押し黙ったまま膝に両手を置き、うつむく妻に私は彼との事を打ち明けた。
「キッ」とした目で私を睨む妻、その目から次第に涙が溢れだしテーブルに顔を埋め激しく肩を震わせる。
私の勝手な好奇心から多大な恥辱を与えた事を妻に詫び、今でも妻の事は心から愛してる事を告げる。
30分ぐらい経っただろうか!妻は肩を震わせながら、やっと口を開き、年甲斐も無く彼に抱かれた事を私に詫び始める。
深夜まで話し合い、少し気持ちの落ち着いた所で私は妻を書斎に誘う、黙って従う妻。
私は、徐にパソコンを開き妻の画像を取り出す、妻はうつむき画面を見ようとしない。
私は画面に写る妻の事を誉めた、ただ正直に彼とのセックスに嫉妬を感じながらも、今までに見せた事のない妻の本音を見れて、更に妻に対する愛情が強まった事を告げた。
何十枚も画像が画面に表示されている、妻は「恥ずかしい」と小声で言いながら時折、自分の画像に視線を送る。
私は堪らず妻の膝に手を伸ばしスカートの中の腿をまさぐる、従順に腿の力を緩める妻。私の指先が下着にたどり着き指先を這わす、下着の裾から指先を挿入しようとすると。
「お願い許して、汚れたままなの」
と言いながら私の手を押さえ下肢を引く。
妻の告白には、今日は終わってからもシャワーを許されず明日まで汚れたままで居るように彼に言われたとの事。
私の欲望は一気に頂点まで登り、妻を立ち上がらせると逃げようとする妻を壁に追い詰めスカートの中から乱暴に下着を剥ぎ取って行く。
妻は汚れた自分が見られたくないと半泣きで哀願するように拒む、壁に押し付けたまま妻の片足を浮かせ強引に猛った肉棒を挿入して行く、勝手なかった私の強引さに妻も声を上げ私にしがみ付いてくる。
最後は椅子に座った私の上に跨がり仰け反る妻、久しぶりに私は妻の中で溜まった欲望を噴き出した。
シャワーを浴びながら妻は彼にしたように、萎えた私の物を口に含み顔を動かして来る。若い彼とは違い、その後は出来ずにベッドに戻り、それも久しぶりに抱き合ったまま深い眠りに落ちて行った。数日経って私は妻に切り出した。
「彼とはどうなの?連絡は取り合ってるのかな」
妻は申し訳なさそうに小さく頷く。
私は、構わないよと答えながら、今週の土曜日に彼を家に呼ぼうと提案した。
「あなたさえ構わないなら」
妻が言う瞳の奥が輝くのが感じられた。