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夢枕
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:夢枕
投稿者: アリス ◆Df3LS3WJTE
2198年。

まだ地球は存在している。人間もいる。
平和になった世界。
ただし現実だけ・・・・。別の世界ではもっと悪化している。
でもそれは仮想だから。
人は死なない。


目の前にウサギがいる。
ステッキを持ってニンジンスティックをポリポリかじっている。
「おい、ニル!サボるな」
ウサギは耳をピョンと立てて姿勢を正した。
シルクハットをかぶっている。
人形みたい。
口元はモフモフ世話しなく動いている。
まだニンジンスティックが口の中に残っているらしい「アリス様、ランチくらいお許し下さい」
「だめっ!」
このウサギは私の相棒。
名前はニル。
私はアリス。
今はある人を探している。普通の町並み。
人もいっぱい。
現実に見える。
そういう風に作ってある。ニルはステッキをクルクル回しながら歩く。
「落ち着かないね・・」
「ウサギですから・・申し訳ありません」
全然申し訳なさそうな感じはしない。
目標の人はもうすぐ目の前店に来るはず。
「チーターは来ませんね」
「まぁ待て・・」
なんでこいつを相棒にしたんだろう。
まぁ素行は悪いが性能は良いし。
黒いコートを来た男が店の前に立ち止まった。
「ニル!あれだ、行くぞ・・・全員、目標確認。捕獲準備・・」
他の仲間に連絡する。
私はニルと男に近づく。
G36Cを構えて近づく。
「動くな・・」
男は手を上げた。
ひげ面でいかにもって感じ・・・。
「チーターだな?」
「あぁ・・そうだ」
迂濶に近づけない。
その場は騒然とする。
「武器を捨てろ・・ゆっくり・・」
「俺は死なないよ・・」
まさか・・・。     一瞬戸惑った。     男に隙をつかれた。   私はトリガーを引こうとした。
遅かった。
男が素早く路地裏に逃げた「くそっ、ニル。追うよ」
「ラジャッ!」
本当にムカつくウサギだ。たまに敬語を忘れる。
男を追う。
路地裏からビルに入ったようだ。
G36Cのストックを降り立たんで構える。
ドアは空きっぱなし。
階段をかけあがる。
「屋上にいるようです」
「厄介なやつだな・・」
仲間はまだ来ない。   待ってられない。    屋上のドアを蹴破る。
素早く近くの物陰に隠れる屋上は広い。
「ニル、まだ屋上にいる?」「いるよ・・あ、います」
物陰から出る。
制圧していく。
「ははっ、こいよ!」
遠くに男がいた。
私は男が持っている物を見て素早く隠れた。
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパッ!
安物のマシンピストル。
ミニUZIあたりか。
マガジンはとっくに空のはず。
けど笑いながら延々と撃ち続けている。
チートの一種・・・。
銃撃が止んだ。
「ニル、挟み込むよ」
「おまかせあれ!」
ニルと別れて挟み込むように隠れながら進む。
男の真横に来た。
キョロキョロとしている。素早く近づく。
G36Cを構える。
「動くな、銃を捨てて」
「ははっ、女か」
男がニヤリと笑う。
パンッ。
男の腕を銃弾が貫く。
UZIが吹っ飛ぶ。
男は平均な顔。
「死なないって言ったろ?」「クソッ!」
捕まえなければならない。だが近寄れない。
男は走り出した。
向かい側のビルに。
「ニル!撃って」
「はいっ!」
男は飛んだ。
向かい側のビルまでかなりの距離。
けど可能だ。
チートを使っているなら。ニルのステッキがNTW20に変わる。
対戦車ライフで2メートル近くある。
ニルがスコープを覗いてトリガーを引いた。
ボンッ。
もはや大砲だ。
空中の男の足に当たる。
足がちぎれた。
ニルがボルトを引いてもう一発撃つ。
男の両足は無くなりビルにぶつかって下の道路に落ちた。
私は無線で仲間に連絡。
「6番通りの真ん中に落ちたから確保して」
「了解」
下に落ちた男は這って逃げようとしている。
「ニル、左手」
「オッケー」
ボンッ。
男の左手が吹っ飛んだ。
もう動けない。
ニルはライフルをステッキに戻した。
「任務完了でやんすね!」
「ニルを一回バラしてちゃんと敬語使えるようにしないとね」
「お許し下さい!」
ニルの耳がしゅんと垂れた
下の道路に向かう。
仲間が男を確保している。「くそっ・・いてぇ!」
男は私を睨んだ。
私は男の右手をつかんで袖をまくる。
キーボードと小さなモニターのついた機械。
それを外して操作する。
「パッドは確保、住所も個人情報も載ってる。確保して」
仲間に渡す。
私は男を見下ろす。
「ある程度の規則は守ろうね、チーターさん」
「・・・・っ」
男は悔しそうな顔をした。「ニル、戻るよ」
「はぁーい・・かしこまりました」
ニルがポケットから鍵を取り出す。
私の右手にあるパッドに差し込む。
意識が戻っていく。
現実へ・・・・。






