息子との旅行はさんざん振ったあとに吹き出す炭酸みたいだった。
例えるなら今までは体を重ねる前の中学生みたいな関係だった。
息子の成人によってついにリミッター解除されたというところでしょうか。
私は息子が自慰をしているのに気づいた時に凄く異性として意識しました。
ファイルされた週刊誌か何かのヌードグラビアの切り抜きを見つけた時は初めて嫉妬心が起きました。
それもけして若いとはいえない有名女優だったので余計でした。
しかも、スクラップされたその手の切り抜きに写る女性は大抵息子が憧れるには年のいった人達ばかり。
本当は私にもこれくらい魅力があったら良かったのにと突きつけられてるような気がした。
そうした昔の答え合わせもたくさんできた。
それによって解けた誤解も多々ある。
息子曰く、私が基準になってるから年増も色恋の対象になってたのだ。
それは本心では私を抱きたい気持ちを鎮めるための代用だった。
息子はとんだ勘違いをしてひとりヤキモキしている私を笑った。
息子がかつて関係を持った熟女に言われたそうだ。
お母さん大好きでしょって。
その人には全て見透かされたような気がしたそうだ。
私は実際にそんな女性と関係を持ってたことが判明して、そっちの方が新たに釈然としませんでしたが。
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