続きが読みたいです。投稿願います！

美冬はスープを口にすると｢はぁ…美味しい…｣と言って笑顔を見せた。｢でしょ？｣と俺は自慢気に言った。｢こう見えて昔小さいホテルのシェフやってたんだ｣と言うと｢凄いですね…今は何してるんですか？｣と言われ｢今はね全然料理とは関係ない、玩具の製造してるんだ｣と言った。｢どんな玩具ですか？｣と聞かれ｢電車の玩具だよ…鉄道博物館とかにあるヤツ…ジオラマの｣と言うと｢あっ知ってる…Ｎゲージとか言う？｣｢そう…それっ｣と言った。今度は俺が質問した。｢藤田ちゃんはこの近くなの？｣と聞くと｢富士宮です｣と言った。｢えっ!?富士宮から自転車でっ!?｣と驚くと｢はい…自転車で３時間ちょっとです｣と言った。｢結構距離とアップダウンあるんじゃね？｣と言うと｢そうですね｣と言った。美冬の自転車はロードバイクタイプで軽くて速いが、荷物を積んでだとかなりの重量になる。｢凄いね…俺バイクでもバランス取るの大変なのに…｣と言うと｢誕生日過ぎたら免許穫りに行くつもりです｣と言った。

なかなかいい感じですね♪
次の展開を期待して、楽しみに続きを待ってます!!

｢試験受かるといいね｣と言うと｢はいっ｣と言った。丁度その時、俺の腹がグ～っと鳴り｢じゃぁ…腹減ったから戻るわ｣と言うと｢あっ…食器は…｣と言った。｢食器は洗わないでいいから後で持って来て｣と言い、俺はテントに戻りご飯を食べた。食べ終わり夜空を見ながらマッタリとしていると美冬が食器を持って来て｢御馳走様でした…凄い美味しかったです｣と言った。食器を受け取り｢どういたしまして｣と返した。美冬はある物に興味を抱いた。それは俺がいつも持って来ている、小型の天体望遠鏡だった。｢何見てるんですか？｣と聞かれ｢月見てるんだよ｣と言うと｢月？｣と言った。俺は冗談で｢ウサギが見えるんだよ｣と言うと｢えっ!?｣と言った後｢アハハっ｣と笑った。その笑顔が可愛かった。｢クレーターとか良く見えるよ…覗いてみる？｣と言うと｢はいっ｣と言い覗いた。｢わっ!?ホントだっ…良く見えるっ｣とはしゃいだ。｢綺麗でしょ？｣と聞くと｢はいっとっても…｣と言い｢初めて月の表面見た｣と言った。

それから、それから…………