以前に「彼女には秘密♪」や「メイド姿で♪」とかの体験談を投稿したひとみです。
久しぶりの投稿なんですが、前回にも増して今回は長文になってしまってるので苦手な方はスルーしてくださいm(_ _)m
みなさんは、普段と女装時で意識にどんな違いがありますか?
私の場合は「男の自分」と「女装子のひとみ」はあくまで別々の存在で、性格や考え方、趣味嗜好なんかも違います。
なにより男の格好の時は男としての意識が自分を支配していて、女装したいという欲求に駆られることはあっても、「ひとみ」としての意識は女装しないと表には出てきませんでした。
それが最近、自分の中の「男」が徐々に「ひとみ」に侵されてる気がするんです。
例えば少し前までは、「男」の時に街中なんかで可愛い女の子を見かけたら、ついついその子の胸や脚なんかを性的に見てしまっていました。
でも近頃は、「あのメイクとヘアスタイルいいな」とか「あのコーデ、今度真似しようかな」といったふうに、まるで自分が女性であるかのような目線で見てしまいます。
もちろんこれだけなら、たまたまその時、性欲が溜まってなかっただけだと思うこともできました。
でもそんな言い訳さえ許されなくなったのは、街ゆく男性の筋肉質な二の腕やゴツゴツとした大きな手を無意識に目で追ってしまっている自分に気づいた時でした。
女装してないのに、男の自分ではなくてまるで女装してひとみになってる時のような振舞い。
この時たまたまなのか・・・?それとも女装の影響なのか・・・?
あれこれと悩みながらも、こんなこと誰にも相談出来るはずがなく、当然、御主人様にも秘密にするつもりでした。
でも女装して「ひとみ」になってしまえば、私が御主人様に隠し事なんて出来るはずがありません。たぶん内心誰かに悩みを聞いて欲しかったせいもあり、私は御主人様にこの悩みを漏らしてしまいました。
けれども、その時の御主人様は特に何も言わなかったので、私はてっきり御主人様はこの話題には興味が無いんだと思い、それ以降この話題を口にすることはありませんでした。
ただ、それからしばらくした頃、私は御主人様から一つの命令を受けました。
>>スーツの下にレディースのショーツとパンストを履いて1日仕事すること
私はその命令を受けた時、まさかこの前話した悩みと関係あるなんて思ってもいなかったので、
(あー、下着女装で仕事させて私の羞恥心を煽るつもりなのかなぁ)
という程度にしか考えませんでした。それに私としては、「男の自分」と「女装子の自分」はきちんと分けたいし、さすがに男としての仕事中にそこまで干渉されたくありません。
だから、さすがに今回の命令は聞けないと思い、断りの返事を送りました。
>それはいくらんなでも無理ですよ(汗
>それに、「ひとみ」の時は御主人様に服従する代わりに、普段の生活には過干渉しない約束ですよね?
そう言って断ろうとしますが、何故か御主人様も引いてくれません。それでもなんとか断ろうとすると、なんと私の女装時の恥ずかしい画像まで出してきて、下着女装を強要してきました。
そんな写真まで出されたら、私にはもう選択肢などなありません。結局、なかば脅迫のような形で私は御主人様の命令に従うことになりました。
>・・・分かりました
>ただし、こんなこと本当に今回だけにしてください!!
最後にそう返すと、私は深く溜め息をつきました。
スーツの下にレディースのショーツとパンストを履く、いわゆる「下着女装」。
もちろん、そういうプレイで興奮する人がいることは理解していましたが、私自身は下着女装が好きではありません。
私は女装することで、外見からして「ひとみ」という一人の女の子になりきって過ごすひと時に胸の高鳴りをおぼえます。
だから男の要素が多く残るせいで男としての意識が留まり、「ひとみ」になりきれないで過ごすことになる下着女装は出来れば避けたい行為でした。
(まぁ、御主人様も私が下着女装じゃ興奮しないって分かれば、もうこんな命令はしてこないだろう)
御主人様には逆らえないけれど、1日だけ我慢しせえすれば全て済む。このときの私はそんなふうに軽く考えていました。
そして、その日がやって来ました。
(はぁー、めんどくさいなぁ)
納得したつもりでもいざその時になると、やっぱり憂鬱な気分に包まれます。それでもとりあえず、いつも通りに朝食と朝の支度を済ませると会社に行く準備にかかりました。
普段なら平日の朝になんかまず開けることのないキャリーケースから、シンプルな黒の30デニールのパンストとワコールのボーイレングスショーツを取り出します。
大丈夫だとは思ったのですが、万が一、スーツにショーツのラインが浮かんでしまった時のことを考えて、この日の為にわざわざボーイレングスのショーツを購入しました。
見た目は淡いピンク色のレースに小花モチーフが散らばった可愛らしいデザインですが、これならもしショーツのラインが浮かんでもボクサーパンツと変わりません。
(まあ、直に見られたらどんな言い訳も効かないほど、明らかな女性物だけどね・・・)
本当はもう少しユニセックスなデザインのものにしたかったんですが、それは御主人様に許してもらえませんでした。そんなフェミニンなショーツとパンストだけ身に着けると、姿見の前に立って自分の姿を確認します。
鏡に映るパンストに包まれた脚を見ると、このまま女装してしまいたい強い衝動が湧いてきました。そんな衝動を振り払うように姿見を離れると、インナーを着てワイシャツを手に取ります。
普段はあまり着ることがない青いワイシャツ。
ジャケットを着るから問題ないと思いながらも、白いワイシャツだとパンストのウェスト部分が透けて見えてしまう気がします。
そのままワイシャツにスラックス、ジャケット、靴下と手早く身に着けると、もう一度姿見の前に立ちました。
下半身になんとなく違和感を覚えますが、いつもと変わらないスーツ姿の自分を見ると、先程感じた強い女装への衝動が嘘のように治まります。
試しにスーツの下にパンストとレディースショーツを穿いてる事を無理矢理意識してみても、下着女装がバレる事への不安を感じるだけで、とても興奮するような気持ちにはなりません。
(まぁ、そりゃそうだよな。御主人様には悪いけど、そもそも自分には下着女装って向いてないんだろうな。とりあえず今日1日、バレないようになんとかやり過ごそう)
そんな事を思いながらネクタイを締めると、もう一度身なりを確認します。そして部屋を出ると、私の下着女装での初めての外出となる1日が始まりました。
(レスに続きます)