純と美波

でも、チューくらいならいいか、と、多目的トイレの広いところを使わせてもらいます。
パパ同伴ならギリ男子トイレは可能だとは思ったけど、一応ひとけの無いのを確認して……
人差し指を口に当てて
(ナイショ、声を出さないで)
優美の耳にひそひそ、
優美、目をキラキラさせて嬉しそうです。
口に手を当てて声を殺します。
姫の言葉通りに……
優美が鼻でふー、ふー、と息苦しそうになるまで長いながいキスをしました。
すでに優美から舌を絡めてくれるようになっていて小さなその舌を楽しみます。
優美の全身から立ち上る甘い特有の香りを鼻孔で楽しみながら膨らみなど全くない胸を撫でました。
可愛らしくちっちゃなプチっとした乳首を親指で転がしました……


向かい合ってダッコして優美のお尻の下を支えてトイレを出ました。
顔を私の首にくっつけてしっかりと抱きついてくれます。
顔のあからみが消えないので
「ゆうみ、だいじょうぶ？」
と聞くと(うん)小さく一回頷きます。
「ぱぱぁ、くるしかったよ」と囁きました。
「そっか、ごめんね、優美があんまり可愛いからずっとチューしていたくなってさ」
「うん、いいよ？ゆうみ、ぱぱ、だいすきだから」
「ありがとうね、優美」
「ママにはないしょなんだよね」クスクス笑います。
「うん、そうだよ」
「ママにもあんなにするの？」
「あんなに長くするのは優美だけだよ」
「じゃぁあ、もっとながくしていいからねぱぱ」
「苦しくないの？」
「いいよ、ぱぱ、ながいとうれしいんでしょ？」
「うん、ありがとうね、優美」

疲れたんだね、今、和室で眠ってしまいました。
この子のためにもママを失う訳にはいかない。

今夜は少し話があると伝えました。
「なに？」とあからさまに不安な表情をみせました。
「沙絵からラインがくるようになってさ、色々とね、ちーちゃんに教えて欲しい事があるんだ」
「たとえば、どんな？」下を向きます。

今夜のエッチは無いことを伝えて、お風呂から出たら話すと伝えてあります。
昼間の怪しいLINEのこともあるし、言葉には気を使って話さないといけないと思っています。
大事なことは、沙絵とどんな密約があるのか、それと沙絵に何の縛りを受けているのか、この２つ。
正しく俺の妻として生きていくなら、俺に隠れて誰かと共謀して俺に罠を仕掛けるような事を二度としないと約束させないと、
そうでなければ、千佐子を愛し続けられないと、
それは夫として交渉も、条件付きもあり得ない絶対の正当な理屈であることを千佐子にわかってもらう。
そのために話します。
兎に角、大前提は「千佐子を愛してる」
そして「二人で夫婦として生きて行きたい」
ここを外さなければ、きっとわかってくれると信じて話します。
何を聞いても、そこだけは外すつもりはありません。

