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キャンプへ行った妻
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:キャンプへ行った妻
投稿者: 不甲斐ない夫
今年の夏、妻がキャンプに行ってもいいか、と訊いてきた。
パート先で企画が持ち上がったらしく、日頃の慰安を兼ねて、バイトの子やパート仲間で行くのだという。
子供たちは夏休みであったし、無理に反対する理由もないので快く承諾した。
キャンプに出掛ける日は、軽装に着替えた妻をパート先の近くまで送ってやったものだ。
ぴっちりとしたホットパンツに小さめなTシャツと、めずらしく肌の露出が多い服装をしていたのが、いささか気になりはしたものの、若い男の子たちも来るというから、老けて見られるのを嫌って若い格好をしているのだろうと、あまり気にも留めなかった。
集合場所に着くと、待っていたのはキャンプ資材を積んだ真新しそうな新型のワンボックスと、バイトの子らしい3人の若者たち。
礼儀正しい青年たちだった。
まだ、大学生だという。
他に車は見あたらず、そこに立っていたのは、妻を含めてその4人だけだった。
「他は、まだ来ていないみたいだな。」
「うん、まだ早いから、これから来るんじゃない?」
パート仲間や従業員たちも一緒に行くのだと聞いていた。
だから、誰もいないのを不思議にも思いもしたが、何食わぬ顔で、そう言った彼女に私はまったく疑問さえ感じていなかった。
「ありがと。もう、いいわよ。」
行ってくるね、と手を振る彼女に笑顔で見送られ、私は、妻を残して家に帰った。

キャンプの予定は3日間。
日頃の妻の苦労をしっかりと肌に感じつつ、その3日間は、子供たちを相手に悪戦苦闘したものだ。
3日目の夕方になって、妻はようやく帰ってきた。
「ああ、疲れた!」と、玄関で荷物を下ろした彼女は、疲れてるわりには、とても晴れ晴れとした表情を浮かべていた。
きっと、仲間といっぱい遊んで、リフレッシュできたに違いない。
家計をやりくりするためにパートをふたつも掛け持ちしている彼女だ。
たまには家族を忘れて気分転換するのもいいことだ、などと、晴れやかな表情を浮かべる彼女を見て、私は心の底から喜んだりしていた。
しかし、よく見ると、妻は怪我をしていて、ひざやひじのあたりには小さな擦過傷が幾つもある。
小さな傷は、ふくらはぎや足の先にも見てとれた。
「それ、どうしたの?」
気になって、訊ねてみたら「ああ、ちょっと転んじゃって。」と、妻は、はにかむように笑っていた。
どれほど羽目を外したのかは知らないが、「歳なんだから気をつけろよ。」と、窘めると「失礼ね。これでも、まだ若いのよ。」と、彼女は勝ち誇ったように笑っていた。

それから一週間ほどが過ぎた頃のことだ。
近くのスーパーで買い物をしていたら、たまたま妻の友達にあった。
ママ友で、長女が幼稚園からずっと一緒だったせいか、私にも気軽に話しかけてくれる、気さくで明るい女性だった。
ノースリーブのシャツを着ていた彼女の肩が、真っ黒に日焼けをしているのを見て「さすがにキャンプに行ったら、焼けてるねえ。」と、私は笑った。
彼女も、妻のパート仲間で、この間のキャンプへ行ったのだ。
すると、不意に彼女が怪訝な顔をした。

「キャンプ?なにそれ?今年は行ってないよ。」

「え?この間、うちの奴と一緒にキャンプに行ったでしょ?それで、焼けてるんじゃないの?」

妻は、彼女も一緒に行くと、確かに言っていた。
だから、安心して、妻を送り出すことができたのだ。

「これ?全然違うよぉ。実家の手伝いに行ってたの。毎日畑仕事させられて、大変だったよぉ。」

訊けば、実家のお母さんの具合が悪くなったらしく、帰省を兼ねて、家族ぐるみで農家をやっている家の手伝いに帰っていたのだという。

「じゃあ、キャンプには行ってないの?」

「行ってないよ。」

「でも、うちの奴が、○○さんも一緒に行くって・・・。」

「そんな話聞いてないよぉ。」

「だって、パート先の慰安旅行を兼ねているから、みんなで行くって・・・。」

言葉が続かなかった。
この辺りから、胸がざわつき始めていた。

「それって、いつぐらいのこと?」

妻がキャンプに行った日を教えてやった。
急に彼女が思案顔になって、不安そうな目を向けてきた。

「あのさ、こんなこと言ったら、なんなんだけど・・・。奥さん、気をつけた方がいいわよ。」

「気をつけた方が、いいって・・・?」

「うん、××さんの奥さんね、職場で意外と人気があるのよ。ほら、スタイルだっていいし、顔も可愛いでしょ?だからね、奥さんに声掛けてるバイトの子が結構いるみたいなの。まだ学生の子が多いから年上の人に興味があるみたいで・・・。奥さんは、相手にしていないみたいだったけど、その時って、ちょうどバイトの子の何人かがキャンプに行くって言ってた日なのよね。だから・・・もしかしたら、その子たちと行ったのかも・・。ああ!これは、あくまでも私の想像だけどね!」

