2019/09/20 23:26:01
(exN1eZ34)
この話は僕が保養所を退社する2ヶ月くらい前の話です。
実は僕がナオミさんと云々とやっているもっと前から、保養所には川本ゆかりさん(26)
(当時、僕は入社3年目で30歳になってます。)っていう従業員が働いていました。
働いていた部署は、僕が一般企業でいう総務的な仕事をしているとすれば、川本さんは料飲部というレストラン関係の仕事をしている人だったのです。
僕が研修期間中で朝食バイキングや夕食の配膳係をやっていた時代に何度か一緒に仕事をしたこともある人ですが、ナオミさんが僕と顔を合わせた当初はさほど印象がなかったのに対して、川本さんは強烈な印象を持っていたのを覚えています。
川本さんは女の子にしては珍しい、後頭部刈り上げのショートカット。顔はキレイカッコイイっていうボーイッシュ系。スタイルはけっこういいほうです。うん。ほんといいと思います。
何がいいのかというと、スリーサイズがバランス取れてるという他に、適度な肉付き
美味しそうな体躯をしている人なんですね。わかりやすくイメージしたらパンツスーツ姿の時に前かがみになった場合にハッキリとパンティラインが出るお尻。みたいなw
そして肌がいつも日焼けしており、低い声で話すのが印象的でした。
ただ、この川本さんは同僚の間では評判のいい人ではありませんでした。
僕が聞くには、「今でこそマシにはなったけど、入社当初は敬語も使えなかった。」「なぜか上から目線」「忙しくなったら人に八つ当たりしてくる」などなど。
中には「性同一性障害なんじゃ?」とか「障害じゃなかったとしてもオナベ感はある」そういった根拠のない悪評まで流されている人でもあったのです。もちろんそれは川本さんの人への振る舞いに問題あるからのほかならないのですが。
ですから、同じ保養所の中でも業務上の会話はするけど、プライベートでまで付き合いたい
思わない。って言われていたのです。
むろん、僕もそうでした。僕が退社する2ヶ月前のあの日までは。
この話がナオミさんの時の話と違うのは、それに至るまでの道のり、駆け引きっていうのが一切ないんです。なぜならその日は突然やってきたのですから。
では本題にはいります。
僕は退社2、3ヶ月前から、転職を考えていたのです。その理由は、さすがに3年間も同じ仕事をしてマンネリしていたこと。後はせっかくとった車の免許を使う仕事がしたい。あと貯金が100万近くあったので、当面の生活資金には困らないという事があったのです。(親はせめて200万貯金してから転職しろと言ってましたが)
そして僕は決心し、保養所での直属の上司に退社の旨を打ち明け、「じゃ、ゴールデンウィーク明けたら終了っていうことにするか」とまで話は決まっていたのです。
そんな状況だったものですから、自然と心境にも余裕が出てきたんだと思います。気持ちが
既に新しいところへ向かっていたとでもいいましょうか。
そんな時に僕が丸一日休みの時に、寮の談話室でひとりでおつまみ作って10時くらいから酒をのんでいたんです。
すると談話室に現れたのは同じく寮に住む川本さんだったのでした。
実は、この保養所の寮というのは5階建で、5階部分は全て個室の社員用。4階、3階はアルバイトの人たちが短期バイトで生活すための2人人組部屋。2階が談話室(テレビ、ソファー、キッチンがある)コインランドリーなどが入っていました。
建物の構造でいえば、男子も女子も入り口は一階正面玄関。そこから二階の談話室に上がっていき、そこから東棟と西棟に分かれ、男子は東棟、女子は西棟という感じになっていました。
3階から上は連絡通路などで東と西はつながってはおりません。男女の共有部分は1階の玄関と二階の談話室のみとなっています。(コインランドリーも東棟と西棟に分離されている)
いちおう、共有部分の談話室や玄関を除いて男女が別々になるような作りになっているのです。
建物の構造の話で余計に時間をとりましたが、話を戻すと、東棟の5階に住んでいる僕が、昼酒をするために2階の談話室でくつろいでいたら、同じく西棟の5階に住んでいる川本さんも偶然、2階の談話室に降りてきたという展開です。
退社が見えていた僕は、太陽が出ている時間からの酒というのもあって機嫌が良かったんだと思います。普段なら言葉もかわす事のない川本さんに、「お、今からメシ準備?」なんて話しかけている僕がいたんです。
川本さんも「なに、昼間から飲んでんの?」と聞き返してきました。
そこで僕はついつい、「こうして飲めるのもこの先ないからなぁ」なんて退社を匂わす話をしてしまったのでした。
すると川本さんは「やめんの?」と聞いてきました。そこから、、、他の寮の住人のほとんど
仕事に出ている静かな寮の談話室で、僕と川本さんの腹割ってトークみたいなのが始まってしまったのでした。
川本さんもその日は偶然、丸々休み。そして太陽が出てるうちから酒を飲む事にさほど抵抗もなかったそうです。
その時、川本さんはこんな昼間に僕がいるとは思わなかったのかもしれません、いや僕がいようと居まいと、格好を変えるような人ではないのかもしれませんが、縦に黒の三本線がはいった白のシャカシャカジャージ、上は黒のノースリーブのタンクトップでした。
