3年前、夫は出張先で事故にあい下半身不随になった。
夫の父から連絡を受け私は夫が入院する病院へ向かった。
集中治療室には夫と別の女性もいて、一緒のタクシーに乗っていたと看護師から聞かされ愕然とした。
夫は夫の父が経営する会社で働いていて、次期社長だったが出張に仕事に関係ない女性を連れて来ていた。
半年後夫は退院したが車椅子生活が続いている。
女性は怪我は大したことがなかったが、妊娠していたようで子供は流産となった。
当時私は33歳、結婚9年目で子供はいなかった。
夫が退院し半年が経った頃、夫の父が話があるとやってきた。
義父の話は、
「私はこの会社を一代で作ってきた。この会社には私の血の繋がった跡取りに次いで欲しいと思っていた。
しかし、今のあいつには無理だ。私は今57歳、家内は12年前に亡くなっているので、私が結婚して跡取を作ることも考えたがいまさら相手を探すのもしたくない。
そこでだ、はっきり言って莉奈さんに私の子供を産んでほしいと思っている。しかも人工授精なんかではなく自然受精、、セックスして私の子供を妊娠し産んでほしい。
まだ妊娠させられる体力はあると自負している、どうだろうか、莉奈さん、私の子供を産んではくれないだろうか。
もちろん男が希望だが女の子でも仕方ないと思っている。莉奈さんさえ了承してくれたら息子には私から話す。」と、、
結婚した当時は夫も私を愛してくれていたが、事故前3年くらいは仕事が忙しいと言ってあまり構ってくれなかったが、まさかほかの女がいて仕事先にまで連れて行っていたとは思わなかった。
今の夫は子作りどころかセックスも無理で、私もこの先は一人で夫の面倒を見ていくしかなかったので義父の話に承諾しました。
私だって女に生まれてきた限りは子供の一人くらい産みたい。
愛し合って出来なかったらその時は仕方ないと思うしかないが、浮気の相手を妊娠させておいて私には無理だとは納得いかなかった。
義父にその事を伝えると、莉奈さんと子供には貧しい思いをさせないから安心してくれ、、と言われました。
その後夫にも話が伝わり、夫は悔しがって握り拳を作っていたが納得したようだった。
私と夫は今の家から義父が住む家に映った。
1階を夫が過ごしやすいようにバリアフリーにして、私は昼間夫の世話をし夜は2階の義父の部屋で過ごした。
夫も少しづつ車椅子で仕事に復帰するようになり、たまにお昼に義父が休みを取って私と昼食を食べ、その足でホテルに入って子作りに励んだ。
毎日夫の世話だけでは気が滅入るであろう、私への配慮だった。
その甲斐があって半年後には妊娠し、そして子供を出産した。
子供が生まれて残念と言うのはいけないのですが女の子だったので私は義父に、「男の子が出来るまで、、いいえ、、お義父さんが私との子作りに体力が続くまで、、」と言って、その後も二人の夜の行為は続いている。
だって子供は沢山に限るんですもの、、
いまも夜は義父の寝室で、、時々お昼に義父とホテルで子作りを行っています。
生まれてきた子供は義父の親しい医師に頼んで私と夫の籍に入れている。