特にこれと言って特別な何かを持っている訳ではない俺だけど、たったひとつだけ人々からうらやましがられるネタがある。それは今の妻である警子(現在33)との出会いと結婚。
この話は以前に、あまりに時間を持て余していた時に、警子との「なりそめ」をノロケ話でありつつも、なお真剣に小説化した試みがあり、その作品を試しに「真面目な」投稿サイトに投稿してみたら、意外と「ストーリはありきたりだけど、具体的に書かれていて面白い」という反響を頂いた事があった。
この話はその真面目な出会いから結婚までのノロケ話のスピンオフとでもいうのか、その裏側に存在した「エロバージョン」である。(ですが、エロシーンに到達するまで時間jはかかる予定です)
今から6年前、俺(当時29)警子(27)の夏の日の事だった。俺は岡山県の某市に実家があり、会社の盆休みに実家に帰省した時、俺はどこでなくしたのか、JR岡山駅から実家に「今から私鉄乗るから、あと30分くらいで着くわ」と連絡をしたのを最後に、当時使っていた型遅れのスマホをなくしてしまったのだった。
実家についてから、考えられる駅やバス会社、喫茶店等のすべての場所に「落とし物ありませんか?」と問い合わせたが、どれも「ありませんね」との返答ばかり。
まぁ最新式のスマホとかではないので、(しかたないな・・・。携帯会社に利用停止をかけて、、あとは携帯ショップに行くか・・・)と覚悟を決め、もうどうしようもないという事であきらめていた。
すると、俺の会社に「岡山県〇察 会計係」の杉本警子という人物から電話があり、携帯電話の落とし物の届け出があったので、〇〇署のほうに取りに来てほしい。という連絡が入った。と帰省先の実家に会社から連絡があった。
どうやら携帯電話カバーに入れていた俺の大量の名刺と、その名刺に載っていた携帯番号と落とし物の携帯番号が一致したので、持ち主が判明したらしい。
俺は翌日、苗字が同じなので、実家の印鑑と免許証を持参し、指定された〇〇署へと足を運んでみた。
すると警〇署独特の薄汚い灰色がかった外壁の建物の中に入り、受付に「落とし物係はどこですか?」と聞くと、「左の通路をまっすぐ行って、右にまがったところの奥にあります」と案内され、俺はそのとおりに進んでいった。
すると建物の奥にちょっとした窓口があり、俺はそこで「落とし物が届いているって連絡があって・・・」と受付の女性に話しかけると、「はい、じゃこの用紙に氏名、住所、連絡先、印鑑、あと落とし物の種類を書いてください」と用紙を渡され、そして「どんな落とし物ですか?」と聞かれたので、俺は「杉本さんという方から携帯電話の落とし物があると連絡がはいったのです」と詳細に伝えた。
すると、その受付の女性は、「あ、あの携帯電話ですね!」と表情を明るくしたのだった。どうやらこの女性が杉本警子なのだろうと思った。
年齢にして20代後半(当たってた)身長165cm前後か(女にしてはけっこう高い)体重50キロ程度(身長と対比しバランスとれてる) 胸(Dカップくらいか。そこそこ豊満)白のカッターシャツにグレーのパンツルック 髪の毛はサイドポニーテール 顔は元AKBの秋元を彷彿させる、凛とした顔。ふむふむ。見た目は悪くない。なんてなめるように吟味していた。
そして杉本警子は、「では少々お待ちください」と言ったものの、俺はそれから受付の窓のヘリに腕を置いて立ったまま、40分近く待たされる事になったのだった。
しかも、受付の窓ガラスごしに、杉本警子の動作を見ていると、どうも「あれ??ない。。ない・・どこに置いちゃったのかな。前はちゃんとここに入れたはずなのに・・・」みたいな感じで、アタフタし、あらゆる机の引き出しを漁ったり、書類を漁ったり、他の同僚に聞いたりしているのである。
(おいおい・・・大丈夫かよ・・・)と思った。
が、しかし杉本警子というキャラが、なんだかしっかりした体躯の(華奢とか、か弱そうとかいう意味ではなく)わりには、動作があまりにも可愛らしく見えてきて、(なんだかこのキャラいいなww)とおもいながら俺は眺めていた。