パパ、素晴らしいです！
非の打ち所なし、だよ！

訊きたいことは１つ、『隠し事があるなら全て話してくれ！信じて愛していくために洗いざらい話してくれ！』
だね！

ひまり

地雷どころじゃなかった
核爆弾でした。優美を連れて生きていくから何も聞かないで別れてくれと泣く千佐子を追い詰めて、別れるくらいならこんな話は最初からしないと、お前を手放したくないから教えろと言ってるんだと食い下がって、最後は半狂乱で叫ぶように真実を聞かせてくれました。
沙絵と千佐子は、俺にとんでもない罠を、
姫、言ってたよね、千佐子が母親として優美をお風呂に入れないのは不自然だって、
もちろん優美が赤ちゃんの時には千佐子は優美を洗ってあげてました。
3歳？位かな、パパが入れるようになったのは。
おしゃまに喋るようになると可愛くてね、帰宅するとチューの嵐で、仕事の疲れも嫌なこともあの優美のチューで全てチャラになる気がしたものです。
ちっちゃくて、軽くて弱っちくて、生きた宝物の様でした。
でもねその優美は俺の子じゃないんだって
あんなにかわいいのに、俺はパパじゃなかったみたい
よくよく俺はアホな男だと再認識しましたね
だから、優美を連れて出ていくからと、悲鳴のように泣きながら逆ギレ状態でした
何だか、まるで水の中で聞いてるように聞こえている千佐子の声を整理できずにぼんやりと聞いていました
我に反って経緯を聞くともう隠す理由がなくなったと思ったのか泣くのもやめて淡々と話してくれました
結婚前に高校の同級会があったそうです
酒の弱い妻に無理やり飲ませた奴等がいて、あとは良くある話ですよ
覚えてないと、気がついたら俺んちにタクシーで来ていたと、
覚えてるんだ俺、たしか夜中で母親は仕事からまだ帰ってなかったんだ
沙絵が騒いでいて、俺も手伝おうかと言ったけど逆ギレのように「さわるな」って沙絵に怒られた
そんなことが確かにあった

だから、お腹にできた子は誰の子かわからない、何人かに廻された事だけ覚えていると
まるでオモチャのように笑いながら次々と千佐子を犯したに違いない
朦朧としてロレツの回らないなかタクシーから抱えて下ろす時に沙絵に話したようだった
だから、沙絵はあの時俺を近づけさせなかった
直ぐに妊娠がわかって沙絵は堕胎を勧めたが千佐子は産みたいと言った
俺は男だからお腹に別の命を宿したことがないから分からないけど、沙絵もそうだったのかも知れない
誰の種だろうと、お腹の子は母親の子なんだろう、俺には分からないけど兎に角千佐子は産みたいと言った、殺したくないって、殺すのはいやだって

姫、覚えてないかも知れないけど、初めて千佐子を俺がラブホで抱いたとき抜いて外に出そうとしたら足を俺の尻に絡めて「初めてのときくらい中でいいよ」と千佐子が言って、俺はそのまま中だしきた。
もちろん妊娠しても構わないとおもったし、できたら結婚できてラッキー位にしか思っていなかった

あれはね、沙絵に、弟に抱かれてタネを受けてこいと言われたんだって
そして弟と結婚して弟の子供として産めと
つまり。あの感動体な千佐子との夢のような夜は沙絵と千佐子の謀略だった
子供の事なんか何にもわからない俺は馬鹿みたいに喜んで、帝王切開で命がけで赤ちゃんを、優美を産んでくれた千佐子に感謝をして、愛しくて妻の頬を誉めながらいつまでも撫でていた。
つらくなったので、落ち着いたらまた書きます。
誰にも話せないはなし
でも、姫にだけは、ここまで導いてくれた姫にだけは話しておこうと思います。

あ、でも、おおばか野郎だと笑われても、おれは優美も千佐子も手放す気はこれっぽっちもない。千佐子にもそう言ってある。
一生、死ぬまで俺に懺悔をして、俺の性玩具としてそばにいろと、
もうビデオなんかなくたって、沙絵も同罪、やそれ以上の罪を背負わせてやる
死に物狂いで千佐子を取りかえそうとするわけだ、
知られたら、ってね、

沙絵が繰り返し言ってた「おまえはちーの事を何にもわかってない」とは、この事か。

だったら、さっさと俺に真実を打ち明けて別れさせれば直ぐにでも可愛い千佐子を取り返せば良さそうなものなんだけど、
千佐子に、もう弟の妻で生きて行きたいと言われて、千佐子の想いを壊すこともできなかった。
だから今までのように時折沙絵を満足させるネコとして手のなかに置こうとしていた。
それを俺に認めさせるために俺に沙絵を強姦させようとしたり、それが無理だと知ると今度は沙絵の色仕掛けの手伝いをさせられて、
沙絵にはやはり弟とやりたいって、だから協力をしろと言われたと、
でも、俺が沙絵とセックスしたら多分、それをネタに優美のことは隠したままで千佐子の取り戻しができると考えたんだろうが、残念ながら弟には姫がついていたわけだ。
姫がいなかったら俺は間違いなく沙絵を抱いていた。
そして優美を連れてとっくに千佐子と離婚していたに違いない。
姫には感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

