2023/05/02 09:05:59
(6QTAShAJ)
旅行二日目の朝7:30頃。。。
昨日眠ったのが2:30頃だったので、優子にしてみれば遅めのお目覚めです。
優子「・・・ゥムゥ~・・・ん?」
一瞬、優子は「あれっ!?寝坊しちゃった?りょう君、起こさなくっちゃっ!」と、思って焦ったらしいです(笑) しかし起き上がり、周りの状況を見て「あっ!私、旅行に来てたんだ!」と我に返ったみたいです(笑)
優子:(心の声)「あれ?でも、タカヤ君が居ない・・・カズマ君もコウジ君も・・・」
カズマ君達、三人が泊まっている部屋はスウィートまではいかないですが、そのホテルで二番目に広い、良い部屋に泊まっていたそうです。 部屋も三つに別れていて、優子が眠っていたのは一番奥のちゃんとした寝室?みたいな部屋だったらしいです。 優子は起きて、そのままリビング的な部屋の方へ行きました。
コウジ:「あっ!優子さん!おはようございます!起きました?(笑顔)」
優子:「あっ!コウジ君、おはよぅ・・・(何故か照笑顔)」
タカヤ:「優子さん、おはようございます!昨日は眠れました?(爽笑顔)」
優子:「えっ!あっ!ぅん・・・昨日は疲れちゃってたから、よく眠れたょ・・・(恥笑顔)」
カズマ:(バルコニーテラスから)「あっ!優子さん~おはよぉ~!(爽笑顔)」
優子:「カズマ君、おはよぉ~(笑顔) カズマ君は何やってるの?」
カズマ:「あぁ、朝食をね!」
優子がバルコニーテラスを覗くと、そこにはテーブルとチェアーが用意されていて、そのテーブルの上にはパンやスクランブルエッグに野菜サラダ、オレンジジュースやコーヒーまで並んでいます。
優子:「うわぁ~!スゴぉ~ぃ!これ、カズマ君が作ってくれたの!?」
カズマ:「まさかぁ!(笑) 毎年、朝食だけはいつも部屋で食べれるようにシェフさんに頼んでるんですよ(笑)」
優子:「えっ!?スゴッ!(笑)シェフさんとかに頼んだら、こんな豪華な朝食を部屋に用意してもらえるなんて、カズマ君、スゴい人なんだぁ!(驚笑顔)」
タカヤ:「カズマがスゴいんじゃなくて、親父さんがスゴいんですよ(笑)」
カズマ:「だから、お前が言うなって!・・・(笑)」
優子:「でも、どっちにしてもスゴいのは変わりないよね!(笑) 私、顔洗って用意してくるね。髪の毛もボサボサのままだった!(恥笑顔)」
コウジ:「俺は、そのままの優子さんもいいと思いますよ!・・・(照笑)」
タカヤ:「何なんだよぉ~コウジ!ちょいちょい優子さんにマジアピールすんの止めとけよ!(笑)」
コウジ:「そんなんじゃないわ!(怒笑) 素の優子さんも可愛いなって思ったから、そのままでもいいと思っただけだよ!」
カズマ:「確かに! 今の優子さんも本当に可愛いですよ。一緒に家に住んでるみたいで、寝起きの優子さんもなんか堪らなく可愛いですね(笑顔)」
優子:「えぇ~!可愛くないよぉ(照笑) でも歯とか磨きたいし、ちょっとだけ待ってて欲しぃ。(笑)」
タカヤ:「分かりましたぁ!(笑)」
優子は歯磨き、洗顔、少しの化粧と髪の毛を整えて、朝のバルコニーテラスに出ました。
優子:「フゥ~~~!真夏の朝って、気持ちいぃよねぇ! 気分爽快!ってなっちゃうねぇ~!」
カズマ:「そうですよね!気持ちいいですよね!俺も夏の朝は好きですね! さっ!皆で食べましょうか!」
優子と男の子三人は真っ白なテーブルを囲んで、真夏の太陽を浴びながら、楽しい朝食を楽しんでいます。
優子:「朝からこんな豪華な食事って、気持ちが昂るね(笑顔) それに人に作って用意してもらって食べるって、こんなにも美味しいんだね(満面笑)」
コウジ:「そっかぁ。優子さんはいつも作って用意する側なんだもんね。」
優子:「そぅそぅ。でも作るのが嫌だとか、用意が面倒くさいとかは思ったことないよ。 いつも旦那さんが美味しそうに食べてくれるから、頑張って作っちゃお!って思えるからね(笑顔)」
コウジ:「いいなぁ~。毎日、優子さんの手料理食べれるなんて、夢みたいな空間だろうなぁ~(空想)」
優子:「えっ!?そんな大層なことじゃないよ(笑) 大したモノ作ってる訳じゃないし、料理が得意って訳でもないし(恥笑)」
カズマ:「おそらく優子さんの料理には『愛』が詰まってるんですよ。(笑)」
タカヤ:「だから毎回、旦那さんは美味しそうに食べる。男なら絶対嬉しいことですよ。」
優子:「『愛!?』(笑) 確かに好きな人に食べてもらえるって思ったら、なんか一生懸命になっちゃうよねぇ。」
カズマ:「やっぱり優子さんは『女性の鏡』だわ! 世の中の女性が皆、優子さんみたいな女性だったら良いのになぁ~(嬉笑)」
優子:「ちょっとぉ~やめてくれる!?私が女性の鏡!?世の中おかしくなっちゃうよ(笑)」
そんなトークをしながら、楽しい朝食を済ませ
タカヤ:「じゃぁ今日はこの後、海に行こうぜぇ!」
コウジ:「おぅ!そうだな!」
カズマ:「でもまだ時間、ちょっと早いから、一時間後に出発しよ。 優子さんは一旦、部屋に戻って用意しといてもらえますか?(爽笑)」
優子:「ぅん!分かったょ!(笑顔)」
四人は気持ちいい朝を迎え、朝食を済ませ、昨日の出来事なんて何も無かったかのように、その事には触れず、二日目が始まろうとしています。
優子は内心『今日は何が起こるのかな?』と不安と期待?が交錯していたそうです。 男の子三人は敢えて、昨日の事には触れず、その優子の期待感の気持ちを煽っていたそうです。 この三人の男の子達の考える事は奥が深過ぎて、優子が嵌まっていくのは当然の事実でした。。。