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悪戯からの今2

投稿者:クラクラ ◆O24PXhSwts
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2016/11/16 19:34:55 (Uz2wYOad)
予想以上の一夜となり朝先に目覚めたというか、ベットから
出たのは嫁でした。 私は、先に目覚めていましたが昨夜の事を
色々と目を閉じ思い出していました。 寝たふりをしていると
ベットから出た嫁は、トイレに向かいました。 そのまま、
風呂場に行き、シャワーを浴びていました。 嫁が寝室に戻って
来るまで私はベットのなかでした。 目を閉じていると、私が
まだ寝ていると思ったのでしょう。 静かにベットに入ってきました。
タオルを体に巻き、私の腕に抱きついてきました。 気付かない
振りをしていると、嫁はまた眠りについていました。 薄く目を開け
嫁の顔を見ました。この嫁が……。昨夜の出来事もですが、
今までの事を思い出していました。 改めて、現実の事なのか…?と
思わせるほどの可愛い寝顔でした。 私が、ゴソゴソと動くと嫁がゆっくり
目を開けました。目が合いましたが、無言のまま私の肩に頭を乗せ
顔を隠すように腕にしがみ付いてきました。 おでこに軽くキスをして
やりました。 クスクスという嫁の泣き声…。 嫁なりに何かを考えて
いたのでしょう。 昨夜の事…(記憶のある部分と無い部分)そして、
嫁自身がよく知っているであろう、自分がしてきた事…。
先に口を開いたのは嫁でした
嫁「昨日の事……あれで本当によかった?……。 正直、途中から記憶が
  ないの…。…私、どうしたら…いいの?…」
私「いいよ。あれで良かったよ。ただ……」
嫁「…ただ? ただ、何?」
私「まぁーいいよ。」
嫁「何かあったの?…教えて。」
私「気にしないで、何でもないから。いいって…」
私は、言葉を濁しました。 そのやり取りは、そこで終わらせました。
時計を見ると、もう昼前でした。 何を話す訳でも無く、それぞれが
起き上がり、何も無かったような生活を夜まで過ごしました。
夜、ベットの中で嫁から…
嫁「明日…仕事だよ。 それで…曽我さんも最後の日だけど……
  出勤するけど。……どうしようか?」
私「そうだね。」
確かに私は曽我と顔を会わせる事はありませんが、嫁は違いました。
私に秘密で曽我に抱かれてい時までは、平然と会社で顔を会わせて
いたのでしょうが、昨夜(土曜~日曜深夜に掛けての出来事)が
あったので、今までとは同じような状態では嫁も無かったでしょう。
それよりも、嫁は自分で気付いていないが、曽我は分かっているであろう…
嫁以上に曽我も考えていたでしょう。
翌朝、嫁は仕事に出かけました。 家を出る前も悩んでいたでしょ。
私も何も考えていなかった訳ではありません。 嫁と曽我は男女の関係に
たっている。 そんな関係の二人であるので、嫁には記憶がないが
あの電話での出来事を話するかもしれない。 もし、その話を曽我から
聞かされた嫁は…。帰って来た時、どうなるのか…?
私は強い立場でいればいいのですが、なぜかそんな嫁と顔を会わせる事を
心なしか嫌な気分でした。
 
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投稿者:クラクラ ◆O24PXhSwts
2016/11/17 07:41:44    (o6v1/49j)
曽「もしもし、曽我ですが夜分のお電話申し訳ありません。
  先月は、食事会を含め色々とありがとうございました。」
曽我からは、お礼も含めた挨拶から話が始めりました。
私「曽我さんですか。 誰かと思いました。 いえいえ
  こちらこそ、色々と無理な相談をしておきながら、
  ご連絡をしないままでした。 それで、何か御用でも…」
曽「いえ、まずはお礼を言っておこうと…。奥様は、その後
  大丈夫でしたか?」
なにか探ってくるような話し方でした
私「まぁー色々ありましたけどね…。嫁とは、あれから話は…?」
曽「ええ、一度お電話をしました。少し心配というか
  気にしている事もあるように見受けられましたので
  ご主人にお電話を…。」
私「何を心配していました?」
曽「奥様は、記憶が無いようなので何なんですが…
  あの夜と電話をしていた事で…」
私「そうですか…。やはり曽我さんは気付いていましたか。
  少し会話を聞いてしまいました。 煙草を買いにコンビニ
  まで出かけて帰ってくると嫁が……。 どうも私の存在に
  気付いていない程の状態でした。 私もビックリしましたが
  興奮して、つい見ていました。 すると、誰かと電話で話を
  しているのに気付きました。 途中で曾我さんだと 
  分かりました。 話している内容も一部聞いてしまいました。
  あんな形で曾我さんを帰らせたので、せめて電話でのお遊びは
  仕方ないと思いまして…。暫く、放置しました。
  ただ、様子がおかしいなと思いだし、途中で嫁に声をかけたら
  電話が切れました。 正直な話は以上です。」
曽「そうでしたか…。 あのような事をして申し訳ありません。
  私が、奥様に電話をしたばっかりに…。」
私「電話をしてきた事は、まぁー仕方ないと言いますか…
  ところで、曽我さんと嫁の会話で気になる事が…」
曽「気になる事ですか…」
私「はい。そうです。 ”抱く”とか”抱いて欲しい”とか…。
  聞いていて、本当の事なのか? 嫁の気持ちも本当のことなのか?
