2017/03/02 02:30:56
(ErXfDi2N)
新しいエリアで女装復活した2年前。
何処が発展スポットか、全く情報がありません。
幾つか入手した情報の一つに、住宅街の裏に、昼間でも人気が無く、夜も全く灯りも無い公園があるというものが有りました。
昼間下見に行くと、なるほど、住宅街の裏側にある崖の下が、公園として整備されていました。
公衆トイレもあるし、池の周りにベンチも幾つかあり、駐車場が二つもある。なにより住宅街からは少し距離もあり、尚且つ廻りが崖とゴルフ場で、隔離されたような環境でした。
ここは発展スポットなんだと確信した私。けど、念を入れて、夜に再度下見に行きました。
本当に街灯はないけど、公衆トイレは灯りが点いていて、発展する際の候補地にしました。
女装し、掲示板に書き込みします。
遅い時間でも有ったので、レスは疎ら。
その中、お一人の純男さんとアポが成立し、待ち合わせ場所へ。
お話してみると、その方は女装遊びも不慣れとの事でしたので、ではと下見した公園にむかいました。
車2台連なって、進行方向手前の駐車場に入ります。
私は直ぐに出れるように駐車場出入口に向けて車を止めますが、その方は私の前方、出入口に車を止めます。車の止め方を改めようと車から出たとき、反対側の駐車場から車のエンジンが掛かるのが私には見えましたが、その方には見えていないようです。
厭な予感がした私は直ぐに車を動かしてと言いますが、その方は要領を得て頂けません。
エンジンを掛けた車がライトを付け、こちらに来る気配がします。
ライトに気付き、やっと事情を理解された純男さんですが、エンジンを切っています。
そうこうするうちにその車が近寄ってきます。
純男さんの車がエンジンを掛けたとほぼ同じタイミングで、赤いランプが点灯しました。パトカーです。
パトランプを付けながら、駐車場にパトカーが入ってきました。そして、職質です。
この手の遊びには付きものですが、やはり厭なものです。
特に女装していると、捜査もしつこく成りがち。この日もそうでした。
まずありきたりの免許証確認ですが、わざわざ純男さんの前で本名を読み上げます。
そして、なんで女装しているのか聞かれます。
免許証の顔と私の顔を見比べ、綺麗だから判らないなんて歯の浮くようなことも言われたり。
純男さんとの関係や、なぜ暗い所にきたのか等々、更に、社内捜索も任意の筈ですが勝手に鞄等を開き、中を確認していきます。
なぜ暗い公園に来たのか。これには、トイレに行きたいから来たと説明します。
私は我慢出来ないから、早くトイレに行きたいと言い募ります。
一通り私の車の捜索を終えると、純男さんの捜査に移ります。
私は言い訳した手前、トイレ向かいます。
用をたし車に戻ると、もう純男さんの捜索は終わっており、何か警官と話しています。
私は恥ずかしさもあり直ぐに帰りたかったのですが、純男さんとは友達と説明していたのもあり、話が終わるのを待っていました。
警官が二人、私に近寄ってきます。
ニヤニヤ笑いながら、「そんなにお綺麗だと、勘違いした変態に襲われますから、暗い所には近寄らないでね」って、軽い説諭されます。
説諭が終わり、私達は車を出し取りあえず待ち合わせ場所に戻りました。
また少し話をしたのですが、曰く暗いから結構定期的にパトロールしている場所らしいのでした。
職質直後だし、発展スポットも不案内でしたから、二人ともすっかり白けてしまい帰路につきました。
その方とは、それ以来一度もお会いしていません。