嫁も風呂から上がり私も先に汗を流しました。
その間も嫁と話す展開をイメージしました。結果的には
思っていた展開とは違いました。それ以上の展開になりました。
正直言えば私もこんな感情と行動に出るとは思ってもいませんでした。
嫁と交わした会話や行動には、説明としては少し省略的な部分は有りますが
展開の流れとしては下記のようになります。
「少し話があるのだけどいい？」（その言葉から始まりました。）
「話？かしこまってどうしたの？」
「今日だけど、知人から連絡があってな。誰からとは言えないけどね。」
「連絡って？玲も聞いた方がいい話？」　（そうだよ！お前の事だからな）
「聞いた方がいいと言うよりも玲に聞きたい事なんだよ。」
「俺の話を最後まで聞いてから正直に答えてくれるか？約束してくれるなら
　話をする。約束できるか？」
「何の話か分からないけど正直に話すよ。」（嫁はまだ何を話されるのか
　分かっていませんでした。まさかの事だと思ったでしょう）
「昨日の事になるけど友人と食事会だって言ってたよな？本当なの？
　知人からの連絡だけど、○○港の場所で磯釣りをしていたんだって。
　磯を移動していたら見覚えのある車が停まっていたから俺が何でここに
　来ているのかって思ったらしい。それにしても二人でここに来て釣り？って
　思ったらしい。少し離れていたから初めは同じ車種の車だなと気に留めて
　いなかったって。　そしたら暫くして別の車が近くに停まって釣り人かと思うと
　先に来ていた車から直ぐに女性が降りてきて、その車に乗ったって。何か怪しげに
　思って釣りどころじゃ無かったみたいだ。気になり竿はおいてばれないように
　近くまで行ったらしい。隠れる場所は数メートル離れた場所に建っていた
　プレハブの仮設小屋だったらしいけど、観察していると近寄ったりしていた
　ようにも見えたんだて。スマホで望遠にして覗いたら密会だって。
　どんな事だったのかは言わないでおくよ。そして暫くは覗いていたようだけど
　女性が降りて来ると乗って来た車に乗ると２台ともその場から出ていった。
　その時にやはり女性の事が気になったらしい。俺は居なかったけど玲ちゃんじゃ
　ないかって。服装はスカートに半袖の白いシャツかな？
　そんな連絡を受けた。俺は、車は間違いなく俺の家の車なのか？を確認した。
　ナンバーまでは確認しなかったけど玲ちゃんじゃないかとまで言われた。
　俺は、連絡をくれた知人には玲は家に居たから心配なし。とは言っておいた。
　けど、服装の事を聞かされ偶然かもしれないけど昨日出かける時の服装だったよな。
　まだ聞いている事や全てを話していない事もあるから。
　ここまでの話で玲から直接、本当の事を聞きたい。　
　正直に話してくれたら俺も考えるし玲の話も聞くから。」
（嫁との約束も含め私からの話は一応終わりました）

嫁に話した内容や言葉の数はもう少し多かった。
当然ですが、文面で読む時間以上の時間を掛けて問いかけていました。
嫁も私が話を始めてから次第に緊張と言いますか深刻な面持ちに
なっていたように受け取れました。
私からの話は終わりましたが嫁が口を開くまで少し沈黙がありました。
「俺が話した事は理解できたよね？黙っていないで、何からでもいいから
　話してくれるか？約束したよね？」（それでも沈黙が続きました）
「それなら俺から順番に改めて聞くから、「はい」か「いいえ」で答えてくれ
　食事会は嘘だったのか？どうなの？」
（表情や仕草からして「はい」と思ったが、返答が無い）
私は、その態度に少しイラっとしたというか腹が立った。
私の口調も合わせて乱暴になって行ったと思います。
「黙っていたら分からいだろう！何も言わないという事は「はい」という事なのか？
　どうなんだ？」（すると嫁はコクリと頷いたのです）
「嘘だったんだな。そうなると知人から連絡があった内容は事実だな？」
（嫁はコクリと頷くだけでした）
「聞いた事は全てを話していないけど、車の中で何をしてたんだ？
　玲から話してくれ！嘘をつかれるのは嫌だからな！今度は俺が
　最後まで玲の話を聞くから。その代り知人から聞いた情報と違って
　嘘をつくのはやめてくれ。」
「分かった。少しだけ時間を下さい。」
「時間？明日とか、その内って意味じゃないよな？」
「ほんの少しだけ…。それと、少し席を外したい。」
私は承諾しました。嫁がリビングから出て行きました。
暫くして嫁からラインが届きました。「ここで話をしたいです。」
嫁はラインを通して私との会話を求めてきました。
私も考えましたが、承諾をして嫁からの告白といいますか
事実を語ったラインからの返事を待ちました。