目が覚めるとパソコンの前にいた。
「ふはぁ・・つかれた」
仲間が数人パソコンの前の椅子に座って目を閉じている。
まだ戻って来ないだろう。
自分のデスクに戻ってパソコンでレポートをまとめる。
「今回は無限弾と重力無視のチートか・・はぁ、手強かった」
レポートを本部に送信。
私はまだまだ駆け出しの新米。
バーチャルリアリティーポリス。
もう一つの世界の警察。
略してVRP。
「そろそろ上がろう・・」
カバンを持って建物を出る街がある。
建物もある。
けど人はあまりいない。
車も走っていない。

メールが来た。
ニルからだ。
【これから気をつけますからバラさないで下さい】
ムカつくけど頼りになる。相棒はAIだ。
バーチャルリアリティー空間でのみ存在する。
バーチャルリアリティー空間・・VR空間が出来てから120年。
だいぶ洗練されてきた。
もう現実との区別も難しいくらい。
戦争はVR空間でされるようになった。
軍も軍需産業もある。
現実で戦争するよりVRで戦争するほうが儲かる。
そう聞いた。
政府は現実で戦争するよりよっぽど金がかからないVR空間で戦争をしている。
場所を決めて戦争したい国と戦争をする。
VR空間で使う武器類ももちろん金がかかる。
けど現実よりは安い。
軍需産業は儲からないと思うはず。
けど一般人も戦争に参加できるようになった。
オンラインゲームのような感覚で痛みもない。
武器類は銃器メーカーからダウンロードして買う。
武器もダウンロードして買う時代・・。
そして犯罪も減った。
現実での犯罪はほとんどない。
殺人、性犯罪はVR空間では当たりまえ。
被害を受けるのは人間ではなくNPC。
プログラムされたVR空間のキャラクター。     人間ではないので好きな事をできる。
罪にはならない。
規則の範囲内なら・・。
VRPが取り締まるのはチート使い、VR空間にいる人間に危害を加えた者など。

欲望の捌け口ができたお陰で人間は大人しくなった。まさに平和になったのだろう。
私の家はマンション。
二人暮らし。
恋人がいる。
「ただいま!」
「アリス、おかえり」
ちなみに私は日本人。
名前は好きな絵本の主人公から取った。
彼は正樹。
最近知り合った。
もちろん現実で。
「つかれた?」
「うん、つかれたよぉ」
私が甘えられるのは恋人だけ。
正樹に抱きつく。
「エッチしよ・・」
「うん、いいよ」
キスする。
現実のキスの方が好き。
エッチも現実の方が気持ちいい。
ゆっくりとベッドに倒れこんだ。
生きてるって実感する。
この時は・・・。



2010/12/25 14:59:08(as3AsvRi)
7
投稿者: アリス ◆Df3LS3WJTE
チート使いは必ず製造者からチートを買う。
製造者さえ抑えればチート使いも減る。
だがそう簡単にはいかない・・・。
今日、ニックから情報が入った。
製造者が直接で取引するらしい。
ニックの情報はいつも確かだが今回ばかりは怪しい。製造者が取引をするなんてありえない。
何人も仲介者を通して取引するのがあたりまえになっている。

取引はUSBメモリと金を交換するだけ。
振り込むより直接渡す方が多い。
簡単なチートの価格は大して高くないのだ。
高くはないが影響力は絶大である。
安い原価で高い効果を上げる。
細菌兵器みたいな物。

4班に別れる。
買い取り手の顔は分かってる。
こいつを尾行すればいずれ製造者にたどり着く。
私と武村さんで尾行する。随時連絡をする。
周囲4ブロックは包囲。
店に入って行った。
「飲食店に侵入・・」
無線で報告する。
二人で入店して男の見える席に座る。
男は注文をして窓を眺めている。

ふと気付いた・・・。
この店ってこの前ミクちゃんと水樹が会っていた店じゃないか。
うろ覚えだが・・・。
気にしすぎか・・。
男は窓を眺めながらタバコを吸っている。
余裕そうだ。
アタッシュケースを持っている。
VRでの取引では手渡しが一番証拠を残さない。
私と武村さんも注文をするバカウサギは今日はいない邪魔になるだけだ。
なかなか来ないな。
男が食事を終えた。
席を立って店を出た。
取引前の腹ごしらえか?
随分余裕そうだな。
アタッシュケースを置いて行った・・・。
「・・・・?」
「アリス、追え・・」
「・・・はい」
男の後ろをつける。
おかしい・・大事な物を忘れたのに。
全く気付かない様子。

もう取引をした!?

