2010/06/03 03:30:02
(8UjI9PJh)
勃起には血が少しついていた。
彼女の膣口にも血の跡があり、周辺を少し赤く染めていた。
「大槻、痛くないか?」
「ううん。最初だけねちょっと・・・あ!つけてあげる」
彼女がコンドームを被せてくれた。
「こんな感じ?痛くない?」上目遣いに聞いてきた。
「ん。大丈夫みたい」
彼女をそろそろと押し倒し、長い脚を拡げた。
彼女は大陰唇には毛があまりなく、割れ目を押し広げて繋がるところがはっき
り見えた。
「うん。入ってくる・・・」
ジュプジュプと卑猥な音をたて、彼女の中から蜜が溢れた。
「こんな音して、恥ずかしい・・・」彼女が顔を手を覆う。
「初めてなのに、すっごく感じる・・・あたし、エッチなんかなぁ・・・」
「うん、大槻の顔、すげーエロいよ」とからかった。
「意地悪・・・誰のせいだよぉ」
ハッハッと彼女の息が小刻みに吐かれる。
部室は木造の古い作りで床がギシギシと軋む。
僕も無言になって、彼女の唇や制服の下の乳房を掴む。
「もう痛くないか?」
「うん、まだちょっと痛いけど、大丈夫・・・○○くんは?・・・えっと貴
は?」
彼女が最初、苗字で呼びかけたが、下の名前で呼んでくれた。嬉しかった。
「じゃあ・・・美沙?なんか照れる」
「嬉しい・・・」美沙がギュっと抱きついてくる。
「ごめん俺もう、いきそうなんだ」というと「いいよ。中に来て」と頭を抱い
た。
あっけなかった。
ビュビュっと美沙の中で射精すると、僕らはそのままずっと抱き合っていた。
「気持ちよかった?」彼女が菩薩のように微笑む。
「ああ。すごくよかった。美沙、ありがとう」と礼を言った。
「ううん。あたしも・・・貴でよかった」彼女が照れながら言った。
ものすごく長い時間が経ったように感じたが、1時間ほど過ぎていなかった。
「まだコンドームあるし・・・ね、もっかい・・・しよ」彼女が小声で恥ずか
しそうに言う。
「美沙って、真面目そうなのに・・・案外ドスケベな」と笑った。
「・・・あたしだって、いろいろするもん。真面目じゃないし」と怒る。
萎んだ勃起からコンドームを外すと、汚れたチンポを舐める。
「あ、まだダメだって」彼女は上体を起こした僕を押し倒すと、言うことを無
視してチロチロと鈴口を舐める。
「こんなことするの、貴だけだよ?」彼女の刺激で多少回復した勃起に彼女は
またがった。
「見てて・・・」彼女は自分で亀裂を広げると、互いに綺麗なピンクの性器を
触れさせ、根元まで繋がった。
「あ・・・やっぱり、こっちのほうがすごい・・」腰を前後に動かすとまた卑
猥な音がした。
大柄な彼女はズッシリと重く、とても深く深くまで繋がっていた。
「こら!ダメだって。俺我慢できなくなる」
「いっちゃだめだよ。さっき意地悪言った罰」
上半身を預けて、腰だけを上下する。
僕も誘惑に負けて、美沙の尻を鷲掴みにして、膣の奥深くまで突き上げる。
「なんか奥に当たってるぅ・・・ね、もしできちゃったら、責任取ってくれ
る?」
結婚かぁ・・・まだ高2の僕らには全然ピンとこない話だが、美沙のこの顔を
見てNOとは言えなかった。
「・・。うそ。あたしらには早いし。けど、意地悪しないで。もっともっと優
しくして」
「いいよ。責任、取らせて」
僕らはこんなことを言ってた気がする。
もう夢見心地でいろんな話をして、それがすべて幻だったような気がする。
美沙がコンドームを付けてくれると、また騎乗位になり射精した。
今度は美沙も少しいった気がした。
僕らは壊れた蛇口のようだった。
初めての性交で傷ついた互いの性器を調べているうちに、お互いに口で愛撫を
交わした。
彼女からはとめどなく蜜が滲み出し、セックスでは達しなかった域に何度も飛
んだ。
僕も4回目の射精。
「薄いね、ほら」口の中の淡い白濁液を見せて、目の前で飲んでくれた。
ふたりとも下半身だけ裸のまま、手をつないで天井を見ていた。
「もう何時だろうね?」彼女が言った。
部室には時計がなく外も少し暗くなりかけていた。
「明日、デートしよっか?」と彼女を誘ったが、「ごめん、ちょっと無理なん
だ」と約束できなかった。
まぁ、せっかく交際できたんだし、焦ることもないかとぼうっと見てると、彼
女がこっちをまっすぐ見ていた。
「あたしたち、これからどうする?付き合ってるの、隠しておく?」
僕らは男女交際には厳しい学校だった。
デートでカラオケに行って、停学・・・なんてザラだった。
「こうゆうのさえバレなければ大丈夫だよ」そういって彼女の胸に手を伸ばし
た。
「やん。エッチ・・・」そう言いながら彼女はすっかり萎えたチンポを弄ん
だ。
そうこんなのが見つかれば停学・・・けど、このときの僕らは壊れていた。
手持ちのコンドームがなくなっていたけど、彼女に覆いかぶさると先っぽを入
れた。
「あん・・・やっぱり危ないよぉ・・・外に出してね」と言いながらも、彼女
から強く抱きしめてくる。
睾丸が痛いぐらいだったけど、今度こそ美沙を孕ませようと僕の意思とは無関
係に勃起が膨張する。
「ああぁん・・・中はダメ」
口でしたときの余韻が残っているのか、入れただけですごく感じているのがわ
かる。
「さっきと全然違う・・・いっちゃうよぉ・・・」
彼女の中がものすごく柔くなって5回目じゃなかったら、とっくに射精してい
た。
「あ・・・いや・・・イク」ビクビクっと彼女の身体が震える。
「ん・・・」ギュっと僕の服を掴んで、美沙はセックスで初めてイった。
「だ、だめ・・・動いちゃいや。またいっちゃう」
僕はまだ射精しそうになかったので、彼女から出し入れしていると、悲鳴をあ
げた。
「あぁ、死んじゃう」美沙が悶絶する姿をみて一気にこみ上げていた。
勃起の根元にじんわり暖かいものが広がる。
美沙を一突きするたびにジュクジュクと溢れてきた。
「いや!だめ!!恥ずかしい・・・やめて、お願い」
最後の理性を振り絞って、外へ放出し、水のような精液が彼女のヘソにたまっ
た。
美沙のおもらし?で大きな染みができたベッドを避け、美沙がこれで最後と口
でまた舐めてくれた。
僕らは何度も口づけを交したが、彼女の口は僕の精液ですっかり生臭くなって
しまった。
「セックスのあとのフェラチオってくすぐったいけど、なんか嬉しい」
というと、美沙が嬉しそうに咥える。
「あたしもこれ好きになっちゃった。またしてあげるね」
こうして長い午後が終わった。
後日、下の階の懇意にしている文芸部に漫画を返しにいくと、一個上の里見さ
んが僕に耳打ちした。
「先週、部室ですごいことしてたでしょ? ごめん、見たんだ・・・」戸締り
のときに見られたようだった。
「あのこと内緒にしてもいいからさ、ふたりともうちに入ってよ。部員足りな
くて、部室取られそうなの」
こうして僕らは仲良くかけもちで文芸部の幽霊部員になるおまけがついた。