禁断の木の実
2012/01/03 11:50:37(9zjEAy7d)
待っていたかいがありました!最後まで期待しながら読ませていただきますから
この調子で手抜きなくいろいろご報告ください。
12/01/28 02:07
(z6MyBrhv)
期待してますから頑張って・・
12/01/29 21:54
(02xhqw8t)
母親のキャラが入り込んでます。
続き楽しみにしています。
12/01/31 11:30
(/eJ6IEag)
「二人で飲むのって初めてだっけ? 」
滑川さんがジョッキを一気に半分空けてから言った。私が、そうだ、と答えると、
「イエーイ! お初だお初だ」と、かなりのハイテンションでまた乾杯を求めてきた。
「滑川さんて、前はこんな感じじゃなかったよね」
「前って、いつ」
「一回生の前期」
「うわぁ。いつの話をしてるんだ、君は」
タコわさが辛かったのか、変な顔をしながら彼女が言った。
「女は変わるのだよ、常にね。そういう池田くんは変わんないね」
「そう? 」
「うん。ずぅっとこんな感じ。ね、ね、彼女とかいないの」
早くも二杯目のジョッキに入っている彼女は、よく飲みよく喋った。
「いないよ。二回生の最初に少しだけ付き合っていたけど、すぐに別れて。それからは全く」
えー!?、誰誰、と滑川さんは私の恋愛話に食い付いた。
あまり広がらないよ、と断り少しだけ説明し、ちょっとだけ盛り上がった。同じ学部の目立たない子と付き合っていたのだが、滑川さんはその子を知っていたのだという。
「俺のことより滑川さんは誰と付き合っていたのさ」自分の話が照れ臭くなり、彼女に話題を振った。
「あたしは外部が多いからなぁ。同じ大学だと・・・」
腕を組み天井を見上げ勿体ぶって考えている滑川さんをみて、ちょっと可愛いな、と思ってしまった。
今の今まで本当にそういう目で見ていなかったのだが、彼女のペースで飲んでいたのでいつも以上に早く酔いが回ってきたのかも知れなかったが、彼女の次に発した言葉に、酔いは何処へと消え去った。
「公平くん。あ、沢木くんて言った方がいいかな」
12/01/31 21:04
(nFF0Yx/o)
思わずビールを吹き出しそうになったのを何とか堪えたが、咳き込むことは押さえられなかった。
「えほっ、えふほ、・・・誰だって? 」
私の必死の問いかけに、きょとんとした顔で滑川さんは答えた。
「なーにむせているのよ。沢木くんよ。ほら、知っているでしょ」
「いや、知っているよ。えほっ、そうじゃなくて・・・、え、いつ? なんで? 」
私は、この時何が起こったのか処理をすることが出来なくなり、彼女の発した人名がただグルグルと頭の中を駆け巡っていただけだった。
「いつって、一回生の夏休みかな。何でって・・・、何でだろ」
「沢木って、沢木だよね」
「そ、公平くん。池田くんの友達の」
すいませーん、生もう一つ、と彼女は何事もなかったかのようにビールを注文した。
こっちは何事が起こったのかと思った。
沢木と滑川さんが付き合っていた?