格好だけみれば男っぽい・・・。ネナベ感全開でした。ですが、、時折キッチンに行ったりするときに中のピンク透けパン見えるということ(つまり女性下着をつけてる)ということは、オナベや性同一性障害ではないのだろうな・・・。なんて推測している僕がいたのです。
それから僕たちは、かれこれ3年間も同じ空間で働いているのに、ロクに口も聞かなかったという背景原因があるせいか、溜まりに溜まっていた会社の愚痴、同僚や上司の悪口を中心に、かなり盛り上がってしまったんです。
途中、酒が切れてしまって二人で歩いてコンビニまで買い出しに行ったり。朝の10時から
15時くらいまで談話室で飲みまくって居ました。
一言で言えば、「けっこう話せるじゃんアンタw」っていう感じだったのです。
ですが周囲が中抜けで休憩しにきているバイトの子や、遅番で何か食べてから行こうとしている社員などがチラホラと散見され、、文句や愚痴といった話をしにくくなってきたのでした。
自然と、「どする?場所かえる?」という話になっていったんです。
結局、もう酒飲んでるから運転は出来ない。このまま談話室で飲み続けるのも世間体が悪い。
酔った勢いの僕は提案しました。「この際、どっちかの部屋でいいんちゃうん?」と。
どっちかの部屋、それは僕の部屋か、川本さんの部屋という事でした。
すると川本さんは、「だったら女子寮きたらいいんじゃない?男なら一度は入ってみたい女子寮にさw」と僕を挑発してくるのです。
一方、僕は冷静に「合理的に考えたらそのほうがいいわな。だって西棟には空いてる非常階段あるから裏から出れるけど、東棟の非常階段はカギしまってるから。どういう理由か知らんけど」と冷静にこたえたのです。
結果、僕たちは人の出入りが落ち着いた頃を見計らって女子寮である西棟の5階の川本さんの部屋に行く事になったのでした。
もちろん人目を忍んで女子寮に侵入している訳なので、「片付けるからちょっと待ってね」なんていうのはありません。即、エレベーターから出ると川本さんの部屋の中に入っていたのです。
いざ部屋に入ってみると、性同一性障害やオナベなんてどこの誰が言ったんだw っていう感じの部屋でした。
ふつーにブラやパンツを室内干ししているし、女の子ならでわの散らかり方。お菓子やキャンディーが所々に散乱し、乳液やファンデーション、マスカラやマニュキアの小瓶が転がっていたのです。
しかし、、変わり者であるのは間違いなさそうでした。普通、男をそんなプライベート感満載の部屋に入れたら真っ先にダッシュで下着類なんて隠そうもんですけど、なんの注意もはらわないんです。「テキトーに座って」というだけでした。
「お。。おうw」と落ち着かないまま僕はその部屋の一角に腰をかけ、川本さんが以前に知り合いから貰ったという未開封のウィスキーを開ける姿を見ていたのです。
そして部屋が移動したからなのか、それとも酒に酔って気分が高揚しているのか、談話室でも話していないくらいのディープな話までするようになっていたのです。(あくまで談話室は共有ルームなので壁に耳あり障子に目ありという要素があったのです)
その話とは、誰それが誰それと不倫していたとか、誰それは女にすぐ手を出す習性があるとか、同じ社内での男と女のダークな話でした。
そして、、「川本はこの職場で恋愛とかしたことないの?」という具合に話のベクトルがお互いというところに焦点を向けて話する展開になっていってました。
川本「ないなー、、この職場なんロクなのいないから」
ハシ「確かに・・w 人のことは言えないけど、俺もそう思うw」(ナオミさんの時は一人称、僕でしたけどw)
川本「そっちはどうなん?」
ハシ「マジ正直いうけど、ここ3年間でそういった要素一切なし。だって貯金することが目的
でここきてるだけで、女とどうこうって狙いで来てる訳じゃないし」
(リゾート系仕事には異性との出会いを狙ってくるやつ多いです。)
川本「いわゆる女日照りってやつかw」
ハシ「つーか、口悪いよなーw 俺だから別にいいけどw じゃ、そっちも人の事いえんの?w 俺と同じ穴のムジナっていうやつじゃんw 男日照りw」
川本「反撃しょぼ・・w 」
ハシ「でも冗談は抜きとして、川本は女レベル高いと思うぞ」
川本「なにが?」
ハシ「だって、あくまで第三者的に見てだよ?顔も悪くないし、スタイルもいいし。何かスポーツかやってんのかなっていうオーラあるし」
川本「海にはよく行くけどね」
ハシ「マリンスポーツかなにかやってんの?」
川本「今更それ聞く?私ダイビング免許持ってるしw」
ハシ「おおおw すげーなそれ」
そうすると川本は僕にダイビングの時の写真や海に行ってる時の写真を見せてきたのでした。
ハシ「おお。やっぱ水着姿がカッコいいな。」
川本「絶対エロ目線でみてるわこの人w」
ハシ「うんw 大当たりw」
川本「ま、別にいいけど?」
ハシ「お。いいんだw じゃ、もっとエロい目で見てやろうかなーw 目の前に実物がいるしw」
川本「きもいってっw」
ハシ「川本、ところでこれ何?」
川本「勝手に開けんなって!!!!!w」
そういって川本が一気に僕に飛びかかり、奪い返そうとしたアイテムは、、いわゆる電マっていうやつだったのです(笑)ベッドの下に何かさっきから怪しいピンク色のケーブルが出てるなって手に取ったらやっぱエログッズでした(笑)
電マを発見された川本、つまり寮で電マオナニーをしているのがバレた川本。この後、とんでもない展開になっていくのでした。