不謹慎ネタだけど、まじめに書こうと思う。
俺は2年前まで簡単に言えば、仏具屋で働いていた。俺の仕事は取引先の葬儀屋に、葬儀で使う祭壇から、小さな骨壺まで納品するのが俺の仕事だった。人間一人の立場で見れば、葬儀に出くわすことなんて1年の中で1回もあれば多いほうだが、葬儀屋チェーン店という立場から見れば、1日に1~2件、多ければ3~4件の葬儀が連日重なっている。
それに合わせて、納品業者である俺も、葬儀で使う資材を毎日のようにルート配送という形で資材を届け出るのだが、こうも毎日、葬儀屋の会館に同じ搬入口から資材を届け、そして納品書どおりにモノがそろっているか等を確認する作業をやっているうちに、自然と葬儀屋のスタッフとは仲がよくなっていくものだった。
その中で、中国地方にある〇〇会社の中のF会館という場所で事務をやっている、「岡部かよ」(33)の話をしたいと思う。
俺もこの岡部さんと似たような年齢であり、数ある取引先の葬儀屋の顔見知りの中でもとりわけ仲良くなっていた。それは葬儀屋の平均年齢は基本的に高く、周囲に40代、50代~が中心となる社会でポツンといる30代だから、葬祭関係の中では「若者同士」ということで自然と打ち解けていったんだと思う。
岡部さんは黒髪ストレートのセミロング。夏でも冬でもグレーのスーツスタイル。白のブラウス。同じくグレーのタイトスカート。白ソックスに黒の靴。この姿しか俺は見たことがなかった。他のオバサンスタッフも、まったく同じ格好を毎日しているので、会社ルールとして定められている服装であることが容易に理解できた。
雰囲気も、職業柄・・というのか、繁華街のアパレルにいるオンナノコとは確実に180度違う立場にいる感じで、落ち着いた。清楚だ。質素である。という雰囲気を持っており、顔型も整った和風美人という感じだった。
俺がこの岡部さんに、「仕事以外での接近」を図ったのは、ある意味正攻法だったと思う。そこはふつうに「今後、呑み行きませんか?」と誘っただけ。なにも特別、面白おかしく話すような経緯はない。
むしろ、俺が話したいのは、その呑みに行き、「不倫に近い関係」が成立してしまい、その後の事だ。
不倫に近い関係となった俺と岡部さんは不謹慎にも、俺が納品に行った際に、実際に葬儀が行われている厳粛な場で、その影の資材置き場で陰部を口に入れたり・・・。下着に指で触れたり・・・。という淫行に走っていくことになるのである。
※話の雰囲気を保つために、あえて陰部を口に入れるや、下着に触れるといった古臭い表現を利用しています。
では話を戻そう。
つづいていい?