初貸出プレイ

昨夜２４時過ぎ、
ユキナは帰宅した。

酒の匂いを漂わせたユキナ。

上司と…したのか？

「んふふ～」

ユキナは私にもたれかかるように抱き付いてきた。

「あの格好の写真見たでしょ～？」

…見たよ…

「してないと思う～？」

…(言葉が出ず無言)

「なんかね～上司さん思ってたより上手で～ユキナイッちゃった～」
「上司さん上機嫌だったよ～」
「リュージさんもね～よく出来ましたって～」

ユキナに抱き付かれたまましばらく無言の時間が流れた。

「ねぇ…嫌いになってない？」

少し小声で聞いてきた。

ならないよ。
愛してるユキナ。

「うん…」

ユキナが私から離れた。

「じゃあ寝るね…おやすみ…」

ユキナからの報告。

上司が一気に馴れ馴れしく接してきているとのこと。

そりゃそうだ…

さっきは普段人のいないフロアの喫煙所に呼び出され、
太ももやお尻を撫で回されたらしい。

キスもされそうになったが、
「それは会社ではダメ」と断ったとか。

また食事にと誘われたので、
「美味しいもの奢ってくれるならいいですよ」と伝えたようだ。

きっとその上司は、自分の魅力でユキナさんを落としたと思ってるんだろうなぁ。
リュージに仕込まれた腰つきや喘ぎ声に興奮してるなんて、可愛い奴だ。
全ては、リュージに支配されている。マサタカさん、興奮しますか？
制限されて嬉しいですか？
もっと、抱かれてるところ想像してオナニーしてくださいね。

きっと上司はそう思っていそうです。

興奮しますね。

ただこれからの仕事に支障出ないのかは心配になりますが…


午後もまた煙草休憩に呼び出されて、
スカートの中まで手に入れられて太ももを触られたそうです。

そういうのを逐一報告してくるのですが、
付き合っていた頃より頻繁に連絡が来ているのはなんだか複雑な気分です。

ユキナから連絡。

「仕事終わったー」
「今日はね真っ直ぐ帰るからね」
「今日は一緒に晩御飯食べよ？」

お疲れ様。
俺はもう少しかかりそう。
うん、
ユキナとご飯食べるよ。

「じゃあ御飯つくって待ってるね」

以前は当たり前だったやり取りが、
やたら新鮮だった。

あれ？
もう、今日から彼氏に復帰ですか？

いえ、
もちろんまだです。

ただユキナからはそう連絡が来ました。

帰宅したが、
ユキナの姿がない。

料理は出来てるみたいだ。

会社を出る時に連絡をLINEを入れたが、
見ていないようだ。

帰宅したことをLINEで送った。

しばらくすると電話がかかってきた。


もしもし？

「ｱｯ…ｳﾝｯ…あっマサ君…ごめんね…ﾝｯ…リュージさんが…会いたいって…ｱﾝｯ迎えに来て…」

…そうか…

「ｱｯちょっと…ｩﾝｯ…待っててね…ｱｯ…リュージさんが満足したら…ｱﾝｯ…すぐ帰る…から…」

…分かった…

「ｱﾝｯ…えとね…ﾝﾌｯ今…ね…どこだと…思う？」

どこにいるの？

「ｱﾝｯ…内緒…ｱﾝｯ…帰ったら…写真…見せてあげる…ｱｯｱｯリュージさんもっと…アンッ」
「ｳｯﾌｩｯじゃあね」

電話は切れた。

マサタカさん

ユキナさんはどこにいるのかな。
辛い？苦しい？気になる？

せっかくユキナさんが作ってくれたディナー。
食べながら、ユキナさんの愚行を知りたい、聞きたい、見たい。

そう思いませんか？