  嫁にもきけないまま、今日に至ってはいます。」
曽「ご主人は、嘘と事実ならどちらの答を望みますか…」
私「私からは、回答できません…。もし、嘘なら曽我さんから
  嫁に”私は何も話を聞いていないし、怒っていない”と伝えて
  やって下さい。 事実なら”電話の会話を聞いていて、バレテ
  しまっている、ご主人は出だせなくてそのままだ”と
  お伝えください。 私は、嫁からの連絡を待ちます。」
私は全てを曽我に押し付けました。嫁からの連絡を待つ事にしました。
やはり、先に連絡があったのは信也用携帯にでした。
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投稿者:クラクラ ◆O24PXhSwts
2016/11/16 23:29:07    (Uz2wYOad)
経過の日程としては、私が戻る予定日が30日(火)だったので、
翌日の31日(水)の夜に曽我から連絡があったようです。
曽我からの話を聞き、信也用携帯に書き込みを直ぐにしてきたようです。
とにかく信也用携帯に書き込んできた嫁の心情は焦りと恐怖を感じていると
思わる事が伝わったてきました。 私は信也として
信「マジですか…。 それで、旦那さんは何も言わないまま
  転勤先に戻って…。」
嫁「うん。まだ何も言われてない。けど、気になる事を言われて、そのままなの。」
信「気になる事…?」
嫁「うん。 旦那も、その日の事は、いいよ。っては言ってくれたけど、
 ”ただ…”って言われて、そのまま話は終わってて…。」
信「知ってて言わないのかな~」
嫁「だから、曽我さんから聞いた話が本当なら、どうしようかって…。
  曽我さんも、こんな話、嘘は言わないと思うし…」
信「旦那さんに言ってみるというか、聞いてみるとか…」
嫁「出来ないよ。」
信「けど、何かしないと…」
嫁「少し考える…。旦那から、また何か連絡があるかもしれないし。」
そんな話をした日から週末まで嫁からの連絡を待ちましたが、
信也用の携帯にも、私の携帯にも嫁から連絡は有りませんでした。
先に連絡が入ったのは、信也用の携帯でした。
嫁「まだ、旦那とは連絡をしていないの。 曽我さんからは、先日心配して
  連絡があったけど…」
連絡があったのは、9月に入り1週目の週末でした。
何も進展が無い話を聞くだけで終わりました。
それから、また1週間が過ぎました。 私にはまだ連絡がありません。
私も自分から嫁に連絡を入れるのを控えていました。
週が明け、月曜日の昼に嫁から信也用携帯に連絡が…
嫁「今晩、また連絡するけど、相談が…」
信「いいよ。いつでもどうぞ。」
そりて、その夜に嫁から
嫁「ごめんね。こんな相談して…。まだ、旦那には連絡を…」
信「旦那さんから連絡は?」
嫁「旦那からの連絡もないの…。」
信「もしかして、やっぱり旦那さんも、ある程度分かっていて
  連絡が…。」嫁を不安にさせる事を言ってやりました。
嫁「このまま連絡をしなにのも…」
そこで、私は一つの方法を考えつきました。
信「曽我さんに相談して、旦那さんに電話してもらうとか…」
嫁「曽我さんに…?」
信「曽我さんから色々と聞いてもらって、旦那さんが、どこまで
  本当に知っているのか確認してもらうしか…」
私は、なぜそんな事を考えたのか。 それは、嫁と真実を話、
私の口から伝えるよりも、曽我と話す方が気分が楽でした。
嫁に真実を伝えるのも曽我を通して伝えてもらう方が話をしやすく
感じていました。嫁は、信也の提案に「考えてみる。曽我さんと相談してみる。」
でした。翌日「曽我とは話をして、そうだんした。」と信也用携帯に報告がありました。
嫁が曽我に相談し出た答えを週末、連絡してきました。
嫁「曽我さんが電話をするって。」
信「いつ?」
嫁「明日にでもするって事に…」
曽我から私に連絡が入る結果になりました。 信也用ケ携帯に報告があったように
土曜日の夜、登録されていない番号から着信が入りました。
4
投稿者:クラクラ ◆O24PXhSwts
2016/11/16 22:46:20    (Uz2wYOad)