慌てて否定していたが、もはや、私の頭の中には、疑念だけしか渦巻いてなかった。

「私が言ったこと、奥さんには黙っててね。」

まずいことを教えて妻との関係がこじれるのを嫌ったのか、バツの悪そうな顔をして、逃げるように立ち去ろうとした彼女を呼び止めた。

「悪いけど、頼みがあるんだ・・・。」

疑惑は、確信に変わりつつあった。
キャンプから帰ってきた日、妻はノーブラだった。
ふっくらと盛り上がっていたTシャツの薄い生地に、ふたつの小さな突起が飛び出していたのを思い出していた。
ひどく暑い日が続いていたし、日頃からブラジャーを嫌って、家の中では、あまりしたがらないのを知っていたから、さほど気にも留めなかった。
だが、今思えば、若い男たちの前にノーブラの姿をさらすなど、既婚とはいえ、羞恥心がないわけではないのだから、普通ならできることじゃない。
しかし、身体の関係があるなら、話は別だ。
私は、彼女にあることを頼むと、携帯電話の番号を教えて、別れた。

妻とは、結婚をしてから12年になる。
結婚したての頃は、25歳だったから、彼女は今37歳だ。
ふっくらとした顔をしていて、眼尻が下がっているから、年齢よりも幼く見られることが多い。
そのせいか、見ようによっては男好きのする顔をしている。
子供を3人産んでいるわりには、スタイルはまだ崩れてなくて、乳房なども目を見張るほどに豊かな張りに富んでいた。
尻も大きくて、細い身体とのアンバランスが、よく男の目を惹いた。
性格は、これと言って問題はない。
大人しいかと言えば、そうでもないし、かといって、特に口うるさく騒ぎ立てることもなく、毒にも薬にもならない気性をしているから、ことさら不満を覚えたこともなかった。
夫婦仲は、それほど悪くない。
ただ、2年ほど前から、軽いEDになって、夜の生活は、ここしばらくご無沙汰している。
私と妻は、8つ歳が離れていた。
妻も気遣っているのか、無理に求めて来ようとはしないので、申し訳ないと思いつつも、今まで甘えてきた。
だが、可愛がってやらないからと言って、それを理由に妻が不機嫌になることはなかったし、仲違いをしたこともない。
派手なことを好む女ではなかったし、ことさら癖のある性癖を持っているわけでもなかったから、あまり興味がないのだと思っていた。
どちらかと言えば性行為には控え目な性格をしていて、ことさらしたがるタイプでもなかったのだ。
だから、浮気などそれまで一度として考えたこともなかった。
ましてや、妻に変態的な嗜好があるなどとは夢想だにしたこともない。
実に、良き妻であったし、良き母親であった。
私は、心の底から彼女を信じ切っていたのだ。

ママ友の彼女から、携帯に電話があったのは、つい先日の夕方のことだ。
スーパーで会ってから、1週間ほどが経っていた。
近くの喫茶店に呼び出されて、そこで落ち合うことになった。
結論から言えば、クロだった。
それも、開いた口がふさがらないほどの真っ黒だ。

「待ち合わせしたところに3人いたんでしょ?その3人を相手に頑張っちゃったみたいよ。」

アイスコーヒーのストローを口にくわえながら、彼女は呆れたように言っていた。
にわかには信じられない話に、呆然と聞いていたものだ。

「そこに背の高い子がいなかった?その子が、奥さんをすごく気に入ってるらしくて、強引に口説いて、キャンプに行く前から、もう関係はあったらしいわ。私も知ってるけど、なかなかカッコいい子だから、今は奥さんの方が夢中になってるみたい。それでね、その子には、仲の良い子が他に二人いて、奥さんは、その子たちの相手もしてるみたいね。それが、待ち合わせ場所に一緒にいたふたりよ。どうして3人も相手にすることになっちゃったのかは知らないけれど、無理矢理ってわけでもないみたいで、キャンプに行った時も、納得して行ったみたいよ。奥さん、最初から3人を相手にするつもりだったのね。」

冷ややかな目で彼女に見つめられて、思わず頬が赤らんだ。
思わぬ妻のふしだらさと、それに気付きもしなかった自分が恥ずかしくてならなかったのだ。

「向こうに行ってからも、ずいぶんとすごかったみたいよ。最初からエッチ目的だったみたいで、誰も来ないような山奥まで行ったんだって。行く途中も車の中で散々したらしいわ。向こうに着いてからも、ずっと裸で服を着る暇もなかったって話よ。奥さん、休むこともできなかったんじゃない?若い人って、ほんとにすごいし、3人もいたらねぇ・・・。それで、3人いっぺんに相手までしちゃったって言うんだから、ちょっと彼女の性格からは信じられなくて、話を聞いたときには私も耳を疑っちゃったわ。でも、事実らしくて、ずっとそんなことばかりしてたみたい。真ん中の日は、裸の奥さんを山の中に逃がして、強姦ごっこみたいなこともしてたって言うんだから、まったく驚いちゃうわよねぇ。3人で追いかけて、捕まえた人からしたんですって。ずっと、一日中そんなことばかりしてたらしいけど、奥さん怪我とかしてなかった?でも、なんか、私も聞いてて、少しだけうらやましくなっちゃった。ちょっと、憧れたりはするわよねぇ。」