時折、しゃがんだときに背中からブラ線が浮き出たり、腰からズボンからはみ出てパンストの生地が見えた時など、即座に、背中に手をまわしてカッターシャツを、キュッと下に(俺に見えないよう)引っ張ったりしている動作も可愛げがあった。
そんなアタフタした杉本警子を眺める事40分。他のオバハン同僚からも(何してんのよさっきから・・・)と言われんばかりの目で睨まれて、やっとのことで無くしていた携帯電話を発見したのだった。その時の「あったー!!!!!」という署内に響き渡る警子の声で周囲の同僚はまた一気に警子を注目したのだった。(なんだか俺が恥ずかしかった)
そして、額に汗を浮き出させながら(夏という気温もあり冷房がガンガンついてる職場ではないので)「ありました・・ww」とハァハァ言いながら俺にそれを持ってきて、やっとの事で俺は無くしていた落とし物が自分の手に戻ってきたのだった。
帰り道、(なんか面白い婦〇さんだったな・・・ww)と思い出し笑いしながら俺はその日は帰宅したのだった。
それから2日後くらいだったと思う。俺は朝から岡山市内に買い物に出かけようと、朝の8時くらいに地元の主要バス停留所で、岡山行きのバスを待っていた時の話である。
するとバス停に(どこかで見たことある女だな・・)と思っていると、向こうの方から「あ、どもw」みたな感じで軽く会釈してくる女性がいたのだった。(あ!杉本警子だ!!!ww)と俺は気が付いた。
そして俺は近寄って、「この前はすみませんねw」と俺は別に何も悪い事していないのに、日本人の悪い癖で、スミマセンから入っていくと、警子も「いえいえ、こちらこそ><」というどこにでもある感じの挨拶から始まったのだった。
俺は「あの時、実はどこに置いたかわからなくなってたんですか?ww」と聞くと、「はい>< めちゃ緊張しましたww」と答えてくるのであっった。
そして俺たちは(運命で定められた縁って意外とこうもたやすく進んでいくのか)その場で意気投合し、俺は「今、盆休みで帰省中なんだ」 相手は「盆休みだけど仕事中なんです~~~。」等と、バスの中で身の上話までやってのけ、そして「毎日、このバスに乗ってるの?」との俺の問いに「はい、そうです」と警子が答えてきたので、俺は「実は、僕も毎朝市内のほうに入院している親戚の見舞いに行くために、このバスに乗るんですよ」と咄嗟の嘘をついたのだった。
それから俺は、毎日、意味もなく、岡山駅まで行かなければならないという事になってしまったが、その代わりに、警子と一緒に、バス停で過ごす数十分、そして警子が「〇〇署前」で降りるまでの車内での20分を一緒に過ごす事が出来た。
といっても俺の盆休みの時間は7日間しかなかった。そして既に3日消化していた。
俺は毎朝、運命的な出会い(いあ、意図的に仕組んだが)でバスで一緒になる警子の職業が、なんせ「公〇員」である為に、(基本的に外部との出会いなんて、許容範囲内なのかな・・・)と不安もあったが、俺は最後の日、もう当たって砕けろ。といわんばかり、俺ははっきりと切り出したのだった。
「明日でも地元に戻るんです。そこでなのですが、実は警子さんとこうやって毎日話す事が出来て、明日でもう終わりっていうのが、なんか残念なんです。そしてもっと話したいな。って思って・・。よければ、連絡先とか交換してもらってもいいですか?せっかく出来た友達なので・・」と俺は自分の気持ちを伝えた。
すると警子は「うんうん>< ぜんぜんいいですよー。そんなかしこまらなくっても^^;」と安心させてくれる答えを出してくれたのだった。
そして俺たちは手持ちのスマートフォンのアプリ「LINE」のQRコードを撮影し、そして友達登録をした。それから俺たちは、岡山と愛知という遠距離となったが、(その時は友達として)今晩食べたものとか、どこそこ行ってみたとか、そんな日常的な内容のコメントをしたり、撮影した写真を送ったりして仲良くしているのだった。