男は誰とも喋っていなかったぞ・・・。

無線で報告。
「武村さん、そちらの様子は?」
「異常無しだ・・」
尾行は私以外にもいる。
見えないけど頭上にUAVがいるはず。
男がまた店に入った。
小さな電気店。
さすがに私が入ると怪しまれる。
別の仲間が店に入った。
無線が入る。
「単3電池と豆電球を購入・・・」
今回は誤報のような気がしてきた・・・。
さすがのニックもミスはするのか?
店から出てきた。
仲間と二人で尾行する。
どこに行く気だ?
こちらの尾行に気付いて取引は中止したか?
いや・・それはない。
そんなはずない。
バレるはずがない。
私も味方も尾行の訓練は受けた。
素人に分かるはずない。
路地裏に入って行った。
ボロいマンションに入って行った。
気付かれないように尾行する。
味方はいつでも拳銃を取り出せる体勢になる。
私も腰のホルスターにあるPx4に触れる。
いつも使っている拳銃だ。男はキョロキョロして部屋に入って行った。
味方と近づく。
「踏み込みます?」
「まだ待て・・・」
話し声が聞こえる。
少女の声だ。
「お金は?」
「用意してある・・こんな少額でいいのか?」
「うん、尾行はされてない?」
「あぁ、されてない」
「じゃあ買った物を見せて・・・オッケー・・じゃあこれがチートよ」
「よし・・・」
味方に合図する。
周囲は取り囲んである。
バンッ。
ドアを蹴破る。
「VRPだ、動くな!」
男が手を縛られて椅子に座っている・・・。
口を塞がれてジタバタしている。
「なんで・・?」
味方が口のガムテープをはがして問いただそうとした・・・。
背後に気配・・・。
振り返ると何かが走って言った。
廊下に出て何かを見る。
ミクちゃん・・・!?
「アリス、追いかけろ!」
「了解!」
走って追いかける。
速い・・何て速さだ。
階段をかけ登る。
屋上に出た。
「動くな、止まれ!」
相手は子供だ・・。
撃てない。
私を無視して隣のビルに飛び移った。
私もなんとかジャンプする子供のくせに・・・。
銀色の髪がなびいている。「とまれっ!」
パンッ!
ミクちゃんは止まった。
こちらを振り向く。
「アリスさん・・・水樹は本物だよ」
「何を言ってるの?」
「水樹の言った事を信じてね・・・」
どういう事だ?
消えた・・・。
瞬きをした瞬間。
消えた・・・・。
製造者だから自分で作ったチートを使ったのだろうか・・・。
「報告・・・消えた・・いなくなった」
作戦は失敗。
製造者を捕まえられなかった・・・。

VRの警察署に戻って私の視覚情報を見る。
尾行してマンションの部屋に突入するまでは映っていた。
背後を振り返った時にノイズで何も見えなくなった。「なに・・これ?」
ハッキングされたの?
誰に?
他の味方の映像にはノイズなんて無かった。
武村さんも首を傾げている「アタッシュケースは空だった・・・どうなってるんだ・・・」

一旦現実に戻って状況を整理する。
ミスしてしまった事と理解できない状況で落ち着かない。
「ほら、コーヒーだ」
「あ、はい・・すみません」武村さんがコーヒーを持ってきてくれた。
「落ち着いて・・話してくれ、あの後何があった?」武村さんが肩をさすってくれる。
「あの後追いかけて・・屋上に出た後・・隣のビルに飛び移ったんです・・それを追いかけて・・」
「アリス、隣にビルなんてない・・・隣には民間しかない・・飛び移れない」
「・・えっ?」
たしかに私も隣のビルにジャンプした・・。
どうして?
武村さんが頭を撫でてくれた。
深呼吸をして落ち着く・・・。
「大丈夫だ、ゆっくりでいい・・今日は帰っていい。ゆっくりでいいぞ」
「はい・・・」
武村さんは腕を組んでうなる。
「記憶改変・・噂には聞いていたがそんなチートがあったとはな」
「記憶改変・・・?」
武村さんは私の肩を優しくたたいた。
「気にするな、今日は帰れ・・・」
「はい・・」

馬木くんに迎えにきてもらった。
後部座席で寝転がる。
「アリス、大丈夫?」
「うん・・・」
家に帰って自分の部屋で寝転がる。
馬木くんが心配そうに毛布をかけてくれた。
「アリス・・」
「うん・・」
「本当に大丈夫?」
「うん・・・」
「無理しないでね」
馬木くんが顔を近づける。チュッと軽くキスをした。「馬木くんが・・キスしてくれた・・」
「ははっ、元気になってね」「うん・・」
馬木くんは微笑んでから部屋を出ていった。

ミクちゃんは言ってた。
水樹を信じてって・・。
水樹・・・。
「水樹に聞いてみよう・・」ベットから出て水樹の部屋に向かう。
水樹の部屋まで遠い。
「アリス・・・」
父さんと会ってしまった。無視して通り過ぎようとした。
腕を捕まれる。
「やめて・・水樹に会いに行くの」
「俺より水樹の方がいいのか?」
「何言ってるの?離して」
「アリス・・」
ぐいっと引っ張られる。
近くの部屋に強引に連れ込まれた。
「やだっ、父さんやめて!」父さんは私を押し倒す。
「アリス・・」
「やめて!触らないで」
父さんはおかしい・・。
何でも私に執着するの?
あぁ・・ダメだ・・。
流されてしまう・・。