そう言った彼女の瞳には、妖しい光が浮いていた。
あの妻からは、信じられないような話ばかりに、現実のものとして捉えることができず、夢の中で話を聞いているような気さえしてならなかった。
しかし、言われてみれば、確かに妻の手足には、幾つもの擦過傷があった。
あれが地面にひれ伏しながら犯された傷ならば、納得もできる。
だが、アナルまで使わせたなどとは、にわかに信じがたかった。
アナルに触れただけで、嫌がるような妻だったのだ。

「コンドームなんて使わないでしてたって言うから、避妊はどうしたんだろ?赤ちゃんなんかできたら、最悪なのにね。」

おそらく、それはないだろう。
それだけは、確信があった。
私との交渉は、ここのところまったく途絶えていた。
だから妊娠などすれば、すぐに浮気が発覚する。
もし、彼女の話が事実であるならば、おそらくキャンプに行く前から、妻は避妊の準備をしていたのだ。
子供の学校の支度は、必ず前日のうちに終わらせていて、朝になっても、子供たちが慌てふためくことなど、一度もなかった。
何事にも念入りに準備をして、きちんとしていなければ、気の済まない性格をした妻だった。
おそらく、彼女は妊娠することがないように、きっと用意周到に準備をしていたはずだ。
ピルでも飲んでいたのかもしれない。
今夜、タンスの中でも探ってみよう、などと彼女の話を聞きながら考えていた。

「ねえ、ほんとにまったく気付いてなかったの?私は気付かなかったけど、若い子の間では、奥さん評判にもなってたみたいよ。」

彼女の瞳には、非難するような色があった。
正直なところ、性欲というものが失せかけていて、ここのところまったく妻の裸を見ていない。
多少でも、妻を気にかけていれば、もっと早くに気付いていたのかもしれないが、私は、それを怠っていたのだ。
非難されても仕方のないことだった。

「なんかね、その3人のうちのひとりが良いとこの坊ちゃんらしくて、結構いいマンションに住んでるみたいでね、そこをたまり場にして、乱交パーティみたいなこともしてるんですって。それでね、時々は、その3人以外にも、他の子が混じったりしてたらしいのよ。手当たり次第だったみたいね。ほんと、迷惑な話だわ。」

ため息混じりに、ぽつりとつぶやいた最後の彼女の言葉の意味がわからなかった。
淡々と口にしていたが、その時の彼女は、まるで妻を嫌ってるかのようにも思えた。
いったい、妻が彼女になんの迷惑をかけたのだろうか?
同じパート仲間として恥じているのか?
それとも、同性として、妻のふしだらな行為を軽蔑しているのか?
妻と同い年の彼女だった。
歳が同じだったせいか、知り合ってからは、同じ勤め先を探してくるなど、ひどく懇意にもしていた。
だが、その時の彼女は、妻を忌み嫌っているようにも見えたのだ。
そう言えば、一人言のようにしゃべり続ける彼女に、妙な疑問を覚えた。
彼女は、いったい誰から話を聞いたのだ?
まるであたかも自分が見てきたように話をしているが、それはいったい誰に教えてもらったことなのだろう?
それを考えると、不思議でならなかった。

「ねえ、ところで、それは誰に聞いたの?」

疑問が、口をついて出た。
彼女は、迷惑そうな顔をしながらも、あっけらかんと答えた。

「私のカレから・・・。私も奥さんと同じで、あの職場に若いカレ氏がいるの。奥さんを気に入ってる子と仲が良いから、頼んで全部訊いてきてもらったのよ。それを、あなたに教えてあげてるの。」

予想もしなかった答えに息を飲んだ。
彼女も、浮気をしていたのだ。

「でね、訊いてよ・・・。」

急に眉根をしかめ、不機嫌そうな顔つきで身を乗り出してきて、彼女が続けた。

「あなたに言われてから、すぐにカレに聞いたんだけど、なかなか教えてくれなくて、おかしいな、とは思ってたのよね。でも、やっと昨日白状して、なかなか教えてくれなかった理由がわかったわ。実は私のカレもね、その子に誘われて、今言ったマンションに、行ったことがあるんですって。それでね、あなたの奥さんとしてきちゃった、なんて言うのよぉ。挙げ句にすごく良かったなんて言うもんだから、もう腹が立っちゃって。あなたが、しっかりと奥さんを見ていないから、私まで嫌な思いしちゃったじゃない。」

怒ったように告白されて、ようやく疑問が解けた。
そうか、彼女は男を寝取られたと思っていたから、妻を快く思っていなかったのだ。
まさか、妻が彼女の男まで相手にしていたとは思いもしなかった。
それにしても、なんと言うことだ。
あの妻が、次々と若い男たちに体を開いているの言うのだ。
まさに彼女が言うように手当たり次第ではないか。
だが、聞けば聞くほど、あの妻が、そんなことをしているなど、にわかには信じがたい気持ちが強くなっていき、戸惑いさえ覚えた。
それは、おそらく事実なのだろう。
わざわざ私を呼び出してまで、嘘を教えるメリットが彼女にはない。
むしろ、浮気の事実さえ教えてしまったデメリットに、真実味さえ感じてならない。
きっと、彼女の言っているとおりなのだ。
妻は、次々と若い男たちに身体を与え、そして喜悦の声を上げて悶えているのだ。

