2024/01/28 03:09:25
(DjQOIjvA)
高校サッカー部からの友人で、大学も同じとこに通ってる友人がいる。
レンって名前の目がクリっとしててカッコ可愛い、性格は大人しくて女子に好かれそうな好青年。
高校は強豪のサッカー部で、サッカー漬けの毎日だった。
レンは体づくりも好きで、外見はスラっと細身に見えるが脱ぐとかなり締まったスジ筋。
その頃から俺はオトコにしか興味がなく、レンの顔と体にはグッときていた。
大学でもサッカーを続け、ジムにも通っていると聞いていた。
俺も一緒のジムに通いたくて教えてもらおうとしたんだけど、なぜかいつも話をかわされて紹介してくれなかった。
何回かしつこく頼むと、ようやく渋々って感じで紹介してくれた。その理由は後で分かった。
同じジムに通い始めてすぐの頃、ジムで見覚えのある顔を見かけた。
その人は高校サッカー部で指導していたコーチだった。
23才くらいで身長は180を超えた大柄で、声もデカくてまさに体育会系って感じの人だった。
筋トレ好きで、鍛えたカラダをよく自慢して見せていた。
俺はこのコーチはゲイなんじゃないかと思っていた。
なんとなく男を見る視線とかが自分に似ていて、やたらボディタッチも多かった。
特にレンのことを気に入っていて、狙っている感じがビンビン伝わってきた。
肉付きを確かめるとか言って、レンの太ももや腹筋をベタベタ触っていたこともあった。
純粋なレンは、がんばって鍛えたカラダを誉められて嬉しそうで俺はモヤモヤしていた。
俺に気づいたコーチが「お前もここ通ってたのか!」と話しかけてきた。
「お久しぶりです、レンに紹介してもらって最近入りました」と返すと、コーチは「ああ、レンね~。今も繋がってるんだな」とニヤけた表情をした。
「同じ大学で、サークルも一緒なんです」
「そうかそうか~。今日はレンはいないんだな?」「この後メシ行こうぜ。お前に、レンの秘密教えてやるよ」
唐突だったが「レンの秘密」が気になりすぎて、俺たちはジムを早々に切り上げて、ダイニングバーのようなところで食事をした。
そこでの話が衝撃だった。
まず、コーチがゲイである事、コーチは俺がゲイなのも気づいていた事を教えられた。
(俺もなんとなく気づいていた事を話した)
そして、
「お前、レンのこと好きだっただろ? 無意識にエロい目で見てたの知ってるぞ」と言われた。
たしかに、レンのことをそういう目で見ていたのは事実だった。
だが大事な友達と思っていたから、好きという感情とは結び付いておらず、沈黙してしまった。
するとコーチが、「今でも好きなんだったら、レンのカラダ好きにできるぜ。あいつは高校の頃から俺が調教済みだから。それがアイツの秘密。」
さすがにすぐには信じられなかった。
レンは照れ屋で女の話こそしてこないが正真正銘ノンケだし、あの純粋で爽やかなレンが?
しかしその後コーチが自慢話のように経緯を語り、話は真実味を帯びていった。
練習後にうまく呼び出し、ボディメンテとして寝かしたレンを無理矢理に襲ったらしい。
それから変態コーチに仕込まれてしまい、今も肉体関係があることや、このジムに通うゲイ仲間も加わってホテルで廻していることを聞かされた。
「初めはチンポ触られんのも嫌がってたのに、今じゃ相当な淫乱だぞ(笑)」
申し訳ないけどそんなレンの姿を想像してバキバキに興奮してしまった。
友達であり憧れでもあるレンのそんな話信じたくなかったが、レンが頑なにジムを紹介したくなかった訳とも繋がってしまった。
「あいつ廻されんの大好きだから、今度お前も混ざりに来いよ。いま日程決めてやるよ。」
そう言ってコーチは、レンにLINEで候補日を送った。
レンはその日バイトだったから既読にならなかったけど、たしかに俺も知ってるレンのアイコン画面だった。
ついでもLINE履歴も見せてもらった。
レンはコーチに従順でけっこう変態なやり取りしてて、うわーまじでレンそうだったのかーと心臓がバクバク。
後日、レンからコーチに返信があって、コーチがスクショを送ってくれた。
レンは「楽しみにしています」と書いていた。
レンとヤレる日が決まった。
それから学校で話すときも、レンにはいつも通り接した。
レンもいつもと変わらない様子。現実のレンに会うとやっぱりコーチの話やLINEが信じられなくなる。
こんな可愛い爽やかな奴が、本当に男に廻され好きな変態なのか?
「このまえジムでコーチに会ったよ」とだけ言うと、レンは少し動揺していた。
お前の秘密を知ってるぞって脅してその場で襲いたいくらいだった。
でも約束の日まで我慢した。
その期間は人生で一番ムラムラした期間だった。
当日、コーチの車で約束のホテルに向かう途中、緊張と興奮で体がしんどかった。
高校からクラスメイトでチームメンバーだと思ってた友人の、秘密の姿に会える。
頭も体も沸騰して汁が出そうだった。