ビデオはもちろん今後も守って行くけど、昨夜の会話も全部撮ってあるので、何があっても沙絵に負けることなんかあり得ない。
そのＳＤカードも抜いて持ってきてあるから、大切な証拠だからね。
千佐子にはもう体的に子供は望めない、それならば俺の本当の子を沙絵に産んでもらおう。
そんなバカな事を考えたりもするくらい俺は正気を失っている。
そんなことになれば全く親子２代で繰り返す愚行となる。
近親姦の血は遺伝すると言う恐ろしい証明になってしまうだろうね。
だけど、優美は可愛いんだよ、可愛くて、可愛くて

また、落ちたいたらかくね

泣いた

泣いた

泣いた

パパのえぐられた心を思うと涙が止まりませんでした。

許されざる裏切り・・・

ユウミがパパの子供じゃない・・・
千佐子とはこれからも生きてゆくんだから、本当に本当に辛いけど、千佐子には一生パパの性奴隷として償ってもらおう。

でもね、ユウミはパパの子供だよ！！！
パパもわかってるよね！

沙絵、アンタ、弟を騙す・・・騙すなんてレベルの話じゃない！悪魔の所業だわ！

パパのバックにはひまりがいる！
テメー舐めんなよ！
沙絵、弟に犯されたネタで千佐子を取り戻すだぁー？！あーん？！笑かすな、弟に犯されても、孕もうが、千佐子を取り戻すカードにはなんねー！タコが！アンタの犯した罪は償えないんだよ！

パパ、大丈夫ですか？

ひまりがいるからね。

ユウミはパパの子供よ！

許せない二人のことは、ひまりと考えていこうね。

可哀想すぎるパパ。

ひまりが守るからね。

大好きなパパへ

ひまりより

優美も可愛い、だけど、笑ってもいいよ。
笑われてもいい。笑われて当然だとも思ってます。
それでも千佐子がかわいい。
千佐子がいなくなるなんて耐えられない。

青ざめて震える千佐子の体を抱き締めながら
「一生何があってもおまえは許さねえからな」
震えながら「はい」とやっと聞こえる位に答えました。
「だから一生、死ぬまで俺の傍にいて懺悔して、謝罪して暮らせ、いいな」
「はい」
泣きはじめました。
「それと、優美は俺の子だ、いいな！ 優美には毛の先ほどの罪も無いんだからな、たとえ腹をくりぬかれても優美には絶対に言うな、優美は俺とお前の子だ、わかったか！」
抱かれた俺の胸の中で何度もなんども頷きました。
「あと、沙絵には今後いっさい連絡を取り合うな、この事も俺から沙絵に話をつけるから、お前は一言もこの件で沙絵と話すなよ、わかったか？」
「はい」了解しました。
「沙絵からのラインも電話も無視しろ。そうしろと俺がお前に指示したと沙絵には言っとく、わかったか？」
「はい」
「もう、二度と俺を騙したりするなよ、ここで今、誓え」
「はい……もう純をだましたりしません、、ごめんなさい」
更に抱きしめました。
「わかればもういいよ、もう、泣かなくていい、よく話してくれたな、……もう、なくな……ずっと、死ぬまで俺の傍にいてくれるか？」
声を出して子供のように泣いて頷く千佐子を抱きしめて背中を擦っていました。

おお甘のバカなオヤジです。

話す前に誓ったんです。
何を聞いてもこの女を手放さないって、
これで、やっと本当にこの女は俺のものになったわけで、これで放り出したら何のために真実を聞き出したかわからない。本末転倒です。