10/12/27 22:46 (XSbnqSiC)
8
投稿者: アリス ◆Df3LS3WJTE
父さんが無理やり服を脱がそうとする。
「やめて、嫌・・・」
「アリス・・」
「父さんなんか・・嫌い」
「・・・・」
そのまま続けられる。
犯される・・・。
なんで私にこんなに執着するの?
監視や盗撮までして・・。なんなの?
私は娘じゃないの?
なんで娘に酷い事するの?私はいらないの?
「アリス、愛してる」
「やめて・・父さん」
胸を揉まれる。
怖い・・怖い。
感じてしまう自分が怖い。乳首をクリクリと摘ままれる。
「ここがいいんだろ?」
「やぁ・・あっ・・」
父さんはスカートの中に手を入れてきた。
嫌だよ・・こんなの。
苦しいよ・・・。
だんだんとやらしくなる手つき。
「あっ、ああ・・」
気持ちいい・・。
やだ・・嫌だ・・。
「もう入れるぞ・・」
「父さん、ダメ!」
「すまない・・」
「ダメっ!」
スカートを捲し上げられて脚をひらかれる。
「やだ、やだやだ・・・やめて・・やめてよ」
パンツをずらされる。
父さんのから離れようと抵抗する。
何とかはねのけて後ずさる父さんは覆い被さってきた「父さんダメ・・せめてゴム付けて・・」
「ダメだ・・中に出す・・」「やだっ!」
ズプッ!
入った・・・。
もう・・どうでもいい。
どうでもいい・・こんなの・・・。
誰も助けに来ない。
親にこんな事されるなんて・・・最悪。
「あっあっ、やぁ・・」
私の弱点を突いてくる。
せわしなく腰を打ち付けられる。
「アリス、イクっ!」
「ああ・・出てる・・」
溜まってたのかな?
ドクドクしてる。
気持ちいい・・・。
父さんが引き抜いて私の口元にチンポを近づける。
私はそれをくわえて綺麗にする。
綺麗になっても動かす。
「ああっ・・くっ!」
ビュッビュッ・・。
口の中に出された。
飲み込んでまたくわえる。「アリス・・やっと・・分かってくれたか」
無視して動かす。
もういい。
どうでもいい。
父さんの上にまたがる。
「アリス、俺の事・・愛してるか?」
「また中に出していいよ・・父さん」
愛してる?
知らない。
こんな事する父親なんて。愛してるはずない。
私もスイッチが切り替わった。
もう止まらない。
突き上げられて感じて気持ち良くなって。
何度も中に出された。

水樹に会いにいけなかった・・・。
こんな体で・・。
部屋に戻ってシャワーを浴びる。
汗だくでベトベト。
「はぁ・・・」
ため息・・。
何に対してのため息だろう・・・?
もう父さんに迫られたら断れない・・・。
妊娠したら・・どうしよう今更後悔した。
パジャマを着てベットに転がる。
トントン。
ノックされる。
また父さんか・・・。
「お風呂入ったの・・今日はもうやめて!」
「あっ、アリス?」
馬木くんがドアからひょこっと顔を出した。
「あ、ごめん・・馬木くんだったか・・何?」
「いや・・一緒に寝ようかなって思って」
馬木くんもエッチする気になったか。
でも今日は嫌と言うほどしたし・・・。
馬木くんは違う違うと言いたげに手をふる。
「あ、いやらしい意味はないよ・・その・・」
「ははっ、いいよ・・おいで」
「ごめんね・・」
私の隣にちょこんと座る。まだ子供の顔じゃん。
あどけない。
「あのね・・お父様に何かされたんじゃない?」
「聞こえてたの・・?」
「うん・・・」
一番知られたくない人に知られてしまった。
今一番好きな人に。
馬木くんは私に寄り添ってきた。
「俺も・・昔あんな事されたから・・分かるよ」
「えっ?」
馬木くんは悲しそうな顔になる。
「昔・・何人もの女の人に犯された・・おもちゃにされた・・」
馬木くんの体がブルッと震えた。
窓を叩く雨音。
だんだん激しくなる。
雷も鳴り出した。
しばらくの沈黙の後に馬木くんは私をじっと見た。
「怖かったよね・・アリスは大丈夫?」
「うん・・・」
「僕は・・怖いんだ・・女の子が・・」
「でも馬木くんはキスしてくれたよ・・大丈夫だよ」馬木くんはうつ向いてしまった。
「アリスの事は好き・・でも怖いんだ・・あのキスは凄く緊張したよ」
「そっか・・」
馬木くんの肩に触れる。
ビクッと固まる。
そうか・・緊張じゃなくて怯えていたのか。
「好きだけど・・怖いよ・・・」
「ゆっくり近付こう・・ねっ?」
「ゆっくり?」
「そう、しばらく普通に接して・・手を繋げるのを最初の目標にしよう!」
「いいの?」
「うんっ!」
馬木くんは涙目だが微笑んだ。
雷鳴が響く。
「わっ!」
私にくっついてきた。
撫でようとしたけどやめた・・・。
「ご、ごめん・・男なのに・・」
「いいよ、可愛いよ!」
馬木くんはさっと離れて照れてしまった。
会話が続かない。
「あの・・お父様とは・・どうするの?」
「離れたいけど・・・どうしよう・・」
「お父様はお母様と愛し合っていたらしいよ・・・アリスと瓜二つだってメイドの人が言ってた」
私に面影を重ねてるのかな?
それにしても異常だ。
あんな事、普通しない。
私は馬木くんにくっつく。馬木くんはブルッと震えたけど私の頭を優しく撫でてくれた。
「寝よう・・アリス」
「うん、寝よう」
「俺はソファーで寝るから」「一緒のベットは怖い?」
「・・・やめた!一緒のベットで寝る」
「無理しなくていいよ・・」馬木くんはニッコリ笑った「無理する!アリスの事好きだから」


