2023/05/09 01:01:38
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テラスに戻り、冷たい飲み物を用意してくれるカズマ君。
カズマ:「はいっ!優子さん。炭酸だけど、大丈夫だっけ?(爽笑顔)」
優子:「ぅん・・ありがとぅ・・・」
タカヤ:「優子さん、ゴメンね。怖い思いさせてしまったね(謝顔)」
優子:「ぅうん・・タカヤ君が悪いんじゃないょ・・・私がもっとしっかりしてれば、あんな事にはならなかったから・・・」
コウジ:「いや、本当にすみませんでした。俺らが付いていながら、優子さんに怖い思いさせてしまうなんて、男失格ですよ(情けない顔)」
優子:「ぅうん。あぁやって助けに来てくれて、優子、ホントに嬉しかったょ。なんか三人と居ると、何が起こっても大丈夫!って感じに思えちゃうょ(喜笑顔)」
カズマ:「そう言ってもらえると、男の面目、保てるかなぁ(笑) さっ!そろそろお昼にしよっか!」
優子「うん!(笑)」
四人でランチを食べて、優子は昼からテラスの日陰で少し転た寝。タカヤ君達はテラスの前に出て、ビーチチェアーを並べ、本格的に日焼けモード。 二時間後、日焼けした三人は「暑っ!暑っ!くぅ~っ!たまらん!」と言って海に走って行きました。
優子:(心の声)「なぁ~んか子供みたいで可愛いなぁ~(ニコ笑)」
それから優子も海ヘ入り、四人で海を楽しんだようです。
タカヤ:「そろそろ海、上がろうか」
コウジ:「そうだな!(笑)」
カズマ:「じゃぁ先ずは、恒例の温泉に行くかぁ~!(笑)」
夕方16時頃、四人は海からの帰り支度をして、そのままホテルに隣接している温泉ヘ。 流石に混浴は無理なので、優子だけは女湯ヘ。 ゆっくり温泉を楽しんで優子が自分の部屋に戻ったのは17時半頃。 それから30分もしないうちに部屋の電話が鳴り、コウジ君が「優子さん、夜御飯行きましょう! 10分後、部屋前まで行きますね!」
優子:「うん!わかった!(嬉顔)」
旅行二日目のディナーはホテル最上階の高級レストラン?的なステーキ屋さん?みたいな処だったそうです。
優子:(心の声)「うわぁ~なんだかスゴく高級感のある素敵なお店・・・でも、私、こんな格好で来ちゃったょ・・・(困顔)」
優子は海に行く時ほど過激な短パンではないにしろ、ジーンズ生地の短パンに、上はこれまたオヘソが出る短めの白のタンクトップ。当然、黒のブラは形までしっかりと透けてます。
優子のドキマギしている態度を察知したカズマ君は
カズマ:「ここはホテルと提携してるレストランだから、服装もラフで全然大丈夫な処だよ(優笑顔)」
タカヤ:「ほら!俺だってタンクトップにルーズ短パン!(笑)」
この辺りの女心を察知し、瞬時にフォローを入れていくカズマ君とタカヤ君。少し感度は違うのですが、優しさと頼りがいのあるコウジ君。 優子の心はどんどんとこの三人との旅行に染まっていきます。
タカヤ:「あぁ~旨かったぁ~!ここの肉はいつ食べても最高に美味しいな!」
コウジ:「ホントに!」
カズマ:「じゃぁ、お腹もいっぱいになったことだし、この後もゆっくり飲みましょうか!」
四人は部屋へ戻り、昨日と同じく男三人の部屋へ優子を招き、飲み会?が開催されたそうです。 飲み始めて一時間ほど経ち、今日は何故か四人共がお酒のペース早かったそうです。
タカヤ:「今年の旅行は優子さんが居るからホント楽しいよなぁ!(笑)」
コウジ:「それそれ!俺なんか仕事以外で、ずっと優子さんと居れるなんて夢みたいな話!(笑)」
カズマ:「コウジ、お前は旅行終わっても優子さんと毎日会えるけど、俺とタカヤは旅行終わるとまた、優子さんと会えなくなるんだぞぉ(悲顔)」
