2026/07/15 18:33:15
(xFZK9fNs)
お姉さんからの唐突な電話は金曜の11時頃だった。
「キミ〜 何してるの?」
「あぁ、いや、試験期間終わったから風呂入って、のんびりしてたところ」
「試験お疲れ〜 私は友達と飲んで帰ってきたところ」
「結構酔ってる?」
「酔ってるよ〜 酔ってキミを呼び出したくなったの」
「もう11時過ぎだよ」
「キミを困らせたくなった気分なの(笑)
ねぇ、今すぐウチ来てくれない?」
「たぶんお姉さんの家まで電車ないし…」
「キミ、バイク持ってたじゃん」
「駅は教えてもらったけど、住所知らないし、1時間以上かかっちゃうよ」
「今すぐここに居てくれたら、私の事、好きな様にめちゃくちゃにしていいのにぃ〜」
「…はい、ご希望通りとっても困ってます(笑)
…今日…何かあったの ?」
「……そういうのはいいの。いい男してくれなくていいから、キミには年下らしく振り回されて欲しいのぉ」
「わかったよ(笑)
行ってあげるから、住所メールして。 ちゃんと寝ないで起きててね。」
「早く来てねー。遅いとひとりエッチして寝ちゃうよぉ〜」
という会話の後、ハートマーク付きで住所が送られてきた。
『あの調子じゃ、絶対寝ちゃってるし…』と思いながら風呂上がりのまま着替えて、指定のマンションにバイクで向かう。深夜にマンションのインターホンを押すのは勇気がいったが…出ない。メールしても電話しても無反応。マンションの部屋番号の階は全消灯。20分待ってまた電話したが出てくれない。
「やっぱりね…(笑)」独り言を呟いて、また1時間かけて帰る。途中でドンキに寄って買い物…『チョット遠くまで買い物に出たと思えばいいや』と何となく自分を納得させた。
翌日、朝から電話がかかってきた。
「ねぇ、ごめん。 もしかして本当に昨日来てくれたの?」
「行ったよ。来いって言ってたじゃん(笑)」
「ごめーん、起きてなきゃってルンルンして寝ちゃってた」
「大丈夫。そうだと思いながら向かってたから(笑)」
「今日か明日、時間ある? お詫びにご飯ご馳走するわ」
「今日は予定ないよ」
「それじゃ〇〇駅に来て。着く時間わかったら教えてね」
と、昨晩行ったばかりのお姉さんのマンション最寄駅に12時間と置かず再び呼び出される。
昼頃に最寄駅に着くと、普段着っぽいお姉さんが迎えにに来てくれた。
「お腹すいてる? 何食べようか〜、暑いね〜」とか言いながら、酔ってところどころ忘れているお姉さんに昨日の経緯を復習。
「私そんな事言ったんだぁ〜」とケラケラ笑う。
結局話が先に盛り上がってしまったので、コンビニで簡単な買い物をしてお姉さん宅に招かれる。
私のアパートよりも手狭、さすが都内の一人暮らしマンション。