スーパーによく来るお客さん

田中さんと、身体を合わせたのは二度か三度かです
が、その都度その都度、何というんでしょうか、気
持ちの良さが上がってきています。　田中さんの前
では、裸になることも自然なこととなり、田中さん
に抱かれることも当たり前になりました。
何度も言いますが、10年間独り身だった事、夫との
営みは10何年もなかった身だった事、だったからで
しょうか。
田中さんに抱かれて、女の大事な場所は勿論、身体
全体を愛撫されて、何度も何度も逝かされてしまい
ます。
前々から言われていたことがあります。
「私の　マンションに　引っ越してこないか」と。
同棲する、内縁関係になるという事、でしょうか。
営みが終わった後のベットの中で、今日もまた聞
かれました。　
私は田中さんに会っている度に、もう独り身を卒
業しようと思い始めていましたので「はい　そう
させていただきます」と答えました。
「ええ　本当かい　奈緒子さん　嬉しいよ　嬉し
いよ」田中さんは、ベットを揺らして喜んでくれ
ました。　そして、また・・・・・・。

田中さんのマンションに引っ越しする準備で、仕事
から帰って来て、ちょこちょこ片付けをしています。
一度田中さんのマンションを訪れ、どんな物が有る
のか、私の物と重複しないかを見て、どれを棄てて
いいのかを、分別している最中です。
田中さんも、それの手伝いに来てくださいますが、
どうしても、あっちの方へ進んでしまい、嬉しい反
面、準備の方が遅れてしまいます。
なんだかんだと、ようやっと今度の私の休みの日に
引っ越しできることになりました。
その前夜「これが　最後だから」と。　何が最後か
はわかりませんでしたが、いつものホテルへ初めて
夜に行きました。
私は何かに酔っていたのでしょうか、私の方から田
中さんに抱きつき、私の方からベットに誘い、初め
て田中さんのズボンの上から、田中さんの物を握っ
ていました。
その夜は、私にとって最高の夜になりました。