しなければならない。
「美月の隣だ・・えへっ」
美空が小さく呟いた気がした。          「嬉しいの?」
「は、はぁ?いきなり何言ってんの?」
「今・・呟かなかった?」
「ない、ないよ・・」
夏休み以来素直にはなったようでまだ素直じゃない。まぁ、美空は素直じゃない方がいい。
素直じゃない美空いじめるのが楽し・・。
ゴッ!
「痛い・・・」
「ばか・・」
脇腹に一発。
やっぱり美空はこうでなきゃ・・・・。

授業とは別の勉強をする。分厚い医学書を開く。
まず第一に考えたのが医者か薬の開発者になる事。
とりあえず完璧に知っておいて損は無い。
復習もかねて人間の体を一から勉強する。
美空が耳元に話しかけてきた。          「美月、私たちの免疫力も結構異常だったよ」
テレパシー使えばいいと思ったけどお昼に腹ペコになるのはごめんだ。
「・・・なんで?」
「とにかく異常だった・・」「ふーん・・」
風邪を引いたのは一回だけ・・旅行の時。
ウイルスや異物に対する抵抗力も高いのか・・・。

医学書はかなり分厚い。
頭をぶん殴ったら確実に凶器になる。
ページをペラペラめくる。たぶん2日はかかる量。
読めれば完璧に覚えるから読むのは一度でいい。

休み時間。
さすがに目が疲れた。
「ふぅ・・美空は目大丈夫?」
「疲れたよ・・字が細かいしね・・」
美空は肩をポンポンと叩く「二人とも凄いね・・」
利奈が美空に抱きついて呟いた。
美空は何の抵抗もしない。もうだいぶ慣れたらしい。「利奈は高校どこ行くんだっけ?」
「えーと・・宮岡高校か戸嶋学園かな・・」
「どっちも進学校だね」
利奈は英語以外は成績優秀だ。
利奈は巫女さんになるから大学には行かないのかな?「二人はどうするの?」
「大学行こうかなと・・自慢気でごめんね」
「いいよ、気にしないで!実際、頭いいし」
大学に行く必要もなさそう・・けど行くのも悪くないかな。

お昼はいつものメンバーだ。
今日は綾がお弁当を作ってくれた。
「ん?・・何これ?」
「むぅ・・・?」
お弁当箱の中には見た事ない食べ物が・・・。
隣にいた留美と利奈が覗きこんできた。
「へぇ・・なにこれ?」
「利奈も分からないなら私も分からない・・・ボス失格だな・・」
とりあえず食べたら美味かった・・・。
帰ってから綾に聞いてみよう。
卒業したらこうやってお昼を食べる事はなくなるんだよなぁ・・。
今のうちにたっぷり感じておこう。
普通という幸せを・・・。




10/12/21 20:14 (YBNmJ64G)
55
投稿者: 美月 ◆Df3LS3WJTE
テスト期間中。
僕と美空はテストを受けるわけではないので図書室に避難する。
静かだし二人きりで勉強できる。
さらっと物理学の勉強。
最近勉強ばっかりでやることやってないな・・・。
やること・・。
銀兔と羅紗になる事。
はっきり言って・・やることやってる時が一番楽しい・・・。
「美空・・僕たち・・人間じゃないんだね」
「うん・・何を今さら・・」僕たちは人間じゃない。
でも・・・人間らしくありたい。
参考書を閉じてうーんと伸びる。
「気晴らしに他の本読もうかな・・・」
「私も・・若干疲れた」
図書室は地下にある。
本棚がいくつもあって漫画や絵本もある。
それなりに広い図書室。
・・・と言っても特に読みたい本がない。
「美空、なんか面白い本あった?」
「ううん・・ない」
美空も口をへの字に曲げて腕を組んでいる。
机の所に戻る。
二人とも椅子に座る。
暇だな・・・。
「美空・・」
「なに?」
「世界が終わったらこんな感じなのかな・・」
「・・・分からない」
全ての知識を知って。
全ての人間が死んだら。
こんな感じなのかな。
ずっとずっと・・・。
「美月・・あんまり考えない方がいい・・」
「うん・・」
美空はギュッと手を握ってきた。
僕も握り返す。
世界が終わっても美空と一緒。
「美空・・エッチしたい」
「はぁ?私は学校でエッチするのは嫌って言ったでしょ!」
「うん・・言ってみただけ」「もぅ・・ばか・・」
美空はムッとしている。
僕は天井を見上げる。
「はぁ・・・はやくテスト終わらないかな・・」
テストが終われば冬休み。友達といっぱい遊んだりできる。
来年は中学三年生か。
みんな大人に成長しているのに。
僕の体は子供のまま。
微妙な感じ・・。
「美月・・いいよ・・」
「・・・何が?」
「エッチしよ」
「うん・・・ええっ!?」
美空は顔を赤くしている。僕と目が合うとそっぽを向いた。
「ただし!・・・ちゃんと隠れてしよ・・見られたくない・・」
「うん・・」
美空から学校でエッチを誘うなんて初めて。

