2024/12/10 19:36:00
(s1KgwFaO)
今は、結婚して子供がいる専業主婦ですが、夫の前に付き合っていた前彼、今も忘れられません。
前彼は私のことを、
「丸顔で、愛想が良くて、可愛いよね。」
って口癖のように言ってました。
でも、それが嬉しくて、前彼にベッタリと甘えていました。
会うと必ずセックスで、前彼は、私の色白の肌が好きだといつも丁寧に愛撫してくれました。
もちろんクンニもたくさんしてくれて、一度クリトリスで逝かされることも暫しbでした。
前戯だけで、もう、充実したセックスへの期待を膨らませました。
愛撫で汗ばんで興奮しながら前彼をフェラして、フェラの間も潤んだアソコを指で弄られました。
ずぶ濡れのアソコに前彼が生で入ってきて、抽送されると、中で愛液がクチュクチュといやらしい音を立てました。
感じてくると子宮口が下がり、前彼の先っぽが子宮口に当たるともう夢中、眉間にしわを寄せて、
「上を突いて、今日は大丈夫な日だから、中にいっぱい出して。」
と安全日の時は中に出してほしいと口にしました。
あの、奥に熱いものを感じる中出し、凄く気持ちいいです。
前彼がアソコから抜いた後、前彼の英液がアソコから流れ出る感覚、ああ、セックスしたんだなあっていう実感、愛する人の子種を注いでもらったという充実感を感じました。
前彼がアソコをティッシュで拭いてくれるんですが、ありがとうって思う反面、事後のアソコを凝視される恥ずかしさもありました。
単にアソコを見られるだけでも恥ずかしいのに、事後に充血したアソコから精液を流れ出してるのって、とても卑猥な状態ですから、凄く恥ずかしいですよね。
前彼と別れたのは、もう、14年も前になります。
前彼が勤めてた会社、リーマンショックの煽りで倒産してしまいました。
正確には、リーマンショックの影響でもあまり影響はなく、暫くは何事もありませんでした。
でも、次第に影響が及んできて、会社が担保物件として保有している不動産を処分して補填しようとしたとき、簿価が昔の儘で担保割れしてて、それ以外ンも粉飾が明るみになり、あっという間に倒産してしまいました。
前彼は、私に別れを告げました。
「俺は、まず郊外に引っ越すよ。今のマンションにはもういられないからね。それと、お前との結婚はもう無理だ。自分一人が生きていく方法を模索しなくてはならない状態で、お前を巻き込みたくない。俺のことは忘れてくれ。」
そう言うと、私に背中を向けて去って行きました。
3年近く見守った猫背気味の丸い背中が、この日はとても淋しそうに見えました。
あまりのことに、さよならさえ言えなくて、小さくなっていく猫背が涙で霞みました。
当時24歳の私は、前彼との結婚を夢見ていましたし、結婚すると思ってたから、何もかもが哀しく、見るものすべてがモノクロームに見えました。
前彼と別れて1年後、現在の夫と巡り合い、素直に前彼のことを話したら、
「前彼さんも、君のことは忘れないだろうね。別れを告げなければならなかった事情は仕方ないにしても、無力感を持っただろうしね。でも、君が幸せになって欲しいとは、思ってるんじゃないかな。」
と、遠くを見るような目で言いました。
その2年後、夫と結婚話が持ち上がった頃、夕方、薄暗い中、会社帰りに近所の公園をショートカットした時、公園のベンチに座ってタバコを吸ってた猫背に、懐かしさと、切なさが交差しました。
間違いなく前彼、付き合ってた時間を、離れてからの時間が追い抜こうとしてる時でした。
自分には結婚する人がいたから、声はかけず、後ろを通り過ぎました。
アパートに帰ると、郵便受けに手紙hが入っていました。
「久しぶり。俺、田舎に帰ることにしたよ。この3年間、頑張ってみたけど、力尽きた。さよなら。それから、一時形態も解約してどん底から始まったから、昔のメルアドには届かないからね。幸せになってくれよ。」
と書いてあり、私は走って公園まで行きましたが、もう、前彼の姿はありませんでした。
駅まで小走りで行ってみましたが、前彼の姿を見つけることはありませんでした。
前彼がもう会えない人になるのなら、せめて、さよならが言いたかったのです。
前彼と別れて、今年で14年が過ぎました。
私は38歳、小4と小1の二人の子供のお母さんです。
先日、上の子のお友達の家に行ったら、昔住んでたアパートの近くでした。
子供たちが公園で遊んでるとき、あのベンチに座って煙草を吸ってた前彼の猫背を思い出していました。
さよならは言えなかったけど、帰郷した前彼の幸せを祈っています。
そして、私の前彼に対する願いがあって、前彼も子供を持ってほしいということです。
子供がいる事、人の親になって初めて知る素晴らしさを前彼も知って欲しいのです。
どん底まで落ちて、這い上がり切れず都会を去った前彼ですが、きっと故郷は温かく迎えてくれたことでしょう。
私は、前彼を救うことはできませんでした。
今年40歳の前彼、ずっと忘れていませんし、あの手紙、まだ持ってます。
前彼・・・どうか幸せになってて欲しいと、心から願っています。