大学3年の時、バイト先で知り合った短大一年生に一目惚れ。
思い切って告ったら、嬉しいと言われて有頂天。
人生二人目の彼女は初めての処女。
お互いに愛し合い、初めて結ばれたあの日のことは、今でも忘れられない。
愛する彼女に、女であることを目覚めさた男であるという自負があった。
その後、2回目、3回目と回数を重ねるうち、彼女は女の悦びを知っていった。
愛し合う若い二人は、互いの身体を貪るように求め合った。
女の悦びを知った彼女は、次第にその反応が激しくなっていった。
しおらしかった彼女が、淫らに変化していった姿は忘れられない。
お互い、郷里が遠かったので卒業と同時に別れてしまったが、今でも別れの夜の最後の交わりは忘れられない。
あれから20年が過ぎ、郷里に戻って社会に出た後も、3人の女性と付き合ったが、俺に処女をくれたあの彼女のことだけは、鮮明に覚えている。
結婚して12年になる女房も処女ではなかったから、女房の処女膜を破り、女房が女であることを目覚めさせ、女の悦びを知らしめた男は、今でも女房のことを鮮明に覚えているだろうか。
女房は器量も良くて気立ても良い最高の女だと思うが、初めて俺に抱かれた時から、女の悦びに淫らに悶えた。
ウブだった女房が、淫らに変化していった姿は俺は知らない。
ウブだった尿部が、淫らに変化していく姿を楽しんだ男が羨ましい。
何となく、忘れ得ぬ彼女の姿に若かった女房を重ねてみると、悔しさが増す。
忘れ得ぬあの短大生だった彼女は、今もあの頃みたいに可愛いだろうか。
忘れ得ぬあの短大生だった彼女は、今もあの頃みたいに淫らだろうか。
そんなふうに、どこかで女房の今を思う男もいるのだろうか。