無理を野上君に言って妻をバイクに乗せて貰う事になりました。
彼が迎えに来てくれるのですがあの轟音です少し離れた場所で待ち合わせました。
僕が送ります、時間通リ野上君が来ました。
妻もこの日の為にピタパンとスタジャンを買い若作りです、普段の地味な妻からは想像も出来ない服装でした。
彼は妻の為にヘルメットを用意してくれていました。
ヘルメットを被る妻とても四十には見えません、まあ顔が分からないのもありますが。
さていよいよ彼の後ろに跨ります、彼が妻に何か言うと妻の両手が彼の腰に。
何か少し興奮する自分がいました。
じゃ言って来ますと彼が、妻もここに着いたら連絡するね。
そう言うと2人乗りの大型バイクは轟音を響かせ出発して行きました。
時計を見ると11時でした。
迎えがあるので飲む訳にもいかず面白くないテレビを見ていました。
午後3時頃でした妻からの連絡が入りました「あなた迎えお願い」
僕は急いで朝の場所へ、2人はにこやかに話しながら待っていました。
僕は彼に、すまんお荷物だったね?
いいえ奥さん感がいいですよコーナリングなんてちゃんと身体を向けていましたよ走り易かったですよ。
そうかそれならよかった、今日はありがとうな、今度お礼するから。
妻の表情は満足感に溢れ何か生甲斐を見つけたようでした。
妻は若い頃からバイクに憧れがあったのです。
それから半月後です、今度は彼から妻へお誘いが、バイカー数台でツーリングするらしいです。
妻は行きたい「あなたいいでしょう」
僕はまあいいかと思い「ああいいよ行きなさい」
そして彼等とのツーリング日です。
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