2024/02/13 12:36:49
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学校での未成年の性被害でニュースが盛り上がっている昨今だけど
20年ほど前は、ここまで表に出ることもなかった。
自分は地元の進学校にいたが
そこの古文の先生は「気にいった生徒に近づいて関係を持とうとする」と一部で有名だった。
そして、その先生の授業を受けることになったが
もともと国語系が苦手で理数系に進学を選んだ自分のこと
古文がまったく苦手だった。
当然テストの成績も散々で、単位の取得も危ない状況だった。
そんなとき、古文の先生に呼び出された。
もちろん成績でのことだ。
あまりの悲惨さに呆れたのか、「努力が足りない」などとかなりきつく説教を受けた。
しかし、一通り終わると
「少し別の話をしようか」
と切り替えられて、職員室の外に出ることを促された。
最初の日のことは、はっきりと覚えている。
自分と先生は、生徒指導質に入った。
部屋には机と、向かい合うように椅子がおいてある。
この部屋で指導を受けるようなことはなかったから、自分も入るのは初めてだった。
対面で座ると、先生は切り出した。
― わかっていると思うが、あの成績では単位を出せない。
― 追試をしても、結果は同じかもしれない。
そういう内容だった。
「でも、君さえよければ、単位をあげてもいいと思っている」
自分にとっては、渡りに船の言葉だった。
「ただし条件がある」
条件とは?
「私の言うことを聞くこと。そして我々の秘密として口外しないこと」
意味がわからなかった。
でも、単位をもらえると聞いて、自分は即決した。
先生「誓うか?」
自分「誓います」
それは、先に誓わせておいて逃げ道を塞ぐ、先生の姦計だった。
先生は、扉の鍵をかけ窓と入り口のカーテンを閉めると
自分を壁に立たせた。
そして言った。
「服を脱ぎなさい」
言ってる意味がわからなかったが
自分は言われるように、上着を脱いだ。
「靴も」
なぜ靴も?と思ったが、靴も脱いだ。
「ズボンも」
ズボンも?
思わず言った「裸になるんですか?」
先生は言った。「そうだよ」
それで、全てを理解した。
自分は「あの噂」を耳にしてはいたが、今、自分がその「対象」になっていることを知った。
そして、単位の代償が、何であるかということも。
心臓の鼓動が一気に高まり、口の中がどんどん渇いていくのがわかった。
でも、体は動いていた。
ここで先生を怒らせたら、単位は絶対もらえないし
自分の体で単位がもらえるなら安いものだ、と。
ズボンとシャツを脱ぎ、アンダーウエアを脱ぎ捨てて
ボクサーブリーフとソックスだけになった。
先生が立ち上がり、自分に寄ってくると
腰に手を回しながら胸に顔を当て
乳首を舐め回しはじめた。
はじめての感触。
恥ずかしさを通り越していたが、不思議に嫌悪感がなかった。
腰に回された手が下がっていき、お尻を掴んで揉み始めていた。
先生の舌が、乳首からへそにおりてきて
ブリーフの股間の前にやってきた。
勃起しているのがわかった。
もう、申し開きもできなかった。
先生が自分を見上げた。
先生と顔が合って、すぐ目を閉じたが遅かった。
嬉しそうな、勝ち誇った顔。
そして、止めの一言。
「なんだ。君もその気があったんだ!」
それまでは、この「事実」を密告しようかとさえ思っていたが
ブリーフの先を濡らして硬くなった股間を晒してしまった段階で、もう完敗だと悟った。
羞恥心は、いつしか快感に変わっていた。
単位のことなんか、どうでもよくなっていた。
それから先のことは、よく覚えていない。
たぶん自分は自ら全裸になって、先生の性欲の捌け口に貢献したのだろう。
それから一年の間、先生と自分の「関係」が続いてしまったことが、その顛末だ。
この件がきっかけで
自分は同性に興味を持つようになり
進学しても、社会人になっても、同性の関係を持つようになった。
縛られ、しゃぶられ、射精させられる
自分が一番好きなことだ。
それは、高校時代の、あの体験が全ての始まりである。
性被害を嫌悪に感じるのが普通だと思うが、自分はそうではなかった・・・ということか。
先生の舌が亀頭を這い、愛撫される快感を、今も忘れない。