「これから、どうするの?」

塞ぎ込むように黙り込んでしまった私に、彼女が苛立つように訊ねた。
答えなど求められても、すぐには返答などできそうになかった。
どうしても信じられなかったし、信じたくもなかったのだ。
その時、不意に彼女の携帯が鳴って、彼女は慌てたように小さなバッグから携帯電話を取り出すと、耳へと当てていった。

「うん・・・うん・・・わかった。すぐ、行くね。」

携帯を畳んだ彼女は、実に嬉しそうな顔をしていた。

「カレが迎えに来てくれたみたいだから、もう行くね。」

「彼?」

「今言った、若いカレ氏。浮気した罰に、今から遊びに連れて行ってもらうの。」

「えっ?これから?子供たちはどうするの?こんな時間から、いったいどこへ行くって言うの?」

本当なら、主婦である彼女は、夕げの支度にいそしんでいる時間のはずだった。
私の問いに、彼女の目が意地悪そうに輝いた。

「そのマンションに遊びに行くのよ。今日は、早くに仕事が終わったから、子供たちは、旦那が見てくれてるわ。たまには、私だって息抜きくらいさせてもらいたいわよ。」

「えっ!?」

露骨に乱交をしに行くと告げたのだ。
そのマンションは、乱交パーティのたまり場だと、彼女自身が言っていた。
予想もしなかった返事に、ただただ驚くばかりだった。
息抜きにしては、ずいぶんと艶めかしいことだ。

「じゃあ、行くね。」

立ち上がって、すぐさま背中を向けようとした。

「あ、それとね・・・。」

不意に振り返った彼女が、ひどく暗い目で私を見つめてきた。

「奥さんのことは、黙っていた方がいいかも。騒いでも何もいいことはないわよ。どうせ、遊びなんだし、向こうだって本気にはならないから、子供のことを考えたら、何も言わないで好きにさせてあげてた方がお互いのためだと思うわ。きっと、すぐに飽きちゃうだろうしね。それに、××さんだって、ずっとしてあげてなかったんでしょ?やっぱり、問題はあったと思うのよね。奥さん、ずっとこぼしてたもの。だから、少し遊ぶくらい大目にみてあげなきゃ。本気にならなければいいんだし、奥さんもバカじゃないから、それくらいわかってるわよ。」

妻を引き合いに出しているが、それは彼女のことも黙っていろと、暗に告げているように聞こえてならなかった。
若い男に弄ばれながら、喜悦の声を上げる妻のふしだらさが、大したことではないのか?
呆然としている私を尻目に、彼女はスタスタと歩いて店を出ていってしまった。


目の前で、話を聞かされても、にわかには信じがたい。
とても、浮気ができるような女ではなかったし、そんな気配など、これまで一度として感じたことはなかったのだ。
だが、あの奥さんが嘘をついているとも思えない。
やはり、妻は浮気をしているのだろうか?
しかし、乱交だと?
山の中で、強姦ごっこをしていただと?
あの妻がか?
キャンプから帰ってきた後も、いつもとまったく変わらない妻だった。
家事も手抜きすることなく、きちんとこなしていた。
相変わらず明るく笑うし、家族にも優しかった。
彼女は、彼女のままであって、ずっと良き妻であったし、良き母親であったのだ。
とても、ママ友の奥さんが言っていたようなことをしていたとは、到底思えない。
乱交までした事実を、あれほどうまく隠せるのなら、妻は、まさしく悪魔だ。
仮にそれがもし事実だとして、これからどうする?
離婚するのか?
3人の子供の面倒は誰が見る?
三女はまだ幼い。
長女にしたところで、まだ手の掛かる年頃だ。
思春期になって、いよいよ扱いづらくなってきた。
そこに、離婚話など持ち上がったら、いったいあの子はどうなってしまうのだ?
仕事にしたってそうだ。
今は、出世レースの大事な時期だ。
もし、離婚の事実が判れば、管理能力を問われるだろう。
私に不利益が働くのは、目に見えている。
浮気をしていようが、していまいが、選択肢など残っていないような気がした。
それに、私自身が、まだ妻を愛していた。
この事件が発覚するまで、なんの不満などもなかったのだ。
確証があるわけではない。
疑いがあるだけだ。
信じたくない思いが強すぎて、無理に信じ込もうとしていた。
キャンプだって、あれから仲間が来たのかもしれない。
ママ友の奥さんは、私をからかっただけなのだ。
気さくな彼女は、よく人をからかって楽しむところがある。
もう少し妻を信じてみよう。
無理にそう思い込みながら、私は家へと帰った。