電気を消して背中合わせでベットに入る。
布団は一枚しかない。
「僕ね・・・」
「ん?俺じゃないの?」
「あは・・・間違えた・・本当は僕の方が言いやすいんだ・・」
「僕でいいよ・・馬木くんは僕って言った方が可愛いよ」
「むぅ・・・」
雨は激しい。
雷雨か・・。
「女の子に告白されて・・すぐにエッチを迫られるんだ・・・アリスもそうだったけど・・」
「あ、あぁ・・ごめん」
「でもアリスは僕の気持ち分かってくれた・・嬉しかった・・ありがとう」
「うんっ・・」
こんな男の子初めて。
私も付き合ってすぐにエッチを迫られるなんて珍しくなかった。
私は受け入れるけど。
そんな自分をどこかで嫌っている自分がいた。
まるで私が二人いるみたいで・・・。
変な感じ。

翌朝、水樹の部屋に行く。
相変わらずベットでパソコンを操作していた。
「お姉ちゃん、おはよ」
「おはよ・・」
ベットのそばの椅子に座る「水樹、ミクちゃんの事なんだけどね」
「会ったね?チートを使われた?」
「何で・・?知ってるの?」水樹はニコッと笑った。
相変わらず可愛いな・・。「僕はニックって言ったでしょ!・・・ミクちゃんは製造者だけど今回協力してもらったんだ・・お姉ちゃんに信じてもらうために」本当に水樹があのニックだったんだ・・・。
でも・・・。
「それが本当ならミクちゃんを逮捕しなきゃならない・・・製造者は・・」
「ミクちゃんは僕のとっても大事な仲間だよ。チートを売ってる訳じゃなくおびき寄せるために製造者をやってるんだ」
「そうなんだ・・・」
水樹とミクちゃんって似てるな・・顔も雰囲気も。
あらためて思った。
「僕がニックって事は内緒だよ・・・いい?」
「うん・・分かった」
本部にバラした所でメリットがある訳でも無いし。
言わないつもり。
「お姉ちゃんには特別な情報をあげるから、協力して欲しいな」
「うん、いいよ。弟の頼みなら聞いてやる!」
「あはっ、お姉ちゃん大好き!」
水樹が抱きついてきた。
可愛い弟が噂の名探偵とは・・・。
まだまだ何か驚く事が来そうな予感。
まぁ、予感だけどね・・。



10/12/28 22:58 (l2FV6sjp)
9
投稿者: アリス ◆Df3LS3WJTE
しばらく休暇をするように言われた。
危険性の高いチートを使われたのだから仕方ない。
病院で検査をしたが問題は無かった。
ミクちゃんは相当な製造者でありチート使いである。高い技術を持っているし現実にも影響は及ばなかったチートは小さなミスをしても現実に影響が出る。
あんな高度な物を扱えるとは・・・。

私には趣味がない。
だから部屋でテレビを見るくらいしか暇潰しができない。
父さんとはどんどん距離が開いていった。
もう嫌い・・父さんなんか大嫌い。
一応着替える。
ショートパンツとカーディガンを着る。
肌寒いな。
黒いタイツははいてるけど・・・。
「あっ・・調べとかないと・・」
妊娠検査薬を持ってトイレに入る。

どうか妊娠してませんように・・・・。

「ふぅ・・・」

生理も来てるし大丈夫。
ホッとしてトイレを出た。「アリス、妊娠したか?」
トイレを出てすぐの所に父さんがいた。
怖くて動けなかった。
「や、やだ・・出てってよ」いつの間に部屋に入ってきたの?
「妊娠してないのか・・」
「したくないわよっ!」
「また中に出してやろう」
手首を捕まれる。
何を考えてるんだ・・。
この人は父親じゃ・・。

この人は父親?