嫁が今まで私に内緒にしている事も事実でしたが、
私自身が望んだことでもあり悪戯した事でもあります。
そんな気持ちが、強い態度でいられなかったかもしれません。
もし曽我から話を聞かされたなら…。 私は、そんな話を
曽我から話を聞かされた嫁と面と向かって話をする事から
逃げる事を考えました。
私「急に仕事のスケジュールが変わった。一日早く会社に
  出社する事になったから、帰る。 また、連絡する。」
本来なら、明日の昼に家を出る予定でしたが嘘を付き
嫁が仕事に行っている間に私は家をでました。 勤務中は嫁も
携帯を見れません。私は、新幹線んで移動中でした。
嫁の昼休憩の時間に連絡が入りました。
嫁「急な話で…。取り合えづまた夜にでも連絡しようね…」
ラインの返事を見る限り、嫁に違和感はなかった。
単身先の部屋に戻ったのは、17時半頃でした。
置いてい行っていた信也用の携帯も受信を知らせる点滅が…
見ると、今日の朝に嫁から書き込みが…。
私が帰省中は、連絡をしていなかったようです。
嫁「旦那が帰省中に色々な事があったよ…。また晩にでも…」
予定変更で戻って来たこともあり、一旦外に出て晩飯を…。
信也用携帯に嫁からいつでも連絡があってもいいように持ってでました。
19時頃だったでしょうか、嫁から信也用携帯に連絡が入りまっした。
嫁「家に戻って、一段落…。今日、旦那が帰って行ったの。
  予定では、明日だったけどね…。それでね………」
嫁が、あの夜の事を書き込んできました。
ただ、信也用携帯に書き込まれた報告内容を読んでも、覚えていない
部分が有るのはほんとうだと思いました。曽我が帰る頃からの記憶は
特に不明なのだと思いました。 曽我と電話で話をした事も書き込みには
ふれていませんでした。 私は信也用携帯で返事を返しました。
信「なんだか色々あったみたいだね。 途中から記憶が無いみたいだけど
  凄い経験と言うか、凄い事をしたみたいだね。」
嫁「うん。そうなの…」
信「それで、曽我さんとは…」
嫁「曽我さん…」
信「今日、会社であって大丈夫だった?」
嫁「私も曽我さんに会うのが……。凄く気になって会社に行くのがね…。」
信「行かなかったの?」
嫁「仕事は行ったよ。曽我さんに会うのがって思ったんだけど、今日が最終日
  だったから、朝顔は合わせたけど各部署への挨拶とかで、ほとんど机に居なかった
  から…。」
信「会話もないまま?」
嫁「うん。 こんな形で最後になるとは思分かったよ。」
信「そうなんだ。」
信「会社では、ともかくメールとかは?」
嫁「まだ連絡ないよ…。多分、旦那がまだ居るって思ってるからかあも。」
信「そうかもね。 旦那さんが帰っての知らないんだよね?」
嫁「うん。」
信「それなら、自分から連絡してみれば。」
嫁「なんだか怖くて…。それに…。」
信「それに…何?」
嫁「あの日、曽我さんからメールが入ってて、返事も返してるの。
  その後、曽我さんから電話が掛かってきていて、その事も
  記憶にないんだけど、電話を取っているみたいなの。」
信「なんだか、ややこしい話になりそうだね。また進展あれば
  連絡しておいでよ。」
嫁「うん。 その時は、また連絡するね。」
嫁は、自分の記憶のない内に何が起こったのか、まだ分かっていない
ようでした。 そして、曽我からも何も話は無い状態のようでした。
私は、夜嫁に連絡をしましたが、少し会話をして終わりました。
そして、曽我から嫁に連絡があったのは、本来私が帰るはずだった
日程の翌日でした。 嫁から信也用携帯に連絡が入りました。
その内容は、曽我から聞かされた真実でした。


3
投稿者:(無名)
2016/11/16 20:00:21    (RpEAdlTs)
思った展開に行かなかった!
今後も楽しみにしています。
錦織の試合より楽しみ
2
投稿者:ゆういち ◆njG8BYqcA.
2016/11/16 19:48:49    (wMkyGIAO)
楽しみに拝読しております。

続きが楽しみです。
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