2011/10/03 03:52:06
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今回は地震の後の話です。今回は、妻が堕ちていく過程ということで、本人に語り部になってもらい、私がそれを文章化しました。以前にもやったことがある手法です。読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。
3,11は、私は海外にいましたので、どの程度揺れたのかは体験しておりません。まあ、海外でも大々的に報道していましたから、その凄まじさは伝わってはいましたが・・・。
日本の私の家では、庭の灯篭が倒れ、資料や本やDVDが部屋中に落ちるという被害はあったそうですが、家自体に大きな被害はなかったそうです。
頑丈に建ててくれた棟梁のY氏と仲間の皆様に感謝感謝です。
ただし、この地震は、建物や人間にだけでなく、動物にも大きな精神的ショックを与えたようです。
レイは、あの地震から少しの間は、少し揺れるだけで怯えるようになってしまい、その度に妻に落ち着くまで撫でてもらうという感じになったそうです。そんな感じでは、交尾などとても出来るわけもなく、一か月ほどはレイからは何も要求してこなかったそうです。
ただ、時間が経って余震に慣れてくると、細くなっていた食も戻ってきて、だんだんと元気になっていったそうです。
すると、アッチの方の元気も回復してきたそうです。
それは4月の中旬くらいだったそうですが、妻が洗濯物を干し終わって勝手口に戻ってくると、レイが妻の背中にめがけて飛び着いてきたそうです。
「危ないな!背後からタックルはダメって、いつも言ってるでしょ!」
と怒ると、レイは、背中に抱きついたまま腰をかくかくと振ってきたそうです。
「したいの?久しぶりだね~」
この行動で、レイが(色んな意味で)元気になったんだと、妻は感じてうれしくなったそうです。
「じゃあ、ちょっと待っててね。これ終わったらすぐさせたげるからね。」
そう言いながら妻は、うきうきしながら残りの家事を終わらせたそうです。
「久し振りだから、思いっきりやろうか♪好きにしていいからね?」
上半身にTシャツだけとなった私は、レイにそう呼びかけた。今日まで、大好きだったドッグランも交尾もしなかったレイ。それほど地震の影響は大きかったのだろう。そんなレイが、久しぶりに自分で「したい」と明確に意思表示をした。私はそれだけでうれしかったし、今までストレス発散が出来なかったレイのはけ口になってやろうと思った。ただし、こんな高尚な犠牲心だけでなく、私自身も、ただ、したかったのだ。はっきり言って、まだ依存から抜け出せていなかった。地震で、レイだけでなく、私もおかしかった。余震に放射能に夫の心配に・・・。心が不安でいっぱいだった。
レイの舌が私の秘部を舐め上げる。M字に広げた脚の間に顔を埋めて一心不乱に。人間の様なテクニックはないが、犬のそれは情熱的で素晴らしいと私は思う。奥まで舐められながらクリに鼻息をかけられると、それだけで頭がくらくらしてくる。
「あぅ・・・。あぁ・・・。今日はしつこいね・・・。」
レイは舐めるのがあまり好きではない。挿入を楽しむ犬だ。でも、この日は違った。ねっとり執拗に私のを舐めてくる。まるで、忘れてしまった味の記憶を探るように。だが、クンニで逝きそうになった時、突然、レイは舐めるのを止めてしまった。そして、自分の分身を少し露出させ、今にも私に飛びかかろうとした。いつもよりしつこいだけで、やはり、挿入の方が好きなようだ。
ちょっと残念に思いながらも、レイの望み通り、ソファにもたれるように四つん這いになってあげた。すると、レイは、すぐに私に覆いかぶさり、慣れた手つきで挿入した。一か月してなくても、こういうのは忘れないみたいだね(苦笑)
挿入した途端、レイの腰が動いた。私は思わず、「あぅ!」と大きな声をあげてしまった。
