2014/01/06 23:15:56
(4h/nUNUB)
私と亜美は観光を早めに切り上げて温泉の湧くホテルへと急いだ。
ホテルへ着くと、こじんまりとしてはいるが、まぁまぁ立派なホテルで夕食や温泉が楽しみになった。
部屋に着くと仲居さんが、《若い奥さまと、イケメンの旦那さまでお似合いですね、仲もよろしいし、羨ましい》と社交辞令だろうが悪い気はしない。
この宿の温泉は貸し切りの露天風呂があるということで、到着時にフロントで予約してきた。
亜美に伝えると《イケメンの旦那様と入れて幸せ》とはにかんだ。
肩を抱き寄せ、しばしの包容から首筋へ舌を這わせると、敏感に《はぁう》と吐息がもれた。
首筋から顎を唇で愛撫しながらのキス。優しくフレンチキスをしてから舌を捩じ込むと亜美も舌を絡ませながら息が荒くなってくる。
腰に置いた両手を、亜美の丸く柔らかなお尻へと滑らせ、尻肉を鷲掴みしながら上へ引き上げたり外側に開いたり閉じたりすると、亜美は更に身悶える。
唇を離し、亜美の耳元で『お風呂行こうか?』と囁くと《はい、ご主人様》と私を見つめながら、潤んだ瞳で微笑む。
やっぱりいつみても可愛い亜美に惚れ直す。
私から離れた亜美は、荷物の中から、バスタオル二枚と手拭いを二枚用意すると、私の手を引きお風呂へ向かおうとするが、私は拒みながら、『阿呆、浴衣に着替えてからだよ』
《あっ、そうだった、テヘ》と照れ笑いをする。
全く天然な亜美は、身長163センチ、体重は内緒だそうだ。
バストたぶん86?ウェスト58?ヒップ88?86?
まあいいや、とにかく素晴らしいプロポーションだと思う。ちょっとは数字が違うかもだが…細かいことは気にしない二人です。
浴衣に着替えようとしたとき、下着を着けているので、私は半ば大きな声で『ダメダメ』と言うと、亜美はビクッとした。
『下着は何も着けちゃダメ』
《え~だって寒いよ、風邪引いちゃう》
『廊下も暖かいよわ、暖房効いてるし』
《でも…恥ずかしいもん》
私は無言で亜美を睨む
《やっぱり無理だよ~だって、悪い虫が入っちゃうよ》
なんつう言い訳にならない言い訳だ?
私は余計に意地悪になる。
『じゃあ温泉行かない!布団も別々な!』
《………》
『………』
《わかったから、早く行こうね、走って行こう》
『よし行こう』
すると途端に笑顔で《うんイコイコ》
浴衣に着替えて廊下に出たが、何故か廊下にはひとっこ一人居なかった。
曲がりくねった廊下を進み、階段を昇る途中で若い男3人とに近づいたその時、思いっきり浴衣の裾を後ろから肩の上まで捲り上げた。
《キャー》
亜美は3人の目前で恥ずかしい陰毛をサラケ出されて、慌てて浴衣を掴みながら、その場にヘタレ混んで真っ赤な顔になった。
男3人は呆気に取られていたが、亜美をガン見したあと、私に視線を送り、ハッと我にかえり、会釈をしてすれ違っていった。
しゃがみ込んだまま亜美は泣きそうな表情で、私の浴衣を掴み《お願いだからやめて》
私は頷いた。
振り替えると男3人の姿は消えていた。
『もう誰も居ないよ、どうかした?』
《……少しチビったかも》
そんな訳はない、あれでチビっててどうする?
立ち上がろうとしない亜美を腕を掴み立ち上がらせ、肩を抱きながら、一歩一歩前に進む。
《まったく、あなたって人は…》と呆れ顔の亜美でした。