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冬キャン
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:冬キャン
投稿者: (無名)
俺は1人冬キャンプが好きな25才独身の男で、名前は真田旭(あきら)と言う。冬になるとよくキャンプをしている。何故、夏じゃなく冬に?と思うだろう。夏でもいいのだが、冬の方がキャンプ場に人が殆どおらず、静かで空気も澄んでいるのが好きだからだ。…よく富士山周辺か長野方面でキャンプを張っている。冬キャンは人が殆ど居ないので、雄大な景色を独り占めしている気分に浸れる。そこが好きなのだ。……その日も本栖湖のキャンプ場にバイクで朝早くに出掛けた。中央道を大月から南下し河口湖で降り、国道を西進して本栖湖に着いた。ゆっくり走って来たので着いた時は10時頃だった。管理事務所で利用料を払い広場に入った。荷物を解き早速テントを張った。俺のテントは自立式二重テント。手際良く張り終わると次は携帯コンロを用意した。その次は携帯用水袋を持って、炊事場に行き水を入れた。戻って来てコンロに炭を入れ火を点けた。点くとポットに水を入れ沸かした。
2018/03/06 14:34:21(bjipu.Lr)
62
投稿者: 日本茶々!
結ばれましたね。おめでとうございます!
18/03/18 07:55 (uecoyCbZ)
63
投稿者: (無名)
俺達は初日の出を見た足で近くの神社に行った。美冬は「あっ…ここの神社、家族で何回か来た事ある」と言った。神社のすぐ目の前で待たされた。駐車場に入れたのは20分後だった。美冬は車を降りると「ちょっとトイレ行ってくるね」と言い「じゃそこの鳥居の所で待ってるよ」と言って別れた。時間が過ぎると初詣に来る人で賑わった。15分位するとようやく美冬が来た。「ゴメン…凄い混んでて」と言った。初詣の例に並んだ。「知ってるけど凄い人だね?」「そうだね…日が出たからもっと混むだろうね」と話した。俺はさり気なく美冬に気を使っていた。それはこの混雑で美冬が痴漢をされない様に、隣りではなく俺の前に並ばせた事だった。30分並んでようやく参拝が出来た。「何お願いしたの?」「ん~…世界平和」と言うと「アハハ…それボケの定番だね」と言った。「美冬は?」「私は旭君といっぱいキャンプ出来ます様にって」と言い「旭君はホントのお願いは?」と聞いた。「美冬がバイクの試験受かります様にって」と言った。
18/03/18 23:53 (78SVdNkG)
64
投稿者: (無名)
それを聞いた美冬は「ホント?…ありがとう」と言った。…その後人混みの中、俺達は定番の食べ物を買い家に帰った。家で買った物とお節料理を出しささやかなお祝いをした。俺は「ちょっとトイレ」と言って席を立ちお年玉を用意した。戻ると「はい…お年玉」と言ってポチ袋を出した。「えっ!?いいよそんなっ」と美冬は断ったが「あっても邪魔にならないだろう」と言うと「ありがとう…なんかゴメンね…気遣わせちゃって」と言って受け取った。美冬は「見ていい?」と言うと袋を開けた。「えっ!?こんなに?」と驚いた。俺は3万円入れていた。「こんなに貰えないよ…」と言って困っていたが「いいんだよ…俺の気持ちだから」と言うと「でも…」と言って返そうとした。俺は言いくるめた。美冬は結局「ありがとう…大事に使うね」と言って受け取った。…午後になり「そろそろ帰るか?」と言う「…うん…そだね」と言い帰り支度をした。車を走らせると美冬は「あれっ!?こっちじゃないよ?」と言った。俺は新宿とは真逆の方向に向かった。
18/03/19 00:25 (hgPF0.uW)
65
投稿者: (無名)
「うん知ってるよ」と言いながら尚も逆に進んだ。入間から圏央道に乗ると「えっ!?旭君…もしかして送ってくれるの?」と聞いた。「うん…もう少し美冬と居たいから…」と言うと「でも…疲れちゃうよ?」と言ったが「俺、いつもこの道で富士山まで行ってるし」と言うと「あっ…そうか」と言った。八王子で中央道に乗り換え、談合坂で休憩を挟み大月で河口湖方面に向かい、東富士最後まで走った。「今度美冬が免許取ったら、河口湖か山中湖でキャンプしよう」と言う「うんっ」と言い「あっちまだ行った事ないんだ」と言った。御殿場で東名に乗り新東名を走った。駿河湾沼津で少し早い夕飯を食べ、また走り新富士で高速を降り、美冬の住む富士宮駅まで行った。「ここでホントいいの?」「うん…家すぐ近くだから」と言った。「旭君送ってくれてありがとね」と言い、俺達はキスをして別れた。帰り俺はいつもの139号を北上した。しかし長時間の運転で疲れ朝霧高原で眠気に襲われ、道の駅でに車を停めくたばった。
18/03/19 00:54 (hgPF0.uW)
66
投稿者: (無名)
眩しさで目を覚ました。時間を見ると7時を過ぎていた。(うぉっ!?マジかっ!?)と思い焦った。美冬からのラインがいっぱい来ていた。俺はとりあえずトイレに行き冷たい水で顔を洗った。美冬に「ゴメン…返事しなくて」と送りその後、道の駅をバックに自撮りして「今ココ(笑)」と送り写真も送った。それから「今から帰ります」と送り車を走らせた。しばらくして美冬から「気を付けて帰ってね」とラインが来た。…途中俺は道を逸れ西湖と河口湖の、キャンプ場を下見して帰った。のんびり休みながら帰り家に着いたのは夕方だった。…数日後、美冬は16歳になった。電話を掛け「おめでとう」と伝えると、嬉しそうに「ありがとう」と言った。それからまた数日が過ぎると、美冬は「原付受かったぁ」とのラインを送って来て、その後すぐに原付との写真も送ってきた。「先に原付買ってたの?」と送ると「お父さんが買ってくれた」と返ってきた。美冬の原付はベスパだった。「可愛いでしょ?」の返事に俺は「気を付けて乗りなよ」と返した。
18/03/19 01:51 (hgPF0.uW)
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