ちゃんと言い聞かせて家に帰ろうと思い
俺も部屋に入りました
室内は既に優が色々と調節していたみたいで
薄暗く中央のベッドに優が座ってスマホを触っていました
俺が座ってる優の元へ行き「帰ろう」と言う前に優が
「ママは何してるんだろーね」と言いました
当然、優子が旅行に行くことは優も知っているし
「何って、伊藤さんと旅行に」まで言った辺りで
急に優が立ち上がり
俺の耳元にスマホを当ててきました
女の子の甘い匂いと少し顔を前に出せばキス出来そうな距離感に
俺は娘なのにドキドキしてしまいました
優は「声だしちゃだめだよ」と言いシーっとする仕草
耳元のスマホはどこかに電話しているようでコール音が聞こえてきました
数回のコール音の後に「もしもし。伊藤ですけども。」と声が聞こえ
「もしもーし」と何度か言った後に電話は切れました
優は切れたスマホをベッドに置き
「今のは伊藤さんの家の番号なの。あの女は今誰と旅行に行ってるんだろーね」と言ってきました

「ここさ、何なのか知ってる？」
曲がればホテルに入る角で車を止め優に聞きました
「知ってるよ。ラブホでしょ」
スマホを見つめながら優は答え
「ねぇ・・・入って・・・」
と小さな声で呟きました

そう言われ俺も無言でラブホの駐車場に入りました
本当にダメな父親だと思います
そのラブホは駐車場から部屋に直結していてるタイプのホテルで
車を止めると優は車を降り部屋に入っていきました
俺は数分の間ハンドルを握ったままで
優が何故こんな場所に行きたいと思ったのか？とか
今からでも部屋から優を引きだして帰らないと
とか色々考えてました
ただ、優の事は幼い頃の姿も知らず
優子と結婚してから俺と妻と若い女性と言う感覚だったので
父親らしいことをしたいと思う反面、優を女として見ているの事実でした

一人で昼食を食べゴロゴロして
夕方ごろに優からLINEが入りました
「〇〇駅まで迎えに来て」
〇〇駅は自分達が住んでいる場所から結構離れていて
最寄駅まで帰ってくればいいのにとも思ったのですが
優からの初めてのLINEだったし父親らしいことが出来ると思い
すぐに車を出しました
大体30分ぐらいかかり駅に到着しました
出て行った時の姿を見てなく
駅で待っていた優の姿は化粧をしていて
高校生には見えないほど大人びた感じでした
「ただいま」
とだけ言って助手席に乗り込む優はそのままスマホを触りだし
俺も「おかえり」とだけで車内は無言
ただ自宅に向けて車を走らせていると優が
「ちょっと行って欲しい場所があるんだけど」と言ってきました
買い物か食事かなと思った俺は「いいよ」と言うと優がナビを始めました
ただ、向かっている先が市街地からどんどん離れ
「こんな場所に店があるのかな？」と思い出したとき
見えてきたのがラブホテルでした

そんな感じで2年が過ぎました
優は高校3年生になり
妻である優子とは月に何度か優の居ない隙をみて体を求めあい
個人的には優がもう少し俺の事を父親として心を開いて欲しかったけども
高校生だし無理に接して更に距離が開いてしまうのも怖く微妙な距離感のままでした

そんなとき優子が
「同じ職場の女性の伊藤さんと女同士で温泉旅行に行きたい」と言ってきました
俺は優子を縛ることはしたくないのでOKを出したんですが
優と二人きりなるのが気がかりでした

旅行当日
カバンを持った優子を玄関見送ったあと優は
「友達と遊びに行ってくるから・・・」と言って部屋に戻り
1時間くらいしたら家から出て行きました
一人きりになってほっとした自分に改めて情けなく感じました

歳の差もあり
優子の事もあったりで式は挙げず
入籍だけして
互いの両親と宴席し
同僚や友人と飲み会をしました。
俺の両親は色々悩んでいたようですが
優という孫が出来たことは意外と喜んでいましたね
優子と優は一軒家に住んでおり、俺がマンションを出て
二人の住む家で暮らすようになりました
結婚してから優子との関係は良好だったのですが
優との関係はイマイチでした
話しかけても基本的に「ん」とか「ううん」とかの返事ばかりで
優から俺に話しかける事はなく
ずっと俺は認められてないんだろうなと思い
俺より優子の方が仕事から帰る時間が遅かったり
休日出勤が多かったりで
俺にとって優と二人きりで過ごす時間は苦痛ではないけども
辛かったです

遅くなりましたすいません

書くの遅く下手ですが読んでくれればありがたいです。
エロは上手く書ける自信ないです笑
トリップ忘れたーーー笑


俺は25歳の時に39歳の優子と結婚しました
同じ職場とかではないんですが仕事関係で出会い
よく飲みに行ったりし、流れでホテルヘ・・・
互いに好みや体の相性もよくそれから急激に仲が良くなりました
俺は一人暮らしだったので週末はほぼ毎回優子が部屋に来て
セックスをしていました
「ねぇ、結婚しない？」
今思い出しても情けないプロポーズだったと思います
優子の答えは
「明日、駅前の喫茶店に来てくれない？」でした
次の日、喫茶店で待ってると優子が入ってきました
席に向かってくる優子の後ろにはもう一人女の子が居て
「今まで黙っててごめんね。私の子供の優(ゆう）なの」と
バツ1であることをカミングアウト
優は16歳で高校1年生だけど何と言うか大人っぽい感じの子でした
「え？結婚してそのままパパになるの？」
自分が思い描いてなかった未来予想でした