嫁から少し長文でラインが送られてきました。
内容をまとめると、複雑な思いとなるものでした。
・正直言って会っていた・お願いをしたのは嫁から
・理由は、嫁の個人的な相談から・職場での相談
・ある男性から告白された・既婚者だとしっての事
・部署は違う・食事だけでもと誘われている
・顔を合わせるのが苦痛・私にもその事は言っていない事
・場所を移動して釣りをしながら色々と会話をした
・部長から今度は船で釣りに行こうかと招待された
要するに私が妄想していた出来事にはなっていない内容では
ありましたが、ある男性から告白され食事に誘われている事は
新しい話だった。少し気になったのは部長から船で釣りに行こうかと
誘われた事でした。少し考えましたが、本当に相談だけだったあのか？
妄想していた事とは違ってはいましたが何か気になってしかたが
ありませんでした。私は改めて嫁に問いかけてみました。
「話の内容は分かったけど本当に相談をして話をしただけなのか？」
嫁はどんな返事を返してくるのか、私は願ってはいませんでしたが
どこかで何か起こっていたらと思うと嫉妬でもあり妙な興奮をしました。
「俺に連絡があった内容と違うてんがある。もう一度聞くけど
　本当に釣りをしたのか？俺から言うけど、聞いた話だと気になる方向に
　車を走らせたから後をおったらしいぞ。これ以上は俺から言わせるな。」
私は嫁の返事を待ちました。こんな嘘話に嫁は何と答えるのか？
本当に場所を移動して釣りをしたのなら返って私の問いかけは
不自然な話だと思われるかもしれませんでした。
すると嫁から「ごめんなさい。」と、一言だけ返事がきました。
「ごめんなさい」という返事に妄想していた事とはいえ一瞬頭の中が
混乱しました。動揺もしました。この後、何と問い正せば良いのか
直ぐには、言葉が思いつきませんでした。

嫁から少し長文でラインが送られてきました。
内容をまとめると、複雑な思いとなるものでした。
・正直言って会っていた・お願いをしたのは嫁から
・理由は、嫁の個人的な相談から・職場での相談
・ある男性から告白された・既婚者だとしっての事
・部署は違う・食事だけでもと誘われている
・顔を合わせるのが苦痛・私にもその事は言っていない事
・場所を移動して釣りをしながら色々と会話をした
・部長から今度は船で釣りに行こうかと招待された
要するに私が妄想していた出来事にはなっていない内容では
ありましたが、ある男性から告白され食事に誘われている事は
新しい話だった。少し気になったのは部長から船で釣りに行こうかと
誘われた事でした。少し考えましたが、本当に相談だけだったあのか？
妄想していた事とは違ってはいましたが何か気になってしかたが
ありませんでした。私は改めて嫁に問いかけてみました。
「話の内容は分かったけど本当に相談をして話をしただけなのか？」
嫁はどんな返事を返してくるのか、私は願ってはいませんでしたが
どこかで何か起こっていたらと思うと嫉妬でもあり妙な興奮をしました。
「俺に連絡があった内容と違うてんがある。もう一度聞くけど
　本当に釣りをしたのか？俺から言うけど、聞いた話だと気になる方向に
　車を走らせたから後をおったらしいぞ。これ以上は俺から言わせるな。」
私は嫁の返事を待ちました。こんな嘘話に嫁は何と答えるのか？
本当に場所を移動して釣りをしたのなら返って私の問いかけは
不自然な話だと思われるかもしれませんでした。
すると嫁から「ごめんなさい。」と、一言だけ返事がきました。
「ごめんなさい」という返事に妄想していた事とはいえ一瞬頭の中が
混乱しました。動揺もしました。この後、何と問い正せば良いのか
直ぐには、言葉が思いつきませんでした。