それから1か月が経過し、俺の(また会いたいな・・)という気持ちがピークに差し掛かったころ、ちょうど土、日、月の3連休があったので、俺は警子に「この3連休、なにしてる?」とデートの誘いをし、俺は車で岡山までぶっ飛ばすという展開になっていったのだった。
警子との始めてのデートだった。行った先はなんとも地味に「岡山城w」だが、出会った頃の2人というのは、歩いているだけでも幸せなものだった。
あと、なにより警子の私服姿。警〇官って、普段もこんな格好なの?と思ったが、黒のスキニージーンズに、白のウインドブレーカー。中はリブカップTシャツかなんかだと思う。これにサンバイザーでもあれば、なんかのキャンペーンガールが、街中でティッシュやチラシを配っているような、そんな恰好だった。
俺たちは岡山城の周辺を二人で意味もなく歩き、そして土産物屋の屋台で作っている野菜焼きを買って、岡山城が見渡せる木のベンチに座りながらそれを食べた。そして野菜焼きを食べた後、岡山城の外堀にあるボートに乗ろうという話になったのだった。
そして二人でアヒルの形をしたボートを漕いで、湖を散歩し、そしてボートから降りる際に、俺は初めて警子の手をにぎったのだった。
まるで16歳、17歳の頃に戻ったようなそんなデートだった。
かといっても、年齢で言えばもうお互い20代後半。夜に行く場所はやっぱ居酒屋だった。居酒屋で俺たちはビールや焼酎を片手に、あの落とし物事件の時の話から、実はあの時から一目ぼれしてました。みたいな事を言ったり、警子も「名刺みた時、けっこういい会社務めてるので、どんな人かなって思いましたw」と言っていた。
(付き合おうなんて言ってなかったが、警子に対し、好きだよ。というのは確実に伝わっている関係だった。相手の俺に対する気持ちは聞いたことはないが、きっと良い風に思ってくれてるだろうという確信はあった)
そして居酒屋での楽しい2時間は終わり、そろそろ次の事を考えなければならなかった。まだ飲むののか。それとも帰るのか。
とりあえず俺が乗ってきた車はそのままコインパーキングへ。そして俺は、(この後ラブホww)という下心はあったが、さすがに初めてのデートでそれを言う事は出来ない。
そんな中での警子からの「今日は実家に泊るの?」との問いに、俺は「いあ、実家には何も言ってきてないし、この時間だからやめとく。普通のホテルに泊る」と言った。
その普通のホテル。という表現がよかった。言い換えればラブホでもなく、男だけしか入れないビジネスホテルでもない、そんな正統派のイメージがあったんだと思う。
すると警子のほうから、「じゃ、次はお店じゃなくて、ホテルのバーで飲もうw そしたら帰り楽でしょ」という警子からの誘いだった。(後で警子いわく、あの時はあのままバイバイも寂しい感じがしただけ!と言ってる。)
そして俺は、それなりに値もはったが、ホテルの当日予約をし、そしてそのホテルのバーへと足を進めた。カクテル1杯800円くらいが相場だったが、そこはもうホテルなので仕方ない。
さすがにホテルまでくると、警子のようなラフな格好で来ている人は誰もおらず、「なんか浮いてるねww」とか言いながら、俺たちはホテルのバーのカウンターで飲んでいた。
そして、俺はもうここまできたら。。と思い、「あの、何もしないからwww 約束するww 今晩、泊っていけば?w」と俺は誘った。
すると警子は「え、いいの?w やったw ホテルとか入るの久しぶりww」と喜んでいた。
なにもかもが順調だった。そしてこの後も順調が続いていく。
そして俺たちはシーズンオフ、田舎という事で当日に入る事が出来たそこそこ高級なホテルの部屋に入り、これも高かったがロビーへビールと、レーズンバターとミックスナッツ等を注文し、ホテルからの外の景色を見ながらビールを飲んでいた。
そして何もしないから。と言った以上、こっち側としても下手に何か誘いの手を差し伸べる事も出来ず、時間も時間になってしまい、なんだかんだお互い疲れて眠くなってきたので、「俺、ソファーで寝るから警子ちゃんはベッドで寝ていいよ」と言い、俺たちは寝る時の相談をした。
警子は、「シャワーしてから寝るね。今日、暑かったねー^^;」と言いながら、シャワールームへとはいていったのだった。
