2018/06/23 03:51:16
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唐突に彼から先に先日の失態を謝って来ました。
私は、それほど気にしていなかったので、すんなりと
彼の謝罪を受け入れました。 彼から、今度時間有るかと
誘われました。 週末ならと約束をしました。 何時も通り
話をしながら飲んでいました。 すると段々、彼が私を心配する
かのような話をしてきました。 「ところで、奥さんとはうまくやっているの?」
急にどうしたのかと思いました。 「別に変わりなく平凡な毎日だな」
すると彼は、意味ありげに「そっか。それならいいけど。」
私は彼の言い方が気になり「どうぢたどうした?何か心配でもして
くれているのか? もしかして先週の事、まだ気にしてるのか?」
「いや~。その事事態は別に気にしていなよ。ただ…」彼は、途中で
話を区切りました。「ただ、別の意味で気になる事があて…」 何が言いたいのか
まだ私には分かりませんでした。 「別の意味?」どういう事なのか?
「花見のあった日、奥さんは何時ごろ家に帰って来た?」私は彼の質問に
素直に答えていました。「確か、23時頃? 花見の後、皆でカラオケに行って
それから1軒、飲みにいてたって。」「そっか。 もう少し聞いていいか?」
まだ何を聞こうと言うのか。「奥さん帰りが遅い日って多くなってないか? 平日、
休んだりしたとか。」帰りが遅くなる日が多くなったと聞かれれば、会社の飲み会の
回数が今の会社に行く様になり多くなった分、帰りも遅い気がしました。
ただ、平日休んだりしたのは聞いたことが無かった。
「飲み会の回数が増えた分、帰りが遅くなる日も増えたかもな。
平日に休んだ事は俺は知らないな~」
「ちなみに、先月(3月)だけど、休みの日に一人で出かけなかった?」
「そう言えば、友達と約束が有るからと言って出かけたな。」
「どんな様子だった?」
「どんな様子だったと言われてもな~。 いつも通り?」
「それなら、1月の話になるけど新年会で奥さん出かけてのは覚えているか?」
「確か、そんな事もあたと思うけど。」
少し沈黙の後、彼が私に
「正直に言うな。 その新年会には俺も参加していたんだ。」
「そうなの。それがどうしたの?」
「本当に、花見の日までお前が旦那とは知らなくて…。」
「だから、その事はいいから。気にするなって。」
「そうじゃなくて。 新年会に事務員も参加するって聞いて喜んだよ。
段取りしてくれたのが、この前の花見で、ご主人ですか…って言ってた
男がいただろ。 その人なんだ。 現場のリーダーだよ。」
「あの人ね。覚えているよ。 その場を仕切っている感じしたよ。」
「それでなんだが、飲んでいる内にチョット度が過ぎてしまって…。」
「度が過ぎた?」
「そう。度が過ぎた。 お前の奥さんだと知らなかったから俺も調子に乗って
一緒に騒いだわけ。 かなりブレーコー状態になったままカラオケに行った。」
「何かあったのか?」
「若干、俺もセクハラに近い事したかも。 すまん。」
「まぁーいいは。 まだ続きがあるのか?」
「リーダーだけど、そんな奥さんを見て喜んでいて…。 調子に乗った
俺の同僚が、騒いでいたら飲み物を奥さんの服に溢して…。 ただ、そこからが
問題で…。濡らした服を拭いたまでは良かったのだけど、奥さんも
服を拭いてくれた同僚に笑顔で、ありがとう。って言ってた。 そしたら、
そこにいた皆が、俺も拭く俺も拭くってなって…。」
「けど、他にも女性の事務員居たんだろ?」
「それが、そもそも参加した女性は二人で、一人は子供が居るからといって
早めに帰ったから、カラオケには奥さんだけだった。」
「えっ。そうなの。」
「次第にエスカレートしてしまい、止めはリーダーが奥さんの服を拭いたんだが
濡れた場所は、膝のあたりだったけど胸のあたりを拭いて…。
流石に俺もヤバイ。と思ったけど、何事も無かった素振りだった。」
「嫁がやらかした失態だな。」
「いや。俺たちが悪いよ。 それから、お開きになったんだが、
俺たちは、数人バラバラで帰宅した。 その時、リーダーと奥さんの事を
少し怪しいなって話になって…。 ここからは、そこに居た同僚から聞いた
話だからな。」