図書室の隅っこに移動するここならバレない。
「美空、溜まってるからフェラして・・・」
「うん・・・」
綾ともエッチしてなかったからだいぶ溜まってる。
僕はズボンを下ろして美空の口にあてがう。
美空は擦りながらくわえる
「美空っ・・・・上手くなった?」
美空は黙って動かす。
舌づかいが凄い・・。
チュパチュパといやらしい音がする。
「ああっ・・はぁ・・」
上手い・・凄い・・。
やばい・・イク・・。
「んんっ!」
美空の口の中に射精する。まだまだ固い。
「・・ごくっ・・ごくっ・・・ごくん・・・はぁ・・はぁ・・ほんっとに・・・何なの・・この量は・?」美空がむせてる。
口から精子が溢れている。「美空、入れたい・・」
「焦るなっ・・ちゃんと濡らしてよ・・」
「うん・・」
美空の後ろ側にまわる。
「美月?なに・・?」
「まだ固いから擦ろうよ」
「うん・・」
美空がパンツを少し下げる僕は短いスカートをまくりあげる。
ニーソックスがエロい。
僕は固くなったチンコをパンツの隙間に入れる。
ちょうど入るか入らないかの場所。
美空の腰を掴んで擦る。
さっきの射精で先っぽが濡れているからヌルヌルする「あっ、はぁ・・んっ」
美空も喘ぎはじめた。
だんだんと激しくする。
昔はこうなるなんて思ってなかったな。
今は美空とエッチしないと物足りない。

濡れてきた。
今度は美空と向かい合うような体勢。
美空を壁に押し付けて片足を持つ。
黒のニーソックスがかなりいやらしい。
さっきのように擦り合わせる。
美空の喘ぐ顔が見れる。
可愛い・・・。
「みつきぃ・・きす・・して・・おねがい・・」
「うん・・ちゅっ」
唇を貪って。
ヌルヌルと舌を絡める。

ニュルッ!

「・・・っ!」
「あっ!入った・・」
腰は止まらない。
そのまま動かす。
美空の膣内は凄い締め付けだ。
綾よりもっと凄い。
「あんっ、ああっ・・」
「美空っ・・可愛い・・」
ズンズンと突き上げる。
美空の髪が揺れる。
少し汗ばむ体。
結合部からいやらしい音。激しく激しく動かす。
美空の腰を引き寄せる。
「いっ、くっ!」
「ああっ・・あっ!」
ドクッドクッ・・ビュクビュク・・ドクン!
「美月・・気持ちよかった?」
「気持ちいいよ・・」
ちょうどチャイムがなる。「美空・・もっと・・」
美空が色っぽく笑う。
美空の表情はいつでもドキドキしてしまう。
「だめ・・家に帰ってから・・ねっ?・・」
そんななだめるように言わなくても・・・。
世界が終わっても美空がいればいいや。
罪悪感も背徳感も・・。
消えないよ。
けど求めちゃうんだ。

服をきちんと着て香水を付ける。
においでバレるかもしれない。
「美空、今日は部活休む・・・早く帰ろ」
「うん・・家まで我慢してね・・」
「帰ったらたくさんエッチしよ・・・」
「うん、私も・・したい」
兄妹の会話じゃないな。
理性が持つかな。
終礼までまだかなり時間がある。
我慢できるかな・・?



10/12/22 00:39 (ySCVW2Ud)
56
投稿者: 美月 ◆Df3LS3WJTE
冬休みに入り雪も降ってきた。
寒さが日に日に強まる。
綾と炬燵に入ってぬくぬくと暖まる。
「むふ・・暖かい」
「美月は今何の勉強してるの?」
「経営学とか物理学」
「レベル高いわね・・」
分厚い参考書を読む。
必ず休憩を入れる。
目が疲れてしまう。
「綾は暇なの?」
「うん、暇にゃ・・」
「ふーん・・エッチする?」綾は苦笑する。
僕の頭を撫でる。
「暇だからエッチするってほど単純じゃないよ、私は・・」
「そっか・・」
そう言って綾は頬杖をついて庭を眺めている。
もう僕から卒業したいと思っている。
僕から離れようと・・・。僕は・・離れたくない。
本当に綾も美空も好きだ。優柔不断だし良くない。
けど・・僕は選べない。
無意識に二人を愛してしまっている。
綾はケリをつけようとしている。
パパの面影を忘れて親子になろうと・・・。
でも・・・。      「美月・・・私・・」
「したいんでしょ?・・しよ・・」
「・・・ごめん」
そんな簡単に諦められるはずがない。
綾の想いは良く分かっているから。





