2012/01/05 15:43:12
(kBEsY4FG)
昼過ぎにぶらりと鈍器へ。
いつものようにアダルトコーナーへ入ると、先客あり。
しかも、JCもしくはJK風の2人連れ。
一人は155cm位のちょいデブ。もう一人は145cm位の炉理路利。
ちょいデブが炉理路利に小型ローターとローションを薦めていたみたい。
自分はというと、別のバイブを見定めている振りをしながら、2人の会話に釘付け。
「これがいいんじゃない?」
「えぇー」
「じゃぁこれは?」
みたいなやり取りが続いていたが、一向に決め手になっていない様子。
ここで一か八か、声を掛けてみた。
「あのぉ」
「・・・」
「こんなところで声掛けてごめんね」
「・・・いえ」と、ちょいデブ。
「おじさんは、その手の物って結構詳しいんだけど・・・」
「・・・はい」と、ちょいデブ。
「それって自分で使うの?それとも彼と使うの?」
「あぁ、あたしじゃなくてこの娘が・・・」と、ちょいデブ。
「彼女が?」
「一人用にって、探してるんです。」と、ちょいデブ。
「ちょっとぉ・・・」と、炉理路利。
「自分で使うなら、こっちのローターがお勧めだよ。」
「・・・」
「それなんかは安いから、すぐ壊れちゃうし。」
「・・・でも高くて・・・」と、炉理路利。
「おじさんが買ってあげようか?」
「はぁ?危ないよ、コイツ。」と、ちょいデブ。
「そのかわり、一緒に試させてよ。」
「ほらね。」と、ちょいデブ。
「・・・本当に買ってくれるんですか?」と、炉理路利。
「もちろん。」
「やばいよ。行こう。」と、ちょいデブ。うぜぇ。
「・・・」
行こうと言う割には、背を向けただけで出て行かなかったけど、交渉決裂かなぁと思って、こっちがその場を後にした。
そのまま、エロ下着コーナーを通ってから一階に降り、店を出て駐車場に向かった。
あのちょいデブすげぇうぜぇなんて考えながら。
地下の駐車場から車を出し、細い路地を抜けて駅前通りに出る交差点で停まってたら、目の前をさっきの2人連れが通過。
ちょいデブは気付いていないようだが、炉理路利とは目が合った。
運転席から軽く手を振ると、はっきりと笑顔を返してきた。
交差点を本来の方向とは逆に左折し、駅前方面に向かい、彼女たちを通り過ぎてしばらくしたところで停車。
2人の様子を伺うと・・・
何やら立ち止まって協議中。しかも長い。
もう脈なしかなぁと思って、サイドブレーキを下ろした頃に、2人は別々な行動に。
ちょいデブは駅へ、炉理路利はその場で立ち止まりながら手を振っている。
あれれと思い、再びサイドブレーキを掛け直し、待っていると・・・
ちょいデブが駅に入って見えなくなると同時に、炉理路利がこっちに向かって歩いてきた。
車の脇を通り過ぎそうな頃に、助手席側の窓を開け、声を掛けてみる。
「ねぇ、さっきの買ったの?」
炉理路利は驚いた振りをしてた。
「・・・高かったけど買っちゃっいました。」
「そう。どこかに歩いて移動?送っていこうか?」
「・・・いいんですか?ちょっと離れてるんだけど。」
結局、炉理路利は乗り込んできた。
それからは・・・