玄関を開けると、ちょうど出掛けようとしていた妻と、ばったり出くわした。

「ああ、あなた、帰ってきたの?よかったぁ。ちょうど今、電話しようと思ってたとこなの。」

携帯電話を手にしていた妻は、いかにも助かったといった顔をして、明るい笑顔を向けてきた。

「え?なに?どうしたの?」

小綺麗に着飾った服を着て、丁寧に化粧をしていた。
強めの香水の匂いが、やけに鼻をくすぐってならなかった。

「あのね、ごめんなさい。また急にパート先から電話が入っちゃって、夜のシフトに入ってくれないかって、頼まれちゃったの。人がいなくて大変みたいで・・・。悪いけど、ご飯の用意はしてあるから、あの子たちに食べさせてあげてくれない?」

パートに出掛けるだけなら、そんなに着飾ることはない。
ずっと、気にはなっていた。

『あら?外に出るなら、これくらい普通よ。あなただって、自分の奥さんが綺麗に見られた方がいいでしょ?』

そうやって、いつも言いくるめられてきた。
私は、ずっと騙されていたのだ。
もはや、疑いの余地はなかった。
妻はふたつのパートを掛け持ちしている。
ママ友の奥さんと一緒に勤めている化粧品の配送センターの他に、深夜まで営業している大手焼き肉チェーン店の清掃婦もしているのだ。
通常なら、どちらも子供が学校へ通っている昼間だけだが、ここのところ、焼き肉屋の方が、突然、夜間のシフトが入れることが多くなっていた。
それを疑問に思ったことは、一度もなかったが、嘘だったのだ。
ついさっき別れたばかりのママ友の奥さんは、これからマンションに行くと言っていた。
そのマンションに待ち構えているであろう男たちと、息抜きと称した乱交を愉しむのだ。
おそらく妻も、その乱交に加わる。

「12時前には帰れると思うから。」

まだ6時にもなっていなかった。
つまり、これから5時間以上も、妻は何人もの男たちに弄ばれるのだ。
返事も待たずに、妻は、急ぐようにハイヒールに足を入れていく。
表情に悪びれた様子はない。
口元に微笑まで浮かべていた。
そんなに若い男はいいのか?
私の知らない妻が、目の前にいた。

「じゃあ、お願いね。あなた♪」

見事なまでに屈託のない笑みを残して、妻は、嬉しそうに玄関を出て行った。
きっとママ友が来ることは知らないはずだから、驚くはずだ。
だが、何事もなかったように、彼女たちは明日もパートに出掛けていく。
そして、今夜を境に、ふたりはより親密になっていくことだろう。
そうなったら、もう、私には、真実を知る術がなくなる。
口裏を合わせるようになるからだ。
胸の奥で、何かがすっぽりと抜け落ちたような感覚を覚えてならなかった。
私は、ぼんやりと玄関に佇みながら、妻の運転する軽自動車のエンジン音が遠のいていくのを、黙って聞いていた・・・。

2011/08/21 01:49:24(95m0bXiu)
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投稿者: 不甲斐ない夫