俺は「はい、ゆっくりはいってなさーい。あ、お風呂に湯はってみたらどう?ホテルの浴槽だからけっこう広いと思うよ」と提案した。
そして俺はホテルのソファーで湯舟に湯をはっている間、警子と残ったビールと豆類を食べていた。
そしていい具合に浴槽に湯がたまり、そして警子は風呂へ。そして俺は引き続きテレビを見ていた。
が、俺は何か酒で酔っていたのか、、、(今、警子ちゃんは裸なのか・・・)という、中学生のような、妙なエロ思考が沸き起こり、俺は別に風呂を覗くっていう訳じゃないけど、ちょっと中が気になるな。という、変な好奇心に駆られてしまった。
俺は風呂場の前、脱衣所へと続く部屋のドアを開けると、また刺激的な光景がそこには待っていた。
なんと浴槽へ続く白いドアの向こにいる、裸である警子の存在感とかではなく、(浴槽と脱衣所の境界のドアは、ちゃんと塗られた白いドアとなっており、こちらからも向こう側からも透けてシルエットが見えるとかいう事はない)
ポーンとその前の脱衣所エリアに無造作に脱ぎ捨てられた、洗面台の窪みにある、警子の衣類だった。
今日はいていた黒のスキニージーンズ、白にプリント柄があるリブカップTシャツ、そしてウインドブレーカー。そしてその横に、水色ベースに白い花がちりばめられたデザインのパンツとブラもセットで洗面台の窪みの中に無造作に置かれていたのだった。
(おww 警子ちゃん、今日こんなパンツだったのかwww)と、思わず男としてうれしいものを見た瞬間だった。俺は浴槽と脱衣所のドアが、白で塗られているドアであり、お互いにシルエットなどの気配を感じさせない構造になっている事から、俺は足音だけは立てずに1歩程、その洗面台に接近し、さっとパンツだけをとって俺は脱衣所を後にした。
といっても脱衣所のドアのすぐ前で、手にしたパンツを裏返し、、(うわーw けっこうシミついてるなww)と、パンツに女の子独特の黄色いシミがついている事に興奮し、だがさすがに幸せ満開な初デートんお当日に、奪った下着で自慰行為とか、そんな思い出を汚すような変態行為までする気にもなれず、軽くクンクンしただけで元の場所に戻しておいた。
ただ俺の思考では、あの忘れものを取りに行った時、あの時対応してくれた警〇のお姉さんが、今こうして俺のすぐそばで裸で風呂に入っているんだという現実が信じられなかった。
確かに、バス停で毎日というか、毎朝いろんな話もした。そして1か月、毎晩のようにその日の活動を報告しあった。
仕事での出来事、日常での出来事、ささいな相談。そんな事もしていた。警子は俺が警子に対し、好意を持っているというのは気が付いているはず。そして警子も、俺に対し、それなりに好意を抱いてくれているから、こうしてこんな場まで着いてきてくれたんだと思う。
しかし・・・しかし!!!
この燃えたぎる男としての本能!このまま風呂場に突入し、無理やりでもなんでもいいから、警子に燃えたぎった自分の陰茎をねじ込みたい。というあまりに生々しく、怒涛の性的欲求が俺を支配してくるのだった。
「 あの、何もしないからwww 約束するww」と言った俺に従うべきか。それとも「いあ、ムードっていうものがあるだろ。今は襲う時だろw」とささやいてくる悪魔に従うべきか。
だが、普通に考えて風呂場にはいって襲い掛かるなんて事もなく、そこは冷静に俺はもとのソファーに戻り警子が風呂から出てくるのを待ったのだった。
そして30分後くらいに、「おまたせw」とドライアーを当てた直後の湿った髪の毛と、すっぴん姿になって幼い表情をみせる警子が帰ってきたのだった。
そして「俺も風呂はいろうかなw」と風呂にはいり、シャワーを浴びながら考えた事が、(これって、普通にHをする準備なんじゃ。。。。 展開的にはラブホ来てる時と同じだよな・・・)と思い始めていた。
そして俺は決意した。(風呂から上がって、警子がベッドで寝ていたら、俺はソファーに戻るのではなく、ベッドに戻ろう。。。よし今夜キメよう・・・・!)と並々ならぬ決意をしている俺がいたのだった。