アイドルおたくの俺にとっても、彼女は特別なアイドルだった。 俺を含めた多くのファンにとって、彼女は、もっとも魅力的なセックスシンボルであり、オナペットでもあった。 そのアイドル、中森明菜が、今、俺の前にいる。 サイン会で、俺は、明菜の恥ずかしい写真をちらつかせ、終了後の楽屋に呼んでもらうことに成功したのだった。 浩二:「明菜ちゃん、このパンチラ写真の股間の影、なんですか?」 明菜:「やだァ、恥ずかしい。返してよ。」 浩二:「もちろん。返しますよ。僕、明菜ファンだもの」 明菜:「うーん……誰にも言っちゃいやよ?」 明菜は小悪魔めいた微笑を浮かべた。悪戯を打ち明ける少女の顔である。 明菜:「私、だめなのよ。グラビア撮影とかでも、気を使ってるのよ」」 浩二:「えー、毛深いんだ!」 明菜:「だめよ、そんな言い方。恥ずかしいわ」 浩二:「それじゃ、僕の前でもポーズとってくださいよ」 浩二:「グラビアのポーズです。それくらいならいいでしょう?」 明菜:「え、でも」 浩二:「お願いしますよォ、明菜ちゃん」 明菜:「もう、仕方ないわね」 明菜:「ポーズって、どんなふうにすればいいの?」 浩二:「ええと……とりあえず、明菜ちゃんの好きな感じでお願いします」 明菜:「好きにって言われてもねえ……」 少しばかりの逡巡のあと、彼女は背中までの黒髪を両手でたくしあげた。 明菜:「こ、こんな感じでいいのかしら」浩二:「うん、す、すごいや」 浩二:「すっごく綺麗で色っぽいですよ、明菜ちゃん」 明菜:「色っぽいだなんて……だめよ、年上のお姉さんにそんなこと言っちゃあ」 咎めるふりをした照れ笑いの口調だった。 浩二:「今度は机に両手をついてくれませんか」 明菜:「ウフフ、女豹のポーズね?」 浩二:「う、うん」 浩二は胸を躍らせた。牝犬と同じその姿勢なら、明菜の巨乳を真正面から観察することができる。 胸の谷間だって拝めるかもしれない。 明菜:「これでいいの?」 浩二は言葉を呑みこんだ。違うなどと言えるわけがなかった。 歩くたびにムチムチと左右に揺れる、明菜の果実的な尻。 それが、椅子に座った彼のすぐ鼻先にあるのだ。 しかも、驚きはそれだけではない。黒いタイトスカートの裾が腿まで引きあがっている。 浩二は、息を殺しながら上体を低くした。 明菜:「浩二くん、何をしてるの?」 浩二:「あ、いえ。別に」 明菜:「急に黙りこんじゃうし、なんだか怖いわ」 浩二:「そ、それは」 明菜:「ねえ、何をしているの?」 浩二:「俺、別に何も・・・」 明菜:「私のどこを見ているの?」 きつい口調の詰問ではない、からかいを含んだ甘声である。 明菜:「正直に言って。浩二くん、わたしのどこを眺めてるの?」 浩二:「それは……明菜ちゃんのスカートを」 明菜:「わたしは正直にって言ったはずよ」 浩二:「あ、明菜ちゃんの」 明菜:「わたしの、何?」 ささやきの口調で話すときの彼女は、濡れ場を演じる女優と同じ声になる。 明菜:「ねえ、はやく言って」 浩二:「明菜ちゃんの……スカートの奥にあるもの、見てます」 明菜の尻が小さく動いた。 明菜:「……私のパンティを覗いてたのね」 浩二:「う、うん」 明菜:「全部見えてるのね、見てるのね」 浩二は、明菜から厳しく罵倒されることを覚悟した。 だが、次に彼女の口からこぼれた台詞は、彼の予想とはまったく逆のものだった。 明菜:「わたしの下着で興奮しちゃったの?」 明菜:「見るだけでいいの?」 浩二:「え……」 明菜は、悲鳴をあげたりファンを叱咤したりはしなかった。 かわりに「ああン」と悩ましげな声をもらして、尻を震わせた。 浩二:「すごいや、明菜ちゃん。まるでAVみたいだ」 明菜:「浩二くん、そんなの見てるの?」 浩二:「……先輩が貸してくれたんです」 明菜:「どんな内容なの?」
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