記憶が曖昧・・・。

小さな頃の記憶が・・。

遊んでもらった事もない。何も教えてもらった事もない。
何も・・・ない?

コンコンとドアがノックされる。
「お父様、お電話です」
馬木くんだ・・。
助かった。
「あぁ、今忙しいんだ。後にしてくれ」
馬木くんは部屋に入ってきた。
「失礼します・・お父様、やめてください。彼女から手を離してください」
父さんはゆっくり手を離した。
私は馬木くんに駆け寄る。「馬木・・君を拾ってやったのは私だぞ?恩を忘れたか?」
「はい・・でも俺は彼女が大事ですから渡せません」修羅場・・・。
ここはどっちも引かないだろうな。
「さぁ、アリス。こっちに来い。気持ち良くしてやるぞ」

馬木くんが私の手を掴んだ部屋から急いで出た。
二人で走った。
手を繋いで・・・・。


庭のお花畑の所で止まった馬木くんはハァハァと息切れしている。
「アリス・・大丈夫?」
「うん・・ありがとう」
こんな事してくれるんだ・・・・。
立場もあるのに。
執事が主人に逆らうなんてただではすまない。
「馬木くん、目標達成したね」
「えっ?・・・あぁ・・・・・ああっ!?」
さっと手を離そうとした。私はぎゅっと握った。
離したくなかった。
「馬木くん、握ってて・・」「あぅ・・」
「怖い?」
「うん・・怖い・・」
さっきとのギャップが凄いな。
頼りになる人から怯える子供に。
「ベンチに座ろっ」
「うん・・」
二人並んで座る。
「今日から馬木くんの部屋で寝ていい?」
「ぼぼ、僕の部屋!?」
「嫌?あの部屋だと誰も守ってくれないし」
「う、うん・・ぃぃょ・・」馬木くんは無理やり微笑んだ。
「私の時だけ僕って言うね」「あ、うん・・僕の方が言いやすいけど弱々しいから・・俺って言ってるんだ。弱々しいとすぐに襲われるから・・」
一気に暗くなる顔。
美形だからそれもまたいい表情に見える。
「そっか・・そん時は私が守るよ」
「うん、サンキュ!」
今度はしっかり笑ってくれた。
なんかいいな・・やっぱり好きだよ。
頼りになるし可愛いし怯える所は守ってやりたいし。何より顔が美形だし・・。私のタイプだわ・・。
「もう・・戻らないと・・」「私も行くよ、二人で行こうよ」
「うん・・」
父さんはいなかった。
家のどこにも。
馬木くんは仕事は終わっていたので一緒に水樹の部屋に行った。
「わっ・・付き合ってるの?龍平兄ちゃんとお姉ちゃん・・」
「んっ・・?」
「・・えっ?」
あぁ、手を繋いだままだったか・・。
私は離すつもりはない。
「そうだよ、付き合ってるよっ!」
私は自信満々に答えた。
水樹はニコッと笑った。

三人で話しているともう夕方になった。
「アリス、水樹、そろそろ夕飯の準備しなきゃいけないから行ってくるよ」
「あ、うん」
「いってらっしゃい」
馬木くんは私に微笑んでから出てった。
抱き締めたいし抱き締められたい・・・。
けど焦らずゆっくり行こう・・・。
せっかく素敵な人を見つけたんだ。




10/12/30 09:41 (oqqIVU9N)
10
投稿者: アリス ◆Df3LS3WJTE
水樹と二人きり。
「ねぇ、水樹・・ニックはどうしてコピー商品を集めてたの?」
「ん・・・?あぁ・・」
水樹は少し考えこんでからパソコンのディスプレイをこちらに向ける。
「今一番ヤバい奴を追ってるんだ・・そいつがコピー商品ばかり買っているらしくて・・それを調べるために買ってるんだ」
「・・・・ヤバい奴?」
水樹は腕を組んで唸る。
「いてはいけないやつ・・たぶん近いうちに何かやらかすよ」
「ふむん・・・現実で?VRで?」
水樹は私をじっと見つめた「どちらも・・・どちらの世界でも大きな被害がおきる・・・」
「ふむ・・・」
水樹はハッとしてはぐらかすように微笑んだ。
「あ、あくまで予想だからね・・まだ手がかりも掴みきれてないんだ」
「そっか・・協力するよ」
「ありがと!」
水樹は抱き着いてきた。
癒されるな・・。
この子は可愛い弟。
でも・・いやらしい事したくなる。
いじめたくなる・・・。
「水樹、エッチしよ」
「えっ・・ダメ・・」
「なんで?」
「僕はミクちゃんが好きだから・・・」
「いいじゃん・・・しよ」
水樹は目を反らす。
私はベットに座る。
ぐいっと近づく。
「だめ・・お姉ちゃん・・」水樹のパジャマの中に手を入れる。
スベスベな肌。
男の子とは思えない。
水樹はグイッと抵抗する。「水樹の体・・いいにおいだよ・・すごくいいにおい・・・エッチしたくなる」水樹は何とか抵抗している・・・・。
弟・・・だよね。
でもいいや。
私はやらしい女だから。
構わない。
けど父さんとはもう嫌。
早く離れたい。
「だっ、だめ・・・」
「水樹、可愛いよ・・」
「やだよ・・」
水樹は必死に抵抗している・・・。
父さんもこんな気持ちで私を襲ったのかな?
「そんなに嫌?お姉ちゃんの事嫌い?」
「んっ・・そんな事・・ないよ・・・」
「じゃあしよ・・気持ちよくしてあげる」
水樹は私の顔を見た。
じっとじっと見ている。
見とれている。
涙が流れた。
「・・・ぁ・・ゃ・・・」
「ん?なんて言ったの?」
「なんでもない・・・お母さんにすごく似てるなって・・・そう思ったから」
お母さん・・・。
どんな人か知らない。

