そのうち七海の帰りがだんだん遅くなった。俺は、一人分の夕食を作り、一人で食べるようになった。夫婦の営みもあまりしなくなり、俺は興信所を頼った。七海は、本庁にいたイケメン職員と恋仲になっていた。そして27歳の時、七海から離婚を切り出された。両家で話し合いが持たれ、七海はただ、性格の不一致だと言って、正直に言わなかったから、「総務課の○○さんと恋仲なんだろう?」青ざめる七海は、観念したように頷いた。二人で5年間貯めた子育て貯金350万円は全部俺がもらったが、それでも七海が出した慰謝料は半分の175万円にしかならなかった。不貞の証拠があるので、○○さんにも慰謝料400万円請求した。○○さんも七海も、それぞれ市で2つしかない出張所へ飛ばされた。どちらも山間にあり、通勤が大変な場所で、七海は通勤できないと退職した。七海の両親は、僅かしかない全財産を処分して、残りの225万円を俺に支払った。七海は町から姿を消し、数か月後、AVデビューしていた。元市役所の可愛い職員が脱いだ、ハメられた、ぶっかけられたと話題になった。そして七海の両親もまた、ボロアパートを引き払い、ひっそりと町から消えていた。俺は、嫁を寝取られたピエロになってたが、一人だけ、俺を慰めてくれた女がいた。同期の祐子だった。同期とはいっても、入庁したのは祐子は市役所、俺は町役場で、祐子は上級職で大卒、俺は高卒だから祐子の方が4歳年上だった。市町合併の時、同年度入超だったから同期会に招かれ、祐子と初めて会った。可愛い七海と違い、祐子はとても姓江尾で知的な奇麗なお姉さんだった。「元気出しなよ。まだ、子供がいなかっただけいいじゃない。もう忘れよ。ヤケ酒、付き合ったげようか?」金曜の夜、祐子と飲みに出た。かなり愚痴って、その夜は泣き上戸でみっともない姿を晒し、ベロンベロンに酔ってた。目が覚めると、ラブホの一室で寝てた。俺も祐子も下着姿、祐子も目が覚めて、「あ、おはよう…昨夜、ズボンと服脱がすの、大変だったんだよ。着てたのは、アソコにかけてあるから…」時間は朝7時半、「シャワー、浴びてきたら?私は昨夜浴びてから寝たんだ。ベタベタして気持ち悪かったし。」バスルームから出ると、祐子は、「私ももう一回浴びようかな…」と言ってバスルームに消えた。脱衣所でドライヤーを使っていると、早々と祐子が出てきた。「髪は昨夜洗ったから、さっと汗を流しただけだから。でもちょっと早かったみたい…」という鏡に映った祐子の裸身に、俺のチンポが脈を打った。祐子も鏡越しにギンギンになってゆく俺のチンポを見て、「スゴーイ、立派なもの持ってるのね。そうなっちゃうと、収まりがつかないだろうけど、三十路の御姉さんじゃダメよね。案会可愛い奥さんと楽しんでたんだもの…」と言われて、ドライヤーを置き、振り向いて抱きしめた。「この先、俺と一緒に歩いてくれないかな…」この日、俺は祐子を抱いた。清楚で知的な美人、31歳の祐子は、七海にはない女の色気を感じた。5年間人妻だった七海より、裕子のマンコは純情そうだった。クンニに喘ぎ、生チンポを受け入れ、ヨガり乱れた。「アァ、アァ、年下だけど、結婚歴がある人は上手だわ…」仰け反る清楚美人、知的な顔を歪ませ、生チンポの快楽に沈んだ。こうして、俺たちは初めて関係してから1年後、俺28歳祐子32歳で再婚した。翌年、女児を授かり、祐子と戸建ての家を借り、俺の実家のぼろ屋を売却し、両親を呼んで子供の面倒をみてもらい、祐子と共働きした。今年、再婚して24年が過ぎた。俺52歳、祐子56歳、そして一人娘は大学を卒業して社会人1年生だ。俺の両親もこの数年立て続けに亡くなり、親子3人で暮らしている。そして、七海と別れてから25年になる。七海はAV女優を10年続け、最後は熟女ものに出て引退したことは知ってたが、その後の消息は知らない。○○さんは、山間の出張所の主となり、今や出張所勤務25年で所長をやってる。出張所の近くに山小屋風の家を建て、自由気ままな独身貴族らしい。高卒の俺はこの年でまだ係長だが、大卒の祐子は支所長をやってる。出張所長よりランクが高く、次長級だ。
...省略されました。