列車から降りて来た美智代は、手荷物を受け取ろうとした私の胸に、勢いよく飛び込んで来て唇をあわせた。
周りの眼を全く気にしていない彼女の行動に面食らいながらも、私はどこか優越感を感じていた。
端から見たらいい歳をした爺いが、恥ずかし気もなく公衆の面前でキスをしているなんて、バカップルの見本みたいな光景だったろうと思う。
美智代は夫に対して、友人の協力を得てアリバイ工作をして、2拍3日の旅行が決行できることになっていた。
駅を出て車に乗って、山あいの温泉地に向けて走り出したら、美智代が潤んだ瞳で私を見つめて
「私のお願い覚えてる?」
「忘れてないよ、でも少し待ってね」
実はメールでお願いされていたことがある。
「運転中のあなたのものを食べたいの」
今迄の人生で経験したことの無い、色々な事を何でも実行してみたいと言った美智代。
そう言われても、まさか市街地を走りながらパンツを下ろすことなど出来る訳が無い。
やがて街並みを抜けて周りに緑が増えてきた頃、美智代の手が延びて私のベルトを緩めてきた。
観念した私は尻を浮かせて、パンツと下着を太股まで引き下げ、半勃起状態の分身を晒け出した。
美智代の柔らかい手が触れると同時に、それはたちまち臨戦体勢に…。
私の股間に顔を埋めた美智代の口に含まれ、熱い程の感触を得て私は、思わず身震いをしていた。
彼女の舌がぬめぬめと纏わり付いて、頭の芯まで駆け抜ける快感に溺れていった。
慎重運転で30年以上守り続けてきたゴールド免許をここで無くす事は出来ない。
速度を落としてより慎重に身構えていた私の眼は、おそらく血走っていたことだろう。
暫くは全身の神経を研ぎ澄まして、美智代の唇と舌の感触を堪能していた私だが、やがて我慢も限界となり国道脇のパーキングスペースに、車を滑り込ませた。
美智代を助手席に押しやり、背もたれを倒して反撃を試みた私は、彼女のスカートを捲り挙げて眼を見張った…。
「いつパンティを脱いだの?」
頬を染めて
「車に乗る前、トイレに行った時…」
真っ赤になって告白する美智代の太股を大きく拡げて私は顔を埋めた。
そこは溢れんばかりに潤んでいて、私を狂わせるように、何とも言えない微かな香りを発していた。
激しく舌を踊らせると、彼女の口からは甘い声が漏れ続ける。
車が行き交う真っ昼間の国道脇で、女の股座を舐め狂うなんて、とんでもない爺いがいたものだ。
美智代の喘ぎ声が、少しずつ大きくなってきた頃を見計らって、私は指を挿入して一気に絶頂に追いやっていた。
美智代の荒い息が治まりかけた頃、ふと車外に眼をやると、丁度自転車で通り過ぎた女子校生が、後ろを振り返り私と視線が合った。
えっ!見られた?
頬が熱くなってきた。
あの娘は何を見たんだろう?
爺いの汚ない尻か?
下半身裸の女の大股開きか?
それとも…
勃起した爺いの分身か?
私の車は前席以外の窓は荷室を含めて、全てスーパーブラックのフィルム加工が施してあるから、外から内部は絶対に見られることは無い。
しかしこの時は、前席で行為に及んでいた為簡単に覗ける状態だった。
醜い大人の営みを純真なお嬢さんの眼に入れて、本当にごめんなさい。
心から反省しています。
※この続きはここに張ります。
良ければまた覗いてみて下さい。