犬の交尾は、いつもいきなりで強引だ。でも、今回はいつも以上に強引で、痛みを感じるくらいだった。やはり、溜まっていたのだろうか?あまりの強引さに私の腰が引いてしまったが、レイは私のことなどお構いなしに、高速のピストンを始めた。私の腰もいつも以上に浮くし、衝撃から逃げたくて体が前にどんどん進んでいく。でも、レイの前足が、私の腰をしっかり押さえて逃がさない。腰を無理やり引きよせて、衝撃を全部私に叩きこむ。逃げ場がない力は、私の膣奥の一点に集中する。多少苦しいと感じる時もあるが、快感がいつもそれを上回ってしまう。声が我慢できない。できるはずもない。いつも通り私は思いっきり嬌声をあげる。防音の地下室では、誰に遠慮することもない。久々の交尾に、私は、いつも以上に声を張り上げた。
レイのピストンスピードがさらに速まってきたとき、私は久しぶりに登りつめた。一か月ぶりの交尾のせいか、私の絶頂はいつもより早かった。オーガズムに合わせ、背中がエビ反りになっていく。これは生理現象だから仕方がないのだが、自分の体を押し上げられるレイにとっては不快以外なにものでもないらしく、すぐに私の体を押し返して私をソファに押しつける。背中は反りたくて仕方ないのだが、レイはそれを許さない。反応を途中で止められて苦しむ私の横で、「動くな」と唸る(ソファで交尾すると、嫌でもレイの顔が私の顔の近くにくるので、レイの表情が分かってしまう)。そして、オーガズムによって痙攣している私の膣をむちゃくちゃにかき混ぜる。達してしまって呼吸もままならないうちに、レイは、私に新たな刺激を打ち込む。息が出来ない。苦しい。ただ、レイはいつもこうだ。私のことなんか考えない。交尾中は、自分が気持よくヤることだけしか考えない。私が動いたりするのは、自分が快適に出来ないから許さない。だから、無理矢理、私を押さえつける。私を何だと思っているのか。でも、私は、怒りよりも快感を感じてしまう。主従関係の逆転が起きるこの瞬間こそ、犬との交尾の醍醐味であるからだ。自分が飼っている獣に行動を制限されているこの背徳観が、私を更なる快楽の世界へと誘うのだ。
私が背徳観に酔いしれている頃、私の中ではある変化が起こりつつあった。瘤の膨張だ。膣口付近にわずかな違和感をもたらすだけだったものは、いまや、私の膣口より大きくなろうとしていた。瘤が膨らんできたとき、私は犬とSEXしていることを再認識する。やはり、これがなくては犬では無い。犬との交尾はこうでなくては。そうしているうちに、瘤は膨らみ切り、私の膣内にがっちりと収まった。
瘤の膨張が終わって射精が始まると、あとは長い長い静寂の時間が続く。もっとも、静かなのは外の世界だけで、私の中では、レイのペニスが常に脈動し、熱い精液が私の子宮にそそがれ続けているのだが。
40分ほどして、レイのペニスが抜け落ちた時、私は、言い表せないくらいの満足感に包まれた。激しい交尾によって、凄まじく疲労しているというのに、とてもすがすがしい気分になった。まるで、ここ一カ月の不安がウソだったかのようだ。やはり、嫌なことを忘れて何も考えない時間は本当に大切なのだと、私は改めて思った。
それは、レイも同じだったらしい。実際、私と交わる前、そして、交わっている最中は、何かに怯えているようだった。その原因が地震なのかどうかは私には分からないけれど、少なくとも、ただがむしゃらに腰を振っているだけの彼に、いつもの余裕は感じられなかった。そのせいだろうか、私と交わることで、レイは元の自分を取り戻そうとしているように私にはみえた。自分の雌と同じ感情を共有することが、自分が自分に戻る近道だとレイは考えているようだった。
だから、レイは私をさらに犯そうとする。レイは、自分の息子を十分に休ませると、私に襲いかかってきたのだ。私の方は十分に休めてはいないけれど、「好きにしていい」と言った手前、好きにさせるしかない。なにより、私を犯すことでレイが元気になってくれれば、それはそれで良いのだ。ついでに私も嫌なことが忘れられるのだから。私自身も、レイを求めていた。