続けて水樹の乳首をいじる「んっ、だめぇ・・お姉ちゃん・・」
「気持ちいい?」
「んあっ・・我慢してたのに・・・だめっ・・」
「我慢しなくていいよ」
水樹の唇に触れる。
やさしくキスをする。
なかなか口を開かない。
舌を侵入させる。
「んっ、ちゅっ・・はぁ」
水樹の顔がトロンとする。「お姉ちゃ・・んっ!」
水樹を押し倒して乳首をなめまわす。
「あぁ・・ダメ・・だめ・・だめぇ・・んっ!」
可愛いなぁ・・・。
いじめたい。
パジャマを下ろすともう勃起していた。
「お姉ちゃん・・やめて」
「どうしてそんなに嫌なの?」
「んっ・・・それは・・」
私はすかさずチンコをくわえる。
「んはっ・・だめぇ」
固いな・・毛も生えてないし・・。
全然子供だな。
私が大人にしてあげよう。「あぁ・・や・・・だめ・・あや・・・」
チュパチュパと動かしながら舌を絡める。
「んあ・・僕・・また・・溺れちゃうよぉ」
ワケわかんない事言ってるけど凄く可愛い・・・。
だいぶ固くなってきた。
ビクンビクンしてる。
私は服を脱いで水樹に股がる。
「だめ・・だめ・・お姉ちゃん・・癖になっちゃうよ・・・」
「いいよ、私が受け止めてあげる」
ヌルッ・・ヌルッ・・グプッ!
入った・・思ってたよりいい・・。
いや・・凄くいい。
「水樹、動くよ」
もう水樹は喋れない。
ぐっと耐えている。
「あっ、あっ・・はぁ」
凄くいい・・気持ちいい。こんな気持ちいいの初めて・・・。
馴染む感じだ。
相性がいいのかな?
「水樹・・どう?」
「うんっ、いいよぉ!」
水樹が突き上げてきた。
上手い・・上手い。
「水樹?初めてじゃないの?・・んっ、凄く上手だよ・・」
「お姉ちゃんが・・エッチだから・・いけないのっ・・・んっ」
こっちの方も天才なのかな・・・?
激しくなってきた。
イクんだな。
「水樹、中に出して」
「お姉ちゃん・・・んっ!」どくっどくっどくっ!
凄い量・・尋常じゃない。「あっ、水樹・・どんだけ・・我慢して・・」
まだ突き上げてくる。
妊娠しちゃうかな・・。
「お姉ちゃん、もっと・・」「いいよ、きて・・」
こんな可愛い弟ならいいや・・・。
好きにさせてあげよう。




10/12/30 11:04 (oqqIVU9N)
11
投稿者: アリス ◆Df3LS3WJTE
膣内で射精される。   子宮も精子で満たされる。あの快感・・・。
妊娠の事なんてどうでもいいから。
また水樹に中出しして欲しい。
気持ちよすぎて忘れられない。

パトロール中もそんな事で頭がいっぱい・・・。
なんとか復帰して最初は肩慣らしのパトロール。
異常はない。
バカウサギも一緒にいる。「アリス様、ぼーっとしてますね」
「はやく・・・中に・・」
「アリス様?」
「んあっ!?何よ・・・」
「何でもないっす」
バカウサギはステッキをクルクルまわしている。
仕事に集中しなきゃね・・・・水樹・・。
最近妙に穏やかだ。

