2019年1月16日(水)PM17:00この会社で下っ端であり、たいした仕事ををしていない僕は、ノー残業デーの17:00ちょうどに会社のタイムカードを切りました。そして、18:30という宮田主任からの指定の時間に、コーヒーショップで時間を調整した後、僕は宮田主任の最寄り駅へと向かったのです。(ノー残業デーといえど、宮田主任クラスはそうはいかないそうです)最寄り駅で宮田主任を待っていると、プリウスに乗った宮田主任が駅のロータリーへと現れ、「おつかれー」と運転席から少し顔をかがめ、開けた助手席のドアから顔をのぞかせてきたのでした。僕「おつかれさまー」と、その助手席のドアを開けて、よいしょっと席へと座る僕がいました。そして、車を走らせる事15分、宮田主任の居住する高級マンションへと到着し、立体駐車場へ車を駐車。それから宮田主任の部屋までエレベーターで上がっていくのは、以前と何ら変わる事のない光景でした。ただ、今回は初めての、お互い仕事帰りというシーン。僕は僕でいつもの紺色のスーツでしたし、宮田主任もトレードマークというか、宮田主任=白ブラウスの襟を出した、グレーのパンツルックスタイルという、そんな恰好でした。今までは、会社の中でも上席の座る窓際を背中にした場所でしか存在しなかった彼女ですが、(忘年会の時は抜きにしても)、改めて彼女のスーツ姿を見てみると、やっぱり、スタイルはいい人なんだな。と思わざるは得ない印象でした。正直に言えば、会社には20代の若い女性が腐るほどいます。男女比で言えば、5:5です。わざわざ40手前の宮田主任に色目で見るより、他にもはるかに目の保養となる若い女子社員はたくさんいます。ですが、今、僕の眼前で、スーツの上着とカバンを手にもって、目の前で歩いている宮田主任も、まだまだ捨てた者じゃないんだな。と、今になって思いなおす僕がいました。白のブラウスからポンと出た胸、引き締まったウェスト、形のいい尻、身長とバランスのとれた足、宮田主任が歩く時に、右足、左足と交互に前に出す度に、同じく右尻、左尻と、交互にパンティラインが浮き上がるのを目で追っている僕がいるのでした。そして宮田主任の居住する301号室へと入り、暗い玄関の中へと入り、僕は客人なので靴を玄関からみて横側へと揃えて脱ぎ、そしていつものリビングへと入っていくのです。リビングに到着すれば、宮田主任は「おつかれーw 何のむ?」と僕に聞いてくるのでした。僕は「じゃ、ビールか何かでw」と適当な返事をすると、後は宮田主任がグラスへとトクトクと缶ビールですが、注いでくれるのです。発泡酒ではありません。缶とはいえど、ちゃんとしたビールなのです。一見、思えば年末年始を思い起こさせる情景しかし、何かが違う。やはり仕事が始まっているという心理状態の変化か、心の底から明日を楽しめなくなっているのは確かでした。それは私しかし、宮田主任しかり。(明日も仕事っていう重圧はだれしもありますよねw)と、そう考えるのも、生来生真面目な所がある私の性質によるせいか、当の宮田主任は、「着替えてくるわー」といつもの姿で自分の部屋に入っていくのでした。そして出てきた格好も、また(ある意味マニアックというか、)深い緑(茶色?)のワンピースなのですが、ミリタリー風っていうのですかね、肩に階級章みたいなのを付ける部分があり、左右の胸にそれっぽいポケットがついているものでした。出てきた宮田主任に僕は、「なんか日本兵みたいっすねw」というと、「お、よくわかったね、この色の正式名称しってる?」と逆に聞いてきたので、「深緑では?w」と答えると、「これ、国防色っていうんだよー」と答えていました。とりあえず、ミリタリー風っていうのは間違いないみたいです。そんな宮田主任と、テレビの前のソファーの場所へ自然と移動し、ガラステーブルには、グラスに入ったビール、宮田主任の手製の煮物類、漬物が並べられ、漬物のキュウリをコリコリしながら、この3連休、いや仕事が始まってから今までを回想する話題を話していました。話題といっても、この時はそれほど深刻な話題になる訳でもなく、かといって軽妙なノリの話題になる訳でもなく、ただ宮田主任の引っ越し準備の話と、これからの職場での話を聞いていました。もう1月も半ばがきたので、残りの後半のほとんどは、新天地で過ごす予定だと言っていました。確かに、宮田主任が座っていた席に、新しい主任さんが座っているのも、ここ最近、見慣れ始めた光景ではあるのですが。そんな話をしながら、もう自宅モードでくつろいでいる宮田主任は(仕事が始まってからというものの、なんだか以前とは違う雰囲気だな)とどこかで引っかかっている僕とは裏腹に、そのミリタリー風のワンピースから、黒パンチラを連
...省略されました。