「ただいまあ。」
この前と、ほとんど同じ時間に帰ってきた。
深夜だったから、やや、おとなしめのトーンではあったが、いつもと同じで、妻の声に暗さや脅えはなかった。
「あれ?まだ起きてたの?」
居間で持ちかまえていた私を見ても、平気な顔だ。
「また行ったのか?・・。」
答えなどわかりきっていたが、確かめずにはいられなかった。
やりきれない気持ちに、声は震えていたと思う。
まともに顔を見ることもできなくて、ずっと顔を俯かせていた。
妻の顔を見た途端に、殴ってしまいそうで怖かった。
はらわたは、煮えくりかえっていた。
当たり前だ。
自分の女房が、浮気に行きます、と言って出掛けたのだ。
下の娘から、焼き肉屋と聞いた時点で覚悟はしていた。
それでも信じたい思いが、ケータイを開かせた。
祈るような気持ちでボタンを押した。
「あの・・奥さんは、昼間しかシフトを入れてないんですけど・・・。」
2回目の問い合わせとあって、さすがに不審に思ったのか、わざわざ受付の女の子から応対を代わった店長は、申し訳なさそうに、そう答えてくれた。
祈りは通じず、妻の浮気は確定した。
乱交やりたさに、また出掛けたのだ。
昨日まで、一生懸命愛してやろうと頑張った。
浮気を怒りもしないで、譲歩した。
すべてを許してでも取り返したいと思ったのは、確かに子供たちのこともあったが、本当のところでは、今でも妻を愛しているからに他ならない。
すぐにあいつらとの関係を終わらせることなど、できそうにないとわかっていたから、時間を掛けて修復していくつもりだった。
気付かないように隠れてやってくれるのなら、まだ許せる。
だが、これほどあからさまにやられたのでは、黙っていられない。
「うん、行ってきたよ。」
まるで悪びれた様子なんてなかった。
正面に座ると、私の顔を眺めながら、無邪気な笑顔まで見せた。
とても柔らかそうなキャミソールを重ね着し、丈が短いから正面に座ると、こちらに向けた両足の隙間から、下着が見えてしまいそうだった。
奴らは、今夜、その奥を弄んだ。
食い入るように見つめていたと思う。
ほっそりと伸びた白くて細い足が、なぜか綺麗に見えてならなかった。
この美しい足を、ついさっきまで、あいつらが肩に担いでいたのかと思うと、やりきれなかった。
「そんなに離婚したいのか?・・・。」
「ん?なんで?」
不思議そうに首を傾げた。
まったくわからないといった顔だ。
言葉が続かなかった。
頭の中には、ずっと同じ言葉だけが巡っていた。
しばらく目の前にある、妻の白い足を見つめ続けた。
「なんで、離婚しなきゃならないの?」
沈黙を嫌うかのように、先に妻が口を開いた。
「悪い・・俺、やっぱりだめだわ。やっぱり堪えられない。お前のことは好きだけど、他の男に抱かれてると思ったら我慢できないわ・・。」
最後の言葉を口にすべきか、ずっと迷っていたはずなのに、気持ちが高ぶっていたせいか、あっさりと口を突いて出てしまった。
「・・だから、別れよう・・・。」
絞り出すように言った。
途端に、昨日までのことが、頭の中に思い出された。
全然だめな私のために、一生懸命尽くしてくれた。
久しぶりに妻の裸をじっくりと眺めていたら、やっぱりいい女だと、あらためて思った。
昔とほとんど変わらなくて、とても綺麗な身体だった。
こんなに綺麗な妻を、ずっと放っておいた。
なんの努力もしないで、甘え続けてきたのだ。
これなら浮気をされたって、当たり前だ。
悪いのは妻じゃなくて、私なんだ。
私には、妻を責める資格などない。
ずっと、好きだったのに、バカな自分のせいで、別れることになってしまうのかと思うと、涙がにじんできた。
「パパがそう言うなら、仕方ないけど・・。」
妻も、ちょっぴり寂しそうだった。
「でもね、別れる前に、私と一緒にお風呂に入ってみない?」
「え?」
唐突な申し出だった。
「どうせ最後になるんだったら、いいでしょ?ね、一緒にお風呂に入ろ・・。」
なぜか、すがるような目をしていた。
「もう、入ったよ・・。」
一番下の娘と4年生になる次女は、まだ私と一緒にお風呂に入ってくれる。
今夜も3人で入ったばかりだ。
「私、まだお風呂に入ってないの。」
何を言いたがってるのか、わからなかった。
「すごく汚れてるから、パパに洗ってもらいたいの。」
じっと私を見つめていた。
「ほら、早く行こ。」
妻は、さっさと立ち上がると、私の手を取った。
そのまま、腕を引かれて脱衣所に連れて行かれた。
「ほら、脱いじゃって。」
急くように服を脱がされた。
あっという間に妻の手で裸にされた。
仕方がないので、そのまま浴室に入っていこうとしたら「持ってよ。」と、妻が呼び止めた。
「ねえ、ホック外して。」
背中を向けて、片手を首の後ろに回していた。
言われたとおりホックを外してやると、背中を向けたまま「脱がせて・・・。」と、情感たっぷりにささやいた。
一枚一枚を丁寧に脱がせた。
こんな事をするのも、これが最後かと思うと、感慨深かった。
下着だけの姿にしてしまっても、妻は立っているだけだった。
「これも脱がせて」
自分の下着に触れ、そして「ちゃんと見てね。」と、わけのわからないことを言った。
膝を付いて、パンティに手を掛けようとしたら、股間の部分の色が変わっているのに気が付いた。
淡いブルーの下着が、そこだけ濡れて、色が濃くなっているのだ。
「なんで濡れてるのか、わかる?」
私の視線に気付いた妻が、頭上から問いかけた。
「いや・・。」
嫌な予感がした。