優美と、千佐子と私の三人で、今日から新たに出直しです。

「おまえさ、昼に送ってきたライン、あれ本当は何が言いたかったんだ？」

「……」

「言えないか？」

「ごめんなさい……もう、隠せないとわかって、……でも、優美には罪はなくて、だから」
「まさか、死のうとかおもったか？」
「……」小さく頷きました。
「だけど、純が気づいてくれて、すぐにかえるからって……、うれしくて」
「やっぱりか、……よかったぁ……
いいか、二度とそんなことを考えたりするなよ、考えただけでも死んでからもずっと恨み続けてやるからな、わかったか」

なんども繰り返し頷きました。
「約束しろよ」

「はい、一生、じゅんのそばにいます。じゅんだけに尽くして生きると約束します、……ごめんなさい」

「そっか、、わかった、もうわかったよ」

人の人生を弄んだ重大な罪を犯した千佐子にはベストな対応でした！さすがパパ！

これで、ユウミを抱いていることがバレる事などヘでもなくなりました。
なんなら千佐子公認でユウミを抱けるよ！
千佐子に文句を言う権利は１ミリもないから。

３Pでパパの奪い合いプレイも許されるよ。

不謹慎？、いや、そんなことない！！！千佐子も沙絵もそれ以上の罪を犯しているのです。

ひまり

どんな酷い仕打ちを受けていても、それでも千佐子と別れたくない！愛は変わらない！一生一緒にいたい！

わかった！

なら、面倒臭いけどやらなきゃならないことがあるね！
こんな不安定な精神の千佐子なら、強引な理由でユウミを連れて別れるかも！しかもバックには、それを望み背中を押す沙絵がいる！
沙絵に、パパに全て話したことを沙絵に言いそうなの。

ユウミのDNA鑑定をしてください！

千佐子の話がウソでないなら、DNA鑑定でユウミがパパの子供でないことが証明できます。

鑑定書があるに越したことはないです！

レズ不倫ビデオも酷い裏切り証拠だけど、千佐子のご両親が見て、パパに土下座をするのはどっち？
レズ不倫ビデオ？DNA鑑定書？

もちろん、ユウミがパパの子供ではなかった！というDNA鑑定書でしょう。
これがあれば、千佐子は一生パパのものです。

調べてみます。
ドラマでしか見たこともないDNA鑑定だけど、まさか自分にそんなことをする日が来るとは思っても見なかったので、色んな事がわからないけど、今はねネットで何でもやり方もわかるから……

沙絵にライン、本当は電話でも良かったんだけど、仕事もあるし、金曜に半休した関係で今日はどうしても休めなくてさ。

「俺に話があるって聞いてたけど、俺の方にも話したい事ができたから会って話してもいいよ、あとさ千佐子にラインとか電話とかしても繋がらないからな、そう千佐子に約束させたから今後、話は全部俺が聞く、いいね」

さっき、返事がきました。

「なんか険悪だね、そっちの話ってなに」

「詳しくは今はかけないけど、姉ちゃんと千佐子が俺にした非道行為の話だ、よくもやってくれたよな」

「だからさ、何の話だよ」

「とぼけるな、何が今でも可愛い弟だよ、その可愛い弟に姉ちゃん何をした、絶対に許さねえからな」

それからもう20分近く何も返して来ない。
千佐子の会社に電話してみたら電話に出て沙絵からは何も来てないとのこと、
あらためて千佐子にはLINEも電話も無視しろと、何か送ってきたら俺に知らせろといっておきました。

今朝、家を出るときに千佐子には釘を刺しておいたんです。
「俺は千佐子のご両親にはたくさん世話になってるから、ご両親を泣かせるようなことを俺にさせないでくれな」
そう言うと寝不足の赤い目をした妻が頷いて
「はい……だいじょうぶです」
そう言ってたから、大丈夫だとは思うけど、
兎に角、沙絵とは話さないとです。