もう何度の交尾で、何度目の絶頂だろうか。あの後、私はレイに何度も犯された。レイは、不規則なインターバルを挟み、私の体を貪り続けた。一度達した体は敏感で、すぐに快感の波が押し寄せてくる。私は、何度も登りつめ、ひどい時には、逝っている最中にまた逝ったりもした。そんな無茶な交尾は、私の体を自分の力では指一本動かせないほどに衰弱させた。もはや、私は、規則的なリズムで痙攣するだけの人形と化していた。しかし、レイは、私をそんな風にしてもまだ飽き足らないようで、私をさらに犯した。犬と言うのは、何をしても反応しなくなった女を抱いて楽しいのだろうか?もうあえぎ声ひとつあげないというのに。何回もそんな女を抱くのは、ラブドールとSEXしているのと同じではないのか?そんな私の疑問にレイは答えることなく、腰を振り、瘤を膨らませ、尻を合わせ射精した。だが、レイも流石に疲れてきているのだろう。レイの射精量が明らかに減っている。無理もない。最初の交尾が始まってからもうすでに何時間も過ぎているのだから。逝き過ぎて目がチカチカしてろくな視覚情報が得られないため、時計を見ることはできないが、子宮に溜まっている精液量から、かなりの時間が経過しているのが分かった。体が動かなくとも、体内の変化はまだ感じ取れる。あたりはもう暗くなっている頃だろう。まさか、睾丸の中が空になるまでレイはヤるつもりなのだろうか?もう呼吸をするのも疲れる。意識が飛ぶ寸前だ。
「もうやめよう・・・?明日もさせてあげるから・・・。疲れたよ・・・」
残った体力を振り絞り、私はレイに哀願した。しかし、その願いは届かなかった。私の声をかき消す勢いでレイは腰を振り、ほとんど出ない精液を無理に噴射し続けた。もう駄目だ。そう思った時、何度目かのエクスタシーが私の脳を襲った。私の脳が快感に埋め尽くされ、私の視界は真っ暗になった。
意識を取り戻した時、私は、ソファから崩れ落ちるように倒れていた。交尾し始めてから何時間経ったのだろう?私は時計を見ようと体を起こした。体中が痛くて力が入らない。ただ起き上がるだけだというのに、全力を出さなければ全く体が動かないことに驚いた。私が必死に見た時計は、四マスほど長針を動かしていた。これではうまく体を動かせなくても仕方ないと思った。あたりを見渡すと、私をこんなにした主犯が死んだように眠っていた。私は、「もっと女を労れ」と、拳骨をコツンと喰らわせて、色んな液体でカピカピした顔をどうにかしようと、風呂場に向かった。
あの激しい夜から何日か経った。あれからレイの顔にずいぶんと余裕が戻ったような気がする。食事の量もだいぶ増えたようだ。自分の雌を思い切り抱いたことで、何かが吹っ切れたのかもしれない。
かくいう私も、余裕も持って生活が出来ている。SEXしただけで気持ちがコントロールできるなんて、どこの淫乱女だと自分でも思うけれど、他に気分を紛らわせるものがないのだからどうしようもない。毎日のように起こる余震、常に吐き出される放射能・・・。これで不安にならぬ方がおかしい。だが、そんな不安を、レイは解消してくれるのだ。レイの与えてくれる快楽が私を楽にするからだ。レイの存在が私を支えているのだ。しかし、これ以上の依存が危険だということも同時に私には分かっていた。なぜなら、私には、過去に苦い経験があったからだ。レイはもともと、私を独占したいと思って行動している。最初にレイに依存した時、レイは、微妙に揺れ動く私の心理状況を常に監視し、絶妙なタイミングで交尾することで私を服従させた。私はレイの目論見通りに堕ち続け、獣にされる寸前だった。こういう経験があるから、これ以上の依存は危険だと分かるし、これから何が起こるかも予測できる。レイは、私を夫から奪おうと本格的に行動するだろう。だが、私は、レイの企みが分かっていてもそれを拒もうとしない。頼れる者が欲しいのだ。でも、誰もいない。友人も親もずっとそばにいてくれるわけではない。私の傍に誰かがいて欲しいのだ。そして、それを叶えてくれるのは、レイだった。レイは常に私の隣にいてくれる。レイだけは私の話を聞いてくれる。今の私にはレイしかいない。それが新たな依存の始まりで夫への背信だと分かっていても、レイを求めずにはいられないのだ。
私は、あの夜以降、生理中を除いてほぼ毎日のようにレイに抱かれるようになっていた。その中で、日にちが経つたび、いつのまにか、交尾の指示が、「抱きなさい」から「抱いてください」に変わっていた。自分のこの変化をみると、自分がどんどん雌に近づいていくのが分かる。レイもそれを感じ取っているようで、交尾を要求する間隔が狭まってきた。一気に堕とそうという魂胆らしい。今回は、夫が帰ってくるまで持つだろうか?もし、夫が帰る前におかしくなっていたらどうしようか?だが、そんな不安に苛まれながら、私は今日も、レイに体を捧げる。「抱いてください」と。
今回はこの辺で。長くなるので何回かに分けます。
それでは、またお会いしましょう。