そんなこと初めて聞いた。
一回生の夏休みから今日まで、どれだけこの二人会ったことか。
それなのに。
どちらからも聞かされていなかった。
なんで・・・。
「今まで言わなかったのは、隠していたの? 口止めされていたとか」
「え、違うよ。てっきり知っているのかと思っていたから」
「いや、知らなかった。結構付き合っていたの? 」
「全然。夏休み明けには別れていたよ。あたしが振られたんだけどね」
「でも・・・」
あの時、沢木と接点なんかなかったよね、と私が聞くと、
「何いってんのよ、池田くんが引き合わせてくれたんじゃない」
と言われた。
一回生の夏休み前に、ある講義でグループ課題を出され、同じ班でまだ変貌前の滑川さん含む数人と、何日か掛けて課題制作をしたことがあった。
打ち上げと称してみんなで居酒屋へ行ったのだが、そこに偶然沢木が別の仲間といたのだという。
細かくは覚えていないが、言われてみれば、滑川さんを沢木に紹介したかも知れなかった。
でも、あの時はその程度で終わっていたはずだ。この後すぐに二次会のカラオケへ流れていったのは記憶に残っていたからだ。そこに沢木はいなかった。
「一瞬だったよね? 挨拶を交わしたのなんて」
「うーん、そうね。でも喋ったよ、結構。池田くん酔ってたから判んないかもしんまいけど」
冷めた唐揚げを食べながら、滑川さんはいった。
「それで・・・、その、すぐに奴のことを好きになったの? 」
私は恐る恐る聞いた。
「まさか! あたしもあの当時はまだウブだったからさ、最初はなんて軽薄な人って思ったよ。間違っても付き合うことなんてないタイプだって、自分の中で瞬時に分類分けされたわ」
「・・・それなのに、何で付き合うまでの関係になったの? 」
12/01/31 21:09
(nFF0Yx/o)
失踪しちゃった?
12/02/08 23:57
(11gb7JJL)
終わりです
12/02/10 00:09
(KMCXx3sf)
最後までフォローしますから、頑張って継続してください。楽しみにしていますよ!
12/02/10 10:38
(iM/h3nlH)
投下できなくて、すいません。
前述の通り、現在仕事が鬼のように忙しくて、書き込みが難しい状態にあります。
支援していただいている方には大変感謝しております。もう少しまとまってからと思いましたが、とりあえず途中までですが、投下いたします。
続きは明日。
先週は休みがありませんでした。
明日は久しぶりの休みなので、多少まとめられそうです。
ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。
こんなスローペースですが、もう少しだけお付き合いしていただけたら幸いです。
12/02/11 20:02
(QBDhTkR.)
滑川さんがいうには、居酒屋で沢木と初めて会った日の翌日に、自分のアパートの近くのコンビニで沢木と偶然の再会をし、ああだこうだと話をしている内に、その数時間後には自宅のベッドの上でお互いを求め合っていたのだという。
「何で付き合うことのないタイプだった男と、そんな短時間で男女の関係になるの? ひょっとして無理矢理やられちゃったとか? 」
今思えば女性に対してかなり失礼な質問だが、その時の私には心の余裕がまるでなかった。
「でも、男の人って誰でも最初は強引だよね。それを無理矢理ってとるかどうかはその人次第でしょ」
彼女は微塵も嫌な顔をせずに答えてくれた。
離島から出てくる直前に唯一の同級生の男子とセックスの真似事をしたことがあったから一応は処女ではなかったのだが、ほぼ無垢な彼女はその日から三日三晩沢木に開発をされ、最後には自ら沢木を求め、腰を振り、ヨダレを垂らしながら激しくイってしまったのだと、彼女は身振り手振りを加えながら楽しそうに私に教えてくれた。
「もう、ずっと絶頂って感じ? ビクンビクンって。それまであたし、イったことなかったからさ、ふふふ」
「三日三晩!? 」
「そ、ほとんど寝なかったなぁ」
「沢木ってそんなにすごいの・・・」
目の前にいる滑川さんの在らぬ姿を想像してしまって口の中が渇いてきた。
「そうね、何がスゴイって・・・」
体力があるのはもちろんのことだが、それにも勝るテクニックがあるのだという。
彼の指使いは繊細で激しく何処を触ればいいのかセンサーでも付いているかのようだし、舌使いは柔らかく強く包みこまれるかのようだし、
「一番はね・・・」
彼のあそこは、正に彼自身のシンボルであり、その出で立ちは長く太く逞しく、天に向かって聳え立つ神柱のようなのだと。
私は言葉が出なかった。
12/02/11 20:03
(QBDhTkR.)
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