優子:「私が居ると居ないで、そんなに変わるもんなの?(笑) 私なんか何もしてないし、ただ居るだけで余分みたいなもんだよ(笑)」
タカヤ:「余分?そんな訳ないじゃないですか! こんなに可愛い綺麗なお姉さんと、こんなに楽しく旅行なんて、そうそう出来るもんじゃないですよ!」
そう言いながら、ソファーに座る優子の右横へそっとすり寄り、優子の肩を抱き寄せました。
優子:「ぁ・・・」
抱き寄せられた優子は、そのままタカヤ君に身を任せ、タカヤ君の左肩に頭を預けます。 コウジ君は優子の左横に来て優子の左手を握ります。
優子:「コウジ君、どうしたの?」
コウジ:「いえ、優子さんの手、指が長くてスベスベで綺麗だなぁ~と思って・・・」
優子:「手を褒められたことなんてないょ・・・でも、そんな処まで視ててくれてるんだね(嬉笑顔)」
タカヤ:「コウジは優子さんを一番ちゃんと視てるんですよ。 毎日、優子さん仕草や行動を一番正確に視てるんじゃないかなぁ。」
優子:「えっ、そぅなんだぁ・・・」
タカヤ君にもたれ掛かっている優子を、今度はコウジ君が左横から抱き寄せました。
優子:「あっ!コウジ君・・・」
抱き寄せられた優子は、タカヤ君やカズマ君と同じ様に身を任すことが出来ません。 昨日あんな姿を視られてはいるものの、職場の部下であることに、コウジ君には一線があったみたいです。
コウジ:「いや・・ですか?・・」
優子:「ぅうん・・いやじゃないょ・・でも・・・」
コウジ:「優子さん・・・俺・・・」
優子:「ぁっ・・・・・」
コウジ君は優子を強く抱き締め、優子は半身状態でコウジ君の厚い胸板に包まれました。
優子:「ぁん・・・コウジ君・・・」
職場の部下にこんな風に抱き締められると思っていなかった優子は、だめと思いながらも、内心はドキドキしていたそうです。
その雰囲気を悟ったタカヤ君は、スッっと立ち上がりバルコニーへ。 カズマ君はいつの間にか居なくなっていました。 コウジ君に抱き締められながら、しばし静寂な時間が流れています。 優子はコウジ君の顔を見ると恥ずかしいので、逆にコウジ君の胸に顔を埋めてしがみついていました。
コウジ:「ちょ、ちょっと優子さん、スゴい力で、しがみついてますよ。」
優子:「あっ!ごめんなさい!」
咄嗟にコウジ君から離れようとした時、コウジ君にグッっと抱き止められ、優子が顔を上げた瞬間に口唇を奪われました。
優子「ゥングッ!ゥンッ!ゥフッ!ハァッ! だめっ!コウジ君!」
コウジ:「優子さん・・・ダメですか?・・・俺はダメですか・・・(哀顔)」
優子:「違うょ・・・俺はダメとかじゃないょ・・・ コウジ君は職場の人だから・・・」
コウジ:「分かってます・・だけど、優子さんとずっと一緒に居ると、どんどん好きになってしまいました!」
優子:「えっ!?そんなにハッキリと・・言っちゃう?・・」
コウジ:「俺、ずっと我慢してました。優子さんは旦那さん居るし、好きになっちゃいけない人だと、ずっと我慢してました。でも毎日、優子さんと接してたら、人としても、上司としても、そして女性としても、好きになっちゃいました!」
優子:「コウジ君・・ありがとぅ・・そんなにハッキリと告白されたの、結婚してから初めて・・・でもね・・・」
優子が顔を上げてコウジ君ヘ何かを言おうとした口唇を、コウジ君はまた自らの口唇で塞ぎました。
優子「ゥン~!ゥングッ!ヌチュ!」
二度目のコウジ君からの接吻を、優子は拒むことが出来ませんでした。 コウジ君の純粋な真っ直ぐな気持ちに、拒む強い気持ちが持てなかったみたいです。
これも寝取られの一端ではあるのですが、そこに「好き」という感情が入りだすと、また趣旨が変わってきてしまいます。 しかしこの時の優子は「寝取られ」という事をすっかりと忘れ、一人の「男」と「女」になっていたそうです。。。