今週の水曜日は、時間的な都合が合わず会えなくなった…はずでしたが…。私の携帯に彼から電話が…。私『もしもし、どうしたの?電話はダメだってば…メールにして!』(私はガラケーでLINEもしていないので、連絡はいつもメールの交換で行っています。)彼『いまウチにいる?…ひとり?』私『そうだけど…。』彼『〇〇(長男)は?まだ塾だよね?』私『うん、そうよ…。』彼『いま(水泳の練習)終わったから、行ってもイイ?』私『ダメ~!もう6時過ぎだよ!塾は7時に終わるんだから無理よ!』彼『会いたいよ…。』私『無理、無理…ダメだって…。』彼『どうしても?』私『だって(息子が)帰ってきちゃうじゃない…。無理でしょ?』彼『(塾が)終わるのは7時でしょ?その前に行くから…。』私『いま、どこにいるの?どこから電話?』彼『バス停から…△△バス停…。』私『6時半までに来れるぅ?…いやいや…やっぱ無理だよ、今日はやめとこうよ。』彼『行けるよ!もうバス来たから行ける!…今から乗るね!』私『ちょっとぉ~!…………』電話は切れてしまいました。《ダメだよ~!6時半までに着いたとしても30分しかないからダメ!絶対、来ちゃダメだよ!》彼が言うことを聞かないのは分かっていましたが、私は自分への言い訳を作るかのように、こんなメールを送信しました。予想どおり…彼からの返信はありません。私は胸がドキドキ…《来られても困る》という表向きの思いと、実は内心では…《来ちゃうの?来ちゃったら…どうなるのかしら》という期待感があったのも事実です…。ところが、6時半になっても彼は来ませんでした。(やっぱり無理!今日はもう無理だわ…もう一度メールしないと!)そう思った時、彼からの電話…6時37分でした。私が話すより先に彼が…彼『着いたよ!今、エレベーター乗った。大丈夫だよね?』私『大丈夫じゃないよ!』彼『えッ!帰って来た?』私『まだだけど…時間が…。』彼『あ~良かった!ビックリしたよ、ダメかと思った!』私『だからダメなんですけど~!』という私の言葉もむなしく、電話は切れてしまいました。テーブルに携帯を置き、リビングから玄関先に続く廊下に出た所でドアが開きました。彼はさっさと靴を脱ぎ、こちらに向かって歩き出します。私はリビングの入り口に立ったまま、(もう~!困ったヒトねぇ!)っという表情で彼を迎えましたが、彼はそんな事お構いなしに、無言で私を抱き寄せ、キスしてきます…。私もこうなる事は分かっていましたが…時間がないのは事実です。キスを受け入れながらも、私『時間ないからね!…アッ、アッ…ウッ、ウウンッ…ンッ、ンッ、ンンンッ!…時間が…アッ、アッ…分かってる?…20分だけ…7時までにココを出て行ってよ!…ア~ッ、ンッ、ンッ、ンン~ッ!!』最低限伝えておくべき事だけは、なんとか言葉にして伝えることができました。彼『(ハァ、ハァ)…分かってるよ…7時までに帰る…。会いたかったから…ゴメンね…(ハァ、ハァ)…。』彼はかなり興奮して息遣いも荒々しい中…《会いたかった…ゴメンね》なんて言われると…。私は彼のこういうところに、オンナ心と母性本能の両方を激しく揺さぶられているのかもしれません。私は激しいキスを受けながらも、《時間がない》という現実を前にして、(私がリードしないと!)という、変な使命感が芽生えていました。(20分しかない…どうしよう…やっぱり、裸になるのは危険だわ…。)
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