あの日、あれだけ奥様と二人の車を探しても見つからなかった
のですが、どこに移動して何があったのか？私自身の気持ちを
落ち着かせようと、少し元に話を戻し「ところで、部長と今回の
ように会っていたのは初めてなのか？何度も会っていたのか？」
この問いかけには速攻で返事が返ってきました。
「２回目です。」回数は、２回だというけど、もしかして１回目に
会っていた時からもしかして何か出来事があったのか？
期待と不安な気持ちが混じりながらも７割は何か有っていて欲しいと
思う自分がいまいた。ダメ元で問いかけた嘘の話でしたがこんな展開に
なるとは信じられませんでした。「ごめんなさい。」と嫁が謝った言葉の
意味を早く知りたいと思う中でも私は勝手な妄想を膨らませていました。
嫁から言い訳としか思えない内容で返事がきました。
「移動したのは近くに有ったホテル。車の中や、そこの場所だと
　人目にも付くから場所を変えようって部長の提案に簡単な気持ちで
　玲もそうする事にした。」　何とホテルに移動したと告白。
「ホテルって、ラブホテルなのか？」言われてみれば確かに
近くにホテルの看板が有って、その通りや入口近辺は、奥様とは
通らなかった。この時点だ私の心臓はバクバクと高鳴っていました。
本来なら怒り狂う気持ちになるはずが、怒りよりも興奮している
自分がいました。　これはもう男女の関係になっていると
早々に決めつけるしかありませんでした。しかし、密室での出来事について
どこまで本当の事を話してくれるのか？どこまで信用すべきか？
そこは悩みの種でした。答えを急いだ私は「ホテルに行ったんだな。
そんな場所で何も無かったとは思えないけど、正直どうなんだ？」
すると「本当にごめんなさい。」とだけ返事がきました。
この返事に黒だと確信しました。私は率直に「部長と寝たのか？
関係をもったんだな？」嫁を追い詰めるように問いかけました。

そもそも嘘をついて会っていた事でも理由はともかく
アウトと思いますが、軽い気持ちでホテルに行く事態が
どう考えても納得がいかない。嫁も頭の片隅では何かを
想定していたんじゃないのか。「部長と寝てはいません」
嫁からの返事です。「寝てはいません。」しかし、寝てはいないけど
私に謝る出来事は有ったはず。「寝てはいないって、何が
言いたいのか分からない。寝てはいないけどってことだろ？
どうなんだ？」言い訳も含め何があったのか返事が来た。
「部長に抱いてもらおうとか、抱かれたいっては思わなかったよ。
　相談にのってくれて、ありがとうございます。という気持ちで
　椅子に座っている部長の肩もみをした。そしたら、今度は部長が
　玲の肩を揉んであげるからって肩を揉んでくれている時にね。
　正直、自然にキスをした。罪悪感があったよ。後ろから手を回され
　服のボタンを外されて、胸を触られた。けど、そこまで。
　ダメな事だから拒否したよ。それでもダメな事をしたのには
　変わりないから。本当に、ごめんなさい。」私は、嫁の話を信じようと
努力しました。しかし、既に私の中での妄想が大きく気持ちを押さえる
事が出来ませんでした。私は寝室に居る嫁の元に足を運びました。
部屋の中の照明は薄暗くされていた。お互い無言のまま私は
椅子に座っていた嫁に近づきました。