恐る恐るパンティを下ろしていった。
めくるように下ろしていき、膝の上辺りまでずらしたところで、案の定の答えが待っていた。
目の当たりにして、目を閉じたくなった。
パンティの股の部分に、奴らの精液が染みこんでいたのだ。
量が多すぎて溶け込みきらなかったのか、小さな白いゲル状の固まりが、まるでナメクジのように白い残滓となって残っている。
「これって・・。」
思わず睨みつけるように、妻の顔を見上げてしまった。
「そう。あの子たちの。」
悪びれた様子もなく、妻は、薄く笑みさえ浮かべていた。
「汚れてて気持ち悪いから、早く洗ってくれる?・・・。」
「これを俺に洗えってのか?」
怒りに我を忘れそうになった。
奴らの精液を洗い落とせだと?
俺をなんだと思っている!
あまりにも量が多すぎて、鼻先には、あの独特の生臭い匂いさえ漂っていた。
どれだけの量を注ぎ込まれたら、こんな事になるんだ?
「いっぱい出されちゃったから、パパに洗って欲しいの。今日もすごかったよ。でも、気持ちよすぎて何回出されても、もっとして、ってお願いしちゃった・・・。パパ、怒ってる?」
怒る怒らないの問題じゃない。
なぜ、こんな真似までして、私に見せつける必要がある?
「怒ってるのに、決まってるだろ。」
腹の中は、怒りに煮えたぎっているのに、不思議と声は、落ち着いていた。
妻の真意が理解できなかった。
見たくもないのに、白い残骸の残った下着から、どうしても目が離れなかった。
背けようとしても、勝手に目が向いてしまう。
妻のひざを押して開きながら、注ぎ込んでいる男たちの姿が、目に浮かんだ。
男たちは、下卑た笑みを浮かべながら、妻を串刺しにしていたことだろう。
乱暴にも扱っていたに違いない。
好きなだけ自由に弄べる人妻なのだ。
まだ若いあいつらが、そんな上等な獲物を目の前にして狂喜しないわけがない。
避妊をしているから、どれだけ注ぎ込んでもかまわない。
妻は、自分から進んで男たちの元へもやってきた。
つまり、なにをしても、かまわない人妻だ。
きっと、傍では、もう一人が、口を犯していたはずだ。
乳房は、また違う男が弄んでいたのかもしれない。
両手には、違うサイズのペニスを握らされていた。
幾本もの手が伸び、何人もの男たち群がる妻の姿が目に浮かんだ。
たっぷりと注ぎ込んでは、すぐに次の男に替わったことだろう。
何度、吐き出しても、やめようとはしない。
妻が、自ら足を開きながら、ねだるからだ
若いだけに量も多いに違いない。
しかも濃厚だ。
避妊をしなければ、たちまち妊娠してしまうほどに濃密な精液ばかりだ。
あっという間に、妻の膣から、あふれ出す。
次から次へと撃ち込まれ、瞬く間に妻の性器は、奴らの精液に染まる。
白い残滓に彩られ、奴らの精液で、濡れ光るのだ。
その濡れ光る性器が、目の前にあった。
妻の性器は、濡れていた。
はっきりとわかるほどに、淫らに濡れ光っていた。
眺めているうちに、股間が痛いほどに張りつめていくのがわかった。
「じゃあ、洗ってから、お仕置きしてくれる?」
そうか・・・。
そういうことか・・・。
「ああ、してやるよ。」
見事なまでにペニスが、天を突いて、そそり立っていた。
まるで凶器のように、勃起した。
萎えそうになる気配なんか、まったくなかった。
無言のままに腕を引いて、浴室の中に連れ込んだ。
入るなり、強く背中を押して浴槽の縁に手を着かせた。
内側から足首を蹴って、乱暴に開かせた。
洗ってやるつもりなどなかった。
掻き出してやるつもりだった。
尻を突き出させ、しゃがみ込んで、後ろから股の間を覗くと、無毛の性器が濡れ光っていた。
なにも考えずに指を捻り込んだ。
1本じゃ許せなかったから、2本を揃えて無造作に突き刺した。
「あ!・・・。」
くちゅっ、と耳に聞こえるほどに、膣の中は濡れきっていた。
瞬く間に2本の指は、奴らの精液にまみれた。
乱暴に指をねじりながら、あいつらの精液を掻き出した。
「何人にやられた?」
「ご、5人・・・。」
「この前と一緒の奴らか?」
「ふ、二人は、違う人・・。」
「何回やられたんだ?」
「たくさんし過ぎて、わかんない・・・。」
「気持ちよかったのか?」
「うん・・・。」
「あいつらにしてもらって、そんなに気持ちよかったのか!?」
「うん!」
おもむろに指を抜くと、バシっ、と目の前の大きな尻を引っ叩いた。
妻は、ビクリ、と背中を丸めただけで、痛いとも言わなかった。
腰を引き寄せ、ペニスを掴んであてがった。
「これで、掻き出してやるからな。」
「うん・・。」
背中を反らせて、自分から尻を突き出してきた。
濡れた性器に押し当て、何度かすべらせた。
奴らにやられていたせいか、十分にこなれたそこは、泣きたいくらい、やわらかかった。
「俺のマンコをこんなに使わせやがって・・・。」
「ごめんなさい・・・。」
「いいや、許してなんかやらん。たっぷりとお仕置きしてやる。」
怒ったように青筋を立てたペニスは、痛いほどに堅くなっていた。
まったく堅さを失う気配はなかったし、中折れなど微塵も心配する必要はなかった。
「おら、いくぞ。」
妻の身体が前につんのめるほど、力強く押し込んだ。
「ああっ!パパっ!すごいっ!・・・おっきいよ!」
熱過ぎるほどの体温に包まれ、ますますペニスは堅くなっていく。
浴室の中に、肉の弾ける音が響きわたり、妻は、ひたすら喘ぎ続けた。
ついさっきまで、この女が、奴らに犯されまくっていたのだと思うと、どうしようもないほどに興奮を覚えてならなかった。