しばらく綾とはしてなかったから・・・。
激しい・・・。
炬燵の中で汗ばむ体。
「あっ、綾っ・・」
「もっとして・・」
炬燵から出て正常位で突く服は下だけ脱いだ。
綾の体はスリムだが多少は脂肪がある。
バランスがよくてとってもエッチな体。
「んっ、んっ・・はげしぃ」「どう・・?綾・・前より上手くなった?」
「うん、いいよぉ・・」
綾の膣がきゅうきゅう締め付ける。
引き抜いて突いて・・引き抜いて突いて・・何度も何度も繰り返す。
「あっ、美月・・」
「あやっ!」
ビュクッ!ドクッドクッ!
射精しながら続けて腰を振る。
もう膣内は精子でいっぱいさらにヌルヌルになる。
「もぉ・・みつきぃ・・」
「綾・・止まんない・・」
綾の決意が揺らいでいく。僕は消すつもり。
そんな決意・・・。
「綾・・僕と一緒にいよ・・美空も・・三人で一緒にいよ・・」
綾の表情が消える。
「あっ、せっかく・・んんっ! ・・きめたのにぃ・・・そんな事・・・言わないで・・・」
「一緒に・・いようよ」
「んっ、だめぇ・・母親になるのっ!・・その方がいいのぉ・・」
「だめっ・・そんなの苦しいだけ・・」
綾が否定するたびに締め付けがキツくなる。
僕も激しくいじめる。
「ねっ、一緒にいよう・・」「ううんっ・・だめっ・・だ・・めっ・・あっ!」
「・・一緒に・・溺れるんでしょ?」
「・・・・っ!」
今のは効いたみたい。
「美月・・・」
「いい?一緒だよ・・家族なんだから・・」
「うんっ!」
綾は僕と一緒にいると体を求めてしまうから・・。
だから僕が中学校を卒業したら旅に出るつもりなんだ・・・。
そんな事させない。
また綾と離れたくない。
母親を・・失いたくない。だから繋ぎ止めたい。
僕のやってる事は最低だけど・・・。
僕のワガママだけど・・。こうしたい。
「綾っ、イクッ!」
「ああっ!」
しっかり奥に射精する。
ドクッドクッ!
気持ちよさそうに綾は受け止めている。
ズンズンと突いて送り込む「んっんっんっ・・はぁ・・綾、気持ちいい?」
「あぁ・・いいよぉ・・」
綾の顔は可愛くて・・。
たまらない・・。
少し年上のお姉さんにしか見えない。
「もっと欲しい?」
「うんっ!欲しい・・ちょうだい!」
「・・・どこに?」
「こら・・美月・・お母さんをからかっちゃダメ・・・・」
「いいから・・言って」
少し腰を動かす。
せかすように・・。
「んっ・・あっ・・なか」
「もっとしっかり・・」
「なかに・・だして・・」
「ちゃんと言って・・」
「中出しして・・」
「いいよ・・たくさん出すから受け止めてね」
「早く・・美月・・」
綾の足が僕の腰をがっしりつかまえる。
綾の手を握って腰を振る。もう綾の決意は消えた。
僕って最低・・・。
溜まっていたせいかまだ固い。
美空とも結構したんだけどな・・。
やっぱりすぐに溜まっちゃう。
僕は正常位が好き。
しっかり奥まで突けるし感じている顔が見れるから。「あやっ、あやっ!くっ!!!」「んあっ!!」
ドクッドクッ!ビュクビュク・・・ドクン・・ドクン・・ドクン!
綾の下腹をぎゅっと掴む。ちょうど子宮のあたり。
だんだんと膨れていく。
精子で満たされていく。 「あぁ・・ナカ・・すごいよぉ・・」
「綾・・・触ってみて」
綾の手を掴んで下腹を触らせる。
「すごいでしょ?」
「うん・・膨れてる・・」
「まだ中出ししていい?」
「いいよ・・もっと出して」しばらく離れられなかった・・・正直、綾の決意が怖かった。
だから消してしまった。
あらためて最低な事したと思った。



地下に向かう。
美空はパソコンを操作していた。
「美空、勉強してたの?」
「ううん・・スーツの改良・・・かな?」
「改良・・?」
美空は資料を渡してきた。「久しぶりの任務だよ、鈍ってないよね?」
「誰に言ってんの?」
美空はクスッと笑った。
訓練は毎日やってる。
鈍るはずない。
「スーツの色をちょっと雪原使用に変える・・予備はいっぱいあるし一つくらい雪原使用に変えてもいいよね・・・」
「うん・・白系の迷彩?」
美空は首を横に振る。
「真っ白にする・・けどなるべくカモフラージュ効果があるようにする」
「ふむ、真っ白・・白い兎と白い犬・・?」
「まぁ、そうなるかな」
今まで真っ黒だったからな・・・。
冬で雪がふってるとさすがに黒は目立つ。
「美月、狙撃銃選ぼ」
「うん、ついでに射撃訓練も!」
「オッケー」
久しぶりの任務。
人を殺める事にワクワクする。
今回の任務はどうなるのかな・・・。




10/12/22 21:34 (ySCVW2Ud)
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