息子さんは部活の指導に来るOGと校内でしてるところを見つかってしまったらしい。
幸い息子さんは問題児というわけではないし、この件が公になっても誰も幸せになれないと、部活内のみの不祥事で処理されたらしい。
停学になればそれこそいらぬ災いを呼びかねないと、今後はそのOGの出禁で決着をみた。
(もちろん会うのもNG)
「結果的には息子にはかなり温情処置だったんけどね…相手はじき30の女よ!」
「ええ~!じゃあ、息子さんの方が食べられちゃった的に受け止められたのかしらねぇ…独身?」
「独身…」
「あらぁ…でも、その人も出禁程度ならラッキーだだわね…社会的制裁無しで済んで…」
「まだ、同級生の子とかならわかるんだけど…いくらしたい盛りだからって…」
私は男の子の親になったことがない。
「やっぱりそんなにすごいものなの?」
こんな話をしてると今よりもっとウブだった学生時代を思い出す。
といっても、私達は真面目なグループで、耳学問ばかりのかわいい話レベルでしたけど。
「ねえ、見てみる?」
「何を…?」
「青少年のアレ。」
「えっ?!」
「明日も部活だから、そろそろしてるかも。寝る前は大抵してるから。」
「覗いてるの?!」
「いやぁ、あのね、息子の部屋ってドアがすりガラスのスライドドアなの。その一部の割れてる箇所を直す時にもう同じガラスがなくてね。
仕方なく似たタイプで代用したんだけど、部分的に普通のガラスになってるから中が見られるの。それでたまたま用があって部屋に行ったら電気が暗いのに起きてる気配があって、覗いたらしてる最中だったというわけ…でも、そんなの話せないでしょ?たからそのままになっちゃってて…」
「へえぇ…なんかすごいわぁ…でも、そんなにきっちりいつもしてるものなの?」
「してるものなの…すごいわよ…あの若さって…甘いものは別腹じゃないけど、いくら部活でクタクタでもしてるみたいだもの」
ものは試しに見てくる?
友人は息子さんの恥部を平気ですすめる。
それだけつきあいも長いし信頼はしてくれてるのだろう。
私もアルコールの力もあったし、ちょっとだけワルノリしてみようかと思った。
もしタイミングが悪く息子が部屋から出てきてもごまかせるように、友人はイチゴを皿に盛って持たせてくれた。
なるほど、これならいざとなっても言い訳にできる。
皆で心霊スポットに行くとまず何も起こらない。
そんなことを思い出しながら階段を上がって言われた通りに歩む。
角を曲がって一番奥の和室だ。
確かに電気は消えていた。
が、テーブルランプ程度の明かりは灯っているようだ。
スリッパは履いてこなかったから、たぶん気づかれていない。
目安のガラスもすぐにわかった。
膝をついて屈まなければならないが、ランプの明かりで中の様子がわかった。
ドアを開けると右側の端にベッドが置いてあり、斜めに覗くとベッドに横たわる息子さんが見える!
何もかも友人の言ってた通りだ。
こちらには背を向けているからバレそうにはない。
横向きに寝そべり右腕で上体を支え、片膝を立てて前に廻した左手を世話しなく動いていた。
(うわあぁぁ~。本当だ。すごい。生のマスターベーション。)
息子さんは裸のようだ。
肩幅やきゅっと引き締まった硬そうなお尻がセクシーだと思ってしまった。
ところが、そんなぼおーっと見惚れてる場合じゃない、衝撃を食らってしまいました。
佳江さん。佳江さん。
私の名前を呼びながらしていたのだ。
和室のスライドドアなど完全に密閉されてないから、耳をすませてればはっきりと聞こえる。
おそらくフィニッシュが近くなったからでしょう。
絶対に聞き間違えがないと確信できるほどの声をあげて息子さんは射精した。
私がイチゴを持ったまま戻ったので、
「見れたみたいね」
友人はニンマリと微笑んだ。
私はお酒を作りなおしてとりあえずあおって気持ちを静めた。
見たままを話したが、私の名前を呼んでいたことは伏せた。
私は男の子のマスターベーションは、勉強机に座ってズボンを膝までおろしていそいそとするような印象を持っていた。
それをそのまま話すと、友人はなんとなくわかると言い、
「おそらく服に精液が飛び散るのを避けてるのもあるかもね。乾くとパリパリになって私にバレるし。でも、後ろ姿だけで見ると、なんか他人のを見てる気になる時もある。肩幅あるから脱ぐと逞しくみえたでしょ?」
「見えた。うん。」
私は彼を最後に見たのはいつだろうと考えた。
今日来て挨拶された時、すごい大人になっててビックリした。
顔はまだ少年ぽさが残った童顔でかわいいのに。
私は純粋に得したなと素直に思えた。
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