「ああっ・・・!パパっ、許してっ!もう、浮気しないから、許して!・・・。」
「だめだ。許してなんかやらん。このまま、突き殺してやる。」
「やっ!パパっ!だめっ!お願いだから、許して!」
「だめだっ!」
それこそ、我を忘れて、もの凄い勢いで突きまくった。
本当に突き殺してしまいたいと思ってならなかった。
「ほらっ!逝くぞっ!こぼすんじゃないぞ。俺ので、きれいにしてやるからな!」
「うん!!」
妻の細い腹を鷲掴みにし、力の限り尻を引き寄せた。
思いっきり自分の腰を前に突き出して、一番深いところまで届かせた。
歯を食いしばりながら我慢して、最後の最後に、一挙に吐き出した。
めまいを覚えるほどに興奮して、ドクドクと注ぎ込んでいる間は、立っていることさえ辛かった。
たぶん、こんなセックスを続けていたら死ぬ。
全部吐き出した後も、妻の背中に突っ伏したまま、しばらくは動くことができなかった。
ようやく抜くと、注ぎ込んだものが、わずかにこぼれ出た。
細い糸を引きながら、それは、つっ、と床へと落ちていった。
「はあはあ・・パパ・・見ててね・・。」
尻を突き出したまま喘いでいた妻は、そう言うと、力を込めるように眉根をしかめて、手のひらをぐっと握りしめた。
かかとを浮かせたと恩ったら、ドボドボとさっき注ぎ込んだばかりのものが、膣から勢いよく溢れ出した。
「すごいでしょ?・・・。」
私の驚く顔が面白かったのか、妻は、額に汗を浮かべたままで、さも可笑しそうに笑っていた。
「これも奴らに教えられたわけか?」
「うん。だって、自分たちで入れたくせに、終わったら、出せ、出せ、ってうるさいんだもの。何回もしてるうちに、すぐにできるようになっちゃった・・・。」
呆れて開いた口が塞がらないとは、このことだ。
自分の身体をいじらせるだけじゃもの足らず、芸まで仕込まれたわけだ。
膝の裏を持たれて、大きく足を開かされながら、息んで精液を膣から溢れさる妻の姿が、容易に想像できた。
人妻の性器から、自分たちの精液があふれ出すの見て、奴らは、それを眺めながら楽しんでいたに違いない。
他人のもの奪い取った証しを、確かめて喜んでいたのだ。
何とも言えない嫌な気持ちにもなったが、妻に目を向けると、微笑むように笑っている。
彼女には、それくらい、なんでもないことらしい。
そんな妻の笑い顔を見ていたら、不思議と、私もなんでもないことのように思えてきた。
満足したことで、気持ちは穏やかになり、怒る気持ちは、すっかり失せていた。
「パパ、すごかったよ・・。j
物憂げに身体を起こし、嬉しそうな顔をしながら、そう言った妻は、私の前に膝を付くと、汚れたペニスを口にしていった。
舌で清めるように丹念に舐め、力なく萎れていくものを、口の中で転がして楽しんでいるようだった。
気の済むまで舐めさせてから、膣の中に指を入れて、念入りに洗ってやった。
指で掻き回していたら、もう一度欲しがったりしたが、二度目は、できそうにはなかった。
身体を洗っている間に、風呂の湯を沸かし、妻の身体を膝の上に乗せて、一緒に湯船に浸かった。
後ろから豊かな乳房を弄びながら、肩越しのキスを何度も繰り返した。
まるで新婚時代に戻ったようだった。
「まだ、別れたい?・・・」
甘えるような目で見つめながら、甘えた声で訊いてきた。
何となくわかったような気がした。
この女は、毒にも薬にもならない女なのではなく、掴み所のない女なのだ。
「あいつらに、また会いに行くのか?」
妻の問いには答えず、逆にこちらから問いかけた。
おそらく、答えなど初めから、聞かないでもわかっている。
でも、どうしても確かめたいことがあった。
「だめ?・・。」
思った通りの答えが返ってきて、思わず笑いそうになった。
こいつは、初めから、奴らとの関係をやめるつもりなんかない。
無理にやめさせようとすれば、きっと私たちには、不幸な選択肢しか残らないだろう。
「なんのために?」
でも、こいつが、奴らに会いに行くのは、楽しみたいからだけじゃない。
「え?」
「なんのために、あいつらに会いに行くんだ?」
じっ、と妻の顔を見つめていた。
妻も、首を捻りながら、同じように私の顔を見つめていた。
「パパにも、可愛がってもらいたいから。」
はっきりと答えた。
無邪気な顔で微笑んでもいた。
その言葉に、嘘はないと信じたい。
私と別れたがっていないのも、また確かなんだと、信じたいのだ。


11/08/27 21:19 (wLlZyGB2)
28
投稿者: (無名)
え~と、好きにやって
真剣に読んで損した
情けないね!
11/08/27 22:47 (LMA6eaUc)
29
投稿者: 無名
続きをお願いします。
11/08/27 23:04 (RJ4sylsg)
30
投稿者: (無名)
貴方はどうしたいのか 寝とられ願望があるからこのままでいれば貴方は毎日できるよ貴方が復讐すれば男なら度胸だせ くそガキの親に言えば 奥さんはもう快楽の虜使うだけ使われて捨てられと初めて気がつくよ 貴方は離婚して子供は貴方が育てる奥さんの所に行くと子供が可哀想だよ弁護士たてな養育費奥さんとれないから
11/08/28 08:25 (xZNAEvkJ)
31
投稿者: 代表
続きを楽しみにしてる人もいます是非続きお願いします
11/08/28 21:49 (eSkyCxch)
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