弾薬を買っておくかな。
VRでも弾薬が必要だ。
チートを使わない限り必ず必要。
いつものガンショップに行く。
店長のスミスは気前がいい大柄のアメリカ人。
現実でも店を持っている。「アリスか、おっす!」
「ども、弾薬ください」
スミス店長は奥の棚から弾薬箱を持ってきた。
警察でも弾薬は支給されるが私はあんまり好きじゃない。
「ほい、おまたせ」
ドンッと弾薬箱が2つ。
かなり高価だが仕方ない。「ども、ちょっと頼み事があるんだけど・・・」
私はホルスターからPx4を取り出す。
「トリガーのキレがちょっと重くて・・あとバレルとスプリングガイドをステンレスにして欲しい」
スミス店長はしげしげと触ってみてから頷いた。
「今日中にできるな。どっかで暇潰ししててくれ」
「射撃場にいるわ、できたら言って」
「オッケィ!」
店の中に射撃場がある。
品揃えはどこの店も同じ。全世界のありとあらゆる武器がある。
違うのは店長の雰囲気だけだ。
射撃場で銃をレンタルしてから準備する。
この店のレンタル銃はきちんと整備されている。
店長の性格が出ているな。


しばらくしてから椅子に座る。
ジュース飲む。
「ふぅ・・・」
やっぱり私のPx4が使いやすい。
まだかかるかな・・・。
水樹・・・。
エッチしたいなぁ・・。
水樹の事は弟なのにあまり知らないけど。
水樹が欲しい・・・。
罪悪感もなにもない。
最近初めてあったんだから近親相姦って感じもしないし・・このまま関係を続けていきたい。
馬木くんも美形だけど水樹はずっとずっと上。
比べちゃ悪いけど格が違う・・・。
水樹の事好きになっちゃいそう・・・。
私ってつくづくバカだな。バカウサギは消えたし暇だな。
「まだかな・・・」
射撃場はシーンとしているせっと服の上から割れ目をこする。
誰もいないし・・・。
「んっ・・馬木くん・・」
馬木くんはエッチが怖いし女の子が怖い。
焦れったい・・もう待てない。
私は清純な女の子じゃないから・・。
水樹を選ぼうかな・・。
「水樹・・あっ・・ん」
自分でするのも久しぶり。ガチャッとドアが開いた。すぐに近くの銃をいじっているフリをする。
たぶん顔は赤い。
小さな女の子・・。
「ミク・・ちゃん!?」
ミクちゃんは私の横にちょこんと座った。
「こんにちわ、アリス」
「ミクちゃん・・」
「あの時はごめんなさい」
チートを使われたんだ。
まぁ無事だったし怒ってない。
「えっと、ミクちゃんはどうしたの?」
「アリスとおしゃべりしたかったの」
この子・・・本当に可愛いな・・水樹と同じレベルだ・・超美形。
私より可愛い・・・。
少し悔しいな。
青い瞳は宝石みたい。
水樹も青い瞳で宝石みたいだった。
「水樹としたの?」
「えっ?」
「エッチしたの?」
「あ、ううん・・して・・ないよ」
ミクちゃんは私の手をギュッと握る。
「嘘つかないでね、怒らないから」
「したよ・・ごめんね。ミクちゃんは彼女だよね」
ミクちゃんは少しうつむいたけどすぐに私を見つめる「私は水樹のお嫁さんだから・・・けどしかたないかな・・」
「・・・ミクちゃん?」
ミクちゃんは髪をいじりながら私に抱きついてきた。「むきゅ・・・ママ・・」
「・・ママ?」
「なんでもないよ」
ミクちゃんは私の胸に顔をうずめる。
可愛いな・・こんな可愛い子が私に抱きついてくれるなんて・・。
ミクちゃんの頭を撫でる。さらさらっとして艶々の銀の髪。
どんなシャンプー使ってるんだろ・・。
「さて、そろそろ改良できたかな・・ミクちゃんちょっと離れて」
「うにゅ・・いやぁ」
きゅんきゅんと胸に刺さる感覚。
こんな可愛い女の子がこの世にいるなんて・・。
「手繋いで一緒に行こう」
「うん・・・」

店長は工房でPx4を組み立てていた。
「おぅ、出来たぜ」
「ども・・・おおっ!」
外観が凄い事になってる。フレームが紫と青の迷彩でスライドの刻印が金色でスミ入れされている。
バレルにはサイレンサーアタッチメントがついている「こんなに頼んだっけ?」
スミス店長はミクちゃんを見て微笑んだ。
「私が頼んだの、お金は私が出したよ」
「ミクちゃん・・ありがとう!」
この外観は素晴らしい。
ブルーのフレームが綺麗だ・・・。



ミクちゃんにお礼をしにデパートに連れて行く事にした。
手を繋いで歩く。
めちゃくちゃ目を引く。
私とミクちゃんの外見を考えれば当然の事。
ミクちゃんは買い物に付き合ってあげた。
この子は製造者なんだよな・・信じられない。
買い物をすませてレストランに入る。
ミクちゃんはチョコレートパフェを注文。
私はコーヒー。

ミクちゃんは嬉しそうにパフェを頬張る。
バケツサイズだがパクパク口に運んでいる。
「ミクちゃん、美味しい?」「うんっ」
可愛いなぁ・・・。
私にもこんな子供がいたらいいなぁ・・・
もうしばらくこの子と一緒にいたい。
そんな気持ちになった。



10/12/31 12:01 (3nuv4Sbe)
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